呉爾羅ですが、なにか? 作:VSシリーズ
いまだに上に戻る道を見付けられていないけど、LV20になった。
そしたら、進化可能な状態になっていた。
どうやら、フェネグランはLV20になることで進化可能になるらしい。
前のフェネグルという種族だった時はLV10で進化できるようになったけど、今回はその時よりもLVが高い。
あと何回進化することになるかは分からないけど、たぶん進化するたびに次の進化へのハードルが上がるんだと思う。
前回は進化しようかどうか迷ったけど、今回は進化することに最初から決めていた。
まだ2回目だけど、1回目では進化したら確実に強くなっていたからだ。
それに、懸念していた以上にリスクは少なかったからね。
これからも強くなりたいと思っているから、進化することでさらなる強さを手に入れたい。
最近、ここよりも下の方から、凄い揺れとともに激しい爆発音のようなものが何度も聞こえてきたことがあった。
あれが何だったのかはよく分からないけど、もしも魔物によるものだとしたら、地響きの大きさからして凄まじい力を持つ存在だと思う。
さすがに今そんな魔物に出会ったらひとたまりもないだろうけど、いつか来るかもしれないその時に備えて力をつけておきたい。
スキルの方もどんどんレベルが上がっていって、進化するスキルも増えてきた。
この調子で、慢心することなく強さを追い求めていきたい。
このまま強くなっていけば、きっとこれからも生きていくことができるはず。
さて、進化の準備をしよう。
よし、今回の準備はこれくらいでいいかな。
まず、前回と同じように、土でシェルターを作って、その中で進化できるようにした。
1回目の進化では体のサイズがかなり大きくなった。
なので、2回目の進化でも体がより大きくなると考られるので、かなり中を広めにシェルターを作った。
場所は、魔物の通りが少ない場所の隅に作ることで、大きくても気づかれにくいようにできたと思う。
次に、食料の確保をした。
進化をするとエネルギーを使うようで、フェネグランになったばかりの頃は非常にお腹がすいていた。
だから、進化する際には食べるものをしっかり用意しておきたい。
進化する前に満腹になるまで食べて、そのうえで進化した後に食べる分を確保してある。
これで、お腹がすいていても大丈夫なはず。
食料の用意のために、かなりの数の魔物を倒したと思うけど、レベルアップは起こらなかった。
もしかしたら、LVも種族ごとに上限が決められていて、それ以上は上げられないのかもしれない。
フェネグランはLV20までしかレベルアップしないとか。
もしそうだとしたら、さらなるレベルアップをするためには、進化で別の種族になってLVをリセットする必要があるはず。
強くなっていくうえでは進化は必要不可欠なのかもしれない……。
最後に、進化先の選択だ。
今回はフェネグラッドとフェネレイブという2つの種族から選ぶようだ。
前回は、最初の種族であるフェネグル――それが成長したかのような名称という理由でフェネグランを選んで進化した。
そういう理由で選ぶことが正解だったのかは分からないけど、今回も同じ理由で、フェネグラッドに進化したいと思う。
前回の進化と同じように、体が大きくなる可能性が高いと思うし。
準備は整った。
二度目の進化をしよう。
いちおうシェルターに入る前に、周りを強化した五感と感知系スキルで探り、魔物がいないことを確認する。
そしてシェルターの中に入り、入り口をあらかじめ用意していた蓋で内側からふさぐ。
いよいよ進化するという段階で、ふと思い出したことがあった。
私のLVが20になる頃にはレベルアップしているかなと思っていた呉爾羅と禁忌のスキルだけど、まだLV9のままだった。
だけど、進化するとスキルのレベルも上がるらしいことを考えると、今回の進化でLV10になると思う。
結局、禁忌がLV10になったら何が起こるか分からないままだけど、そこはもう腹をくくるしかない。
もし禁忌がLV10になった時の効果が、所有者の死だったとしても、対処しようがない。
進化している最中の眠っている時だったら、むしろ穏やかに死ねる分ある意味幸運なのかもしれないし。
……よし、死ぬかもしれないという覚悟は決めた。
二度目の進化だ。
《個体フェネグランがフェネグラッドに進化します》
前回と同じように、私の意識が遠ざかっていく。
できれば、ちゃんと目覚めることができますように……。
《進化が完了しました》
《種族フェネグラッドになりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度進化ボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『地竜LV6』が『地竜LV7』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『龍鱗LV4』が『龍鱗LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『甲殻LV4』が『甲殻LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『MP回復速度LV5』が『MP回復速度LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『破壊強化LV4』が『破壊強化LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『衝撃強化LV4』が『衝撃強化LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『火強化LV7』が『火強化LV8』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『火攻撃LV5』が『火攻撃LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『立体機動LV3』が『立体機動LV4』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『演算処理LV4』が『演算処理LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『影魔法LV2』が『影魔法LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『腐蝕耐性LV3』が『腐蝕耐性LV4』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『視覚強化LV4』が『視覚強化LV5』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『生命LV9』が『生命LV10』になりました》
《条件を満たしました。スキル『生命LV10』がスキル『身命LV1』に進化しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『瞬発LV9』が『瞬発LV10』になりました》
《条件を満たしました。スキル『瞬発LV10』がスキル『瞬身LV1』に進化しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『持久LV9』が『持久LV10』になりました》
《条件を満たしました。スキル『持久LV10』がスキル『耐久LV1』に進化しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『呉爾羅LV9』が『呉爾羅LV10』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『禁忌LV9』が『禁忌LV10』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
《条件を満たしました。禁忌の効果を発動します。インストール中です》
《インストールが完了しました》
……もう、嫌だ……。
どうして私が、こんな目に……。
私はただ、毎日を普通に生きていくだけで良かった……。
大きすぎる幸せなんて求めず、平穏に生きていければ、それで良かったのに……。
悪いことだって、していない……!
少なくても、こんな地獄に落とされるようなことなんて、していない!!
それなのに……どうして、どうしてこんな!!
……誰か……助けて……。
助けてよ!
殺すのも殺されるのも、もう嫌だよ!!
誰か私を、ここから助けてよ!!
もう嫌だよぉ!!
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
********************************************
「もともと期待していたとはいえ、彼女もここまで強くなりましたか。
そろそろ彼女にも、頑張ってきたご褒美を用意するとしましょうか」
以下、現時点の設定など
➀主人公のステータス(進化前)
フェネグラン LV20
・ステータス
HP:3265/3265(緑)
MP:2993/2993(青)
SP:3220/3220(黄)
:3216/3216(赤)
平均攻撃能力:3143
平均防御能力:3190
平均魔法能力:2889
平均抵抗能力:2908
平均速度能力:3151
・スキル
地竜LV6,龍鱗LV4,甲殻LV4,
HP高速回復LV6,
MP回復速度LV5,MP消費緩和LV4,
SP回復速度LV7,SP消費緩和LV7,
破壊強化LV4,打撃強化LV3,斬撃強化LV3,貫通強化LV3,衝撃強化LV4,火強化LV7,土強化LV4,
火攻撃LV5,土攻撃LV5,
立体機動LV3,
集中LV8,予測LV9,並列思考LV9,記憶LV7,演算処理LV4,
命中LV5,回避LV6,隠密LV10,迷彩LV4,無音LV10,無臭LV4,
危険感知LV8,気配感知LV8,熱感知LV3,動体感知LV5,
影魔法LV2,
過食LV7,
暗視LV10,視覚領域拡張LV2,
破壊耐性LV3,打撃耐性LV2,斬撃耐性LV2,貫通耐性LV2,衝撃耐性LV3,火耐性LV7,大地無効,
猛毒耐性LV3,強麻痺耐性LV2,睡眠耐性LV4,酸耐性LV4,腐蝕耐性LV3,恐怖耐性LV4,苦痛耐性LV9,
視覚強化LV4,聴覚強化LV4,嗅覚強化LV4,味覚強化LV2,触覚強化LV3,
生命LV9,魔量LV8,瞬発LV9,持久LV9,剛力LV1,堅牢LV1,術師LV8,護法LV8,縮地LV1,
呉爾羅LV9,
禁忌LV9,n%I=W
・スキルポイント:94630
・称号
呉爾羅、悪食、魔物殺し、暗殺者
➁今作オリジナルの種族の説明
○種族「フェネレイブ」
概要:フェネグランの進化形の一つであり、中位の地竜。マンモスのような見た目
フェネセブンと同様、火竜のウナギに相当する地竜として進化先の候補にした
➂種族「フェネグラッド」について
原作で登場している地竜。少なくとも漫画版には名前とともに登場している。
この種族になるために、主人公を地竜に転生させたといっても過言ではない
➃スキル「禁忌」についての独自解釈
熟練度をためる条件に、魂に影響を及ぼすスキルが関わっていると思われる
例)魂に直接はたらきかける外道魔法→カンストで禁忌が派生
魂を直接破壊しにいく外道攻撃→それに分類されるような行為で禁忌の熟練度がたまる模様
支配者スキル→取得だけで禁忌の熟練度が大幅にたまる