呉爾羅ですが、なにか?   作:VSシリーズ

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今まで後書きに書いてきた設定について、多少の編集を加えたうえで、分類して纏めてみました。
できるだけ原作との齟齬がないように注意したつもりではありますが、(特に「そのほかの独自設定」に分類されている設定で)気になるものがありましたら、できましたら柔らかい表現で、感想でご指摘いただきたいと思っております。
その他にも、あまり過激な内容でなければ、ご感想を書いていただけると作者が喜びますので、よろしくお願いします。



《設定まとめ①》

●今作オリジナルのスキルの説明

 

○スキル「呉爾羅」

・概要:主人公の、転生者としての固有スキル。非常に強力なスキルであり、

    主人公の魂でなければ受け入れることができなかった

・効果:ステータス全種にスキルレベル×100分プラス補正が掛かり、レベルアップ時に

    スキルレベル×10分の成長補正が掛かる。また、レベルにより特殊な効果を

    発揮する(LV1:白熱光、LV2:自己再生、LV3:放射熱線、LV4:螺旋熱線、

    LV5:細胞活性、LV6:体内放射、LV7:引力熱線、LV8:超再生、LV9:放射線流、

    LV10:轟天熱線)

 白熱光 :MPを消費して、火属性のダメージを与える熱線を吐き出す

 自己再生:「呉爾羅」のスキルと同レベルの「HP高速回復」と同等の効果

 放射熱線:白熱光よりも強力な熱線を吐き出す。単純にダメージ量が増加しているほか、

      若干の衝撃属性の追加ダメージと、スキルレベルと同等の「破壊強化」相当の

      補正が加わっている

 螺旋熱線:放射熱線に、更に貫通属性の追加ダメージが加わった熱線を吐き出す

 細胞活性:MPとSPを消費して、攻撃・防御・魔法・抵抗の能力を底上げする。

      ステータス向上のみの龍力、という表現が当てはまる技

 体内放射:放射熱線のエネルギーを衝撃波として全身から放出する。範囲攻撃である分、

      基本的に熱線系の技よりもMP消費が多い

 引力熱線:放射熱線に、重属性の追加ダメージが加わった熱線を吐き出す

      更に、重耐性を持たない相手には、防御能力を一定数無視してダメージを与える

 超再生 :呉爾羅のスキルと同レベルのHP超速回復と同等の効果

      自己再生の効果と重複するため、えげつない速度でHPが回復する

 放射線流:いくつもの熱線を背中から放射する。強力な技ゆえ、MP消費が激しい

      また、一度使用すると暫くのあいだ熱線が使用不可となる

 轟天熱線:通常よりもかなり威力が高い放射熱線で、炎・雷・光・貫通・破壊・衝撃など、

      様々な属性のダメ―ジが含まれている。MPをかなり消費する

※隠し効果として、このスキルの獲得・使用は「禁忌」の熟練度をためる

 

○スキル「怨念」

概要:カースアノグラッチが有する特殊スキル。HPが0になって死亡した際、復讐のスキルが

   効果を発揮している場合、その対象に呪い属性のダメージを与える。また、このスキルに

   よる能力値の弱体化は、他のスキルによる弱体化と区別される

※スキル「怨念」による弱体化の仕様

怨念による能力値の弱体化は、通常の呪い属性による弱体化と区別されている

例えば、通常の呪い属性により低下する能力値をA、怨念により低下する能力値をBとする

Aの最大は、通常のステータスの半分より少し小さいぐらい。つまり、通常の呪い属性による

能力値の弱体化は、本来の能力値が半分と少し残るくらいまでが限度となっている

Bの最大はAと同じで、怨念による弱体化だけだったら、同様に半分まで少しぐらいが限度となる

しかし、AとBは別の物と区別されているため、怨念による弱体化と、それ以外のスキルによる

弱体化が重なった場合、ステータスのほとんどが削られることになる

 

例)平均攻撃能力が50の場合の弱体化の仕様

⑴Aが最大、Bの影響なし:50→26

⑵Aの影響なし、Bが最大:50→26

⑶Aが最大、Bも最大  :50→2

※Aの最大の基準については、(おそらく)独自設定

 

 

 

●今作オリジナルの種族の説明

 

○種族「フェネグル」

・概要:下位の地竜の一種。トカゲのような姿をしている。速度能力が高く、素早さを

    活かして戦う個体が生き残りやすい

 

○種族「フェネグラン」

・概要:フェネグルの進化形であり、下位の地竜。主人公の進化先。体つきはトカゲに近いが、

    口はワニのように長い形状になっている。進化によって甲殻のスキルを獲得したことで

    打たれ強くなり、もともと高い攻撃能力と速度能力に加え、レベルが上がっていくに

    つれて防御能力がどんどん上がっていく

 

○種族「フェネセブン」

・概要:同じくフェネグルの進化形であり、下位の地竜。牛のような見た目をしている

    フェネグランと比べると速度能力は劣るが、その分攻撃能力や防御能力のステータスが

    上回っており、耐久面が強くなる方向性での進化をしていると言える

    火竜のゲネラッシュに相当するかのようにフェネラッシュという地竜が原作にいたため、

    通称ナマズに相当する地竜という立ち位置で、主人公の進化先として登場

 

○種族「フェネレイブ」

・概要:フェネグランの進化形の一つであり、中位の地竜。マンモスのような見た目をしている

    フェネグラッドと比較すると、黄色のSPや速度の能力値は低いが、その分だけHP・赤の

    SP・抵抗などのステータスが高くなっていて、耐久力がある地竜になっている

    フェネセブンと同様、火竜のウナギに相当する地竜という立ち位置

 

○種族「アサシンフィンジゴアット」

・概要:ハイフィンジゴアットの特殊進化先。ステータスはジェネラルと比べると

    低めだが、猛毒針や、針で刺した相手を麻痺状態にする麻痺毒針などの

    強力な状態異常攻撃を持っているほか、隠密と無音のスキルを高いレベルで

    保有しているため、ステータスの高い魔物相手でも、毒や麻痺に対する

    耐性が高くないと倒してしまえるほどの厄介さがある

 

○種族「エルロービッグフロッグ」

・概要:エルローフロッグの進化形で、ステータスの平均値は500ぐらい

    エルローフロッグが2回進化した姿という設定

    主にステータスが成長しているが、特殊なスキルは持っていない

 

○種族「アイアンタートル」

・概要:スモールロックタートルの進化形。鋼体のスキルを持っていることで

    ロックタートルから進化することができるという設定

    防御能力は非常に高いが、特殊な攻撃スキルを持っているというわけではなく、

    純粋にステータスやスキルが成長したといった感じ

 

○種族「サンダーライトエルローペカトット」

・概要:エルローペカトットの亜種?から進化したという設定。雷属性の攻撃をしてくる

    ペカトットの亜種?の存在については、スピンオフ漫画を参照

    進化前の種族名は「サンダーエルローペカトット」という設定

 

○種族「カースアノグラッチ」

・概要:アノグラッチの特殊進化先。バグラグラッチとは異なり、怒の進化した激怒のスキルと、

    仲間を害した存在に対して執拗に攻撃を繰り返す復讐のスキルを進化しても保持している

    さらに新たに呪怨のスキルと、この種族固有の怨念というスキルを手に入れており、

    単体での危険度はCランクに上がり、群れた場合の危険度は最悪神話級にも匹敵する

    ちなみに進化条件には、復讐のスキルの一定回数以上の発動が含まれている

    なお、カースアノグラッチからはカースアノグラッチが生まれてくるので、個体数が

    足りない、なんてことは基本的にないらしい

 

○種族「カースバグラグラッチ」

・概要:カースアノグラッチの進化先。通常のバグラグラッチと同じように、激怒や復讐、

    それに怨念などのアノグラッチならではのスキルを進化することで失っている

    復讐のスキルがなくなったことによって数の暴力という危険性もなくなったが、

    強力な効果のスキルを失った見返りか高いステータスを得ている。相手の能力値を下げる

    呪い属性については呪怨のスキルが残っているため扱うことができることも含め、

    単体での危険度はAに近いBランクとなっている

 

 

 

●今作オリジナルの称号の説明

 

○称号「呉爾羅」

・取得スキル:「HP高速回復LV1」「火強化LV1」

・取得条件:スキル「呉爾羅」の獲得

・効果:取得する経験値と熟練度の上昇

・説明:恐るべき怪獣の力を持つものに贈られる称号

 

 

 

●そのほか、オリジナル要素

 

○熔岩熱線

地竜として土属性の適性が高いことと、呉爾羅のスキルによって火属性に長けていることにより

成立した、スキルの掛け合わせにより生まれた技

地竜のスキルなどで作り出した土属性の物質に、呉爾羅のスキルで発生させた

火属性のエネルギーを加えるイメージで2つの属性を混ぜ合わせ、熔岩のように高熱を発する

モノにして、攻撃として相手にぶつける。この攻撃は、通常の熱線などと同じく相手に

当たった際にダメージを与えるだけではなく、形のある物として相手にくっつき、それが

接触しているあいだは主に火属性のダメージを与え続けることができる

蜘蛛子風に表現するなら、土属性と火属性で再現した、摂取ダメージはないが接触ダメージが

大きい毒といったところ。作者が主人公にやらせてみたかったこと

 

 

 

●既存のスキルの独自設定

 

○スキル「地竜」についての独自設定

・説明:地竜種が有する特殊スキル。レベルにより特殊な効果を発揮する

 LV1:土ブレス。MPを消費して、地属性のダメージを与える土を吐き出す

 LV2;石纏。平均速度能力が下がるが、石を纏って防御力を高める

 LV3:生命変遷。火竜と同じく、赤色のSPを消費することでHPを回復する技

 LV4:地恵。地面などに接することで、MPが少しずつ回復する

 LV5:大地ブレス。MPを消費して、土を圧縮した塊を吐き出す地属性のダメージに加え、

   物理的なダメージも与えることができる

 LV6:食地。土や石などを食すことで能力値が上昇する。吸血鬼の基礎能力的な技

 LV7:地竜ブレス。大地ブレス系統とは違い、光線状のブレスで攻撃する技

   アニメの地竜が使っていたような感じのイメージ

 LV8:大地纏。石纏の強化版で、より頑丈な土と岩の鎧をまとって防御を高める

   名前に関しては、「岩石纏」や「岩盤纏」等の候補と、どれにしようか迷った

 

 

 

●既存の種族について

 

○種族「フェネグラッド」について

原作で登場している地竜。少なくとも漫画版には名前とともに登場している

この種族に進化させるために、主人公を地竜に転生させたといっても過言ではない

 

 

 

●そのほかの独自設定

 

○耐性系スキルの仕様

・ステータス上の抵抗能力の大きさに関わらず、耐性系スキルの所持により、

 対応する属性に抵抗できるかどうかが大きく左右される

 

○スキル「禁忌」についての独自解釈

熟練度をためる条件に、魂に影響を及ぼすスキルが関わっていると思われる

例)魂に直接はたらきかける外道魔法→カンストで禁忌が派生

  魂を直接破壊しにいく外道攻撃→それに分類されるような行為で禁忌の熟練度がたまる模様

  支配者スキル→取得だけで禁忌の熟練度が大幅にたまる

 

○進化するほどスキルが育ちやすくなる

今作では、肉体等の元の能力が高いほど、ステータスやスキルなどのシステムによる恩恵も

育ちやすいという設定になっている。よって、進化によって肉体がより強力なものに

なっていけば、その分スキルやステータスが強くなりやすくなると、今作では設定している

原作でも、Web版におけるアリエルの過去語りでは、ステータスによる補正は元の能力に

依るものとあるため、今作ではスキルも同様の物としている

 

○並列意思を丸々一つ集中させることで、スキルの熟練度がたまりやすくなる

今作での設定。原作の描写などを根拠にしている訳ではないので、この小説オリジナルの設定

しいて言うなら、実戦などで集中するほどスキルのレベルが上がりやすくなるらしいので、

スキルの力で分割しているとはいえ意思の一つに集中させれば、その分スキルの熟練度が

たまるようになり、育ちやすくなると思ったため

 

○呉爾羅LV10によるHP回復効果について

呉爾羅の特殊効果には、自己再生と超再生の二つが含まれている。自己再生の場合は

呉爾羅のスキルと同レベルのHP高速回復のスキルと同等の効果、超再生の場合は呉爾羅の

スキルと同レベルのHP超速回復のスキルと同等の効果をもたらしている

つまり、通常のHP自動回復系のスキルとは別に、呉爾羅LV10のスキルを持っていると、

HP超速回復LV10とHP高速回復LV10を同時に持っているのと同じくらいのスピードで

HPが自動回復していくことになる

 

○スキル「鉱体」について

原作では、「甲殻」と並んでスモールロックタートルという魔物が所持しているスキル

「甲殻→堅甲殻→重甲殻」のような感じで、「鉱体→鋼体→神鋼体」というように

進化していくスキルだと予想し、地竜が持つようになるスキルだと設定している

地竜のスキルで使える「石纏」を使用することで熟練度がたまっていく

 

○毒攻撃と麻痺攻撃のスキルについて

スキルポイントを消費しない場合は、毒属性や麻痺属性を持つ武器を使って攻撃することで

熟練度をためて取得できる

 

○魔力の操作を応用したMP系のスキルのレベル上げ

「システムにおける魔力=MP」という等式が成り立つならば、魔力の回復の流れを促すように

操作する等で、MP回復速度やMP消費緩和のスキルのレベル上げをすることができると

考えられる為、魔力の操作を応用してMP系のスキルのレベル上げができるという設定に

している

 

○「怒」系列のスキルによるステータス上昇の仕様(考察に基づく独自設定)

・怒 :攻撃・防御に、(本来の数値×0.3×スキルレベル)の分だけプラスされる

例)怒LV6のスキルを持っている場合

 平均攻撃能力:50→50+(50×0.3×6)=50+90=140

 平均防御能力:50→50+(50×0.3×6)=50+90=140

・激怒:攻撃・防御に、(本来の数値×3)の分だけプラスされ、魔法・抵抗には、

    (本来の数値×0.3×スキルレベル)の分だけプラスされる

例)激怒LV5のスキルを持っている場合

 平均攻撃能力:50→50+(50×3)=50+150=200

 平均防御能力:50→50+(50×3)=50+150=200

 平均魔法能力:50→50+(50×0.3×5)=50+75=125

 平均抵抗能力:50→50+(50×0.3×5)=50+75=125

 

○呪い属性による弱体化の効果が薄まる時間について

HPをごりごり削っていく毒や、体の動きを封じる麻痺と比べると、能力値の弱体化というのは

まだマシだと考えられる為、この小説では効果が薄まるのにかかる時間は、毒や麻痺よりも

多めに設定している。いちおう、呪い耐性のレベルが高いほど弱体化が速く治るようになってる

 

○「呪い」の仕様

部位ごとに弱体化している数値が細かく設定されていたり、その部位を体から切り離せば

その分だけ弱体化が緩和する(完全な独自設定)




前回までの後書きに書いてある設定は、以上になります。
魔物のステータスやスキルについては、また別の機会に記載することを予定しています。
オリジナルのスキルや種族などは、ストーリーの進行とともに新しいものが出てくる予定です。
本編の方も、これからも読んでいただけると幸いです。
ありがとうございました。

後書きの「主人公のステータス」にて、追加してほしい要素はありますか?⑵

  • ①前回からのステータスの上昇値
  • ②前回からのスキルのレベルの上昇値
  • ③呉爾羅などのスキルによる補正値
  • ①と②
  • ①と③
  • ②と③
  • ①と②と③
  • 特になし

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