side坂田日花
日花「ココに、結界があるわ」スッ
変な感じのする方向を向いて、そこを指さす。
フラン「結界?なんでこんな所に…」
日花「恐らく月の裏側…月の都をニャン国などから防御する結界よ」
フラン「あ、なるほど」
平次「ニャン国からあまり離れてないのに、もう結界があるんですね」
ネロイズム「それ程ニャン国の科学力が脅威なんだよ、多分」
『いや、そうではない』
全員『!?』
突然、結界がある方向から声が聞こえてきた。
甲「だ、誰だ!」
スゥッ
結界の向こう側から1人の女性が現れた。
薄紫色の髪で、黄色いリボンを付け、刀を1本差している。
そして、感じるエネルギーからして…
日花「アンタは…神…?」
「正確には違うぞ、坂田日花」
…!?
日花「私の名前を…」
依姫「私は綿月依姫、月の都の防衛をしている者だ。ニャン国の脅威は科学力ではない、なんせ私達の方が技術は上だからな…問題は狂暴性だ」
メイ「狂暴性…?」
依姫「ヤツらは至って狂暴で、所構わず襲ってまわる。数十年前、お前達の国に戦争を仕掛けただろう?それを私達もしょっちゅう受けている」
日花「ふーん………で?アンタは何をしに来たの?」
依姫「(その態度…私を舐めているのではなく、警戒しているな)…お前が知っている人物に頼まれてな、お前達を月の都に案内することになった」
日花「私が知っている人物、ね…」
ほぼ確定で月斗さんね。
依姫「これから結界を開ける、ちょっと下がっていてくれ」
サッ
巻き込まれたくないので依姫の言う通りにした。
依姫「……開!」ギュン
カッ!
結界に人1人が入れる大きさの穴が開いた。
依姫「入れ。あまり長く持たないから急いでくれると助かる」
タタッ
私は穴の中に『突入!ハァァ!』と脳内再生しながら駆け込む。
(お約束は忘れない)
ーーーーー
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ーーー
ーー
ー
コォォォォ…
結界の先には、大きな空間があった。
シュッ(結界を閉める音)
依姫「ココが月の都だ」
近未来的で、和風な感じの建物が並んでいる。
メイ「おお…」
フラン「凄ぇ…」
日花「………」
私も正直その光景に驚いていた。
図書館で呼んだ書物によると、月の都にはこの世界でも最上位の強者が数人いるらしいのだが…この光景なら納得もできる。技術も凄いなら力も凄いだろう。
依姫「案内する。こっちだ」
スタスタ
月の都の街中を歩く。
日花「そういえば、アンタは神じゃないようだけど…それなら何なの?」
依姫「…神降ろし、って知ってるか?」
日花「あ、なるほど。力を纏ってると」
依姫「そんな感じだ。私自身神ではなく、ただの結構強い月の民だ」
…感じる力からして『結構強い』じゃ収まらないと思うんだけど?月斗さんに近い気配がするわよ?
月の都の強者:依姫、豊姫、サグメ、嫦娥、月夜見、??、???
※全員判明してます。
おまけ:月斗のパワー
88億→176億(神眼片目:灰)
次回もよろしくおねがいします。