ありふれた世界からはじかれた   作:夜刀ノ神

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めっちゃ久しぶりに投稿です
まあ私なんて知ってる人いないでしょうけど


ぷろろーぐ

「あ、どうもこんにちは」

 

「え、ああこんにちは・・・いやいやおかしいじゃろ」

 

「?なぜです?人と会ったらまずご挨拶これ常識ですよ」

 

「いやそうなんじゃが、そうじゃないんじゃよおぬし今の状況もしかして認識できておらんのか?

 

「少なくとも、今までいた場所ではないことは確かですね、確か私は・・・」

 

「おぬしは残念ながら死んでしまったんじゃ」

 

「ええ、そうでしょうね私の記憶心電図の音が途切れる瞬間で途切れてますし、もしや、今流行の神様転生ってやつですか?でも私の死は寿命ですよね、トラックに轢かれたわけでもなく、通り魔に刺されたわけでもないではなぜ?」

 

「君が実はよくしゃべる子だということは良くわかった、すまんが説明するから少し静かにしてくれんか」

 

「すみません、ちょっと前まで、口もまともに動かなかったもので」

 

「いや、いいんじゃよ君は生まれつき体が弱かった、それも免疫がほとんど機能していないレベルで、さぞ生きるのがつらかったことじゃろう、しかし君はいや君たちは生きることをあきらめなかった」

 

そうなのだ、生まれつき体がもう弱いとかいうレベルを軽く超越した貧弱さだったのだ、お医者様には10年も生きればいい方だと言われたらしい

 

 

「そう、その運命の10年を生き抜いて17年も命を絶やすことがなかった。これは神の世界でも異例のことじゃ」

 

「ん?やっぱりあなたは神様?」

 

「そうじゃ、平たく言えば最高神ということになる。」

 

「なんでそんな偉い神様が私を?」

 

「さっきも言ったじゃろ、自分の運命に打ち勝ち寿命を延ばすというのは並大抵のことではないのだ、できてもせいぜい1日か3日程度じゃ」

 

そんなに持ち上げられても、俺は物語が好きでそれをひたすら読みたいと思ってたらここまで生きていただけなのになぁ

 

 

「そんな、君にお願いがあるんじゃ」

 

「えと、私にできることならいいですけど」

 

「君にはとある世界の観測者になってほしいのじゃ」

 

「観測者?というとその世界のことを見て聞いて感じて記録すると?」

 

「ああ、おおむねそんな感じじゃ、もちろん君が内心期待しているチート能力もつけてやろう」

 

「!?な、なぜそれを」

 

「今までの君の生きざまを見ていたわしからすればたやすいことじゃ、それで渡す能力なのじゃが・・・何か要望はあるかのその世界のバランスを崩さない程度なら、基本的に大丈夫だぞ」

 

実をいうと、生まれてからずっと無菌室にいた自分ではあるが、生粋のオタクなのである、物心ついた時には両親が買ってきてくれた絵本を読み漁っていたし、小学生に入学するぐらいの年齢の時にはラノベにはまっていた、それが生きる原動力にもなっていたわけでもあるが。両親には多大な迷惑をかけたと思う、後悔はしていないが、こんな俺を最後まで見捨てず寄り添ってくれた両親には感謝しかない、

 

「うむむむむ、迷いますね、fataとかSAOとかでもやっぱり私が一番好きなあの作品のあのキャラですかねぇ」

 

「うむ、そのキャラなら問題ないぞ多少強化してやろう、ついでに・・・これと、あとこれそしてこれあえーっとこれも必要じゃな」

 

「あの、いったいなにを」

 

「まあ、気にするなこっちの話だ」

 

「そうですか、そういえば私はどの世界に行くんですか?」

 

「それも、行ってからのお楽しみじゃ君なら行けばわかるじゃろ」

 

「つまり少なくとも私が見たことのある世界と」

 

「ああ、そうじゃ、それでは次の世界をたのしんでくるといい」

 

「ありがとうございます神様!」

 

薄れゆく意識の中ぼんやりと言葉が入ってくる

 

『それと最後に一つだけ注意事項がある、これはまあ一種の保険なのじゃが転生先の君の能力の一つに、転移阻害(悪)というのがある。これは他者の悪意では君は転移できないというのもじゃ、君に頼むのは世界の観測じゃからのどこの誰とも知れないものに勝手に転移させられるのは困るのじゃ、むろん、自分から転移することあできるので、まあ君が直接気にすることはないから、まあ覚えておかなくても問題はない ではの』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚める・・・・見慣れた天井だ

 

「ん・・・んーーーふわああ」

 

あ、どうも皆さんおはようございます■■■改め 

  『羽々斬(はばきり) 夜架(よるか)』と申しますわ

 

そう、知ってる人は知ってる最弱無敗のバハムートに出てくるルクス(主人公)大好きナチュラル狂人『切姫夜架』です

ちなみに『羽々斬』はもとの苗字これまめですわ

 

「最初は、女性のからだになれませんでしたけど、今ではすっかり慣れましたわもう生まれて6年も経つんですもの」

 

「夜架~朝ごはんよ今日は出かけるんでしょ?」

 

「はあい、お母さま」

 

生まれたのは、王族とかではなくごくごく普通の一般家庭だ、そんな普通が今まで普通じゃなかった私としてはいつも新しいであふれていてとても楽しい

 

「おはようございますお母さま」

 

二階にある自分の部屋から、一階にある居間に向かい

 

「おはよう夜架、手がかからないのいいことだけど、ここまで手がかからないと逆に物足りないわね」

 

無菌室育ちとはいえ、一時期神童とまで言われた私をなめないでほしい、まあ体が弱いとわかって世間も引いていったけど

 

「ふふ、お母さま、弟期待していますわ」

 

「・・・」

 

超美人お母さまが顔を真っ赤にして黙てしまった、一人娘を生んでいるのにいまだに、慣れていない初心なお母さまである

 

「ごちそうさまでした、では出かけてきますね」

 

「え、ええあなたはしっかりしていて時々何歳かわからなくなるけど、まだ6歳なのよ困ったことが合ったら周りの人に助けを求めてね」

 

「ええ、心得ていますわ」

 

夜架は町の散策へ出かける、最近の日課である、

 

「小学校はまだしも、幼稚園なんて通っていられないですからね、いまだにこの世界がどの世界かわかっていませんし。

神様にもある程度成長したら全能力を解禁するといわれているし、とにかくどの世界か探るのがさきですわね」

 

一人ぶつぶつ言いながらもふらふら進んでいく

 

「おや」

 

考え事をしていた夜架の耳に気合の入った雄たけびといっても差し支えない声が聞こえてくる

 

「こっちでしょうか・・・」

 

特に目的もない夜架は声のする方に歩いていく

 

しばらく、声のする方に歩いていくと立派な日本建築のお屋敷が見えてくる、そしてその門に何やら看板がかかっている

 

『八重樫流道場』

 

「あ、あ~~おお!ここはありふれか!これはうれしい、数ある作品の中でかなり好きな作品の一部ですわ。情報収集のためにも突撃一択ですわね」

 

こっそり門から入り訓練しているらしき庭を伺う

 

「うーん、知ってる顔は見えないな・・・」

 

「これは、かわいらしい侵入者さんじゃの」

 

「ッ!!」

 

突然背後から降ってきた声に驚き、反射的に声の方へ向きながら距離をとる

 

「ふむ・・・なかなかの身のこなし」

 

ぼそっと、振り返ったことで顔の見えたお爺さんがつぶやく

 

「勝手に入ってことは申し訳なく思いますわ」

 

「いやいや、いいんじゃよ、時にお嬢さんここに来たということは多少なりとも興味があったのじゃろう」

 

「ええ、まあ」

 

「ならば、体験していってくれ」

 

「いいんですか?」

 

「ああ、将来有望なお嬢さんを追い出すわけなかろう」

 

夜架がんん?っと多少の疑問を持ったが絶好のチャンスなので体験していくことにする

 

「では、お願いします」

 

「うむ、こっちへ」

 

お爺さんへついていく。

 

 

 

「・・・むむむ、剣道ってこんなに迫力あるのか」

 

夜架はお爺さんに連れられ剣道場に来ていた、そこでは生徒たちが実戦形式で打ち合いをしている

 

「すごいじゃろう」

 

「ええ・・・」

 

ちょうど終わり際だったようで打ち合いをしていた二人が礼をして離れていく

 

「さあ、次はお嬢さんの番じゃ」

 

2本の竹刀を持っていたお爺さんが片方を渡してくる

 

「え、私、やったことありませんよ!?」

 

「知っておる、体験じゃ体験わしからは撃ち込まん好きに打ち込んでくるといい」

 

「・・・わかりました」

 

  この爺さんマジか、普通初対面の女の子と対決しようなんて言い出すか?

 

先に舞台に立っていたお爺さんの前に立ち、竹刀を両手で持ち先は自分の右後ろに来るように構える

 

「はじめ!!」

 

審判役の生徒が旗を揚げると同時に踏み込み竹刀をを振り上げる

 

お爺さんは少し目を見開き竹刀でガードをする

 

   防がれるのは織り込み済み・・・

 

振り上げた竹刀の完成に従いそのまま後ろに下がる

 

今度はさっきと同じことを左側でやるが結果は同じ

 

  うーんやっぱり防がれるね、でもこの身長だと竹刀引きずらない支えきらないからなあ

 

もう一度下がり、呼吸を整える

 

「お嬢さんほんとに逸材じゃのぜひともうちの道場に入ってもらいたい」

 

「うれしいですけど、まともに剣道をやるつもりはありませんよ?」

 

「そんなの、身のこなしを見ればわかるわい。どちらかといえば裏の方じゃな」

 

  八重樫流道場の裏・・・あれか

 

「何のことかはわかりませんが、悪くはありませんね」

 

  この体でできるはわからんがやるだけやってみましょうかね

 

「おしゃべりは、このへんにしよう、そろそろ息もーーーーっ」

 

お爺さんには夜架が目の前にワープしてきたように見えただろう

 

しかし、長年の感で夜架の竹刀が当たる寸前ではじく

 

  うーむ、狙いとタイミングは間違ってなかったはずなのですけどやっぱりまだということですね

 

「い、いまのは」

 

さすがのお爺さんも肝を冷やしたのか、一筋汗が流れるのが見える

 

  『刻撃』相手の意識の合間をついた技なのですが、練習不足ですねさすがにぶっつけ本番では成功しませんか

 

「ちょっとした、意地ですわ」

 

「そ、そうか、このあたりにしよう」

 

「ええ、わたしも賛成しますわ」

 

 

 

 

 

 

その後、無事入門することが決まった表向きは普通の門下生として・・・

 

 




ありふれは、本編もいいですけど実はアフターのほうが好きだったりします
深淵卿の話とか
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