side三人称
「こうして、こうして…と」
カンッ、キィン!
金属が叩きつけられる音が辺りに聞こえる。
「よし!」
ギュゥゥン…
叩かれた金属…赤い剣からエネルギーが溢れだす。
ガチャッ
その時、部屋の扉が開かれた。
「…あら、できたの?フランドール」
フランドール「うん、完成したよアルミ!」
sideアルミ・マリオ
紅魔館。
吸血鬼のレミリア・スカーレット、その妹のフランドール、親友のパチュリー、その使い魔の小悪魔、そして門番の美鈴が住む館である。
私が拾った子供である咲夜がメイドとして働いている館でもある。
まだ7歳なのに何故メイドなのかって?それは…彼女が自分から
咲夜『紅魔館で働きたい!』
なんて言いだしたからよ。
一度ダメって言ったけど、駄々をこねだして…
咲夜『レミリアさんが可愛いの~!可愛い子を世話したいの~!』
と、7歳らしからぬ発言をずっとするので、仕方なく了承した。レミリアからは…
レミリア『…貴女、大変そうね』
と何故か言われる始末。いやいや咲夜から駄々をこねられるの、始めてなんですが!?とツッコんでやったわ。
…閑話休題。
そんな紅魔館の地下室…フランドールの部屋に私は訪問した。
部屋の前まで来て、
フランドール「よし!」
って声がしたので、恐らく"例の武器"ができたのだろう。
ガチャッ
部屋の中で赤い剣からエネルギーが溢れでていた。
アルミ「…あら、できたの?フランドール」
フランドール「うん、完成したよアルミ!」
達成感に浸っているフランドールを横目に見ながら、私はフランドールが作った武器…レーヴァテイン改を確認した。
アルミ「へぇ…凄いわねコレ。アンタのレーヴァテインと比べて数倍のエネルギーを感じる…」
フランドール「アルミが質のいい材料を持ってきてくれたおかげだよ。たしか…ジャスパー鉱石だったっけ?」
アルミ「ええ、ソレで合ってるわ。アレは武器に付与すると攻撃力を上げる代物よ。でも…まさかアレを剣の素材として使うとはね」
(元ネタ:ハイピクセルスカイブロック)
フランドール「へへっ、凄いでしょ!」
アルミ「凄い凄い。アンタに"魔法科学"を教えて良かったわ」
魔法科学とは、アルフィーやガスターが研究する、魔法と科学を上手く組み合わせた分野だ。既にパチュリーという魔法使いがいるから、ジャンル的にコレをフランドールに教えた方がいいと思い、彼女に教えた。
フランドール「早速試していい?流石に武器は試さないと強さが分からないでしょ?」
アルミ「ええ、いいわよ」
そして私達は外に出て(今は夜なので大丈夫)、新たな武器を試すのだった。
フランドール、研究者になる!
次回もよろしくおねがいします。