MULAストーリー   作:LCRCL (エルマル)

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赤い森へ行く

side坂田日花

 

ー赤い森ー

 

…シュッ

 

日花「ついたわよ」

 

星夜「事件ってどのあたりですか?」

 

平尾「確か…中心付近だね」

 

…ドガァァン!

 

甲「あっちだな!」ダッ

 

爆発の方向へ向かう。

 

ー数分後ー

 

「グッ…」

 

「ハァ、ハァ…」

 

日花「!?」

 

そこには魂集族の人が倒れていた。

 

レイン「えっ!?大丈夫!?」

 

「レイン、さん…」

 

レイン「誰にやられたの!?」

 

「爆発する…機械に…」

 

メイ「機械…?」

 

「ああ…俺達は十数人で旅行に来てたが、突然機械が現れて襲い掛かってきたんだ」

 

平次「それで?」

 

「俺達はある程度戦ったが…体が急に光ったと思ったら爆発して…」

 

絵奈「他の人は~…」

 

「あちこちに散らばってるぜ…」

 

日花「…回復火桜!」BLOOM!

 

…ギュン!

 

傷だらけだった体はあっという間に回復した。

 

「…ありがとう」

 

レイン「魂集族とリーダーとして指令をするよ?」

 

「は、はい」

 

レイン「他にケガしてる人を見つけたら、すぐにコレを一枚与えて」シュッ

 

レインさんは私が生成した回復火桜を数枚渡す。

 

レイン「それと…すぐに避難して。分かった?」

 

「…了解、リーダー!」

 

レイン「じゃ、解散!」

 

「失礼します!」ダッ

 

……レインさん、かなりしっかりしたリーダーね。

 

星夜(リーダーとしての態度…俺も習うべきだな)

 

レイン「…じゃあ、進もうか」

 

日花「は、はい…」

 

スタスタ…

 

ーさらに数分後ー

 

…ドガァァン!

 

「何なんだいコイツら!」

 

「僕も同じ質問をしたいよ!」

 

この2人は…!

 

日花「スティーブさんと、月斗さん!?」

 

スティーブ「…ん、日花達パーカーズかい?」

 

月斗「ちょうど人手不足でさ…手伝ってくれない、かなっ!」シャッ!

 

ズバッ!

 

「ジビビッ!」

 

襲い掛かってきた機械が斬られる。

 

平尾「コイツらが機械ですか?」

 

月斗「その通り。なんか見覚えのある形状なんだ」

 

甲「見覚え?」

 

月斗「ああ、何処だったっけ…」

 

「ジビィ!」ガシャン!

 

ピカッ!

 

…ッ!

 

日花「天空掌!」ズガァン!

 

「ジッ!?」ヒュゥゥン!

 

…ドガァァン!

 

日花「危なかったわ…」

 

スティーブ「こんなヤツらが何百体もいるんだ、何が目的だろう…?」

 

な、何百体!?

 

絵奈「機械が1つ、機械が2つ…」( ゚д゚)

 

メイ「絵奈、現実逃避はやめて!」

 

「ジビィ!」ガシャン!

 

また現れたわね!

 

白夜「殺人ドール!」ズシャッ!

(あれ、何処かで聞き覚えが…)

 

「ジュゥ…」バタン

 

コイツら、どうやって倒そうかしら?

 

ー--------------------------------------

 

「ククク…そうだ、素材は集まっている…!」

 

『テンプス株式会社』




ん?

次回もよろしくおねがいします。

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