モルモットとふしぎな目覚まし時計   作:✿▽✿

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キャンサー杯どうでしたか?私は調子に乗ってグレートリーグに行ったら初日Bリーグ落ちでなんとか2位になりました。

……魔境すぎないかグレートリーグ。

え?更新頑張るとか言ってたのに遅いし文字数少ないって?

google更新無視してたらネットサーフィンはできるけどURLバー以外で文字を打つことが出来なくなるという謎現象になってたんや……


世界線30315f3036

「……うーむ」

 

自宅の鏡の前で悩んでいる俺。勿論髪の毛についてだ。

 

……ハゲの話じゃないぞ?まだ20代だし、今はタキオンの薬によってロン毛だからな。

 

まあ、そのロン毛が問題なんだが。

 

タキオンの実験は良いのだ。光っても別に問題はないしその内光量なんかもコントロールもできるようになる。だが今回は髪の毛だ。赤く光っていたのは元の黒い髪色に戻ったが、厄介なことにロン毛で固定されるらしく、また新たな薬を服用すればするほど伸びるようになっている。初めて飲んだ時は腰ほどの高さであったが、今はもう尻を通り越してふくらはぎ……いや、ほぼくるぶしの辺りまで伸びてしまっている。前髪は後ろと比べるとさほど伸びていないが、それでもヘソまで伸びていた。

 

(タキオンに頼んで髪を短くする薬を作ってもらおう……)

 

流石に長すぎる。昨日もドアに挟まって痛かったし、下の方は土で汚れていて汚い。

 

 

 

いやまあ、こんなことを考えていられるのも現状でタキオンに勝てそうな相手がいないからなんだが……本当に警戒するのはG3より上で出走できるウマ娘でいいだろう、OP以下で留まる程度ならば悪いが話にならない。今日行われるレースもまた然りだ。

 

勝てるレースなのだがタキオンは滅茶苦茶強請ってきた。「今日のレースで一着を取れればなにか"ご褒美"が欲しいねえ……うんうん、担当バが一着を取って祝わないトレーナーなんていないだろう!そうだろう!」

 

───全くもってその通りです。

 

そもそも中央のレースで一着なんて世間一般のウマ娘なら諸手を挙げて祝われるレベルなのだ。重賞なんて取ればもうそれはすごいことになる。実際に俺の地元でもそうだったし、なんなら俺もそうだった。

 

タキオンは素で勝ち抜く力があるのだ。だが、早熟故か伸びが悪くなっていくのだろうか。

 

(このままスピードが伸びなければ……皐月賞は厳しい、か?)

 

以前より長距離を走れるようにはなったがそれと引き換えにスピードが落ちた。タキオンの持ち味は末脚だが……ううむ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

レースでは危なげなく勝った。今回も()()()()()最も早く到着し、芙蓉ステークスを制した。

 

ご褒美と称して薬を飲んだので腕が光っているのだが、当の開発者本人は作ってあげたスウィーツに舌鼓を打っている。……緊張感が無くて呑気だとは思うが、レース後なので見逃すことにしよう。

 

「タキオン、これが現時点までの2000mのタイムだ。」

 

5月、6月、7月と右肩上がりにタイムが伸びているのだが、8月と9月は以前までの伸び率はなく、ゆったりと上がっているだけであった。

 

「ふぅン……やはり伸びが悪くなっているねぇ……」

 

「ああ。現状、タキオンのタイムはあまり伸びていない。レース後に検査をしてもらったが特に異常は見られないと診断された。」

 

診断書をタキオンに渡す。ここトレセン学園では病院まで完備されているので異常があれば直ぐに駆けつけたり、即検診を受けることが出来る。まあ、あくまでも簡易的なものだが……ちなみに言うと、タキオンは少し離れた大きな病院にて本格的な検査を行っている。いや、信じてない訳じゃあないが……タキオンのケガを発見したのもあの大きな病院だったからだ。

 

「そこでだ。この状況は今後の方針を変えるかもしれない局面になりうるから、タキオンから意見を聞いておきたい。」

 

「……クラッシック路線───速さを追求するという目的がある以上、ここだけは譲れないよ。」

 

「わかった。……だけどどこが伸びていないのか探る為に明日明後日はいろんな距離を走るから。」

 

「私としては十分に育っている感覚はあるのだけどねぇ……だがまあ、グラフとして見てみると確かに伸び悩むと言ってもいいくらいだ。」

 

「伸び悩むとしても時期が早すぎると思ってな……よしじゃあ今日のミーティングは終わり!明日に備えて身体を休めるように!」

 

「わかっているよ……ああでもこの後は実験に付き合ってもらうけどね。」

 

「薬か?」

 

「いや、そうなんだがこれは少々厄介な───」

 

何か、うまく言い表せないが漠然とした不安のようなものを感じながらも、俺はタキオンの実験の概要を聞き出すのであった。




サラッと流したけど出走したのは芙蓉ステークスですね。トレーナーの言った通り楽勝だったので飛ばしました。まあ今後もOP戦はサラッと飛ばすと思います。OP戦なんてみんなスキップしてるからいいよね?

この世界のトレーニングについて解説

基本的にゲーム版と同じくトレーニングレベルが上がるほど高い効果が得ることが出来る。

トレーニングレベル間にあるのは身体に掛かる負担であり、身につくステータスが必ずしも比例して上がる訳では無い。また、レベルが低くとも高い効果を持つトレーニングなど、練習の相性もある。(ミホノブルボンであれば坂路トレーニングが根性トレーニングで最も効果が得れるなど)

体力が多く減るトレーニングほど身体を壊すリスクが増える。

やる気による効果アップはゲーム版よりも比率が高い。

友情トレーニングは存在するものの、主人公級かつ仲が良いウマ娘同士でトレーニングすることは手の内も晒すということになるのでその存在は知られてはない。だが、「ライバル同士でトレーニングさせることでお互いに切磋琢磨し合うことでよりよい練習を行うことが期待できる。」程度には理解されている。

成長には頭打ちがある。それを乗り越えるには相応の"覚悟"が必要である。
つまるところ、全てのウマ娘を幸福になれる時代を作るという覚悟を持っている会長はとんでもないほど強くなれる。

この物語を進めていく上でトレーナーの名前を出した方が自然なシーンが出来たのですが皆さん的にはどう思いますか?

  • 出してもいいよ
  • 出したらダメ
  • 自分で決めてくれ┐(´д`)┌ヤレヤレ
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