アルミ、特訓を始める。
sideアルミ・マリオ
………。
暇だなぁ。夏休みの宿題は3日で終わらせたし…
お母さんは今買い物に出かけてるし…暇だなぁ…
あ、そうだ!どうせ暇だし家の物いじろーっと。
ゴソゴソ…
アルミ「ん?何これ?」
家の棚の奥の方にあったガラス瓶にはこう書いてあった。
「時間停止ドリンク」
アルミ「時間停止?お母さんが使ってるやつだよね?」
つまり…お母さんはこれを飲んで能力を手に入れたってこと?
アルミ「怪しいなぁ…ま、いいや。飲んでみよー」
私はガラス瓶から液体を少しコップに移し、一口飲んだ。
アルミ「ゴクッ…これ、リンゴの味がする!おいしい!」
今度はコップ一杯分入れて、ガラス瓶を閉める。
アルミ「ゴクッ…うん、おいsh「ピンポーン♪」…あ、やばっ」
ガチャッ
アルカ「たっだーいまー♪」
やばい、お母さんが帰ってきた。バレたらどうしよう…
アルミ「お、おおお帰り、お母さん…」
アルカ「ん?何飲んでるの?」
アルミ「リンゴ…ジュースだけど?」
アルカ「ふぅん…
よかった…バレなくて…
…ウソね」
アルミ「…え?」
アルカ「残念ながら私は記憶力が良くてね、冷蔵庫にはぶどうジュースしかなかったはずなのよ」
アルミ「あ、そうだった」
アルカ「さて、本当のこと言ってくれる?お母さん怒らないから、ね♪」ニコッ
お母さんはニコッとするけど、目が笑ってないよ!?
怖い怖い怖い!
アルミ「怖いから、その顔やめてよお母さん。本当のこと言うから」
アルカ「…いいわよ。早く言いなさい」
アルミ「私…時間停止ドリンクって書いてあったガラス瓶の中の物を飲んだの」
アルカ「……へぇ。
ええええええええええええええええええええええっ!?」
アルミ「なんでそんなにビックリしてるの?」
アルカ「なんでって、アンタ、お腹大丈夫なの!?」
アルミ「お腹?なんともないけど?」
アルカ「まじか…」
アルミ「まじかって、ホントにどうしたの?お母さん」
アルカ「アルミ、それね、飲んだら"大体の場合は"お腹壊す飲み物なのよ」
アルミ「え!?でも、"大体の場合は"?」
アルカ「そうよ。それでね、飲んでもお腹壊してなかったらね、時間停止能力を手に入れたってことになるのよ」
アルミ「……は?」
アルカ「だから、アンタは、時間停止能力を手に入れたってことよ!」
アルミ「ホントに?」
アルカ「ホントに」
アルミ「…どうやってするの?」
アルカ「時間停止って、叫んでみなさい」
アルミ「うん。時間停止!」
私がそう叫んだ瞬間、
↓ブゥゥゥゥン
という音とともにお母さんと私以外は色を失い止まった。
アルミ「うわ…時計が止まってる…お母さんが使った時みたい…」
アルカ「これで実感湧いた?」
アルミ「うん、すごいすごい!」
アルカ「さて、今からその能力についての説明をするわ」
お母さんが説明したことをまとめると、
止めれる時間は1時間まで。
止めた時間分のクールダウンがある。
止まってる時間の中で動けるものを無制限に指定できる。
止まってる時の中では消費する体力が10倍になる。
止まってる時の中での衝撃などは蓄積しない。
…って感じだ。
アルミ「いろいろあるんだね」
アルカ「そうね。再生!」
↑ブゥゥゥゥン…
お母さんがそう言った瞬間、私たちの周りは色を取り戻した。
アルカ「アルミ、アンタはこれから時間停止をかなり使うと思うの」
アルミ「うん、私もそう思う」
アルカ「だから、今日から体力作りのための特訓をするわよ!」
アルミ「えええ!?嫌だなぁ〜」
アルカ「じゃあ、勝手にドリンクを飲んだのは誰?」
アルミ「私です…」
アルカ「正直でよろしい。早速いくわよ!」
アルミ「ふぁぃ…」
特訓って、何するんだろ?
アルミ、早速時間停止ができるようになりました。
次回もよろしくお願いします。