これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!(IFルート・ランスロット)   作:排他的

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何事も簡単には解決しない

ここは神域、最近天才魔法使い兼不老不死の吸血鬼・アレーティア・ガルディエ・ウェスペリティリオ・アヴァタールと錬成師・南雲ハジメが入居し、生活し始めた元この世界の管理者の領域だ。

 

そこで今、アレーティアと神の使徒のどちらが聖我に相応しいかの戦いが勃発しており、聖我は急いで安全と思われるハジメの元へと逃げることにした。

 

「開けて助けてくれ!ハジメ!」

 

「大変そうだね……ハーレムも」

 

「意図して作ったわけじゃない!全部マッチポンプなんだ!」

 

「いやまぁ悪いとは言わないし、自分も助けてもらったから別にね」

 

聖我の発言を聞きながら今まで自分が読んだライトノベルを思い出すハジメ。聖我はまだ向けられている好意を認識しているだけまだマシだろうと考えて聖我を中に入れる。

 

「助かったよ……またアロンダイトをオーバーロードさせることになるところだった……」

 

「あはは……ねぇ、神代魔法をくれたのはいいし、色々な武装を作っているけどさ、何のためなの?」

 

聖我が喧嘩を止めるためにアロンダイトをオーバーロードさせている光景を思い出したハジメは苦笑いしながら聖我に質問を投げかける。

 

「あぁ、それはな……ちょうどいいからこれ借りるぞ」

 

「え?うん」

 

ハジメの横にあったブーメランを取ると騎士は徒手にて死せずを発動する。するとブーメランは黒く禍々しい姿へと変わって行く。

 

「…………………………なるほど、ランスロットの宝具を使えるのか」

 

「随分と思考停止していたようだがそうだ、私は生まれてからランスロットの宝具2つとアロンダイトを持っていたわけだ」

 

「……そう、まぁ疑わしいけど味方だから別に気にしなくていいか」

 

聖我をじーっと見つめた後、また錬成の研鑽を再開し、原作でいうドンナー・シュラークを満足いく形で作り出す。

 

「なぁ、白崎香織についてどう思っている?」

 

「……なんでそんなことを今聞くのかな」

 

「白崎香織が君の落下により意識不明になったとアインスから聞いた。……きみと白崎香織は恋仲ではないと思っていたんだがね」

 

聖我はハジメと白崎香織の仲がどのようなものだったか問い質す。

 

「私はエヒトを殺してからノイント達に好かれるようになった。それにアレーティアもそうだ。アレーティアをオルクス大迷宮の封から解き放ったことによって私はアレーティアに好かれたんだ」

 

「何が言いたいの?」

 

「……恋愛経験、そう言うものはしたことが無いが君は何かを白崎香織にしたか、何かを見せたのではないかな?それで君は白崎香織に好かれたんだ。違うかね?」

 

「……かもしれないけど、僕は白崎さんと話したのは高校に通い始めた頃からなんだ、一目惚れというには平凡な容姿だし」

 

「……そうか、まぁいい」

 

ハジメが香織に好かれた理由は分からず、それを調べる方法もないために聖我はそのまま黙り込みハジメは本格的に武装の錬成を再開した。

 

 

 

 

 

「アレーティア、要件はなんだい?」

 

聖我はアレーティアにアレーティアの部屋に来るように言われアレーティアの部屋に来ていた。

 

「ん、ちょっと来て」

 

「?」

 

アレーティアが聖我にアレーティアがいるところまで来るように手招きするとアレーティアは空間魔法でテーブルと椅子を2つ出して聖我に座るように伝える。

 

「魔法の研究はまだまだ終わらない。聖我に頼まれた対象人物痕跡抹消魔法はまだまだ作れそうにない」

 

「そうか、なら世界と世界を繋ぐ魔法はどうだ?」

 

「それも必要とされる魔力量は問題ないけどこの世界を覆う結界があるからまだ転移出来ない。こればかりは割らないといけないけどこれも概念魔法で割らないと無理、聖我のエヒトの権能はどう?」

 

「エヒトは戦闘を得意とする訳では無かった、……結界はハジメとアレーティアの兵器と魔法に任せるしか無さそうだな……それか亀裂を入れてくれればアロンダイトで切り拓くんだが」

 

「それか結界の術式自体を破壊すればなんとかなる」

 

「それできるのアレーティアくらいなんだが……」

 

聖我とアレーティアがトータスを覆う結界をどう破壊しようか悩んでいると昔からエヒトに仕えていたノイントがやってきた。

 

「結界を破壊できる方法ですか……あれ?なんだっけ?聖我様、エヒトの権能手に入れた時に記憶も継承してくれれば転移者を呼んだ時使った術式手に入ったのに……」

 

「そういうノイントは覚えてない?」

 

「戦闘や扇動しかしてませんでしたし……魔法は使わず分解と双大剣使ってたので魔法のことはよく分かりません!」

 

「つまり脳筋」

 

「なんですって!この魔法以外能無しBBAが!」

 

「ノイントの方がBBA、私はBBAじゃない」

 

「アレーティア、ノイント落ちつけ」

 

聖我はアレーティアとノイントを宥めるが彼女らの論争は激化し、結果、

 

戦争じゃあああ!

 

こうなった。

 

アレーティアの部屋の中で戦争されたらさすがに後でアレーティアが涙目になりそうなので手頃な誰にもいないところに転移魔法で転移させる。

 

そして聖我は後でどうせアロンダイトをオーバーロードさせることになると考えてアロンダイトに魔力を充填して宝具発動の準備をするのだった。

 

 

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