sideアルミ・マリオ
アルミ「まあまあ落ち着いて」
フリスク「死んだ本人が落ち着いてるのはおかしくないですか!?」
アルミ「いやー、なんかね、幽霊って案外快適なのね」
キャラ「冷静すぎません?」
まあ、確かにそうね。何故かしら?
アルミ「私も分からないわね〜」
フリスク「…もしかして、幽霊化による性格変化ですかね?」
キャラ「確かに!」
アルミ「なるほど、それが理由ね〜」
フリスク「生前よりマイペースになってません?」
アルミ「そうねん」
ヘカさんの喋り方の真似をした。
キャラ「…はぁ。今夜は一旦寝ましょう。直接幽霊化したから遺体はないですし」
アルミ「ん、そうしましょ♪」
フリスク(面倒くさい事になりそうだ。はぁ…)
ー次の日ー
ん〜、いい朝ね♪
アルミ「おはよう、2人とも♪」
フリスク「おはようございます」
キャラ「寝れました?」
アルミ「ええ、久々の快眠だったわ♪」
フリスク「そうですか。それで、犯人はどのようなヤツでしたか?」
アルミ「全体的に黒い服を着た女性で、短刀を装備してたわ。しかも、火が効かない上に時間停止も無効だったわ」
キャラ「えっ、時間停止が!?」
アルミ「それと、私の幽霊化が完了する直前に、『アルミさん、本当にすみませんでした』と言っていたわね」
フリスク「つまり、殺りたくて殺ったワケではない、と?」
アルミ「恐らくそうよ」
キャラ「………」
アルミ「どしたの、キャラ?」
キャラ「確か、ソジック国に時間を操る能力を持つ家系があったような気がします」
フリスク「えっ?」
時間?
…………あ。
アルミ「あったわね」
フリスク「あるんですか!?」
アルミ「ええ、でも知っている人はかなり少ない家系よ。名前は『十六夜家』。生まれつき時間を操る能力を持っており、そのせいか短命で、大体が30代で死ぬ家系よ」
キャラ「時間を操るって、止めるだけじゃないんですか?」
アルミ「ええ。止めたり、加速させたり、遅速させたり。巻き戻す事はできないわね」
フリスク「なるほど。…まさか、アルミさんが生き返らないようにアルミさんの時を加速させ、寿命で死なせる予定だったんじゃないですか?」
アルミ「十中八九そうでしょうね」
キャラ「とりあえずその十六夜家に訪問してみましょう」
アルミ「オーケー♪」
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MULAの物語
作 七隈千早 七隈千代
BGM 数人
作画 貝塚絵奈
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咲夜?
この世界では元々その名前です。詳しくは4部終盤〜5部で出します。
次回もよろしくおねがいします。