sideアルミ・マリオ
シュッ
アルミ「よし、着いた」
私は久々に天界に来ていた。
…とある事実確認をしに来た。
「おっ、アルミ!」
アルミ「ちょっとぶりね、天助」
友達の完成者、基山天助が来た。
近くの公園のベンチに座る。
アルミ「…早速質問したいんだけどいいかしら?」
天助「?」
アルミ「アンタ…弟がいたでしょ?」
天助「…えっ、何で知ってんだ?」
アルミ「アンタと私があまりにも似すぎているからよ。技とか、髪色とか」
天助「なるほど。よく分かったな…」
アルミ「それで、名前は…基山有助。そうでしょ?」
天助「名前も調べたのかよ!?方法は!?」
アルミ「パンドラの図書館の書物に"何故か"名前が載ってたのよ。ちなみにアンタの名前も載ってたわよ?」
天助「み、見せてくれ」
シュッ
異空間から本を出す。
パラパラ…
…あったわ。
アルミ「はい」
天助「…マジかよ」
『鬼に勝る力を持つ完成者 基山天助』
天助「俺の名前が載ってるなんて、どんな本なんだコレ………なっ!?」
アルミ「ね?点と点が繋がったでしょ?」
『パンドラ家 徹底解剖』
この本はパンドラ家の家系を300年程前の人物まで書き記した書物だ。
パンドラ家が始まったのは700年前だが、その数百年前の人物である天助も記されているのは、単純に強かったからである。
天助「…そういえば、パンドラ家は"有"の読みが名前に入っている人が多いんだったな」
(例:"アル"カ、"アル"ミ、"アル"ヤ、"有"太)
アルミ「そうよ。まぁ、私のクソ祖母であるクティとかは例外だけど」
そう、パンドラ家は母さんの母側の血統なのだ。
…あのクソ祖母もその血を引いていると考えると、嫌な感じだけどね。
天助「…ん?待てよ。俺の弟の話をしたのって、遠回しに俺とお前がクソ遠い先祖と子孫だって言いたかっただけだよな?」
アルミ「フフッ、バレちゃったようね。その通りよ」
天助「だよな。…そう思うと、互いが炎天掌を生み出したのは必然かもしれないな」
アルミ「かもね…」
…あ、そうだ。
アルミ「天助、最初らへんのページを見てみなさい。面白い名前が載ってるわよ」
天助「俺の名前が載ってるのは1000ページ中20ページ目なんだが?元々最初らへんだぞ?」
アルミ「目次の次だから…6ページ辺りを見て」
天助「おう…」ペラペラ
そこに載っていた名前は…
天助「…ぶーっ!?」
『完成者の始祖 完成創太』
そう、私達の血筋は最初の完成者にも繋がるのだ。
天助「なんて異常な家系だよ…」
アルミ「さぁ?私にも分からないわ♪」
ホントに、コレは"運命"かもしれないわね…
ほ、ほわーう(白目)
次回もよろしくおねがいします。