sideアルミ・マリオ
今日は8月16日、つまりお父さんは今日天国に帰るということだ。その前に爆熱スクリューを完成させないとね。
アルミ「ハァァァァッ!」ドッゴォ!
マリオ「おお、なかなか上手く行ったぞ、今の」
アルミ「ホント?やった!」
マリオ「あとは角度ぐらいだな」
アルミ「角度?」
マリオ「そう、角度だ。人によって蹴りやすい角度が違うからな。そこさえできれば完成だな」
アルミ「がんばる!ハァァァァッ!」ドゴォ!
アルカ「マリオは何時戻るつもりなの?」
マリオ「昼過ぎだな。昼飯食ってから昇るつもりだ」
アルカ「また1年寂しくなるわね」
マリオ「お前は待つのが得意だろ?オルゴール箱の中で1年近く待ってたんだから。それとお前にはアルミたちがいる。寂しくなることは決してねーと思うぞ」
アルカ「ふふっ、それもそうね」
アルミ「ここは?……うーん、ちょっとずらしたら……もうちょっとかな……」
マリオ「アルミ、お前に1つアドバイスをやる。蹴る角度は計算するんじゃなく直感でやれ。それの方がしっくりくる」
アルミ「直感?分かった、やってみるね。……ここっ!」ドッゴォン!
お父さんが言った通り直感で蹴ってみた。するといつもより手応えを感じ、ファィアボールは地面に激突しクレーターを作り消える。
マリオ「…!(今の音、成功だ!)」
アルミ「……今のは!」
マリオ「すげーな、アルミ。アドバイス1つで完成しやがった」
アルミ「やったー!お父さん、ありがとう!」ダキッ!
マリオ「ただアドバイスしただけなんだけどな…」
アルミ「お父さんのアドバイスがよかったの!」
マリオ「そうだったか?まあ、どういたしましてだな」
アルカ「特訓もここまでにして、昼ごはんを食べましょう」
アルミ「うん!お父さん、行こう!」タタター
マリオ「あ、おい、待てよ」タタター
アルカ「…よかった、アルミが笑顔で」
そして、私たちは昼ごはんを楽しく食べた。
ーあの世の広場ー
アルミ「お父さん…元気でね」ウルッ
マリオ「ああ。アルミ、お前はもっと強くなれ。そしてその力を人を守るのに使うんだ」
アルミ「………うん!」ダキッ!
アルカ「また来年ね、マリオ」
マリオ「そうだな。それじゃ、元気でな……」パァァァ…
お父さんは光と共に消えていった。
アルミ「お父さん……私、強くなって1年後に驚かしてあげるから、天国でゆっくり過ごしててね!」
アルカ「………(この子の考えも随分変わったわね。最初はあんなにめんどくさがってたのに、今じゃ進んで特訓してるわ)」
アルミ「お母さん、帰って特訓しよ!」
アルカ「ふっ、そうね、行きましょうか」
その時、2人の近くを紅い桜の花びらが通ったのは、誰も気づくことはなかった。
はい、これでアルミも爆熱スクリューを覚えました。
マリオは恐らく当分出てきません。ストーリー関係で落とし込むのが難しいので。
次回もよろしくお願いします。