高町なのは in 幻想郷   作:えぬの者

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なのはさん パワーアップ!


第十三話 なのは in 紅魔館 二日目 午前の大図書館

わたし、高町なのは。パチュリーさんから精霊魔法を教えてもらいましたが

意外とすぐにできてしまいました。

やっぱり魔法少女をやっているからでしょうか。

--

 

「おはよう、なのはちゃん」

 

「おはようございます...」

 

朝はどうしても弱いです。

昨日はレミリアさんと闘い、精霊魔法の特訓をしました。

途中でパチュリーさんはレイジングハートの調整があるとのことで

レイジングハートと図書館の奥へ行ってしまい、残ったわたしは

ひたすら精霊魔法の特訓をしていたのですが...

 

「なのはちゃん、精霊魔法を教えてほったらかした私も悪かったけど、自分の限界を知りなさい。頑張りすぎよ」

 

「は、はい...すみません」

 

どうやら、練習のしすぎで倒れてしまったようです...

ソファベッドに寝かされてました。パチュリーさんすみません..

 

「それで成果はどうかしら?」

 

「とりあえず、周囲からの魔力を取り入れることはできるようになりました。」

 

「良いわね。自前の魔力だけだとどうしても限界があるわ。戦いには補給は大事なの、決して無理をしてはいけない。今のあなたにはそれを知る必要があるわ。覚えておいて」

 

「は、はい!」

 

「さて、そろそろ咲夜が朝食を運んでくるわ。私は必要ないから あなたは適当に食べてなさい」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

「私はまだレイジングハートの調整をしているわ。精霊魔法も使えるようになっているようだしそれにも対応できるようにね」

 

「もしかして寝てないんですか?」

 

「ええ、私のような生粋の魔法使いは 睡眠は不要なの。すべて魔力でどうにかなるわ。」

 

「すごいですね...」

 

「人間ではないからね。じゃあ、またあとで」

 

そう言って奥に行ってしまいました。

生粋て言ってましたね。

わたしと違って生まれた時から魔法使いだったのかなぁ...?

 

「失礼します。」

 

「あ、はーい」

 

返事をした途端、ドアを開けて咲夜さんが図書館へ入ってきました。

 

「おはようございます。なのはさん」

 

「おはようございますー」

 

「朝食ができています。そのままでお待ちください」

 

「は、はい!」

 

!!

今、ありのまま起こったことを話します。

わたしが咲夜さんへ返事をした途端、近くにテーブルが出現し

その上に料理...おにぎり、味噌汁、生野菜サラダ..が現れたのです。

洋館なのに和風!昨日の晩御飯は洋食だったのに咲夜さんすごい。

...じゃなかった。

 

「あ、あの」

 

「ふふ、ごめんなさいね。ちょっと驚く顔が見たかったの。」

 

咲夜さん急に砕けた感じに!

 

「いえ、でもこれって」

 

「さあ、どうしたと思う?」

 

「マジックでしょうか...?床に何か仕掛けが...ないですね」

 

全く見当もつきません。亜空間から取り出したにしても、ずっと見てましたし。

ええっと...

 

「正解は、これ」

 

「時計?懐中時計...?もしかして」

 

「私は時間を止められるの。いろいろ制限はあるけどね」

 

「すごい!すごい!」

 

時間を止めらるのはすごい、と言いますかもう理解が追い付かないです。

ということは時間を止めて止まった世界でテーブルや食事などを運んできたのでしょうか...

そう考えると大変な気もします。

 

「普段から時間を止めて家事をしているんですか?」

 

「大体はね、でも妖精メイドもいるからそこまで苦ではないわ。」

 

「でも、お疲れ様です。」

 

「ありがとう」

 

にこやかに返されました。

咲夜さんも冷たい印象でしたが優しいお姉さんでした。

 

「なのはさん、パチュリー様は?」

 

「はい、パチュリーさんなら奥でレイジングハートの調整をしてもらっています。」

 

「なら朝食は必要なさそうね。もったいないし美鈴に食べさせましょう。」

 

「美鈴さんはどちらに居るんですか?たしか門番だとか...」

 

「ええ 日没までは美鈴は門番よ。食事の時は館に戻るけどもね。」

 

「そうなんですね ここって門番が必要なほど危険なんですか?」

 

「そうでもないわよ。どちらかといえば門番目当てに挑んでくる輩がいるくらいかしら。」

 

挑んでくるやから...?

きっと美鈴さんへ闘いに来る人達のことなんだよね

 

「美鈴は格闘技が得意なの、なんとか拳法といったかしら。そうだわ、少し待ってなさい」

 

「は、はい」

 

「ただいま」

 

!

びっくりしました。

咲夜さんが美鈴さんをつかんでそこに立っています。

 

「引きずってきたわ。」

 

「ちょっと!咲夜さん!いきなり何するんですか!」

 

「引きずってきたわ。寝てたから」

 

「あれは、氣の修行です。決してねて...」

 

「寝てたから」

 

「ごめんなさい、ばれてました?」

 

「常習だもの。ただお客様がいるときくらいはちゃんとしてほしいわ」

 

美鈴さんと咲夜さんが仲良さそう?に話しています。

でも咲夜さんちょっと怖いですが...

そろそろ声をかけたほうがいいのでしょうか

 

「なのはちゃん おはよう。昨日はよく眠れた?」

 

「はい、おはようございます。美鈴さん」

 

「あなたは今さっきまで眠っていたけどね。」

 

「だからごめんなさいってー!」

 

「まあいいわ、朝食余ったから食べていきなさい。」

 

「え、いいんですか? やったー」

 

子供のようにはしゃいでいる美鈴さん。

少し親近感がわきます。

 

「あれ?パチュリー様は?」

 

「パチュリー様は奥でなのはちゃんのレイジングハートの調整ですわ。」

 

「あー パチュリー様は新しいおもちゃを見つけると夢中になってしまうから...」

 

あ、本が飛んできた。ここだと本も空を飛ぶんですね

美鈴さん目掛けて飛んできています。

 

「ぐえっ!」

 

あー、後頭部に命中しちゃいました。

 

「聞こえてるわよ美鈴。なのはちゃんごめんね。レイジングハートが思ったよりも複雑で調整に手が離せないのよ。」

 

くぐもった声が本からします。

おそるおそる広げてみると魔法陣が書いてあり、そこから声がします。

 

「だから、なのはちゃん。午後から美鈴に近接格闘の特訓をしてもらいなさい。魔法使いといえども魔導師なら近接戦闘はあるでしょ」

 

「特訓ですか?」

 

「そう、近接格闘のね。 美鈴、あとはよろしく。 あと咲夜もよろしくね。」

 

「承知しました。」

 

「うう すみませんパチュリー様」

 

「よろしい、じゃあ任せたわ。」

 

そう言って魔法陣から光が消えました。

パチュリーさんの声が聞こえなくなったのを確認し咲夜さんが美鈴さんに向かい言います。

 

「美鈴、ケガさせないようにしなさいね。」

 

「わかってますよー」

 

どんな特訓なんだろう...

 

--

わたし、高町なのは。昨日の夜は精霊魔法の特訓

今日は午後から近接格闘の特訓をすることになりました。

近接戦闘は苦手です...




精霊魔法は簡単にできたが近接戦闘の訓練とは...?

美鈴といえば拳法ですよね。
普通格闘技って地に足がついている前提ですが
空を飛んでいる少女が多い中しっかり使えるのでしょうか
でも、某宇宙空間では旧式作業ロボが白い悪魔に格闘で応戦していましたよね。あれ?そうだっけ?

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