戦神館チャンネル配信中!   作:吉貝 雷

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一方じんたんは雑談しながら、オクスリ配ってます(゚∀。)y─┛~~


【来たれ勇者】相州闘救盤裏勾陣【魔王顕現】 #3

「作戦を決めた。いいかーー」

リスナーたちに作戦を周知させる四四八。

『カッスに通じるの?』

『罠だったりしない?』

「対策はしてくるだろうが、俺達の勝利条件を考えるとこれが最善だ」

「現状自体が罠に嵌まっている状態だ。明らかになっている範囲で動いていこう。停滞させると何をしだすか分からんからな」

 

「あまり焦らしてくれるなよ?」

神野はその発言を聞いて、ニヤニヤと四四八をみた。

「だそうですヨ。男なら責任とってくださいネ」

「やめろ。進めさせてもらうぞ」

『天然カッスと鬼畜神野が合わさり最悪だ』

「作戦とやら愉しみにしているぞ」

 

2巡目は2人とも防衛志願者を指名し、門の前に移動させた。

 

そして、数十手番が経過したとき、天門と風門を囲むそれぞれ味方8人、門と中心の間に鬼門と裏鬼門のアバターが陣取った。

 

「お前たちが俺の予想より果敢で嬉しいぞ!どれ、仕掛けてみるか」

「ハイハイ、しょーがないですねえ」

 

甘粕は中間地点の1つを使い、天門に打ち出し、四四八を門から弾き出した。

:アバターがボール挙動で弾かれてるの脳がバグる

:負けたら永久的にバグるんですぜ(震え)

:中に見えてないからって不安になること言わないで

「デハ、こうですネ」

すかさず神野が防衛に出ていた天門のプレイヤーをクッションにして、四四八を少し太極に押した。

まだまだ太極までは距離があるが、狙われやすい位置には出てしまった。

 

『よっしーっ!?』

『よっしー落ちたらオシマイだよな?』

「心配ない。まだ、アイツらは俺を落とせん。だが、今回と次の2手を変えておこう」

「全く、私も含めてだけ盧生はどいつも四四八、四四八。私もたまには活躍してやらんとなあ?四四八、お前たちの手番を使うことはない。私の方で押し込んでやる」

「助かる。だが、作戦は?」

「そちらで2手使うよりは余程早い」

「そうだな」

『本当に大丈夫なんですよね』

「俺を信じろ」

『はいっ』

天門のプレイヤーは太極に詰めていた甘粕の(シルエット)にぶつかり、駒を太極に落として手前で止まった。

:よく出来るなあ

「いいのか?俺の勝利が一歩近づいたぞ!」

「お前のハンデを埋めてやってんだよ」

「あーアー。全くしゃちょーが調子のるからぁ」

 

:1000落とせば、盤面は動きやすくなるだろ

 

それから四四八とクリームヒルトは防衛しながら、甘粕と神野の手駒を減らしていった。

 

「甘粕、お前にしては大人しいな」

「ちゃんとここに首輪は着いていると言っただろう」

:よっしー、リードもっと短くした方がいいよ

 

「俺のほんの一生のうちにお前が現れたのだ。少し待ってやっている」

『待ててない』

『よっしーいなかったら、どうなってたんだよ』

 

「期待以上だったので、もう一声発破をかけてやろう!」

そういった甘粕は自分の手番でクリームヒルトをひきずりだした。

「もう待たなくていいですヨネ!」

 

甘粕と神野は四四八を主に狙いつつも、クリームヒルトも狙うことでまもりを分散させていく。

『太極に追放しといて良かった!』

『もっと減らせないの?』

「今以上に太極に落とせば、太極でのクリアも狙ってくるぞ」

『あー、ただの追放場所じゃないんだった』

「まだ、こちらがハンデ分優勢だがこれからミスも増えてくるだろう。どうするつもりだ?」

「何、俺達には頼もしい戦友が付いている」

『頑張る』

 

プレイヤーと手駒が盤上で入り乱れる中で、4人の大将は中間地点まで押し出されていた。

『んー、これミスすれば詰みかねん』

『うわー緊張するー』

『位置的に次俺かも』

 

緊迫した空気の中、四四八と甘粕が視線を交わす。

しかし、突然盧生たちを残して、プレイヤーたちのアバターが消えた。

:えっ?

:!?

:大丈夫!?

 

『はい、おしまいっ。邯鄲使用者以外は柊四四八の信者どもが強制ログアウトさせたわ。モテる男は大変ねえ』

「南天か。今回は助かった」

『私のヒーローに感謝してよね。ただの保険でも電子阿片を無力化したのは彼なんだから。まあ、私が手出ししたのは私の盧生の後始末だけで、他はあんたの信者がやったんだけど』

:なんで南天

:帰ってきた―!

:よっしー嫁は?

:良かった、最初に抜けた奴ら戻って来れてたんだ

 

『なんで私があいつらの事気にしとく必要があるのよ?知らないわ』

:あっはい

「だが、早かったな」

『そりゃ、同じモノをわざわざ配布してくれてる馬鹿がいたし、訊いても無いのにベラベラ情報垂れ流してたらね。そこから解析すれば無力化は難しくないわ』

:あー

:じんたんナイス!いや、元凶その2だったわ

 

「今回のゲームに巻き込まれたリスナーたちは無事を確認させてくれ」

 

コメントやSNSで全員の生存を確認した後、四四八は口を開いた。

 

「今回の件でお前たちを泣き寝入りさせん。馬鹿どもにはきちんと償わせる。チャンネルがどうなるかは決まっていないが、閉鎖されても何かしらの形で報告はする」




警察?司法?超天才セージとガチ勢じんたんを越えていけ(゚∀。)y─┛~~
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