例外:奴
「こんばんは、勇士たち。英雄、柊四四八だ」
「待たせたな、勇者たち!魔王、甘粕が帰って来たぞ!!」
:おかえり
:あんた、ちゃんとやること全部やったの?
:↑かあちゃん!?あーあ、今からやろうと思ってたのに
¥500 しゃちょーお疲れ様ー
¥800 仕事に戻って
「死神のクリームヒルト・H・レーゲンシュバインだ。仙王の黄錦龍は独立しているが、配信は繋がっている。気になるならば、視点切り替えを使うと良い。直ぐに連れ戻すがな」
:じんたんの視点要る?見えんし、支離滅裂で何もわからん
:じんたん視点は投ヤクみたいなもんだから気楽にみろよ
「今日は動画を見返して黄錦龍の村の座標を調べておいたので連れ戻しに行くぞ。俺と甘粕で掘り起こす」
:なんで埋まってるの
:地下帝国か
「私は引き続き、建築していく。活動拠点として必要な施設が全て運用できる広さの大型施設を作るぞ。能力が特出してる甘粕が行くのだから、それ以上の戦力は野暮だろう」
:そっちも気になる どっち見よう・・・
:一緒に行かないの?クリーム戦闘民族じゃん
「最近は家庭的な一面をアピールするために料理もするぞ。料理の書物も参考に素材から拘っている」
:絵面がうかばん
:↑ドラゴンの丸焼きに決まってるだろ
:↑いない生物だすな。マンモスだ
¥100 掛けようぜ、牛の丸焼き
¥1200 手作りレーション
¥200 突撃、強盗クッキング
¥130 アマゾン鍋
¥1000 料理っつてるだろ、マッシュポテト
「クリームヒルトよ。なかなか良くわかっている魂ではないか!死なせているのが惜しいなあ」
:え
:さっさと真相を吐け
「オーガニック、であったか?山奥の野生の芋を掘って、蒸し芋にしていたぞ」
:そうだけどそうじゃない
:熊じゃなかったか
:ライオンだと思った
:トトカルチョの結果どうなった?
「それは初期だろう。今は四四八の母君に指導してもらっている」
:嫁と内縁の妻たちは?
「おい、やめろ。俺に内縁の妻などいない」
「ああ、同じ志を持つもの同士切磋琢磨している。良いトレーニングにもなる」
:っょぃ
:もしかして「キャッツファイト」
「最終的に俺に流れ弾を当てるのはやめろ」
「なんだ、もう射止めていたか。誰だ、私か?」
「違うわ馬鹿っ!」
:そういや農園大丈夫?
「あいつが配信外で作業していたから農園は問題ない」
:問題児だらけだけど、なんだかんだ何奴も仕事はこなすよな
「バカどもはやり過ぎるのが問題なんだよ。まあ俺もだが」
:よっしー、じんたんに厳しくない?
「俺自身もそうは思うがな。彼奴を好きにさせると甘粕以上に企画崩壊すんだよ......」
¥10000 甘 粕 以 上
:カッスは企画理解してるけど、じんたんゲームのルールすら分かってないもんな なんで遊べてんの
:カッス、なんだかんだ会社回せるぐらい社会適応力あるから
:じんたん通算7件だっけ?企画崩壊
「ああ。配信外も含めてだが、甘粕が2回、クリームヒルトが1回、黄が4回だな。さて、そろそろ行くか」
配信画面に数秒、黄錦龍の村への地図が表示される。
:あれ意外と近い?
そして、2人が地図に記された位置に到着する。
「この真下辺りだな」
2人で鶴嘴で掘り進めて、石の層を
:深い深い
:30ブロックぐらい掘った?
「加工済の金属ブロックだから、この下でほぼ間違いないな。種別はなんだ」
「俺達よりも進んでいそうだな!」
「お前が大人しく積木できるなら金属系施設ぐらいは作れていたぞ」
「善処するとしよう!」
「ログイン履歴からして何度か単独でプレイしているのは分かっているからな。どこまで広がっているか」
そこから2人は周囲を掘って、侵入の準備を始めた。
「自分の所属していない開拓地のブロックの採取には普段の開拓とは別の道具が必要になる」
そういって『逆アセンブル兵器』と表示された両端が螺旋状になった鶴嘴を装備して、何かの建物の天井に穴を開けた。
『桃源郷』の住人たちは貴方に怒りを感じています!
:これ、変なところに沸いたNPC施設に無理やり入ったときに鬱陶しいんだよな
「1マスで入れそうだな。行くぞ」
「応よ!」
侵入した先は金属のドームに囲まれた6つの建物の立つ花畑だった。
アクリタ草の畑の中に1件の大きな豆腐建造物と5件の家が建っている。
「さて、あいつはどこに居るか」
畑作業をしていた住人に卵を投げつけられながら四四八は言った。ダメージや特殊効果はない。
「焼けば出てくるだろう」
「止めろ。あいつの城での対戦で起きた事故を忘れるな」
:どの事故だ?(通算4回)
:もくもくー
「ならば、どうするというのだ、四四八。あいつが気づけば逃げるだろう」
:じんたん、よっしーのことだけは常に見えてるよね
:見えてる(見てない)
「そこのビルからで良いだろう。逃げられたら、集落を吸収すれば地図で追える」
そう話しながら、中央に建っていた建造物の中に入ると、直ぐに黄錦龍を発見する。
丁度、新たに雇用したところのようで、科学者が黄の前に出現した。
:科学者って中盤の壁じゃん
:金喰い虫だー
「黄錦龍、今回は協力企画だぞ。単独行動はともかく、開拓地から独立するな」
:そうだぞ
:そうだっけ?
:せやで
:さようか
「どうした、柊四四八。お前が遅れるとは珍しい。既に町規模まで広がったぞ」
「勝手に進めるな。したいことがあるなら、たまには会議に参加しろ」
:会議、全部出てたよな
:居たけど、参加と言えるかは要審議。居眠りの方がマシ
要領を得ない黄錦龍との会話を続け、住人の受け入れとドーム村の解体が決定する。
「なんだ、戦わんのか」
「必要ないだろ」
:楽しみにしてたのに
「だが、その気になった黄錦龍とまた戦いたくないか?」
「二度と御免だ」
「やらんとは言わんのだな」
「俺たちは馬鹿ばかりだからな。大体面倒な方向に行くからやえいたくはないが」
¥8000 「『桃源郷』の隠し財産を発見しました。」
¥2000 保釈金
¥3000 末端価格
:じんたんの中ではじんたん町が吸収側だから
「待て、人数多くないか?」
「四四八よ、お前は全員の動画を見ていたのではないか」
「気づいたなら止めている」
四四八が詳細に書かれた自分たちの町の3倍以上の人口に言及する。
:じんたんのSGM個人配信がここ3回ぐらいこっちなんでね(密告)
:マルチ鯖とソロ鯖のわからぬ男じんたん
:↑幻覚とゲームの違いもわかってないぞ
:よっしー、Vだからってなるべく配信外で作業したがらないもんな
「あいつのSGM配信、長いと8時間ぐらい無かったか」
:これやってたのは合計19時間ぐらい?
:よっしー、全配信チェックしてるのに知らんの?
「奴のは4倍速で音声だけチェックしてるんでな」
:わかる
:全部見てたら人生終わってそう
黄錦龍のアバターに牽引アイテム『ハーネス』をつけ、2人が運んで町に戻った。
「只今」
「戻ったぞ」
:まいごひもに言及なし
「さて、町に戻ったところで時間だ。次回は大幅に発展するだろうから楽しみにしてくれ。また会おう、勇士たち」
「さらばだ、勇者たち。万歳!」
「また会おう、魂たち」
:乙
:おつつ
次回、7/3予定
マスターデュエル2次はタイトルの天啓を受け、内容修正中。