sideアルカ・マリオ
ー秘密基地ー
アルカ「……ハァ」
アルミとノーアが調査から帰ってきた。そこまではいい。
ノーア「あはは……」
アルミ「……連れてきたの」
ケーティ「お姉…ちゃん…ムニャムニャ…」スヤスヤ
アルミは気持ち良さそうに寝ている橙髪の女の子をおんぶしていた。
アルカ「連れてきたのは分かるけど、その子誰?」
アルミ「この子はケーティ・ノア。私の妹になる子よ」
……え?妹?
アルカ「…………説明しなさい」
ーただ今説明中ー
アルカ「なるほどね……」
アルミはノーアの補助と共になぜケーティを連れてきたのか、なぜケーティを妹と呼んでいるのかをちょんと説明してきた。その時のアルミの目はケツイがこもっていた。嘘はないようね。
アルミ「お願い!ケーティを引き取って!」
アルカ「………"今は"ダメよ」
アルミ「…!じゃあいつ?」
アルカ「数日前にケーティを拾った人をどうにかしてからよ。それまでは引き取らないわ」
アルミ「…分かった!」
ケーティはそんな年齢で人殺しをしている。しかも私の半分ぐらい。
(アルカは裏番として屑どもの死刑執行人をしていた為、120人ほど殺している。しかも一撃で)
しかし、アルミのその性格、まるで本当の姉ね。姉である私でこそ分かるわ。
ノーア「私はこれで失礼します」ガチャッ。
アルカ「ええ、お疲れ様」
アルミ「…………♪」ナデナデ
ケーティ「うーん…ふわぁ〜」
アルミ「あら、起こしちゃったわね。おはよう、ケーティ」
ケーティ「おはよう!お姉ちゃん〜!」ダキッ!
アルミ「ふふっ、可愛い妹ね」ナデナデ
アルカ「…………ふふっ」
まるで本当の姉妹だわ。今日会ったばかりなのに。
ケーティ「んー?」クルッ
アルミ「この人がお母さんよ」
ケーティ「わーい!お母さーん!」ダキッ!
アルカ「…ふふっ、お母さんよ。よろしくね、ケーティ」
ケーティ「うん!よろしくー!えへへ〜」
…この子、アルミのおかげかな、かなり明るい性格ね。
アルミ「ケーティ、お姉ちゃんと一緒に、みんなに自己紹介しようか?」
ケーティ「うん!お母さん、また後で!」タタッ
アルカ「ええ、また後で、ね♪」
ガチャッ。
アルカ「………あの子の目、呪縛から解放されたような目をしてるわね。流石私の長女、と言った所かしら?…さて」
…………可愛い次女に人殺しをさせた最低で屑な犯人探しを始めましょう。
アルカ「久々に本気を出す時が来たようね……」
ふふっ……誰かはそのうち知ることになるだろうけど、覚悟しておきなさい、犯人さん♪
アルカ、怖えよ。
ケーティの年齢は8歳です。異常な回復力の理由はその内判明します。
次回もよろしくお願いします。