MULAストーリー   作:Lcrcl (エルマル)

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炎月の扱い、どうしよ(汗)


ゆったりな勝負②

side坂田日花

 

日花(……?)シャッ

 

今の所私は炎月との組手に競り勝っている。…おかしいわね?もしかして炎月って近距離戦が苦手なのかしら?

 

炎月「ッ……(ヤベッ、そろそろ追いつかなくなる)」

 

日花(…多分慣れてないだけね。さて)スッ

 

…ギュン

 

左手にエネルギーを溜め、炎月の隙を突く。

 

ゴォッ!

 

日花「煉獄パンチ…!」バッ

 

炎月「ぃぃっ!?…グォッ」ドゴッ

 

ヒュン…ドゴォ!

 

炎月は私の攻撃をモロに受け、少し吹っ飛んだ後地面に激突した。

 

日花「…あれ?」

 

私が驚いていると、依姫が説明した。

 

依姫「はぁ、だから練習しろと言ったのに……炎月は組手が苦手なんだ、お前が察したようにな。慣れない組手に集中してて隙を突かれた…って所か?」

 

日花「は、はぁ…」

 

やっぱり苦手だったんだ。

 

炎月「人の弱点を説明するなよ…」ズイッ

 

その場から炎月は立ち上がった。

 

炎月「しかも完璧な回答だったな…俺が言い訳できなくなったじゃねーか」

 

…こころなしか喋り方が砕けてる気がする。

 

炎月「…ま、いいか。手合わせを続けるぞ」

 

日花「ええ…」スッ

 

♪MULAストーリー - 炎月

 

さて、どうするか…まずは弾幕かしらね?

 

日花「フレイムバレット!」ボッ

 

ダダダダンッ!

 

両手十本の指から火の弾丸を放つ。

 

炎月「(弾幕か、なら俺も…)…炎弾!」ボッ

 

シュバッ!

 

しかし炎月は自身の周りに火の玉を出し、ソレをこちらに向けて放った。

 

シュゥゥゥ…

 

日花「ッ…!」スッ

 

ダンッ、ダンッ!

 

弾幕がかき消され、さらに弾幕が飛んでくるので、私はソレを相殺すべくフレイムバレットを追加で撃つ。

 

…ドシュッ!

 

日花「ふぅ…「息をつくヒマはあるのか?」…え」

 

炎月「うおおっ!」バッ

 

ゴォォォォ…ッ!

 

炎月の頭上に巨大な火球…ではなく、燃える月が現れた。

 

炎月「本気じゃないが、コイツでケリをつけてやる!」バッ

 

日花(え、何アレ!?小さな燃える月が…!)

 

*月が燃えている。

 

炎月「くらえ……ルナブレイズ!」ドッ

 

グォォォォォーーz____ッ!

 

日花「ッ…!」

 

こりゃ、あの技をつかうしかないようね…!

 

日花「ハッ!」ダッ

 

私の両手に夕暮れの残光のような光を出し、それを拳に纏う。

 

日花「必殺……サンセット・グロウ!」バッ

 

ズドォォン!

 

滅多に出すことのない技で炎月の技を止めにかかる。

 

ギギギッ…

 

日花「クッ、ハァァァァ!」

 

パキッ

 

日花「え」

 

炎月「!」

 

…パリィィン!

 

月が割れた!?

 

日花「うわっ」ドサッ

 

ズサーッ…

 

私はその衝撃で地面を後ずさる。

 

炎月「まさか同格の威力とはな…」

 

日花「?」

 

炎月を見てみると、結構驚いた顔をしていた。

 

炎月「お前のさっきの技…いい技だったぞ。依姫…勝負は終わりだ」

 

依姫「…分かった。引き分けとする!」

 

手合せはこうして、技の打ち消し合いで終わった。




燃える月、それと黄昏。

次回もよろしくおねがいします。
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