高町なのは in 幻想郷   作:えぬの者

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第二十三話 なのは in 妖々夢 - 吹雪

わたし、高町なのはです。

ミスティアさんの屋台で

ヤツメウナギをのんびり食べていたのですが

突然叫びだしたミスティアさんに驚いて逃げてしまいました。

--

 

「あれ...歌なんだよね?」

 

「わかりません」

 

レイジングハートでもわからないよね

しかし あんなに穏やかな感じだったのに

どうしたんだろう...

気を取り直してまずは第一の目的地の魔法の森に向かっています。

 

「えーと 用意してきたスペカは4枚...大丈夫かなぁ」

 

時々無地のスペカを持っている妖精さんがいるようで

その子から頂戴することによって増やせるようです。

 

「わわ!」

 

突然風が強くなってきました。

これが吹雪なのでしょうか

飛ばされそうになりますが 出力をあげつつ前進していきます。

妖精さんたちもあたりに居なくなってしまいました。

 

「このまま 進んでも大丈夫だよね?」

 

「はい、問題ないかと」

 

「もんだいよー」

 

「へ?」

 

横から声がしました。

見てみると白と青のフワフワした女性が飛んできました。

 

「ゆきはゆきでも天に昇るゆきはなーんだ」

 

突然 なぞなぞを出されました。

 

「えーっと...」

 

だめです。わかりません

 

「それはー」

 

彼女は妖力をためているようです。

あ、これは攻撃が来ます。咄嗟に身構えます。

 

「天国行き!」

 

彼女の周囲に雪が集まってきて

その中から弾幕を形成して飛ばしてきました。

青を基調とした不規則な弾幕ですが 密度はそこまでないので難なく避けられます。

攻撃を見極めたところで反撃もしないといけませんので

ビットを展開して反撃してみます。

 

「レイジング・ビット 展開!」

 

「了解」

 

レイジングハートで収集した魔力をつかい

ビットを生成して魔力を込めます。

事前に収集した魔力で出せるのは3機までです。

わたしの周囲に展開しますが、改造後初めて展開したのですが簡単に制御できそうです。

たしか神力ではなく魔力で制御できるようになったようなのでわたしでも簡単にできるとのことです。

 

ビットの準備が完了したことを確認した後射撃指示をします。

基本的には各自飛んでくる弾幕を躱しつつわたしに追従するようにしています。

 

「斉射!」

 

「発射します」

 

3機のビットから小型魔力弾を同時発射していきます。

彼女にしっかり命中しているようで

弾幕の数が減ってきました。

 

「ただの人間じゃないのねー 寒符「リンガリングコールド」」

 

スペルカードを宣言してきました。

先ほどの不規則な弾幕は継続されて飛んできますがそれに追加で

中型弾幕を発射してきました。これは左に避ければ...

 

「あっ!」

 

中型弾幕の後ろに小型弾幕が何個も連なっていて

目の前で展開して飛んできます。

ちょうど人の字をした形で包囲してきました。

けども隙間があるのでそこに体を滑り込ませる形で回避を試みます。

 

「えー!またー!?」

 

回避した後にさらに前方に同じ中型弾幕と小型弾幕が先ほどと同じ

配置で飛んできます。でも規則性はわかりました。

これも避けつつ余裕ができそうなので反撃に移ります。

 

「斉射!」

 

先ほどと同じようにビットによる一斉射撃をしながら

回避をしていきます。

 

彼女の弾幕が止みました。

 

「して、こんな雪にどこに行くのかしらー?」

 

「魔法の森に行く予定ですー! このまま通してもらえませんか?」

 

「せっかくの雪なんだしもっと遊びましょう」

 

彼女はまだ弾幕ごっこをしたりないようです。

 

「冬符「フラワーウィザラウェイ」」

 

次のスペカを宣言してきました。

彼女の周囲の雪が集まり 弧の字を描いて飛び回り

定期的に尖った雪の弾幕を発射してきます。

 

「っ!」

 

危うく被弾する所でした。

まずは見極めるようにしっかり後ろに下がります。

前方と左右からの弾幕が迫ってきています。

 

「マスター 一つずつ避けて行ったほうがいいでしょう」

 

「そうだよね。まずは...」

 

意識を集中してまずは左側へ移動して左から迫ってくる弾幕を躱します。

次に正面からの弾幕をあえて前に移動することによって先に避けておき

次に右からくる弾幕を右に向かって進んで避けていきます。

回避方法を確立したことにより余裕が生まれたので反撃を開始します。

今度はビットを収束して斉射します。

レイジングハートからも魔力弾を発射していきます。

 

---

 

「あー やられちゃったー あなた強いのねー」

 

「ありがとうございますー わたし、高町なのはと言います。魔法使いをしています」

 

雪の中で寝転がっている彼女に近づいて手を伸ばします。

しかし彼女は寝転がった状態でそのまま浮いて 体制を立て直しわたしに向かいます。

 

「あぁ そういえばチルノちゃんから聞いたわね、わたしはレティ・ホワイトロック レティと呼んでねー」

 

「はい!レティさん」

 

レティさんの能力だったのか吹雪が止んで

今は静かに雪が降っているのみです。

聞くところによるとチルノちゃんと知り合いみたいですが 雪と氷...たしかに仲良さそうです。

 

「あぁ そうそう、チルノちゃん見なかったかしら?」

 

「いえ、昨日湖を通ったのですが見当たりませんでした」

 

「最近見てないのよねー どこ行ったのかしら」

 

「見つけたら レティさんが探していたと言っておきますねー」

 

「お願いするわー じゃあまたねー」

 

そう言ってレティさんは林の奥へフワフワ飛んで行ってしまいました。

雪のようにフワフワしている女性でした。

もしかして雪女なのでしょうか...

でも雪女って着物のイメージがあります。

次会ったときに聞いてみましょう

 

「そろそろ森が見えてきます。」

 

「うん」

 

気が付くと雪も見当たらなくなり

緑一面になりました。

きっとあの木がたくさん生えていて奥が見えないところが魔法の森なのでしょう

道にそって飛んでいたため 魔法の森の入り口に看板があることに気が付きます。

降りてみてみましょう

 

「と」

 

着地し看板に近づきます。

看板にはこう書いていました。

 

「この先 魔法の森 瘴気につき注意されたし」

 

そしてその文字の下には

 

「霧雨魔法店 この先まっすぐ」

 

と書かれていました。

フォントが少し違うようです。霧雨魔法店...?

...

..

.

「あっ! 魔理沙のお店だ!」

 

そういえば湖で合ったときに別れ際に言われていました。

魔法店ってすこし興味があるので場所わかれば行ってみたいです。

その前にまずはお使いを果たしましょうアリスさんという方の家に

向かいたいですが...きっと森の上を飛んでいればわかりますよね

 

--

わたし、高町なのはです。

フワフワした雪みたいな女性と出会い弾幕ごっこをしました。

雪を使った弾幕...夏にもう一度会ってみたいです。

そういえばレティさんも探していたチルノちゃんはどこに行ったんだろう...?




繁忙により更新遅れてしまいました。

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