転生したら×Undertale   作:めたるぅ

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前書き後書きは後から少しずつ書きます。
本編どうぞ


二話 地底の世界

 何が起きたか分からなかった。

 いや、正確には何が起きていたかは理解していたのだが。

 穴が広がるなんて誰が予想できるだろうか。

 初見殺しもいいところだ。

 まぁ落ちたところでなんら問題はない。

 飛べるし、痛覚無効だし、転移できるし。

 とはいえこの穴の先に何があるのかはだいぶ気になる。

 例の伝説の正体もわかるかもしれない。

 そんな呑気なことを考えていたらーーー

 

 『ーーー!!緊急事態です!!身体構成が強制的に人間へと変更されていきます!!!固有能力の使用が不可能になりました!!飛行及び転移が制限されます!!衝突はおそらく3秒後ーーー』

 

 ……え?聞いてないんですけど?

 生まれて初めてーーと言うわけでもないがーー能力の大幅制限を強いられ、竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)の持つ肉体能力を奪われた。

 混乱するのも無理はないと思う。

 もちろん衝突に対する備えなんてできず、

 

 「痛っってぇええーーーーー!!!」

 

 久々に味わうには大きい痛みが襲ってきたのだ。

 しばらくはその場でうずくまる。

 痛みで頭が回らないが、シエルが現状を報告してくれる。

 

 『どうやら、ここは主様(マスター)がもといた世界とは異なる異世界のようです。とはいっても、我々の世界と非常に近しい次元に存在し、行き来が起こりやすいようです。』

 

 なんと、ここは異世界らしい。

 周りは薄暗くて把握しづらい。

 薄暗いと感じるということが、さっきの能力制限が本当であると証明している。

 

 『おそらく、世界の強制力によるものでしょう。この世界の法則に従った存在として、世界というシステムにより変換されたのだと推測します。』

 

 なるほど、世界の強制力ときたか。これはヴァルダナーヴァでさえ抗えなかったシステムである。この状態を解消するには元の世界に戻ることが最適と考えられるけどーー

 

 『残念ながら、能力制限により「瞬間移動」が使えない状態ですので、現状では帰還は厳しいかと思われます。』

 

 困ったことになったな。

 ディアブロやベニマルたちに心配かけてしまうかもしれない。

 ただ俺がすぐに上がってこないのに追って穴に入ってこないなんて考えられない。

 考えられる可能性は二つ。

 向こうの世界とこちらの世界の時間の進み方か時間軸がずれているか。

 もしくは穴が閉じてしまったかのいずれかだ。

 いずれにしろ、あいつらの助けは期待できない。

 ところで、シエルはなんで無事なんだ?

 

 『私にも力が働きかけてきましたが、私は神智核(マナス)であり、主様(マスター)心核(ココロ)の深くに根付いていますので、分離させることができなかったのでしょう。何人にも、私たちをわかつことはできないようですね!』

 

 なんだろう、悪寒がする。

 深く追及するのはよしておこう。

 ふと地面に目を向けると、金色の花がたくさん咲いていた。

 これが下敷きになって大した外傷がないのだろう。

 なんせ今は人間と同じ体だ。

 気をつけないとすぐ怪我をしてしまうな、なんで考えていたら。

 

 「ハロー!ボクはフラウィー!おはなのフラウィーさ!」

 

 そんな声が聞こえてきた。

 




リムルの肉体は現状普通の人間の肉体と同じ性能です。
余裕で怪我もします。
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