カービィとスローライフファミリー   作:naogran

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???『来るな・・・来るな・・・ここへは来るな・・・』

森の奥の謎の遺跡から聞こえる不気味な声。






高原の家。季節は寒い冬を迎えていた。

ライカ「寒い・・・!」

今日のライカは毛布を被ってる。

アズサ「今日は特別冷えるもんね。」

ライカ「アズサ様・・・こんな日には温泉は如何でしょう・・・?」

アズサ「あ!それ良いかも!」

フラットルテ「全く!レッドドラゴンはだらしないな!寒いから温泉だなんて軟弱者なのだ!寒い時こそ海なのだ!」

ライカ「ブルードラゴンらしい愚かな発想ですね。」

フラットルテ「なっ!?ご、ご主人様!海ときめきますよね!?」

アズサ「ときめかないよ〜。海かぁ。寒くなければ良いかもね。今度皆で行ってみようか。」

ファルファ「わーい!本物の海星さん見たーい!」

シャルシャ「あの五芒星に似た形は大変興味深い。」

ロザリー「風霊の仲間達も居そうですね。」

サンドラ「潮風はあんまり得意じゃないけど、まぁ良いわ。」

ハルカラ「お師匠様!南国の海でしたらいつでも入れますよ!」

アズサ「南国の海!それならときめくよ!」

ライカ「我も行ってみたいです!」

アズサ「よし!決まりだね!皆で行こー!海水浴ー!」

全員「おー!」




一方のカービィは。

カービィ「zzzz・・・・」

リビングの端のソファーでスリープカービィで熟睡中。


第20話「海水浴に行った」

後日。一行は南国の海へ向かった。

 

ハルカラ「灼熱の太陽と!」

 

フラットルテ「青い海と!」

 

カービィ「心地いい潮風!」

 

全員「南国だーーーー!」

 

ファルファ「シャルシャ!砂のお城作ろ!」

 

シャルシャ「うん!」

 

2人で砂のお城を作る。

 

ロザリー「私はあっちの崖の下に幽霊が居ないか探して来まーす!」

 

崖下の洞窟へ向かった。

 

アズサ「本当に行くんだ・・・」

 

サンドラ「良い日差しね!光合成が捗るわ〜!」

 

カービィ「こっちは太陽の光を浴びてる・・・」

 

ライカ「あったかくて我も良い気分です!」

 

アズサ「ライカ寒そうだったもんね。」

 

フラットルテ「海だー!海なのだー!」

 

ハルカラ「海ですよー!」

 

浅瀬を走り回る2人。

 

アズサ「ちょっと2人共ー!準備運動はちゃんとしなさーい!」

 

ハルカラ・フラットルテ「あははははははは!」

 

深い所へ走って行った次の瞬間。

 

ハルカラ・フラットルテ「ぎゃあああああああ!!!」

 

アズサ・ライカ「えっ!?」

 

カービィ「何!?どうしたの!?」

 

突然ハルカラとフラットルテが謎の電撃を浴びた。

 

ライカ「何事ですか!?」

 

ハルカラ・フラットルテ「・・・・・・・」

 

砂浜に戻った2人が砂の上に倒れた。

 

アズサ「どうしたの!?」

 

カービィ「何が起こったの!?」

 

ハルカラ「お師匠様ぁー!先生ぇー!」

 

フラットルテ「刺されたのだーー!」

 

2人の足を見ると、足が赤く腫れていた。

 

カービィ「この腫れ具合・・・まさか!」

 

アズサ「クラゲ!?」

 

海一面に大量のクラゲが浮いているのを目撃した。

 

ライカ「こんなに沢山!?」

 

 

 

 

大量のクラゲが浮いてるのを皆は見るしかない。カービィは海を調べに行ってる。

 

カービィ「おーーい!」

 

そこにウイングカービィが戻って来た。

 

アズサ「カービィどうだった?」

 

カービィ「遠くまでクラゲがびっしり。こりゃあ泳げそうにないね。2人共どお?足の腫れは治った?」

 

フラットルテ「はい。腫れが引いてきたのだ。」

 

カービィ「ドクターの薬のお陰だね。」

 

アズサ「クラゲかぁ。」

 

ライカ「まさか大量発生してるなんて。」

 

サンドラ「これじゃ泳ぐのは無理ね。私は泳がないけど。」

 

ロザリー「残念っすね。」

 

ファルファ「海星見たかったなぁ・・・」

 

シャルシャ「五芒星・・・」

 

アズサ「あ〜あ、もっとはしゃぎたかったね・・・」

 

 

 

 

海で泳げない為、砂浜で遊ぶ事に。ライカとフラットルテが砂浜を走っている。

 

ハルカラ「あれ?」

 

アズサ「ん?」

 

ハルカラ「あんな所に人居ましたっけ?」

 

左側に座っている謎の女性を発見した。

 

カービィ「あの格好、画家さん?」

 

その女性は画家の姿をしていて、海に向かって絵を描いている。画家の女性に3人が近付く。

 

アズサ「こんにちはー!何を描いているんですか?」

 

女性「海です。」

 

ハルカラ「ちょっと見てもいいですか?」

 

アズサ「ここの海綺麗ですもんね。」

 

女性が描いたのは海。

 

 

 

 

 

 

ではなく何かを叫んでいる恐ろしい顔だった。

 

 

 

 

 

 

女性「はい。」

 

アズサ・ハルカラ「ひぃっ!?」

 

カービィ「ペポォ!?」

 

女性「他の絵も見ますか?」

 

今まで描いた絵を3人に見せた。どれも恐ろしい絵ばかり。

 

アズサ「これは、何と言うか・・・」

 

ハルカラ「独特ですね・・・」

 

カービィ「独特って言うか・・・」

 

女性「はい、なのであまり売れません。どうも、クラゲの精霊キュアリーナです。世界中をふわりふわりと漂って絵を描いています。」

 

彼女の名はキュアリーナ。

 

アズサ「精霊だったんだ!」

 

カービィ「え!?クラゲの!?あのクラゲって君の!?」

 

キュアリーナ「はい。」

 

アズサ「あのぉ、私達海水浴に来たんですけど・・・」

 

カービィ「海に入れなくて困ってるの・・・だからクラゲを退かす事は出来ないかな?」

 

キュアリーナ「それは出来ません。」

 

アズサ・ハルカラ「あ・・・」

 

カービィ「出来ないのね・・・」

 

キュアリーナ「クラゲは何も考えず流れに身を任せているだけなので、テレパシーで呼び掛けても効果は無いんです。クラゲゲゲ。」

 

アズサ・カービィ「クラゲゲゲ?」

 

ハルカラ「じゃあ、何が出来るんですか?」

 

キュアリーナ「ん〜・・・クラゲの模範になるよう放浪の生活をしています。」

 

アズサ(それ、絶対に影響与えてないでしょ・・・)

 

キュアリーナ「あ。後クラゲを発光させる事が出来ます。」

 

ファルファ「光るの!?ファルファも見てみたい!」

 

そこに他の皆が合流した。

 

シャルシャ「シャルシャも見た事ない。」

 

キュアリーナ「ではやりますね。」

 

右手を天に掲げて光らせる。ファルファとシャルシャが期待の眼差しを向けている。しばらくするとキュアリーナが右手を下げてこちらを見る。

 

キュアリーナ「・・・・やり方を忘れてしまいました。」

 

全員「ズコッ!」

 

ライカ「忘れたんですか!?」

 

サンドラ「期待して損したわ。」

 

キュアリーナ「因みにクラゲを退かす件ですが。やれない事もないのを思い出しました。」

 

ロザリー「本当ですか!?」

 

キュアリーナ「クラゲが退くように、水の流れを波の精霊に頼んで作って貰います。」

 

全員「おおおー!」

 

フラットルテ「是非お願いしたいのだー!」

 

キュアリーナ「その代わり、お願いがあります。皆さん絵のモデルになって下さいますか?」

 

その条件を受け、キュアリーナが波の精霊へ会いに行った。

 

 

 

 

 

 

それから30分後。キュアリーナが瞬間移動で戻って来た。

 

キュアリーナ「間違えて滝の精霊の所へ行ってしまい、お茶を出されて時間が掛かってしまいました。」

 

アズサ(大丈夫かな・・・)

 

カービィ(滝の精霊・・・世界精霊会議以来だね・・・)

 

キュアリーナ「兎に角、波の精霊に頼んで来ました。」

 

”パァン!”

 

手を叩いて鳴らすと、波が起きてクラゲ達が一斉に流れて行った。

 

全員「おおおーーー!」

 

サンドラ「凄いわね!」

 

カービィ「今度こそ海だー!」

 

キュアリーナ「では、好きなだけどうぞ。」

 

アズサ「じゃあ皆ー!思いっ切り海を満喫するよー!」

 

全員「わーい!海だー!」

 

海で大いに遊んだ。キュアリーナは絵を描いている。

 

 

 

 

 

 

夕方。海を満喫した皆が砂浜に座った。

 

ハルカラ「楽し過ぎました〜!」

 

ライカ「南国の海最高ですね!」

 

カービィ「ペポ〜泳いだ泳いだー!」

 

アズサ「ありがとうキュアリーナさん!お陰で最高の1日になりました!モデルなんてした事なかったけど、大丈夫でしたか?」

 

キュアリーナ「はい。完成まで少し時間が掛かりますが、とても良い絵が描けそうです。」

 

アズサ「それは良かった!」

 

キュアリーナ「完成したら、皆さんの絵を私の展覧会に展示しても良いですか?」

 

全員「え?」

 

ライカ「我達の絵が!」

 

ハルカラ「展覧会!?」

 

ロザリー「凄いですねー!」

 

アズサ「大丈夫ですけど、それって私達も見に行っても良いんですか?」

 

キュアリーナ「はい。ではチケットを渡しておきますね。」

 

カバンから展覧会のチケットを取り出した。

 

キュアリーナ「多めに渡しますので、もし興味がありそうな人が居たら誘って下さい。」

 

アズサ「ありがとうございます!」

 

展覧会のチケットを貰った。

 

カービィ「でもさ、誰を誘う?」

 

ライカ「魔族の方々は?美術に造詣が深そうですね!」

 

アズサ「確かに!」

 

キュアリーナ「思い出しました。」

 

アズサ「え?」

 

カービィ「何が?」

 

キュアリーナが右手を天に掲げると、クラゲ達が一斉に発光した。

 

全員「わあーーー!」

 

ファルファ「クラゲが!」

 

シャルシャ「光った!」

 

アズサ「綺麗ー!」

 

キュアリーナ「クラゲは、取るに足らない生き物かも知れませんが。たまには思い出して貰えると嬉しいです。」

 

アズサ「うん!」

 

この日、アズサ達は素敵な日を満喫したのだった。

 

 

 

 

 

 

そして数日後。アズサ達はキュアリーナの展覧会がある島へ赴いた。

 

ハルカラ「へぇ〜!こんな島で展覧会するんですね!」

 

カービィ「何でもキュアリーナの地元みたいなんだ。こう言う所に住んでると創作意欲が溢れるとか。」

 

サンドラ「芸術家っぽいわね。」

 

???「おぉー!もう着いておったかー!」

 

アズサ「ん?」

 

カービィ「この声は!」

 

ベルゼブブ「娘達!久し振りじゃの!」

 

ファートラ「こんにちはー!」

 

ヴァーニア「アズサさーん!カービィさーん!」

 

魔族御一行+ブッスラーがやって来た。

 

ペコラ「お姉様!お兄様!本日は美術館デートに誘って頂きありがとうございまーす!」

 

アズサ「いや、デートじゃないから。」

 

カービィ「誘った覚えないけど。」

 

ブッスラー「絵の展覧会かー!良いですね!結構儲かるんですかね!」

 

カービィ「またお金かい。」

 

アズサ「じゃあ、早速行こうか。」

 

ファルファ「ママ。パパ。ファルファ達可愛く描いてくれたかな?」

 

シャルシャ「シャルシャも気になる。」

 

 

 

 

 

 

展覧会へ入った一行が見たのは。

 

ファルファ・シャルシャ「・・・・・・・」

 

2人が沼で苦しむ絵。

 

ファルファ「こ、怖いよぉ・・・」

 

シャルシャ「目が死んでる・・・」

 

ハルカラ「いやぁーーーーーー!!!!」

 

カービィ「ハルカラ!?どうしたの!?」

 

ハルカラ「私の絵に背後霊が・・・!」

 

苦しむハルカラの絵。その背後に現れる背後霊。

 

アズサ「ヒィッ!?」

 

カービィ「あれ?この亡霊って・・・」

 

ハルカラの絵に描かれてる背後霊。それはロザリーに似ている。

 

ロザリー「ええ!?私ですかー!?」

 

更にライカとフラットルテが海で溺れ苦しむ絵。サンドラがアンモナイトを携えて苦しむ絵。カービィが謎の物体に侵食される絵。他にも恐ろしく虚無な絵が展示されている。

 

キュアリーナ「クラゲって透明ですよね?透明だからこそ見えるものがあるんですよ。」

 

アズサ「はぁ。」

 

カービィ「そんなもんなの?」

 

ライカ「アズサ様・・・カービィ様・・・生きるって何でしょう・・・」

 

ベンチに座って虚無になってしまったライカ。

 

アズサ「ライカー!?しっかりしてー!」

 

カービィ「何哲学的な事言いながら虚無ってるの!?」

 

ペコラ「お姉様・・・お兄様・・・もう魔王辞めます・・・」

 

アズサ「えええ!?ペコラまでー!?」

 

カービィ「魔王辞めたら誰が統治するのー!?」

 

アズサ「キュアリーナさん、これは単純に質問なんだけど。何でこんなに暗い絵を描くの?」

 

カービィ「普通ならもっと明るい絵とか美しい絵とか描くんじゃないの?」

 

キュアリーナ「人間の奥深くに潜む闇を、果てしない虚無を表現しています。」

 

アズサ「あ・・・」

 

カービィ「それがコンセプト・・・?」

 

キュアリーナ「なので、これからも闇を探し求めてクラゲのように漂い続けます。クラゲゲゲ。」

 

アズサ(また出た。)

 

カービィ(合言葉。)

 

ベルゼブブ「何と言う事じゃ!」

 

アズサ「ん?」

 

ベルゼブブとファートラとヴァーニアが1枚の絵を見て驚愕している。

 

アズサ「どうしたの?」

 

カービィ「また虚無の絵を見たの?」

 

ベルゼブブ「違うのじゃ。大変な事になったのじゃ。」

 

その絵は、現代世界のピラミッドと酷似した謎の遺跡が描かれている。

 

アズサ(何か、ピラミッドみたい。)

 

カービィ(この世界にもピラミッド?)

 

ファートラ「ベルゼブブ様。」

 

ヴァーニア「これは。」

 

ベルゼブブ「とてつもない絵が紛れ込んでいたな。」

 

キュアリーナ「その絵は、遺跡に忘れ去られた雰囲気を出すのに苦労しました。」

 

アズサ「え?」

 

ベルゼブブ「何処で描いた物なのじゃ?」

 

キュアリーナ「西ノストムリア山脈の麓にある樹海です。正確な位置は忘れましたが。」

 

アズサ「ベルゼブブ。何なの?」

 

カービィ「この遺跡と何か関係があるの?」

 

ベルゼブブ「これは、幻の古代文明。サーササーサ王国の墓じゃ。」

 

カービィ「サーササーサ王国?」

 

ベルゼブブ「サーササーサ王国は、今から5000年前に栄えていた古代文明じゃ。何人もの冒険者がこの遺跡を探しに行ったが、誰も戻って来た者はおらん。」

 

アズサ「そうなんだ。」

 

カービィ「でも何でこの遺跡に魔族は真剣になってるの?」

 

ファートラ「古代文明には、未知のモンスターや悪霊が巣食っている可能性が高いので、魔族が調査する必要があるのです。」

 

アズサ「えええ!?あ、悪霊の調査ー!?」

 

ベルゼブブ「そうじゃ!アズサ、お主も調査に同行して欲しいのじゃ!カービィも同行をお願い出来ぬか?」

 

カービィ「うん構わないよ。」

 

アズサ「無理無理無理!!怖いのは本当無理だからー!知ってるでしょ!?そう言うの苦手なのー!カービィだけでも連れてってよー!」

 

カービィ「あー。ロザリーの時でも怖がってたね。」

 

ベルゼブブ「そうかぁ、困ったのう。お主が一緒なら知らぬモンスターが出ても安心なんじゃが・・・」

 

アズサ「でも悪霊がなぁ・・・・」

 

ライカ「これも修行です!アズサ様の代わりに我が向かいます!」

 

アズサ「ライカ。嬉しいけど今回は参加しちゃダメ。呪われる可能性があるからね。」

 

ライカ「そうですか・・・」

 

ベルゼブブ「おやぁ?妾の事は心配じゃないのかのぉ?」

 

アズサ「あなたは大丈夫でしょ?はぁ、分かったよぉ。行けば良いんでしょ?行けば。」

 

ベルゼブブ「分かれば良いのじゃ!」

 

カービィ「決まりだね。」

 

ロザリー「姐さん。兄貴。私も行って良いですか?」

 

アズサ「え?ロザリーが?」

 

ロザリー「はい!幽霊なんで、呪われる心配はありませんから!」

 

アズサ「そうか!それなら大丈夫だね!すっごく助かるよ!」

 

 

 

 

 

 

その後。アズサ、カービィ、ロザリー、ベルゼブブ、ペコラ、ブッスラーの6人はサーササーサ王国の遺跡へ向かうべく西ノムストリア山脈麓のラニス樹海の中を歩く。カービィはファイターカービィに変身している。

 

ペコラ「お姉様?私が逸れないようにエスコートして下さいね?」

 

アズサ「いや、ペコラが来るなんて聞いてないんですけど・・・それに・・・」

 

ブッスラー「いやぁ〜!楽しみですね〜!古代遺跡で一発大儲けですよー!」

 

カービィ「金の匂いに敏感だね〜。」

 

”ガサガサ”

 

ロザリー「何か居ますよ?」

 

茂みの中から大蛇が飛び出した。

 

ペコラ「いやああーーーーー!!」

 

ビンタが大蛇を気絶させた。

 

ペコラ「お姉様!怖いですーーーー!」

 

アズサ「私はあなたが怖いよ・・・」

 

ベルゼブブ「気を付けろ!まだ居るようじゃ!」

 

今度は三つ首のモンスターが現れた。

 

カービィ「未知のモンスター!」

 

ブッスラー「あ!これは楽勝です!カービィさん!一緒に!」

 

カービィ「え?あれやるの!?」

 

ブッスラー「はい!行きますよー!」

 

 

 

 

ブッスラー「下段強キック。下段強キック。」

 

カービィ「下段強パンチ。下段強パンチ。」

 

 

 

 

下段強ダブルコンボが未知のモンスターに効果抜群。

 

アズサ「ねぇベルゼブブ。ブッスラーさん下段強キックばっかりやってるけど、師匠としてあなたが教えたの?」

 

ベルゼブブ「いーや。妾が教えたのは大会で賞金を獲得した時の節税方法かのう。」

 

 

 

 

カービィ「からのー。ギガショット!」

 

フィニッシュのギガショットで三つ首モンスターを倒した。倒されたモンスターが魔石に変わった。

 

ブッスラー「よーし!お金お金ー!」

 

アズサ「本当、分かり易い人だね・・・」

 

ロザリー「すみません私、皆様のお役に立てず不甲斐ないです・・・」

 

アズサ「ロザリー。そんなの気にしなくて大丈夫だよ?」

 

ロザリー「いや、私だけ何も出来てないです・・・幽霊は無力ですね・・・」

 

 

 

 

 

 

モンスターを倒した一行は再び樹海の奥へ進む。するとペコラが何かを感じた。

 

ペコラ「ん?あれれ?ベルゼブブさん、この辺り何か可笑しいですね。」

 

ベルゼブブ「ふむ。ここが入口のようですな。」

 

入口前に着いたが、入口らしきものは無い。

 

アズサ「何も見当たらないけど・・・」

 

カービィ「何も無い。もしかして結界とか?」

 

ベルゼブブ「うむ。結界魔法のようじゃ。恐らく古代文明のな。」

 

ペコラ「それじゃあ、ちゃちゃーっと解除しちゃいましょう。」

 

アズサ「そんな事出来るの!?」

 

ペコラ「お姉様。私、これでも魔王なんですよ?ーーーーーーーー。ヤァーーー!」

 

詠唱を唱えると、結界が割れて景色が開けた。

 

アズサ・カービィ「わあああー!」

 

サーササーサ王国の古代遺跡が見えた。

 

ペコラ「闇の浄化完了です!」

 

 

 

 

サーササーサ王国の遺跡へ向かう。

 

カービィ「あれが例の遺跡?」

 

ペコラ「間違いないですね。」

 

ベルゼブブ「遂に発見したのじゃ。」

 

アズサ「キュアリーナさんの絵と一緒だね!」

 

ロザリー「でも、随分賑やかですね!」

 

アズサ「え!?脅かさないでよ!人一人居ないじゃない!待てよ?ロザリーがそう言うって事は・・・」

 

???『引き返せ・・・帰れ・・・ここはお前らの来る所ではない・・・!』

 

アズサ「きゃあああーーーーーー!!!」

 

謎の声にアズサが恐怖した。

 

アズサ「やっぱり沢山居るじゃん!!!!」

 

ベルゼブブ「悪霊じゃ!」

 

ペコラ「頭に直接語り掛けて来ますね。」

 

カービィ「すっごい恨んでるような声出てるね。」

 

ブッスラー「う、五月蝿いです!」

 

アズサ「わーー!わーー!聞こえない!聞こえないー!何も!聞こえないよーーーーー!!!」

 

ロザリー「あ!初めまして!私幽霊のロザリーって言うんだ!安心してくれ!ここの姐さん達は良い奴なんだぜ?」

 

突然ロザリーが誰かと会話し始めた。

 

アズサ「ロザリー?」

 

カービィ「もしかして悪霊と対話してる?」

 

ロザリー「おお良いのか!?んじゃ悪いけど頼むぜ!今悪霊の1人と話したんですけど、代表者を呼んで来てくれるそうです。」

 

アズサ「え!?コミュニケーションが取れたって事!?」

 

ベルゼブブ「おお!穏便に行きそうで何よりじゃ!」

 

ロザリー「ん?アンタが代表の方ですか?・・・はい。・・・成る程成る程。盗掘目的でなければ姿を現してくれるそうです。」

 

ベルゼブブ「勿論!そんな事するつもりは・・・」

 

ブッスラー「えっと、盗みはしませんが。高く売れそうな物を貰えると嬉しいです。」

 

カービィ「黙れ守銭奴スライム!!!!!」

 

ブッスラー「ヒィ!」

 

ロザリー「悪い人達ではないと分かってくれたそうです。今姿を表すと言っています。」

 

アズサ「姿って?」

 

すると無数の霊魂が現れ、人の姿へと姿を現した。その姿は皆メイド達で白目を向いている。

 

アズサ「いやああああーーーーーーーーー!!!!」

 

ベルゼブブ「これは大量じゃな。」

 

カービィ「おーすっごい賑やかだねー。」

 

アズサ「もう帰りたいよおおおーーーーーーー!!」

 

幽霊「失礼致します。私はサーササーサ王国のムーム・ムーム王に仕えるメイド長兼大臣のナーナ・ナーナと申します。」

 

アズサ「メイド・・・?」

 

ナーナ「約5000年前。我がサーササーサ王国は、疫病が蔓延し国民が全滅してしましました。その死に方に満足がいかなかった者達が悪霊となり、今はこの地を死者の王国として楽しく過ごしているのです。」

 

カービィ「すっごい未練残してるんだね。」

 

 

 

 

 

 

サーササーサ王国の遺跡へ案内された。

 

ベルゼブブ「しかし、どうして結界を張って隠れるような真似をしておるのじゃ?」

 

ナーナ「仰る通り、鎖国はもう今の時代には向きません。今後はもう少し開かれた国にしたいと思っているのですが。」

 

ペコラ「では手始めに、魔族の国と国交を結びませんか?」

 

ナーナ「有意義なお話でありがたいのですが、ムームムーム王が・・・」

 

ペコラ「あまり乗り気じゃありませんか?」

 

ナーナ「いえ、実は・・・」

 

真実を伝えた。

 

アズサ・カービィ・ロザリー・ベルゼブブ・ペコラ・ブッスラー「引き籠り!?」

 

ナーナ「はい。国王陛下はもう2000年もご自分の部屋に引き篭もってしまっているのです。」

 

ベルゼブブ「それで国交を結ぶ許可を貰えんと言う事か。」

 

ナーナ「そう言う事です。」

 

アズサ「でもどうして?」

 

カービィ「引き籠りになったには何か訳とかあるの?」

 

ナーナ「陛下に大きな問題が発生したからです。所謂、マンネリ化です。」

 

アズサ・カービィ・ロザリー・ベルゼブブ・ペコラ・ブッスラー「え?」

 

 

 

 

 

 

ムーム・ムーム『お前もお前もノリが悪い!!オモロくない!!オモロくなるまで顔も見とうない!!』

 

 

 

 

 

 

ナーナ「気の合う友達が居ない。そう言い残し陛下は自分の墓に閉じ籠もってしまいました。」

 

アズサ「そんな理由で・・・?」

 

カービィ「気の小さい陛下だね・・・」

 

ナーナ「それ以降、陛下のお墓に誰も入っていません。陛下の操る魔法で攻撃を受けてしまう為、我々も近付く事が出来ないのです。」

 

ペコラ「分かりました!陛下と会って話せば良いんですね?じゃ、私達が行って来ます!」

 

ナーナ「しかしかなり危険ですよ?」

 

ペコラ「大丈夫ですよ。皆さんも良いですよね?」

 

アズサ「ここで帰るのも無駄足になっちゃうしね。」

 

カービィ「折角ここまで来たんだからやるしかないでしょ。」

 

 

 

 

 

 

遺跡の外へ出て、ムーム・ムームが眠る墓の前まで来た。

 

ナーナ「本当に行くんですね?」

 

ペコラ「ええ!ご心配なさらず!それに、陛下に気の合う友達が居なかったと言う問題も解決出来るかも知れませんよ?ね?」

 

ロザリー「え?私ですか?」

 

ペコラ「はい!」

 

ロザリー「・・・・」

 

ナーナ「では、皆様のお墓の用意はしておきますので、心置きなくチャレンジして来て下さい。」

 

アズサ「いや縁起悪過ぎだから!」

 

カービィ「まだ死にたくないよ僕!」

 

アズサ「じゃあ、皆行くよ!」

 

カービィ「いざ!陛下の下へ!」

 

果たしてアズサ達は、ムームムームを引き籠りから救い出せるのか。

 

『END』




『高原の日々』

アズサ「海だー!」

ライカ「太陽です!」

ハルカラ「波ですー!」

ロザリー「砂浜だぜー!」

フラットルテ「水着なのだー!」

アズサ「コラー!脱ぐなー!」

『その2』

アズサ「ミュージアムショップ?」

カービィ「キュアリーナのぬいぐるみがある。」

アズサ「これ可愛いわね!」

カービィ「口が開いた!?」

アズサ「ギャッ!?」

キュアリーナ「嫌な気分になりました?」

アズサ・カービィ「なるわ!!」




         キャスト

      カービィ:赤崎千夏
       アズサ:悠木碧
       ライカ:本渡楓
     ファルファ:千本木彩花
     シャルシャ:田中美海
      ハルカラ:原田彩楓
     ベルゼブブ:沼倉愛美
      ロザリー:杉山里穂
    フラットルテ:和氣あず未
      サンドラ:小倉唯
       ペコラ:田村ゆかり
     ヴァーニア:小澤亜季
     ファートラ:伊藤美来

     ブッスラー:伊藤彩沙
    キュアリーナ:石見舞菜香
   ムーム・ムーム:矢野妃菜喜
   ナーナ・ナーナ:近藤玲奈




次回予告

カービィ「キュアリーナの描いた絵の一枚から、幻の古代文明の遺跡を発見してしまった僕達。ベルゼブブに頼まれロザリーを伴って探検に向かい、やがて遺跡の場所を突き止める。そこは悪霊蠢く呪われた場所。同じ霊であるロザリーの活躍で悪霊達の事情を知った僕とアズサは、王が住む巨大ピラミッドに乗り込んだんだけど・・・」

次回・悪霊の陛下と会った

カービィ「引き籠りの陛下かぁ。厄介そうだね。」
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