人類は死ぬ=煩悩も滅する
完璧ですね
年越しは混みそうなので、時間をずらしてます
四四八とクリームヒルトが森を彷徨っている頃、甘粕、そしてその背に背負われた棺桶に入った黄錦龍は砂浜を歩いていた。
:じんたん、結構豪華になったね
:クリアするたびに豪華になって、今では瑠璃と白珊瑚の
:↑わかる
:↑これでも吸って元気だしてy─┛
:ありがとう、みんな優しいな(゚∀。)y─┛~~
:じんたんのサポートしゃべらないから、誤爆した俺らしか向こうに伝わらないのがな。らしいけど
コメント欄が自分たちの誰にも気づかれずに雑談で盛り上がっていると、唐突に画面の中の砂浜が赤く染まり、人より大きいヤドカリが数匹出現する。
「ここが
:きたいしてまーす(棒)
「ん?随分頑丈だな。そういえば、防御に秀でた寄硬虫というのが居たか?」
ヤドカリを何十回とつついて倒すと、暫く見ていない棒状の硬貨が3枚落ちる。
「よし。これなら、焼き払っても文句はあるまい!」
:3歩は持ったな
「善哉、善哉。つまり俺が財を蓄えれば良いと、そういう訳だな」
:間違いないです
:流石ぐう聖、気配り上手
:優しいじんたんに届け、俺らの想い!
「愛い愛い。お前たちは本当に俺が大好きだなあ。善哉、善哉。全員抱きしめてやろう」
:やったー!飛び込めー
:↑喧嘩しないように順番に並ぼう
:↑はーい
:↑じんたんが抱きしめたなら、もう全員抱きしめられているのでは?
:ここが桃源郷か(゚∀。)y─┛~~
ブレーキ役不在の甘粕は、砂丘を平地に変えながら進んだ。
防御特化であろうと、威力過剰な甘粕の術技では一撃すら持たなかった。
そして、河口に出ると白い毛皮を羽織った大きなワニがいた。
中層ボス【
ワニが甘粕に飛び掛かるが、甘粕は正面から受ける。
すると、甘粕の防具が大破した。
:後でママに怒られるぞ。またお洋服ボロボロにして、買ったばっかでしょ
:クソモンスだけどカッスだからなー
甘粕の自重しない総攻撃でワニはあっけなく倒された。
【機能:自宅がアンロックされました】
その後もアイテムを盗む盗窮鼠や道を塞ぐ門蟹が出るが、四四八の手を離れた甘粕を阻めるものではなかった。
そして、海上に浮かぶ和風のお屋敷の前まで辿り着いた。
海岸には巻き貝のような甲羅のドレスを纏った乙女がいた。
甲羅の下部からは陸亀の四肢がどっしりと甲羅を支えている。
シルエットだけならば、海竜にも見えたかもしれない。
迷宮ボス『
:prpr、これは悪女の味!
:これが......、セージ湖のセッシーか
:↑海だよ
:↑お前がそう思うならそうなんだろうな
乙女は次々に攻撃用アイテムであろうものを放る。
:売ってるのかな?
:一回、見かけたよ。四四八のドロップアイテムで
:クールタイム無いのが厄介、だったんだろうが悪いなカッスだよ
暫く戦いは拮抗しているように見えたが、甘粕のテンションの上昇と共に甘粕が圧倒しはじめ、『
:ボスドロップは?
「これは四四八に怒られるだろうか」
:そりゃそうよ
【黄金窮宮が開城されました】
良い初夢を(゚∀。)y─┛~~