これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!(IFルート・ランスロット)   作:排他的

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森のうさぎさん

今はもう色々なところがボコボコになっている神域、そんな空間でもそこまでボロボロになっておらず比較的綺麗な場所で聖我と聖我に拾われたハジメが話していた。

 

「というわけで森のうさぎさんの回収お願いね」

 

「なんで僕なの?」

 

「1番暇そうだから」

 

森のうさぎさんの回収とは最近フェアベルゲンを追い出された兎人族のことである。なんでも神の使徒のひとりが調べたところによると、差別によって不当に追い出されたらしい。

 

だが神の使徒の大半はエヒトに働かされ続けて動けるのはひと握り、アレーティアは部屋でこの世界から脱するための魔法を研究しているため動けない。

 

それに聖我は神域の維持などのエヒトが行なっていた仕事を行っているために動けない。

 

それらと比べれば比較的楽な位置にいるハジメが兎人族の回収に向かうのは仕方の無いことなのである。

 

「でも……」

 

「武装はあるんだろ?」

 

「まだ作りたいのがいっぱいあるからな〜」

 

なんだかんだ言って自分の部屋という名の工房から離れたくないというのが本音らしい。重度のオタクのせいか、アニメ武器を作りまくっているのだ。

 

「……仕方ない、生成魔法を君にあげよう!だからうさぎさんの回収行ってきて」

 

「喜んで!」

 

前々からハジメは聖我に生成魔法を強請っていた。だがなんかに使えそうだなーと渡していなかった。聖我が酷いと喚いた時もあったが今がこの時とハジメに生成魔法を与えることを約束するとハジメは神域から転移してしまったのだった。

 

「……大丈夫かな、アイツ」

 

そんなハジメを少し心配そうに見る聖我だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「だずげでぐだざ~い! ひっーー、死んじゃう! 死んじゃうよぉ! だずけてぇ~、おねがいじますぅ~!」

 

「……そこか……歩くのめんどくさいな」

 

ハジメは神域から転移してライセン大峡谷に来ていた。ハジメは聖我から貰っていた宝物庫から火薬を使って飛ぶジェットパックを取り出して装着する。

 

先程から助けを求めている兎人族の後ろにいる双頭ティラノにドンナーとシュラークと名付けている拳銃を向けて、銃弾を放った。

 

その銃弾は電磁加速によって速くなっており超電磁砲と言っていいほどの威力になっていた。

 

双頭ティラノはあっけなく貫かれ、そのまま絶命し、その様子を見た兎人族がポカーンと立ち尽くす。

 

ジェットパックを使用してホバリングしながら兎人族の元に向かうハジメ。

 

「助けにきま「助けてくださいお願いしますぅ!なんでもじまずがらぁ!」ちょ、涙拭いて、鼻水も……助けに来ただけだからさぁ!」

 

「ズビ……あ、ありがとうございます!でもなんで……」

 

ハジメが助けに来たことを知って鼻水をハジメの服で拭く兎人族。そしてハジメがなぜ助けに来たのかを聞き始めた。

 

「僕を助けてくれた人が君達を助けるよう言っていてね。さぁ、案内してくれるかな?あ、それときみの名前も教えてね」

 

「わ、わかりました!あ、私の名前はシアですぅ!」

 

「そう、僕はハジメ、よろしくシア!」

 

なんだか前より明るくなったハジメと兎人族のイレギュラー、シアが出会った瞬間である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーWに登場するハードボイルダー。それは様々なバックパックと合体することで色々な特殊能力を得ることが出来るバイクだ。

 

なぜこんな説明をしたのかというと、ハジメが似たようなものを作ってしまったからだ。

 

名前はハードボイルダー・ファースト。バックパックはガトリング砲が搭載され、ミサイルが放てるガンナーHだ。

 

移動は遅いが、飛びかかって来る魔物を排除するのがものすごい楽なのだ。

 

今、ハジメとシアはハードボイルダー・ファーストに乗って、兎人族達が集まっているところに向かっていた。

 

「これ凄いですね〜」

 

「そうでしょ!すごいでしょ!天才でしょ!!……でも聖我はわかってくれないんだよね……」

 

シアに褒められて某天才物理学者のセリフを言うハジメだったが、ロマン武器というのがいまいち分からない聖我が戦車でよくね?と言った時のことを思い出して少し落ち込む。(ガトリング砲を聖我も持ってはいるがバイクに搭載する意味が分からないとの事)

 

「あの、聖我さんというのは?」

 

「聖我は僕を助けてくれた友達……かな?君達を保護できる人間でもあるね」

 

「……わ、私たちど、奴隷にされるんですか?」

 

「ないない、聖我は大概自由にやらせてくれる。まぁたまに頼まれることもあるけど」

 

「なら良かったです!」

 

保護を奴隷と勘違いしたシアがガクガク震えるがハジメの言葉を聞いて胸を撫で下ろす。

 

「あ、あそこ……魔物!?」

 

シアが兎人族達が集まっているところを指差すが、そこにはワイバーンに近い魔物が兎人族を襲っていた。

 

「は、ハイベリアァァ!?」

 

ワイバーンに近い魔物、ハイベリアに怯えるシアだったが、ハジメに怯えはない。

 

「……超高速機動で動いてくる天使よりマシだよなぁ……」

 

どこか黄昏ているハジメによってバックパックからミサイルが1発放たれる。そのミサイルによってハイベリアは爆殺された。

 

「ハウリアの皆さん、大丈夫ですか?」

 

ハジメはハイベリアを撃墜したことをなんとも思ってない顔でにこやかに怯えているハウリアに話しかけたのだった。




ハジメは原作と変わらずシアと接触しました!大迷宮には行きません。ユエが魔法を完成させ、それをカミパワァーで発動すれば帰れますから。

仮面ライダーアクセルのガンナーAがガンナーHの元ネタです。

次回ハジメがうさぎさんたちを回収すればハウリアは終わりですね。樹海?ミレディ?……はて、なんのことでしょうか。

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