戦神館チャンネル配信中!   作:吉貝 雷

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予約でも投稿すると見え方変わりますよね


【盧生結集】夢界捌迷宮【完全没入型VR】 #3

焼け海原の中、クリームヒルトはふよふよと革袋から離れて周りを見渡す。

四四八はその場から微動だにせず頭部だけが動いている。

「この状態でも単独行動できそうだな」

「俺は一切動けんが、クリームヒルトの術技か?」

「私の持っているのは人型特効だけのはずだが、四四八に出来ないのならそうだろうな。我々が見ていないデータは確実にあるぞ」

 

2人が状況を確認する中、甘粕はクリームヒルトの革袋を開けて中身を見ていた。

:推測出来るけど、一応警戒しろよ

:これは黄泉の国で振り返るタイプ

:全て正面から圧殺する男、カッス

 

「青い砂だな、灰にも見える」

:蘇生失敗したらロストする?

:ビショップ育てよう(手遅れ)

 

そんな甘粕を見てクリームヒルトはため息をつく。

「そいつへの説教は任せた。私は偵察してこよう」

 

 

クリームヒルトが偵察に向かった後、説教と言うには3歳児に言い聞かせるような会話が始まった。

「甘粕、威力はともかく範囲はどうにかならんのか」

「ならんな。その辺りは全て削った」

「しかし、最初のダンジョンの第一層でこれか......。甘粕は極端な例として、ちょっとした範囲攻撃でも起きるぞ」

:よっしー、どんまい

 

「ところで、四四八よ」

「なんだ」

「この攻撃では報酬は出んようだ」

「他の術技は?」

「無い!」

:前途多難だな

:たのしそうだなー

:これでごり押したら、後で絶対詰むじゃん

 

そこにクリームヒルトが偵察を終え、戻ってくる。

「白珊瑚以外全滅だな。壁は透過できず確かめていないのだが、次階層に続きそうな下り坂があったぞ」

「全滅の場合どうなるか不明な以上帰還して欲しいが、一人分の蘇生代しか残していないな」

「何、俺と黄錦龍で稼いで来よう」

:これ実質、カッスは初期武器縛りか

:復活待ってここで稼げよ?時間湧きあるだろ

 

¥3000 これで蘇生して

 

「この階で復活を待てよ?」

「承知した」

:何歩覚えてるかな

:アホほど攻撃高いし、いけるやろ

:なんで、真っ直ぐクリームの戻ってきた方向行くの

 

甘粕は迷い無く進み、白珊瑚に覆われた、大きな生き物が海底を這ったような溝を見つける。

白珊瑚を原子爆弾で消し飛ばし、より深海に近づいていくスロープを下っていった。

:四四八「この階で復活を待てよ?」カッス→タッタッタ...

 

第2層には、第1層のクリーチャーに加えて、(ひぐま)のような凶悪な顔の鮪ほどの大きさのクマノミと尾鰭(おびれ)の長い海雀が泳いでいる。

:VR観光地として解放して欲しい。RPG要素は見るだけでいいわ()

:あのクマノミは間違いなく東北産

 

「もうあれはクマノミ柄のグリズリーではないか。辛うじて魚の骨格だが」

「甘粕、数の少ない群れを探せよ」

「何、案ずるな。俺に任せておけ!」

:あっ、はい

「甘粕、あの海雀は」

クリームヒルトが話している途中で甘粕が剣を抜く。

「あれが手頃か」

 

そして、噛斬海雀が2体、海熊が2体、尾鰭の長い海雀1体の群れに突っ込んでいった。

「クリーチャーを呼び集める千羽海雀だ。おい」

「あいつは本当に......。誰よりも攻略情報を持っているから承知の上だと思いたい」

 

新種の海雀が甲高い声でチュンチュンチュンと鳴くと、周囲から追加で2体やって来た。

「気が利くではないか」

 

初期装備の一閃で最初に向かってきていた5匹が砕け散り、金属音を響かせて12枚の棒状の硬貨が海底に沈む。

:なんで?

:お前スキル要らねえじゃん

:無双ゲーかな

:戦神無双

 

そして、甘粕はそのまま残りの増えたクリーチャーを斬り伏せた。

海底の硬貨は18枚になり、重厚な木製の宝箱が1つ現れる。

宝箱の正面には留め具と鍵穴が存在していた。

:*おおっと*

:絶対罠えげつい奴

 

甘粕は宝箱に近づくと留め具を外し、蓋を持ち上げる。

「鍵は掛かっていないのか」

:大和探知(調べるとは言ってない)

:なんで、これで大会トップに立てるんだよ

 

中身が見えるぐらい開くと、中から何か細いものが射出されたが、甘粕に当たる前に煙のように消えた。

:このコンビ、やっぱやべえな

:こいつらに好きに作らせるから......

 

中にはライムグリーンの液体の詰められた瓶と正十字の硬貨が2枚入っていた。

瓶に説明などは書かれていない。

 

:まあ予想はしてた

:いくらだろ?棒より高そう

:買い物のとき見れば良かった

 

背負い袋にしまった。

 

その後も十数戦したところで、四四八が止め、来た道を戻る。

 

第一層に上がると、10体のクリーチャーが待ち構えていた。

 

:なんか行きより増えてない?

 

難なく倒すが、その後も往路より明らかに多くなった群れが何度も立ちふさがったが、剣を振るう回数が増えるだけでその足が止まることはなかった。

 

「何度でも立ち向かうその姿勢や良し!」

 

:うっきうきじゃん

:魔王目線

:行きはよいよい、帰りはもっとよいよい

 

「取得したのは261ヨウだな。足りなければ金を持っているクリームヒルトからとしよう」

地上に戻り、教会に入る。

【寺院「龍点穴」】

本当に(よいよ)御愁傷様やったのう、大将。蘇生は御一人様120ヨウでよ。失敗しても文句(かばち)たれんとけ』

『んじゃまあ』

三国相伝(さんごくそうでん)陰陽輨轄簠簋内伝(いんようかんかつほきないでん)......。成功じゃけえ、次は気いつけてな』

 

宿屋に入った。

『大部屋が一人30ヨウ、6人部屋がパーティーで250ヨウだ。払えないんなら肥溜めにでも転がってな』

「私の持つ残りと合わせて残り51ヨウか。私達は万全であるし、甘粕だけ泊まらせよう」

 

甘粕が大部屋に入り、黄錦龍の棺桶をベッド脇に立て掛けて眠る。

 

一夜過ごし朝になる。

甘粕が目覚め、棺桶を装備しようと視線を向けると、棺桶に焼印の装飾が増えていた。

「ほう?棺桶はレベルアップで見た目も変わるのか、()いな!いや、じっとしているのは性に合わんな。足ぐらい生えんか?」

「......お前が為したいのなら生えているんだろうなあ」

「それもそうであるな!よしっ、ならば次は何か増やすとしよう」

:急募「常識人」「ツッコミ」「飼い主」「四四八」

:棺桶は無料で泊まれるのか、お得だな(錯乱)

:なんで思想真逆なのに噛み合ってるの

:食い違ってるぞ

 

「おはよう、勇者たちっ。四四八たちはどこに居る?」

:夜間クエストで人攫い絞めて被害者を護送中よ

:迷宮前で待てばいいんじゃない?

 

迷宮の第1層に入り、2人を探す。

「部屋はどうだった?」

「肥溜めより過ごしやすいと思うぞ」

:違う、いや違わない?

 

全員で第2層に到達し、未探索の辺りを戦闘を挟みながら歩いていく。

すると白珊瑚がびっしりと生えた洞窟を発見した。

 

鍾乳石のように白珊瑚が生い茂る薄暗い海底洞窟を進むと、赤い光が尾を引きながら、蛍のように水中を舞っているのが見える。

 武器を構え、光の方に進むと額に1対の白珊瑚の生えた鮮やかな赤色をした巨大な魚が広い空洞で、何十体もの大小様々なクリーチャーたちを引き連れて泳いでいた。

珊瑚は鎧兜、或いは魚籠のように魚の前半身を覆っていた。

周囲に生える珊瑚の中では稚魚が窮屈そうに泳いでいる。

 

蓬莱紅華白枝(ホウライクゲビャクシ)

空洞に入ると、取り巻きが壁面に沿うように回遊し始めた。

「甘粕、こっちはフォローにまわるから、巻き込まなければ好きにやれ。どうせ途中で忘れるだろ」

 

「任せろ!黄錦龍よ、四四八たちに当てるなよ?」

「ん?当てたくないのに当たるはずが無いだろう」

「そうか!では、リトルボォォォイ!」

:はい

:知ってた

 

その爆発は空間全体に届き、取り巻きを巻き込んで激しい荒れ狂った激流を生み出す。

 

「どっちも序盤に持ってるような術技じゃないだろ」

「全くだ。現実に黒魔術の類いが無くて幸いだったな」

四四八とクリームヒルトは竜巻に巻き上げられるように荒れる水中で、まるで影響を受けていないように立っていた。

:これ、じんたんのスキルなの?

:有ったなら最初から使ってやれよ

:↑じんたん、基本自分しか見えてないから......

 

漸く収まったとき、取り巻きは力無く上方に浮いていった。

残るは白珊瑚とその中の稚魚、ボスとなった。

 

ボスが強く光り、びきびきと白珊瑚が成長する。

すると取り巻き達が再び泳ぎだした。

「蘇生なんざ、終盤に出てくるものじゃないか?」

「そういうコンセプトならあり得なくは無いが、ならばギミックがあるはずだな」

「名前もあるが、ここまで白珊瑚が強調されている以上、何かあるかも知れん。破壊してみるか」

「白珊瑚は生物の範疇に入るだろうか。非生物には殴ることしか出来んのだが」

「お前のゴリラ力なら壊せる」

「ゴリラ、ゴリラと私を何だと思っている。ゴリラと戦ったら私が勝つぞ」

:そういうとこやぞ

 

白珊瑚を破壊すると取り巻きから8体、急接近し、構える四四八たちを無視して稚魚を連れて洞窟の入口の方へ泳いで行った。

「人質か」

:人質が人じゃないときでも人質でいいの?

「母国語でもないとその辺りは気にならんな」

土竜(もぐら)が竜で無いようなものだろう」

:そうかな

 

「甘粕!周囲の白珊瑚を破壊しろっ」

「心得た!」

 

ボスの攻撃の対処を黄錦龍に任せ、白珊瑚を破壊することで取り巻きを削っていく。

白珊瑚の破片が水中に散乱し、白く濁って視界が悪くなっていく。

「なあ、四四八」

「なんだ」

「ボスを力ずくで倒すのでは駄目か?」

「それで攻略できるとも限らんだろう」

 

残る取り巻きが8匹まで減ったとき、取り巻き達が(もが)き始める。

「今度はなんだ」

「まあ、より困難になるのだろうよ!」

:呆れるよっしーとテンションAGEAGEパーリーカッスの温度差

 

取り巻き達からも白珊瑚の角が1本生え、白珊瑚の牢屋は用無しと言わんがばかりに稚魚を取り殺す。

「悪趣味な」

「何、やることは変わらんさ。まずはまだ蘇生が有効なのか確かめさせて貰おう。黄錦龍、(あま)っているだろう。ちょっと貸せ」

:先輩のカツアゲ

:そんなじんたんを4次元ポケットみたいに

:パワハラ(核)

¥5000 おにいさんゆるして

 

「善哉、善哉。好きにしろ。想うがままにするが良い」

「其れでこそ!まだ一つしか使えんので悪いが、〈三連装・原子爆発〉(サモン・リトルボォォォイ、サンレンダァ)!!」

凄まじい轟音と共に、画面が真っ白に染まる。

 

「今回に限っては加減は要らんが、少しはこっちを考えろ」

:考えた結果のじんたんコマンド

:じんたん「命は知らんが、不幸はいかんな」

:じんたんが聖人にみえてくる

:↑聖人だよ

:↑↑ぐう聖だろ

:↑↑↑入信希望者かな

:道士ガチ勢座れ

:スッ...

 

画面に色が戻ると、洞窟から外に続く裂目が出現していた。

ボスの姿はない。

:ごり押し

:ラスボスvsボス

:これが魔王だ

:ゲームもプレイヤーもひどい

:今後必要なキーアイテム溶けてないだろうな

 

「ほう、ボスの報酬はこうなるのか。悪辣硨磲(しゃこ)の寄生腫、蓬莱・紅玉細之宮(コウギョクサザレノミヤ)の勾珠、棒貨2000枚だな」

:2000枚ってカッスのポッケからジャックポットしてるやつ?

 

甘粕のズボンのポケットから、滝のように棒貨が溢れ出ている。

「インベントリは大分高く評価されていてな、四四八達より高いステータスの半分はそこから出た」

 

棺桶に溢れた物を仕舞い、裂目から出て第三層に出る。

:しゅーる

:あの棺桶、プレイヤーなんですよ

 

「ギミックとアイテム名で気付いていたが、あからさまになったな」

「今までのクリーチャーに白珊瑚が寄生しているな、禍々しいのも増えたが」

 

身体の一部を白珊瑚に侵食されたクリーチャーの間を、全身が白珊瑚に覆われ、根の千切れた白い針葉樹のように見える真珠色の瞳のエイがジグザグと泳いでいる。

無数の棘には標本のように海の生き物が突き刺さっていた。

 

「針樹影はエイが原形か」

「甘粕、クリームヒルト。一度戻るぞ。ショートカットは期待しない方が良さそうだ」

「一応確認させろ、甘粕。ショートカットの類いは見かけたか?」

「ああ。このダンジョンにはないが、『浄財流砂』『影写永鏡』『循環七孔』がショートカット或いはトラップだ」

「帰るか、甘粕は術技を使うなよ。黄錦龍が術技に極振りしているとはいえ、〈技〉(SP)が絶無な以上そろそろ限界かも知れん」

 

【アンロック】東門が解放されました

 

その後、勝手に盛り上った甘粕が四四八に腹パンで止められた以外の騒動もなく帰還し、宿屋で6人部屋を借りた。

「現実の6時まで町で過ごす。勇士たちもしっかり休んでくれ」

:あざーす

:あざトーす

「おまえたち、読み上げられているからな」

 

「なあ、四四八。後で二人で挑んできては駄目か?」

「お前の勇者達を休ませてやれよ」

「我が勇者達ならば乗り越えられるとも!」

:よっしーの気遣いが眩しい

:カッスについていけると思ってないんで大丈夫っす

:はー、寝よ寝よ

「全く。未到達階層にはいくなよ。所持金は置いて、成長終わらせてから行け」

 

「勇士達、おはよう。さて、甘粕の奴は戻ってきていないが、装備の更新に行くぞ」

:カッスェ......

:勇者魔王、第三層で遊んでます。大惨事です

:術技増えた?

「俺は<八犬士・信道>が増えたな。ステータスも平均的に伸びている」

「私は<死の技巧>だな。身体が動かしやすくなった」

 

【フレデリックハーマン商会】

『ようこそ、新人冒険者さん。其れなりにはやれるようですね。であれば、この辺りの装備など如何でしょう』

「ボス撃破で内容を更新か?1人なら一番良い武器を買えるな」

「ここは使い勝手の良い術技の四四八を更新するべきだ。甘粕は寧ろ下位互換が欲しい」

 

買い物を終えて、ダンジョン前に行って待っていると、入口から甘粕が出てくる。

「おお、良いところに。次の道を見つけたぞ」

「よく進まずに戻って来れたな」

「戻れそうになかったのでな」

「そうか、もう一度宿に行ってこい。慣れた武器に更新出来たんでな、第二層の入口で狩ってくる」

 

しばらくして全員が合流し、第三層にある第四層に続く底の見えない穴の前に出る。

その白珊瑚が何かに突き破られて出来た空洞の周囲には、飛び散った破片が漂っている。

「水中で無ければ、躊躇う深さだな」

「そうか?下が溶岩でも無ければ大丈夫だろう」

「有りえそうで嫌だな」

「何、諦めなければ必ず乗り越えられるとも!」

:良いこと言ってる風なんだけどな(無理です)

:他人に押し付け来なければ聖人なんだが

 

変化としては、半分程の白珊瑚に触手に小さな球体を鈴生りに付けたクラゲが絡み付いており、王冠の形に白珊瑚を生やした鮫が泳いでいる。

「海胆爆萄だな。連鎖して爆発するらしいぞ」

:第一層にもありましたね

:↑大体カッスのせい

 

「よしっ、焼くか!黄錦龍!!<【権能召喚・序段】三連装・原子爆発>」

 

その過剰火力によって、白珊瑚のトンネルだけを残して壊滅した。

「ここだな」

「入口付近に隠して、彷徨わせる魂胆だったんだろうな」

「あんまりだな」

¥1000 これで涙ふけよ

:これはひどい

 

アーチを潜り、白珊瑚のドームの内部に入ると、南国の海のように鮮やかな青色の龍が囚われていた。

ドームから伸びる無数の珊瑚の枝が青き龍の身体に食い込み、龍玉にはびっしりと白珊瑚が生えている。

龍は(もが)きながら、奔流(ほんりゅう)の如き息吹で白珊瑚を砕くが、白珊瑚の再生の方が早い。

 

【ボス】絡龍貝牢

 

:珊瑚やべえ

:設定グロいなー

 

龍の眼に盧生たちは映っておらず、唯々暴れて居る。

:威力は高そうだけど、これがボス?

 

「名前からして牢が本体か?」

「甘粕、クリームヒルト。それらしいものは読んだか?」

「いいや?だが、あのセージが作ったにしては物足りないと思っていたのだ。此れだけでなくまだまだ隠された脅威があるんだろうなぁ!!」

:充分凶悪でしたよ

:このレベルで無いとセージにはつきあえないのか

 

一名クリームヒルトに羽交い締めにされつつ、様子見をしていた盧生たちに向かって、先ほど砕かれた珊瑚の方から真っ直ぐ盧生に息吹が飛んできた。

 

「二舞貝の術技か?」

「だろうな。最悪龍の息吹の吹き荒れる中、今までのクリーチャーの術技を使ってくるぞ」

 

懸念通り、白珊瑚から[増援(タツノオトシゴ)][放電][回復]などが乱発され、放電は龍の息吹に拡散されて全体攻撃と化していた。

「放電の度に一瞬止まるな」

:止まってるか?

 

「見るからに協力どころか敵対関係である以上、意図的なんだろう」

「今回も珊瑚を排除してみるか?」

「そうだな......。予感でしかないが、俺とクリームヒルトが龍の檻、甘粕が周囲の珊瑚を同時に攻撃するぞ。今から3度目の放電に合わせろ。リスナーは明るさに気をつけてくれ」

「承知した」

「任せろ!」

:動画重くて間に合わんから、枕カバー被った

:グラサン買ってきておいた俺に視覚はない

 

画面が真っ白になり、轟音が響き渡る。

色が戻ると、白珊瑚が殆ど剥がれて、龍の宝玉にへばりついた先端を失った白い巻貝の姿が見えた。

 

「成る程、あれか。ここは私に任せて貰おう」

そういったクリームヒルトが巻貝を一瞥すると、力無く水中に浮かび、あっという間に龍の息吹に呑まれてしまった。

:こういう相手に強いな、クリームヒルト

 

【アンロック】東方面乗合馬車が解放されました

 

「まず一勝か。いつ帰れるやら」




書きたいものを書いているから前後書きを書き忘れても読者には見えているのでは(゚∀。)y─┛~~

現在書けてるのは、盧生データと5面までのボス描写、3面までの会話文です
大体各ステージ前後編で、一話一ボスぐらいのペース

メリークリスマス!ご視聴ありがとうございます。リスナーの皆さんの夢へサンタがプレゼントをお届けします。届いたのは?

  • 勇者魔王との対戦権
  • 南総里見八犬伝全巻セット
  • カタログギフト『阿頼耶』
  • 三千世界に轟き渡る天仙に至る極上品
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