ナタリー「魔女様!戦士様!結婚しましょう!」
結婚の言葉にカービィとアズサが逃げ出す。
ナタリー「あー!勘違いしないで下さい!私とじゃないですよーーー!!」
アズサ「誰であろうとする気はないです!!」
カービィ「僕も結婚なんて性に合わないよ!」
ナタリー「話だけでも聞いて下さいぃー!」
彼女から渡された紙を読む。
アズサ「自然がいっぱいのタジン村で、理想なパートナーを見付けよう。伝統ある松の精霊ミスジャンティー神殿で式を挙げられます。婚活パーティーに是非参加を?」
カービィ・アズサ「婚活パーティー!?」
ナタリー「タジン村と言う小さな村なんですが、人口減少で悩んでるみたいなんですよね。それでギルドの上の方から誰か若い人を送り込むように強めに言われまして。」
カービィ「ギルドの受付も大変なんだね。」
ナタリー「お願いします!顔を出してくれるだけで良いんです!形だけでも良いんです!!」
アズサ「・・・観光序でに立ち寄るだけでも良い?」
ナタリー「はい!それで十分です!」
アズサ「そっかぁ。じゃあ行ってみようかなぁ?」
ナタリー「ありがとうございます!!折角なんで、ハルカラさんやフラットルテさんも連れて5人で楽しみましょう!」
アズサ「4人?」
カービィ「もしかしてナタリーさん。君も行くの?」
ナタリー「はい!」
アズサ「ええ!?ナタリーさんも!?」
ナタリー「うんうん!皆でハッピーウエディングしちゃいましょう!」
カービィ「大変な事になりそう・・・」
後日。フラットルテとハルカラを連れてタジン村を行ってみる。
フラットルテ「フラットルテはもう結婚に興味ないのだ。」
ハルカラ「私も今はそう言うのより仕事が大事ですね〜。」
アズサ「そうだよね〜。まあ婚活パーティーは・・・」
ナタリー「皆さん!婚活パーティーではまず魔女様が男性陣と上手く会話を回して貰って、その後ハルカラさんが場を和ます小話を1つ!終盤でフラットルテさんが連絡先の交換を切り出して下さい!」
アズサ・ハルカラ「はあ・・・」
ナタリー「安心して下さい!私がフォロー役に回りますので!皆で力を合わせて、高学歴高収入のイケメンをゲットしましょう!!」
カービィ「それが君の婚活パーティーに参加したい本音か・・・」
タジン村に着いた一行だが、村は廃れて誰1人居ない。
アズサ「ここってタジン村の商店街なんだよね・・・?」
ハルカラ「はい。昔は景気が良くて買い物客で賑わっていたそうですけど・・・」
フラットルテ「かなり廃れているのだ・・・」
カービィ「もろ廃墟・・・」
ナタリー「兎に角会場へ行ってみましょう!イケメン達が集まっているはずです!」
婚活パーティーが開かれてるパーティー会場へ向かうと、イケメンは1人もおらずおっさんや爺さんばかり集まっていた。
カービィ「何ここ・・・老人会・・・?」
ナタリー「イケメン・・・・・・・・」
ナタリーはメガネにヒビが入る程ショックを受けた。
海岸でナタリーが項垂れてしまった。
アズサ「と、取り敢えず観光でもしようかー!」
観光名所のミスジャンティー神殿。
ハルカラ「タジン村の観光名所ミスジャンティー神殿です。ここに祀られてる松の精霊ミスジャンティーは結婚にご利益のある精霊として有名なんですよ。」
神殿のミスジャンティーの銅像を眺める。
フラットルテ「村は寂れているのに神殿だけは立派だな。」
カービィ「ちゃんと手入れされているんだね。」
ハルカラ「昔は儲かってたんでしょうね〜。」
アズサ「てっきり良縁祈願する人で溢れているのかと思ったけど。ねえナタリーさん。」
一方のナタリーはまだショック中。
ナタリー「あはは・・・効き目も無いんですかね・・・それじゃ閑古鳥も泣きますよ・・・」
カービィ(ショックが大きい・・・)
???「はぁ・・・」
アズサ・カービィ「ん?」
謎のため息声が聞こえた2人。ミスジャンティー像の足元で蹲ってる謎の女性がうっすらと現れた。
アズサ「あなた何者?」
カービィ「君誰?」
謎の女性「え?見えるんっすか?普通の人間には見えないようにしてるんっすけどね・・・私は松の精霊みすジャンティーっす。」
アズサ「へぇ〜!あなたが!」
ミスジャンティー「松の精霊より結婚立会人の精霊って方が本職みたいなもんっすけどね。村が寂れていくにつれ結婚式をするカップルも減って商売上がったりっす。」
カービィ「それはそれは・・・」
ハルカラ「お師匠様。先生。誰か居るんですか?」
フラットルテ「ふむ・・・辛気臭い女なのだ。」
ミスジャンティー「えええ!?何で気配を消した精霊が見える程高レベルな人間2人とピンク玉がいるんっすか!?」
フラットルテ「何だお前は?」
ミスジャンティーの両頬を引っ張り、更に持ち上げたりもした。
ミスジャンティー「だから松の精霊っすよ!」
ハルカラ「何が起こってるんでしょう?」
ミスジャンティー「そこそこ由緒ある精霊なんっすよ!!」
カービィ「ミスジャンティー!皆に見えるように姿見せてくれるかな?そこそこややこしくなるから!」
ミスジャンティー「分かったっす!だからこのドラゴン娘をどうにかして欲しいっす!」
関節技を決められながら他の人が見えるように姿を現した。
ミスジャンティー神殿の待合室。
ハルカラ「あなたが松の精霊ですか。」
フラットルテ「早く言ってくれれば良かったのだ。」
ミスジャンティー「言ってたっすよ!」
ナタリー「あの!精霊様!」
ミスジャンティー「何っすか?」
ナタリー「精霊様の力で良い人に出会う事は出来ないでしょうか!?ホラ!高学歴高収入のイケメンとか!」
ミスジャンティー「高学歴は難しいっすね。」
ナタリー「うう・・・じゃあ!高収入のイケメンでお願いします!」
ミスジャンティー「高収入も厳しいっす。」
ナタリー「分かりました!じゃあ最悪イケメンなら誰でも良いです!」
アズサ(最後にイケメンだけ残った・・・)
カービィ(物欲まみれの結婚相談・・・)
ミスジャンティー「それも無理っすね〜。あくまで結婚に立ち会うだけの精霊っす。」
ナタリー「そんなぁ・・・」
ミスジャンティー「でもラッキーだったっすね!良い話があるっすよ?」
ナタリー「え!?」
目を輝かせて期待する。
ミスジャンティー「丁度今タジン村で婚活パーティーが開かれてるっす。そこに行けばイケメン達に出会えるっすよ?」
婚活パーティーの話でナタリーが落ち込んでしまった。
アズサ「それ、さっき行って来たんだよね・・・」
ミスジャンティー「ええ!?ダメだったんっすか!?」
カービィ「行ってみれば分かる。」
瞬間移動でパーティー会場を覗いた。
ミスジャンティー「これはダメっすね・・・」
瞬間移動で戻って来た。
ナタリー「魔女様。戦士様。長居は無用ですので帰りましょう。」
ミスジャンティー「ち、ちょっと待って欲しいっす!このままではミスジャンティー神殿は本当に壊滅っす!力を貸して欲しいっす!」
アズサ「力って言っても具体的にどうすれば・・・」
ミスジャンティー「あなた達の誰かが結婚して、神殿で式を挙げ、松の精霊に祈りを捧げて欲しいっす!」
カービィ「そうすれば君に力が戻るとか?」
ミスジャンティー「いえ!それでちゃんとお布施をして貰えると経済的な力が戻るっす!」
アズサ(生々しいな!)
カービィ(金が欲しいだけかい!)
ナタリー「そもそも結婚する相手がいないんですけど!!」
怒ってミスジャンティーに詰め寄る。
ミスジャンティー「せ、精霊に凄む人間は初めてっす・・・!」
アズサ「生憎私達は結婚する予定はないの。」
ハルカラ・フラットルテ「うんうん。」
ミスジャンティー「問題無いっす!結婚式パックは色々と用意しているっす!」
カービィ「だから。パックが色々あっても僕達に結婚願望とか一切ないから。」
ミスジャンティー「結婚しなくても大丈夫なプランがあるっす!例えば。」
アズサ・カービィ「え?」
高原の家にミスジャンティーを招いてファルファとシャルシャにあるプランを提案された。
ファルファ・シャルシャ「姉妹結婚式?」
ミスジャンティー「えぇ!姉妹でこれからも仲良くしようねって言う意味合いで式を挙げるっすよ!」
ファルファ「ファルファやりたーい!ウェディングドレスを着るのが夢だったのー!」
シャルシャ「姉とは、妹や弟を保護する存在。この場合は、シャルシャがドレスを着るのが合理的。」
ファルファ「えー!?そんなのこじつけでしょー!?ファルファウェディングドレス着たーい!」
シャルシャ「こればかりは姉さんには譲れない!」
ファルファ・シャルシャ「むぅーーー!」
カービィ「喧嘩が始まった。」
ミスジャンティー「成る程成る程。そう言う場合は良いプランがあるっす!名付けて!一粒で二度美味しいプランっす!」
カービィ「何その一石二鳥みたいなプラン名。」
アズサ「それってどう言う内容なの?」
ミスジャンティー「結婚式と言えば長丁場。途中で着替える事があるっす。」
アズサ・カービィ(あー。お色直しとかね。)
ミスジャンティー「まず。お2人共紳士用礼装で出て頂いて、後半に2人でドレスを着ると言うのはどうっすか?それなら平等っす!」
ファルファ「良いねー!ファルファもどうせなら両方着てみたい!」
シャルシャ「うん!それなら一挙両得!」
アズサ「じゃあミスジャンティー。そのプランでお願いしても良いかな?」
ミスジャンティー「了解したっす!後、式には誰を正体するっすか?」
カービィ「呼ばなかったら子々孫々まで呪いそうな人が居るんだよね〜。」
翌日。農務省へ行ってベルゼブブ達に姉妹結婚式の招待を話した。
ベルゼブブ「ぬうああんじゃとーーーーー!?姉妹結婚式じゃとぉーーーーー!?」
カービィ「誤解受ける前に言っとくけど。これからも姉妹で未来永劫仲良くしましょうねって言う式だよ。」
アズサ「ファルファとシャルシャが誰かの所に嫁ぐ訳じゃないから安心して。」
ベルゼブブ「はぁ・・・良かったのじゃ・・・場合によっては、2人の結婚相手をどうにかしておったかも知れんからのう。」
アズサ(どうするつもりだったの!?)
カービィ「じゃあベルゼブブも出席で良い?ファートラさんもヴァーニアさんも。」
ベルゼブブ「勿論!保護者として出席する義務があるのじゃ!」
アズサ「保護者は私だからね!」
カービィ「僕も保護者だよ!」
迎えた姉妹結婚式当日。
フラットルテ「ご主人様が式の受付をされるんですか?」
アズサ「うん。ミスジャンティーにお願いされちゃってさ。カービィは式場の掃除をお願いされちゃってる。」
ライカ「我達もお手伝いしましょうか?」
アズサ「ありがとうライカ。でも娘達の式だからね。母親としてしっかり役目を務めさせて貰うよ!」
ロザリー「姐さん。あれって。」
アズサ「ん?」
隣の受付でエノがナタリーとポンデリとククにドリンクの宣伝をしている。
エノ「皆さんこんにちはー!今日は洞窟の魔女エノが新製品森のドリンクのサンプルをお配り致しまーす!新陳代謝を促し、無理なく健康な身体を手に入れられますよ〜?」
ハルカラ「なっ!?」
ロザリー「やっぱり人間。1日でも長く生きたいもんなんですね〜。」
アズサ(説得力あるのかないのか・・・)
エノ「巷ではふにゃふにゃ製薬のふにゃふにゃ酒と言う物が販売されていますが、ああやって疲れている時、頑張る為に飲む商品と言うのは体に良くありません。その点この森のドリンクを・・・」
ハルカラ「待って下さい!何でウチの商品をディスるんですか!そっちこそ、そんなドリンクを飲むより毎日ちゃんとした食事する方がよっぽど健康になれますよ!?」
エノ「何ですって!?あなたの栄養酒を飲むよりぐっすり眠った方がよっぽど元気になれますよ!!」
2人の喧嘩が勃発した。
ロザリー「お2人共、それを言ったらおしまいですよ・・・」
アズサ「って言うか、こんな時に喧嘩しないでくれる?」
するとそこに、1人の招待客がやって来た。
ユフフ「おめでとうアズサ。何かあったらいつでも私に相談するのよ?」
アズサ「うん!ママありがとう!」
受付を続けていると。
ペコラ「おめでとうございます!お姉様!」
ベルゼブブ「おめでとうなのじゃ!」
アズサ「ベルゼブブ!何かいつもと違うね!」
今日のベルゼブブはドレスを身に付けている。
ベルゼブブ「娘の晴れ舞台じゃからのう。新しくドレスを誂えたのじゃ。」
ペコラ「次は私とお姉様の番ですね!」
アズサ「いや絶対したいなからー!」
受付を続けていると。
ブッスラー「はっ。はっ。はっ。」
人間体に戻ったブッスラーが走ってやって来た。
アズサ「ブッスラーさん!また走って来たの!?」
ブッスラー「はいぃ・・・!良い修行になりました・・・!所で、ご祝儀って幾ら位集まりました!?」
アズサ(この人、お金の話ばっかりだ・・・)
しばらくすると、隣の受付からポンデリが来た。
ポンデリ「アズサ様!この度はおめでとうございます!」
アズサ「ポンデリ!お店は順調?」
ポンデリ「お陰様で!良い感じでゲームしたりだらだらしてます!」
アズサ(発言だけ聞くとやっぱり自宅警備員みたいだな・・・)
隣の受付からナタリーも来た。
ナタリー「魔女様。おめでとうございます。」
アズサ「ナタリーさん!待ってたよ!」
するとナタリーが網を取り出した。
ナタリー「因みに今日、ブーケトスありますよね?私絶対取りますので!」
アズサ(流石ナタリーさん・・・結婚する気満々だな・・・)
受付を終えたアズサが控え室へ行った。
カービィ「ふぅ〜。あ、アズサ。受付終わった?」
アズサ「丁度今終わった所だよ。掃除はどお?」
カービィ「こっちも丁度終わったよ。2人の為にピカピカに掃除したからね。」
そして控え室には、紳士礼装のファルファとシャルシャが待っていた。
ファルファ「ママ。パパ。ファルファ達似合ってる?」
シャルシャ「シャルシャも心配している。」
アズサ「2人共とっても似合ってるよ!」
カービィ「とってもクールだね!」
アズサ「ママ、しっかり見守ってるからね。」
カービィ「式場で待ってるよ。」
式場で招待客が席に座って2人を待っている。カービィはマジックカービィに変身してシルクハットを被ってる。
ライカ「アズサ様、カービィ様、何だか緊張しますね・・・」
アズサ「そうだね、思ったよりちゃんとした式だしね・・・」
カービィ「って言うか、何で皆も親族の席に座ってんの?」
ペコラ「お兄様水臭いです!もう親族みたいなものじゃないですか〜!」
カービィ「なった覚えないけど。」
ベルゼブブ「うおおおおおおーーーー!!2人共!これからも幸せにするんじゃぞーーーー!!」
カービィ「登場してないのにもう泣いてるよ・・・」
遂に、姉妹結婚式の刻が来た。
ミスジャンティー「皆様、今から式を挙げる2人が入場するっす!拍手で迎えてあげて欲しいっす!」
扉が開き、ファルファとシャルシャが入場した。招待客全員が2人を拍手で迎える。
ロザリー「凛々しいですね!」
ファルファとシャルシャは式場のバージンロードをゆっくりと進み、祭壇前に着いた。
ミスジャンティー「私は松の精霊ミスジャンティーっす!信じあう2人の気持ちがいつまでも変わらぬよう、見届け役になるっす!生ある者は必ず滅びると、古代から賢者は言うっす。しかしそれは、物質の理に過ぎないっす。心は不滅っす。2人の心が何処までもいつまでも無限に広がって行く事を祈るっす!その気持ちを指輪に込めて、相手に嵌めて欲しいっす。」
ファルファとシャルシャが、指輪に気持ちを込めてお互いの薬指に嵌めた。全員が拍手する。ベルゼブブは号泣してる。
ロザリー「凄く良い式ですね!」
ライカ「ファルファちゃんもシャルシャちゃんも嬉しそうですね!」
フラットルテ「ミスジャンティーも中々やるのだ〜!」
ハルカラ「ちょっと心配でしたけど、流石結婚にご利益のある精霊ですよね!」
アズサ「本当。やって良かったよね!」
そこにミスジャンティーがアズサとカービィを呼んだ。
ミスジャンティー「新婦のお母さん!お父さん!来て下さいっす!大事なお仕事があるっす!」
アズサ「へ?」
カービィ「僕らに?」
新婦控え室に招かれた。
ミスジャンティー「どうぞっす。」
アズサ「・・・!」
カービィ「わあ・・・!」
アズサとカービィが、ウェディングドレスを身に纏ったファルファとシャルシャが式場に入場した。
ミスジャンティー「皆さん!ウェディングドレスに身を包んだお2人と、これからも見守り続けるお母さんとお父さんに大きな拍手をっす!」
バージンロードをゆっくりと進む4人を皆が拍手でお迎えする。ベルゼブブは更に号泣してる。4人が祭壇前に着いた。
ミスジャンティー「それではファルファさん。お願いするっす。」
ファルファ「シャルシャへ。シャルシャがお姉ちゃんって言い出したのは何時頃だったかな?もうずっと前の事だから思い出せないよね。シャルシャは昔から一途になりそうな所があって、それしか見えない刻があるんだよね。中でも、ママとパパを倒すって言い出した刻はとてもびっくりしたよ。でもね?シャルシャがママとパパの所に攻め込んだりしなかったら、2人共森の中でひっそり暮らしているだけだったかも知れないよね。シャルシャが幸せを届けてくれたってファルファは信じてるよ!だから、これからも宜しくね!ファルファより。」
妹のシャルシャへの感謝の言葉に招待客が涙を流す。そしてシャルシャも姉のファルファに感謝の言葉を述べる。
シャルシャ「姉さんへ。シャルシャはいつも姉さんに見守られていたんだなとふと思う時があります。シャルシャが母さんと父さんを倒そうとした時、姉さんが幸せに生きられる方法を考えようってシャルシャを諭してくれました。そのお陰で、母さんと父さんの娘になる事が出来ました。姉さんがいなければ、今のシャルシャはいません。恩返しの方法は分からないけど、これからも宜しくお願いします。シャルシャより。」
ファルファ「う・・・うわあああーーーん!」
シャルシャを抱き締めた。
シャルシャ「それと、母さんと父さんへ。」
アズサ・カービィ「え・・・?」
シャルシャ「母さんと父さんの娘で良かったと思ってます・・・ありがとう・・・これからも・・・元気で・・・いてね・・・」
途中で涙を流したシャルシャを、アズサがファルファと一緒に抱き締めた。
アズサ「こっちこそありがとう・・・!」
カービィ「生まれて来てくれてありがとう・・・」
招待客が拍手を送る。ベルゼブブは大号泣。
ミスジャンティー「素晴らしいご挨拶でしたっす・・・!」
ファルファ「ママ!パパ!」
シャルシャ「母さん!父さん!」
アズサ・カービィ「え?」
ファルファ・シャルシャ「ちゅ。」
2人は親のアズサとカービィの頬に感謝のキスをした。こうして姉妹結婚式は幕を閉じた。
姉妹結婚式後。
ミスジャンティー「皆さんお疲れ様でしたっす!」
アズサ「ありがとうミスジャンティー!」
カービィ「お陰で良い姉妹結婚式を挙げられたよ!」
ファルファ「ファルファ嬉しかった!」
シャルシャ「シャルシャも感激した。」
ミスジャンティー「喜んで貰えて良かったっす!」
高原の家に帰った後、ファルファとシャルシャが松の木の苗木を埋めている。
サンドラ「ちょっとちょっと!アンタ達に何してるのよ?」
シャルシャ「これは松の苗木。」
ファルファ「ミスジャンティーさんに記念品で貰ったの!」
アズサ「いつか立派な松の木に育つと良いね!」
その僅か3日後。松の木が育ったのだ。
シャルシャ「たった3日で・・・」
ファルファ「こんなに育っちゃった・・・」
カービィ「普通10年じゃない・・・?」
アズサ「超ーーー邪魔なんだけど。」
サンドラ「何よこの偉そうな木!私が摂れる栄養が減っちゃうじゃない!新人の癖に生意気だわ!」
アズサ「植物にも新人とかあるんだね・・・」
カービィ「生意気ならぬ生意木だね。」
アズサ「誰が上手い事を言えと・・・」
ファルファ「ママ。パパ。あれ何だろう?」
アズサ「え?」
カービィ「何?」
松の木に建てられてるツリーハウスがあった。
カービィ「何あれ?ツリーハウス?」
ミスジャンティー「あ!どうもっす!」
ツリーハウスからミスジャンティーが顔を出した。
アズサ「ミスジャンティー!?ここで何してるの!?」
ミスジャンティー「これを見るっす!」
ツリーハウスの看板を見せた。
アズサ「ミスジャンティー神殿・・・」
カービィ「高原の家分院!?」
このツリーハウスは、ミスジャンティー神殿の分院だった。しかも高原の家の。ミスジャンティーが地上に降りた。
ミスジャンティー「苗木が3日で成長するって精霊の奇跡と言うか、神秘みたいな所があるじゃないっすか。これは神殿を建てても不思議じゃないな〜と。」
アズサ「いや絶対あなたが成長するように細工したでしょ!!」
ミスジャンティー「・・・・」
カービィ「目を逸らすな!」
ミスジャンティー「すいませんっす・・・ナンテール州は松の精霊の信仰が弱い所なので、ここに進出する事で、結婚式も増えるかな〜っと思ってっす。」
カービィ「兎に角!ここだと邪魔だから別の場所に建築してよ!!」
数日後。アズサとカービィがフラタ村を散歩していると。
アズサ「ん?」
カービィ「ペポ?」
村に一際目立つ建築物があった。それは、ミスジャンティー神殿フラタ村分院だった。
アズサ「ここかよ・・・」
カービィ「懲りないなぁ・・・」
『END』
『高原の日々』
アズサ「ここが新しく出来たミスジャンティーの神殿かぁ。」
カービィ「中に入ってみよう。」
ナタリー「イケメン・・・!イケメン・・・!」
ミスジャンティー「祈るだけじゃなくて、お布施も大事っすよ?」
アズサ・カービィ・ライカ「・・・・・・」
『その2』
ファルファ「とっても良いスライムを見付けたよ!」
シャルシャ「素晴らしい。」
アズサ・カービィ「・・・・・」
別の日。
シャルシャ「悪の権化のようなスライムを発見した。」
ファルファ「凄ーい!」
アズサ・カービィ「違いが解らん・・・」
キャスト
カービィ:赤崎千夏
アズサ:悠木碧
ライカ:本渡楓
ファルファ:千本木彩花
シャルシャ:田中美海
ハルカラ:原田彩楓
ベルゼブブ:沼倉愛美
ロザリー:杉山里穂
フラットルテ:和氣あず未
サンドラ:小倉唯
ペコラ:田村ゆかり
ナタリー:菊池紗矢香
エノ:遠野ひかる
ブッスラー:伊藤彩沙
ユフフ:茅野愛衣
ポンデリ:大野柚布子
ミスジャンティー:田所あずさ
次回予告
カービィ「冬の寒さに震えるライカの提案でやって来た南国の海。しかしそこは、大量のクラゲが漂い泳げる状態ではなかった。しょうがないので砂浜遊びを楽しむ僕達は、綺麗な砂浜で陰気な絵を描く不思議な少女・キュアリーナと知り合う。彼女はクラゲの精霊で、絵のモデルになればクラゲを退かしてくれると言うのだけど・・・!?」
次回・海水浴に行った
カービィ「海だ海だー!でもクラゲ邪魔ー!」