高町なのは in 幻想郷   作:えぬの者

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第十話 なのは in 紅魔郷 中編

わたし、高町なのは。紅魔館へ向かう為、湖の上を飛んでいると

氷の妖精ちゃんと友達になりました。

 

「なのはー 早く早くー」

 

「ま、まってー」

 

チルノちゃんは慣れているのか霧の中でまだどんどん進んでいきます。

人間のわたしには厳しいです。

 

「なのはー そう言えば 時々なのはから違う声が聞こえるけど、あれはなんだ?」

 

「あー ごめんね、この子 レイジングハートと話してるの」

 

不思議に思ったのかチルノちゃんが近づいてきます。

 

「れ..なに?、あぁこの棒かー おーいなんか話せー」

 

珍しいのかチルノちゃんがレイジングハートに話しかけます。

 

「こんばんは、氷の妖精さん」

 

「おお!しゃべった! 赤い球からか!おい、赤い球!」

 

レイジングハートが返答したのが嬉しそうです。

好奇心旺盛で小さな子供みたいです。

 

「なんでしょう」

 

「エヘヘ なんでもない!」

 

チルノちゃん、可愛いなぁ

なんて思っていると

 

「なのはー そろそろ陸に着くぞー」

 

「うん」

 

「マスター 誰か来ます、正面です。」

 

「うん、私も見えてる。」

 

「ゲッ 魔理沙だ!」

 

「まりさ?さん?」

 

また、初めましての方です。

いかにもな魔女の帽子にエプロンのような白黒の服

そして箒に座って飛んできました。

 

「おう、チルノ こんな時間にこんなとこで何してんだ?」

 

「ま、魔理沙にはカンケーない! そ、そうよ!よ、用事思い出した! じゃあね!」

 

チルノちゃんが凄い勢いで飛んでいきました。

 

「なんだ?チルノのやつ.. ん?あんた見ない顔だな」

 

「初めまして、わたし 高町なのはです。 魔導師をやってます。」

 

「まどうし?なんだそりゃ まあいいや あたしは霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ」

 

「魔法使い?わたしと同じ感じの子かな?」

 

「少し違いますが、共通点はあるでしょう」

 

「お? なんだ!?」

 

「あ、ごめんなさい この子はレイジングハートです。わたしの相棒です。」

 

「へー その棒、喋るのか」

 

「はい、厳密にはここがレイジングハート本体です。」

 

とデバイスの上部のレイジングハートのコアを見せます。

 

「へー そんな魔道具もあるんだな」

 

「えへへ」

 

すこし 仲間みたいな子と知り合って嬉しいです。

 

「それで なのは はこれから紅魔館へいくのか?」

 

「はい、そうですー」

 

「そうなのか。まぁ こっちは、借りるもの借りて 紅魔館から出てきたところだ。」

 

「借りるもの?」

 

「あぁ 魔導書だよ ほら」

 

と本を見せてきました。

ただ、わたしにはなんなのか何ができるのかピンときません

 

「マスター あれは我々で言う教科書のようなものです。ただし、中には危険なものも存在します。」

 

「そういうわけだ。まあ 気をつけろよな」

 

「はい ありがとうございますー!」

 

「で、なんでチルノが逃げたか知ってるか?」

 

「い、いえ...なんででしょう」

 

「まあいいや なのは また会おうぜ。」

 

「はい!ぜひ!」

 

「そうだ、魔法の森の霧雨魔法店をよろしく! 魔法関係の物があるから近いうちきてくれよー じゃあな」

 

「あの、魔法の森って...」

 

飛んでいってしまった

魔理沙さん 活発なお姉さんって感じですが

魔法使いと言っていました。勉強になるかもしれないのでいつか行ってみたいと思います。

 

「マスター 先を急ぎましょう」

 

「うん」

 

--

 

しばらく飛んでいると

見えてきました。なんとも赤い...紅いお屋敷です。

なんとなく月も少し紅く見えます。

とりあえず 門の前まで来ました。

 

「こんばんはー」

 

返事はありません。

 

「こんばんはー!」

 

2回目も返事はありません。

 

「マスター 付近には誰も居ないようです。玄関へ行ってみましょう」

 

「そうだよね」

 

レイジングハートの言う通り誰も返事をしてくれないので

きっと周りには居ないのでしょう。

左右に花壇がありますが夜なのでよく見えません。

昼間にもう一度みてみたいものです。

 

玄関につきました。

 

「こんばんはー」

 

「はーい」

 

観音開きのドアが開けられました。

中から動きやすそうなチャイナドレスのお姉さんが出てきました。

 

「あら、どちらさまですか?」

 

「はい! わたし、高町なのはと言います。明日人里に霧を発生させるとのことなので お話しをききにしました。」

 

「あー それで来たんですね。私はここの門番の紅美鈴です。でも、こんな時間に大変でしたでしょう」

 

「いえ、大丈夫です! わたし、門番さんなんて初めて見ました!」

 

にこにこ人当たりが良さそうなお姉さんです。

ただ、少し困った顔をしながら申し訳無さそうに言ってきます。

 

「でも、今から晩ごはんなんです... あっ せっかく来てくださったので なんでしたらご一緒しますか?」

 

なんと、晩ごはんに誘われました。しかし既に食事を済ませてしまっているので

どうしたものか...

 

「美鈴、どうしたの?」

 

「咲夜さん、この子が霧の件で訪ねてきまして。」

 

「こ、こんばんはー」

 

「こんばんは。 お客様を長らく外に居させるわけにはいかないでしょう。美鈴、私はこの子をお嬢様のところへ案内するので、食事の用意を引き継いでください。」

 

「それもそうですね。お嬢様ならそうさせるでしょう」

 

「いえ、お嬢様がそう言ってましたので。」

 

「そうなんですねー」

 

どうやらここの館はお嬢様?が家主らしいです。

そして 難なく紅魔館へ入らせていもらいました。

 

「あのー いいんでしょうか お邪魔してしまって」

 

「いいんですよ お嬢様から話は伺ってますので、それにこんな子を夜に帰すわけにはいきませんわ」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

どうやら歓迎されているようです。

よかったー

 

「私は、十六夜咲夜 ここのメイド長をしていますわ」

 

「わたしは高町なのはです。守矢神社でお世話になっている魔導師です。」

 

「まどうし... 魔女みたいなものでしょうか」

 

「魔理沙さんが言うにはそうらしいです。」

 

「あら、魔理沙にあったのね」

 

「はい、活発なお姉さんでした!」

 

「あの子は元気すぎるんですよね... こちらは大変してますわ」

 

「あははは...」

 

話を聞くと、魔理沙さんは紅魔館によく遊びに来るようです。

ただ、遊びに来るたびにトラブルを起こしてしまうとか。

絨毯や壁が焦げていたり、調度品が壊されていたり

ティーカップを割られたり

元気なお姉さん というよりも...?

 

「あなたはそんなことしないわよね」

 

「は、はい!」

 

咲夜さんは少し怖いお姉さんですが

上品さがあります。霊夢さんとは、また違った怖さがあります。

 

「さて、着きました。」

 

「あのー ここが れみりあ さんのお部屋でしょうか」

 

「いえ、ここは食事をする場所ですわ、晩ごはん時でしたので皆さん集まってます。」

 

「すみません、お邪魔してしまって...」

 

「構いませんわ、お嬢様の許可もありますので。」

 

そう言いながら咲夜さんがドアを開きました。

 

「わー!あっ...」

 

テレビでみたような貴族のお屋敷の食事をする場所でした。

思わず声が出てしまったのですが、れみりあさんがいるとのことなので抑えます。

 

「お連れしました。」

 

「よおこそ。白い魔法少女ちゃん」

 

テーブルが長いのか離れたところから声がします。

声がした方向を見ると

そこには、わたしくらいの女の子が座っていました。

 

「いらっしゃい」

 

なんだか心臓が少しドキドキするような、ほほ笑みで言ってきます。

 

--

わたし、高町なのは。紅魔館へ無事到着しましたが

なんだが妖しい子が笑いかけています...




※紅魔館はアットホームでホワイトな職場です※

仕事が繁忙期に入ったので更新が遅れてしまってます。
読みにくい箇所が多々ありますがご容赦ください
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