MULAストーリー   作:Lcrcl (エルマル)

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明日、100話目が投稿されるので、
登場キャラたちの見た目の絵は明日出します。
100話記念の回を出すつもりはないのでご了承ください。

あと、明日は水曜日なので原作の方も投稿されるんですよね。何という奇跡…!

さて、今回もルメ視点です。それではどうぞ。


アマルガム……グレイ

sideルメ・パンドラ

 

研究室の資料も特に怪しいものは無かったので、次は倉庫に行くことにした。

 

ー倉庫の前ー

 

ルメ「……あれ?開かない?」

 

どうやら鍵がかかってるようね。なら…

 

ルメ「ほいさっさほいさっさー♪」スーッ

 

私は扉をすり抜けた。

 

ー倉庫ー

♪UNDERTALE-We are here

 

中には主に武器や化学薬品が保管されていた。それと…

 

ルメ「………なにこれ?」

 

ガラス瓶の中に"灰色の"ハートのようなものが入っていた。容器ラベルには"タマシイ"と書かれている。

 

『タ…スケテ…』

 

ルメ「ん?今声が…」

 

『タスケテ…』

 

ルメ「まさか、タマシイが…?」

 

『ビンを…開けて…』

 

ルメ「あ、うん…」パカッ

 

ビンを開けると、中からタマシイが出てきた。

 

『ありがとう…失礼します』

 

すると、タマシイは私の中に入ってきた!?

 

ルメ「え、ちょっ、何してるの!?」

 

『助けてくれた…お礼…』

 

ルメ「お礼って…そもそもアンタ誰よ!?」

 

『あ、その前に……!』カッ!

 

ルメ「……!?」

 

灰色のタマシイは光を発し、灰色の人の形になった。

 

アマルガム「ボクはアマルガム…そう呼ばれてた…ような…気がする…」

 

呼ばれてたような気がする…?

 

ルメ「今は?」

 

アマルガム「今は……名前はない…かな…」

 

ルメ「記憶とかは…ある?」

 

アマルガム「殺された時から…ほとんどないんだ…ボクがアマルガムと呼ばれていたこととか以外は…」

 

ルメ「……じゃあ、私がアンタに名前をあげるわ。そうね…アンタはこれからグレイと名乗りなさい」

 

グレイ「グレイ……いい名前だね…気に入ったよ…」

 

ルメ「あ、自己紹介が遅れたわね。私はルメ・パンドラよ。よろしくね、グレイ」

 

グレイ「うん、よろしくね…主人…」スゥゥ…

 

ルメ「あ、入ってきた」

 

グレイはまたタマシイとなり、私の中に入っていく。

 

グレイ『心の中にボクはいるよ。いつでも呼んで、主人』

 

ルメ「………よく分からないけど、分かったわ」

 

グレイ『それじゃあ、それまでボクは寝てるね……』

 

そしてグレイの声は聞こえなくなった。

 

ルメ「…とんでもない出会いをしたわね」

 

ま、今は気にしないでおこうかしら。

 

ルメ「さて、次は砂場ね…」

 

嫌な予感しかしないわ…先輩からマリオさんが脱獄した時の話を聞いたことあるけど、マリオさんは砂場恐怖症になったらしいし。

(マリオの脱獄を見れば分かるぞ)

 

ー砂場ー

 

…………。

 

ルメ「本当に何の変哲もないただの砂場ね」

 

そう思ったその時。

 

ウーー!ウーー!WARNING!WARNING!

突然アラーム音が鳴り出し…

 

ルメ「…………ッ!?」ズズッ

 

砂場の中心に大きな穴が空き、私は吸い込まれ始めた!

 

ルメ「やばい……落ちたら確実に死ぬわね。幽霊でも」

 

うおおおおお!走れぇぇぇぇぇ!

 

ルメ「この穴の吸引力半端なさすぎる…!」

 

グレイ『…どうやらボクの力を使う時が来たみたいだね』

 

ルメ「え、この状況をどうにかできるの…!?」

 

てか、どうにかできるのなら早くしなさいよ!

 

グレイ『ごめんね、早めに言えなくて。召喚、グレイ!って言ってみて』

 

ルメ「グググ……召喚、グレイ!」

 

すると…

カッ!

 

私の前にグレイが現れた。

 

グレイ「ボクの出番だ!ハァッ!」ガシッ!

 

グレイは片腕で私を掴みもう片腕を伸ばし砂場の扉を開ける。………腕伸ばせるって、ル○ィなの!?

 

グレイ「ボクの身体は少し特殊でね。さて…離さないでね!」ギュゥン!

 

ルメ「うわぁぁぁ!」ピュゥン!

 

グレイはまるでゴムゴムのロケットのように私を掴みながら砂場の外へ飛んで行った。

 

グレイ「ふぅ、これで大丈夫かな…?」

 

ルメ「…ええ、大丈夫よ、ありがとう」

 

グレイ「お安い御用だよ、主人。それじゃあねー…」スッ

 

そしてグレイは私の中に戻っていった。

 

ルメ「………頼れる仲間をゲットしたわね」

 

グレイのことはまだまだ知らないことばかりだけど、敵にはならなさそうだしいいよね。

 

グレイ(うん、主人は助けてくれたんだもん、これくらい当然だよ)

 

アマルガムのグレイがルメの式神みたいな人になった!




アマルガム……だと!?
アンダーテールの伏線はここまでにする予定です。
あと、♪マークの後に曲名をつけることがあります。
その時はその曲を流し、雰囲気を感じてみて下さい。

次回もよろしくお願いします。
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