あと、この回は3部の伏線になります。
sideアルカ・マリオ
ー午後10時ごろ、秘密基地にてー
アルカ「…………」コンコン
ガチャッ。
ノリオ「おや、こんな時間に何の用ですか?」
ここに住んでいるノリオがドアを開け聞いてくる。
アルカ「……最近組はどう?」
ノリオはマリオの葬式の後、今まで助けた犯罪者たちを集め極道の組を立ち上げた。何故そうしたのかって?
………。
私が裏番を"ほぼ"辞めたからだ。私がいなくなったため、裏の世界の治安維持はノリオに任せたのだ。
ノリオ「まあ、ぼちぼちですよ。それよりも入ってください」
アルカ「………失礼します」
私は入ってそのままリビング行く。ノリオは私についていく。
ノリオ「…さて、何故こんな時間にここへ?」
アルカ「……アルミの話はもう知ってるでしょ?」
ノリオ「はい、おとといあなたがきた時に話してたので。それに関係あるんですか?」
アルカ「ええ。あの子…昨日と今日スーパー化したのよ」
ノリオ「……なるほど。ちなみにどのタイプでしたか?」
アルカ「進化タイプよ。条件は限界突破だわ」
ノリオ「おお、それなら私たちの"計画"がやっと進み始めますね」
アルカ「そうね。でも、その計画を達成させるのは私じゃない。私は"条件"を2つ達成してるけど、3つ目はマリオに断られたわ。お前はそういう危険なことはするな、ってね。だから達成させるのは私じゃなくてアルミよ」
ノリオ「え?でも、アルミさんがやっても同じ結果にならないんですか?」
アルカ「………まあ、そうなるわね。"他の身内が死なない限り"、ね」
ノリオ「そうですが…あなたは仲間から死者を出したくないんですよ?そこをどうするんですか?」
アルカ「そうね。だから死ぬのは……よ」
ノリオ「…ッ!?正気ですか!?」
アルカ「ええ、正気よ。しかも、このままいけば14年後に100%…が死ぬ。だからちょうどいいのよ」
ノリオ「……どうやってそれを知ったんですか?」
アルカ「占ったのよ」
ノリオ「占ってもらったのではなくて?」
アルカ「そう、私が占ったのよ」
ノリオ「………やはりあなたは天才であり天災ですね。でも、あなたのその決断、本当にどうにもならないんですか?」
アルカ「ええ、どうにもならないわ」
ノリオ「仮に………が反対しても?」
アルカ「…ええ」
ノリオ「……なら、私はもう何も言いません。ただし、私たちの計画だけは失敗してはいけませんよ。
あなたが見つけた"完成者"を生み出す計画は」
アルカ「…………もちろんよ」
36年後に実現したその計画は、この時すでに始められていたのであった。
なんか始めてシリアス展開書きました。
あと、時系列的に14年後から36年後が3部となります。
次回もよろしくお願いします。