わたし、高町なのはです。
ベイヨネットを試したけども、扱いが大変そうです。
移動する分は楽そうですが容易に使うべきではなさそう
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「と、とまってー!」
「了解」
通常の飛翔速度まで落ち着いたのを確認しました。
ジェットコースターってこういう感覚なのでしょうか
身長制限もあり乗ったことが無いのでわかりませんが
「レイジングハート 後で調整しよっか...」
「了解です、ただ威力が高いことはいいことだと思います」
「うーん」
レイジングハートがちょっと怖い
まだまだ、妖精さんたちが攻撃を仕掛けてきます。
わたし狙いの弾幕を発射する子や狙いは無くばら撒くだけの子など様々です。
しばらく倒しながら進んでいると...
とうとう階段の終わりが見えてきました。
白玉楼の門です。
「おや、とうとうここまで来ましたね。」
「さっきはどうもです」
妖夢さんが門の前で立っており、半霊を浮かせながらこちらを見下ろしています。
刀を抜いていないところを見るとすぐには戦闘をすることは無いようですが
「半霊を飛ばしてみたのですが思ったよりも苦戦したようですね」
「はい... とても強かったです」
時間を遅くする相手と闘うのは初めてです。
そんな能力もあるのかと驚いたのが正直なところですが...
ここで勝たなければ白玉楼へ入れない、異変解決ができない
というわけでわたし、まだまだ頑張ります。
「そっちの武器には意思があるようですね」
「レイジングハートですか?」
「レイジングハートというんですね」
「はい...」
「...」
「...」
「失礼、では 改めて 白玉楼の庭師 魂魄妖夢」
「えっと」
突然の名乗りに少し戸惑いました。
「立ち合いの前には名前を言うのが武士の心得です」
なるほど、やっぱり勝負ごとには名乗りは大事なのですね
ついでに事情を改めて伝えてしまいましょう
「は、はい! 魔導師 高町なのはです! えっと...」
「よくできました」
妖夢さんがわたしの言葉を遮ったと同時に刀を2本抜きました。
「お互いを知るには...この刀で十分です。先へ進みたいのならば ここを押し通るのみです」
「は、はい!」
「斬れぬものなど、あんまりない! いざ参る!」
弾幕ごっこがはじまります...!
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まずは妖夢さんの半霊から2色の魔力弾が生成されました。
その魔力弾がわたしの近くまで来ると弾幕を生成しながら妖夢さんの所へ弧を書きながら戻っていきます。
わたし狙いではなくばら撒きのようです。
隙間を見定めながら体を滑り込ませます。
2波目の途中で 妖夢さんが刀を一閃、二閃すると空を斬った箇所から
鱗型弾幕がわたし狙いで飛んできます。
.,.!
声には出さなかったものの驚きましたが
わたし狙いとわかればそれを避けつつ反撃の余裕が生まれます。
「魔力弾発射開始」
「了解...マスター!」
「!」
二閃目はわたし狙いではなくそのわたしの左右に向かっています。
大きく動いてしまっていたので被弾しそうになりましたが
なんとかギリギリで回避できました。
「ビットを前方へ集中!」
「了解」
今度こそ反撃です。
「斉射開始!」
ビットの発射に合わせてこちらも魔力弾を撃ちます。
何発か妖夢さんに命中したことを確認しました。
「そうでなくては... 獄界剣「二百由旬の一閃」!」
妖夢さんは弾幕を一旦止めてスペルカードを展開してきました。
ゆっくりこちらの左側へ移動します。
様子を伺おうと妖夢さんを注視していると
「マスター! 弾幕が展開されています」
「あっちには何もないはず...あっ!」
魔法陣の気配もなかったのでノーマークでした。
先ほどまで妖夢さんが居た場所には半霊が残っていてそこから
大量の大型弾幕が発射されています。
でもこの弾幕くらいなら避けられそうです。
反撃の手は緩めずに魔力弾を発射していきます。
...
しかし、妖夢さんから桜のような模様の魔法陣が展開され周囲の魔力を吸収しています。
これはもしかして...
「やっぱり」
時間の流れが少しおそくなります。
飛来する弾幕の速度も遅くなっているのです。
そして妖夢さんが刀を構えながら一閃。
視界の左から右へ瞬間移動しました。
妖夢さんの移動と同時に時間の流れはもとに戻りましたが
「えぇ!?」
しかし接近してくる弾幕に異変が生じました。
妖夢さんは大型弾幕を斬ったのでしょうか...
細切れになった弾幕が別の形を成してバラバラに飛んでくるのです。
「わっ!わわわ」
これもなんとか避けましたが避けたタイミングでまた時間の流れが遅くなりました。
今の内に弾幕の隙間を探し当てそこに向かい始めます。
妖夢さんはまた弾幕を斬りながら右から左へ瞬間移動しています。
時間の流れが元に戻ったら刻まれた弾幕が押し寄せてきます。
「って 多いです!!」
先ほどの3倍ほどでしょうか
斬られると赤くなるのか赤い弾幕が大量に増えています。
これは避けられそうにないですが...あきらめません!
「レイジングハート!」
「はい、マスター」
「スペルカード発動!魔槍「スピザ・ザ・レイジング」!」
レミリアさんのスペカを元にしたものです。
こちらに着弾してしまう前に無事発射できるか不安ですが
いつか見せてもらったもので発動が早かったことを思い出し早速使ってみます。
「マスター、力の限り投擲してください」
レイジングハートが光ったと同時に
魔力が高速で右手に集まり桜色の魔力槍となりました。
レイジングハートを左手に持った状態にして右手を構えます。
「了解!...えいっ!」
弾幕がこちらに着弾する前に投擲した槍が妖夢さん目掛けて飛びます。
「なっ! 吸血鬼の!うわっ!」
...
「ふふ、してやられました。まさかこんなこともできるとは...すこし難易度をあげたほうがよさそうですね」
妖夢さんにしっかり命中したようで
スペルカードは解除されたようです。
難易度...少し怒らせてしまったのでしょうか
「畜趣剣「無為無策の冥罰・解」!」
妖夢さんが桜模様の魔法陣を生成して
魔力を集め始めます。
弾幕は展開されていませんが先ほどと同じで時間の流れが遅くなります。
魔力収集が終わったのか妖夢さんが右から左へ瞬間移動をします。
すると、妖夢さんの後方からわたしの目前まで十字に編んだような魔力痕?ができています。
これはなんだろう...警戒しつつしばらく見ていると...
「!!」
大量の鱗型弾幕が十字に張られた魔力痕を追うように生成されて全方向に高速で飛翔し始めます。
あまりの量に回避が難しい事や速い速度の為スペルカードの発動も厳しそうです。
被弾の覚悟をしつつ何とか隙間をみつけますが
...
間一髪のところで時間の流れが遅くなりました。
今のうちに回避場所を探して回避に努めます。
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何とか2波目も避けた後に妖夢さんがスペルカードを解除したようです。
「これも避けましたか」
「厳しかったです...」
「でも避けましたね。さすが噂になっているだけはありますね」
「噂ですか...」
きっと人里での噂なのでしょう
「最後は撃ち合いならぬ打ち合いをお願いします。」
「?すみません わたしは刀をもっていません」
「その手に持っている槍で構いませんよ」
...やり...あっ!
レイジングハートがベイヨネットモードのままでした!
「これはえっと...」
「この期に及んでもまだ、あのスペカを使わないのですね」
「あのスペカ...?」
「本気を出さないのならこちらから参ります いざ!剣轟抜刀!」
「マスター! 近接のスペルカードが来ます!」
「えっ!」
「ベイオネット突撃を」
「! スペカ発動ベイヨネット!」
ついさっき発動を試してみたベイオネット突撃をスペルカード化できたようです
「了解 砲剣「魔刃突撃」」
後方へのブースト発動が合図です。
「とつげーーき!」
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わたし、高町なのはです。
妖夢さん(本体)と戦闘しています。
ですが、今は近接スペカどうしの激突になってしまいました。
ここでしっかり勝って先へ進みます!
もう少しで妖々夢編も終わりです。
読みにくい箇所が多々ありますがご容赦ください