いやぁ(リアルでの期間が)長かったなぁ…
side坂田日花
日花「平尾」
平尾「?」
戦いから帰ってきて疲れ果てた私は、寝室でベッドに寝転がりながらゲーム中の平尾に話しかける。
時間帯は…夕方。未例達がそろそろ帰ってくる頃だ。
日花「実はアルミさんの前世が凄い人って事が判明したの」
平尾「アルミさんに会ったの?10年ぶりじゃない?」
日花「魔界であるヤツを討伐した直後に来たわ。それでさ───」
しばらく駄弁る私達。やがてそれは1回のドアベルによって終わりを迎えた。
未例「たっでぇま〜」
早苗「お邪魔しま〜す!」
11歳の息子、未例とその友達の早苗が入ってきた。確か早苗は今日泊まる予定だったわね。
日花「おかえり。日和は?出た時は一緒にいたわよね?」
未例「お小遣いで夜食買いに行った」
日花「…はぁ」
禁止はしてないけど、前世もやってたのか頻度が多いわ…
日花「やりすぎて身体壊さないようにね?」
未例「了解〜」
早苗「未例君!早速通信対戦しようよ!」
呼び捨てに違和感を持ったのか、早苗は未例を君付けするようになったようだ。可愛いわね。
…さて、40代で何故かまた強くなった私を記念して。
日花「………今日は、ラザニアにしようかしら」
ひき肉はあったハズだし。
ドタドタと自室へ走っていく未例とそれを追いかける早苗を見ながらそう思うのだった。
あ、パスタないわ。買ってこよ。
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
夢の中。
「どうだった?」
日花「えっ?」
「アンタがアルミに弟子入りしてから、今までの人生」
日花「どう、ってなんか分からないけど…かなり、良かったと思います」
「…そう」
日花「なんで聞いたんですか?」
「いや………当時の私はどう思ってたかを思い出しただけよ」
日花「あー…」
多分私と90度ぐらい違う感想だったわね…例えば…
2人『後悔はない』
…とかね。
「ん、そろそろ朝よ。じゃぁね」
日花「はい、また」
ジ・インフェルナ 完
────未例編に続く
次章予告
地下の研究所
W・D・ガスター。サンズの父親で、サンズJr.やルマの祖父である。
彼はタイムマシンで移動した直後にグリッチに襲撃され、タイムマシンが暴走した結果時空の狭間に閉じ込められた。
「恐らくだが、地下の研究所に私の残滓が残っている…」
そう言われたサンズJr.、ルマ…とフリスクの孫、クリスはイビト山へと向かうのだった…。
…この章の後半は、霊夢が幻想郷で異変解決する話となっている。お楽しみに。
side坂田未例
早苗「未例君、こっち!」
未例「どうしたんだ早苗、俺をこんな山奥…に………え…」
「久しぶり、父さん…いや、未例?」
未例「ノーアさん!?でもなんで早苗が…」
ノーア「私の元の名前は『東風谷のあ』…守矢神社の祭神たちに早苗を鍛えろと頼まれたの」
未例「………マジか」
ノーアさんが拾われたのはノリオさんの記憶で知ってたけど、早苗の親戚だったとは。
ノーア「あ、私は本来違う所にいるハズだから口外はしないでよ?」
未例「もちろんです」
…今思うと、多分これが俺の時代の始まりだったと思う。
夢の中で日花と話してた相手?察せ。
日花編…合計162話、お疲れ様でした。
次章もよろしくおねがいします。