MULAストーリー   作:Lcrcl (エルマル)

397 / 425
注意:この世界の月の都は『穢れ』に関して比較的寛容です。それほど忌避してません。


月の都

side坂田日花

 

日花「ココに、結界があるわ」スッ

 

変な感じのする方向を向いて、そこを指さす。

 

フラン「結界?なんでこんな所に…」

 

日花「恐らく月の裏側…月の都をニャン国などから防御する結界よ」

 

フラン「あ、なるほど」

 

平次「ニャン国からあまり離れてないのに、もう結界があるんですね」

 

ネロイズム「それ程ニャン国の科学力が脅威なんだよ、多分」

 

『いや、そうではない』

 

全員『!?』

 

突然、結界がある方向から声が聞こえてきた。

 

甲「だ、誰だ!」

 

スゥッ

 

結界の向こう側から1人の女性が現れた。

薄紫色の髪で、黄色いリボンを付け、刀を1本差している。

そして、感じるエネルギーからして…

 

日花「アンタは…神…?」

 

「正確には違うぞ、坂田日花」

 

…!?

 

日花「私の名前を…」

 

依姫「私は綿月依姫、月の都の防衛をしている者だ。ニャン国の脅威は科学力ではない、なんせ私達の方が技術は上だからな…問題は狂暴性だ」

 

メイ「狂暴性…?」

 

依姫「ヤツらは至って狂暴で、所構わず襲ってまわる。数十年前、お前達の国に戦争を仕掛けただろう?それを私達もしょっちゅう受けている」

 

日花「ふーん………で?アンタは何をしに来たの?」

 

依姫「(その態度…私を舐めているのではなく、警戒しているな)…お前が知っている人物に頼まれてな、お前達を月の都に案内することになった」

 

日花「私が知っている人物、ね…」

 

ほぼ確定で月斗さんね。

 

依姫「これから結界を開ける、ちょっと下がっていてくれ」

 

サッ

 

巻き込まれたくないので依姫の言う通りにした。

 

依姫「……開!」ギュン

 

カッ!

 

結界に人1人が入れる大きさの穴が開いた。

 

依姫「入れ。あまり長く持たないから急いでくれると助かる」

 

タタッ

 

私は穴の中に『突入!ハァァ!』と脳内再生しながら駆け込む。

(お約束は忘れない)

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

コォォォォ…

 

結界の先には、大きな空間があった。

 

シュッ(結界を閉める音)

 

依姫「ココが月の都だ」

 

近未来的で、和風な感じの建物が並んでいる。

 

メイ「おお…」

 

フラン「凄ぇ…」

 

日花「………」

 

私も正直その光景に驚いていた。

図書館で呼んだ書物によると、月の都にはこの世界でも最上位の強者が数人いるらしいのだが…この光景なら納得もできる。技術も凄いなら力も凄いだろう。

 

依姫「案内する。こっちだ」

 

スタスタ

 

月の都の街中を歩く。

 

日花「そういえば、アンタは神じゃないようだけど…それなら何なの?」

 

依姫「…神降ろし、って知ってるか?」

 

日花「あ、なるほど。力を纏ってると」

 

依姫「そんな感じだ。私自身神ではなく、ただの結構強い月の民だ」

 

…感じる力からして『結構強い』じゃ収まらないと思うんだけど?月斗さんに近い気配がするわよ?




月の都の強者:依姫、豊姫、サグメ、嫦娥、月夜見、??、???
※全員判明してます。

おまけ:月斗のパワー
88億→176億(神眼片目:灰)

次回もよろしくおねがいします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。