ブッスラー「財宝財宝〜!お宝は何処ですかぁ〜!」
ベルゼブブ「懲りん奴じゃのう。」
カービィ「いっその事トレジャーハンターにでもなったらどうなの?」
ペコラ「いやぁ〜ん!怖いですぅ〜暗いですぅ〜!」
アズサ「歩き辛いから離れてくれる・・・?」
ロザリー「本当に良いんですかね・・・」
カービィ「何が?」
ロザリー「庶民の娘の私なんかが、悪霊陛下の友達になるだなんて・・・」
ペコラ「あらロザリーさん。友情に身分なんて関係ありませんよ?ね?お姉様!」
アズサ「あなたはちょっと極端だと思うけど・・・」
ベルゼブブ「しかも悪霊と来れば、お主以上の適任はおらんじゃろうな。」
ロザリー「でも・・・」
カービィ「ここは幽霊同士、仲良くなる要素があると思うよ?相手が対等な関係を求めているならそれに応えてあげる。ロザリーにしか出来ない事だよ。」
ロザリー「兄貴にそこまで言われちゃ、引き下がる訳にはいかねぇ・・・分かりました!臍曲がりな悪霊陛下には、私がガツンと言ってやりますぜ!」
”ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!”
突然地面から1体のゴーレムが現れた。
カービィ「ゴーレム!?」
ゴーレムがロザリーにパンチする。
アズサ「ロザリー!!」
ゴーレムの拳がロザリーに迫る。
ロザリー「うわああああ!ありゃ?」
だが拳がロザリーをすり抜けた。
カービィ「ハンマー!おにごろし火炎ハンマー!」
炎を纏ったおにごろし火炎ハンマーでゴーレムを一撃粉砕した。
カービィ「ロザリー幽霊だから物理攻撃効かないんだった。」
ロザリー「あはは・・・」
だが次々とゴーレムが現れた。
ペコラ「あらあら大変。まぁこんなモンスター。はい!」
大剣を振って2体のゴーレムを粉砕。
ベルゼブブ「妾達の敵では!」
キックでゴーレムを粉砕。
ブッスラー「下段強キック。ないんですけどね!」
下段強キックでゴーレムを粉砕。
アズサ「っ!」
魔女の拳でゴーレムを粉砕。
ペコラ「とっても怖かったですぅ〜!」
アズサ「どの口が言ってるのよ・・・」
ブッスラー「砂で出来てるなんて、変わったモンスターですね。」
ベルゼブブ「どうやら魔法で作られた代物のようじゃな。」
ロザリー「皆さん!見て下さいこれ!」
何故か1個の焼きたてのパンがそこに落ちてた。
アズサ「何でパンが・・・?」
ロザリー「焼きたてのホカホカですね。」
ブッスラー「しかも地べたに直置き・・・」
そのパンをペコラが手に取る。
ペコラ「あ。ちゃんと魔法で滅菌処理されてるみたいですよ?」
カービィ「え?食えるのそれ?」
ロザリー「わざわざこんな物まで・・・」
ベルゼブブ「まぁこう言う時は、相手のルールに身を任せるのじゃ。」
アズサ「・・・・」
地下12階。無数の棺からミイラが現れた。
カービィ「ボムバーニング!」
ボムバーニングの花火でミイラ達を焼き尽くした。しかしまだまだ迫るミイラ達。花火で残りのミイラを一網打尽に倒した。
地下33階。無数のパンが直置きされてる。ブッスラーがパンを手に取ると床が消えブッスラーが落ちた。落とし穴の砂に下半身が埋まった。
地下57階。足場を駆け上がると、足場が傾きアズサが落ちた。だがジェットカービィが落ちるアズサを引き上げた。
地下半分まで来て一旦休息。
ベルゼブブ「全く、うんざりする程妨害だらけじゃのう・・・」
ブッスラー「お宝も見付かりませんし・・・」
アズサ「ナーナ・ナーナさんの言っていた通りだね・・・私達良いように遊ばれてるよ。」
ペコラ「せめて道標でもあれば良いんですけどね。」
ロザリー「あの、姐さん。私道が分かるかもです!」
アズサ「へ!?」
休息を終え再び進む。
ロザリー「悪霊陛下は長い間独りぼっちだったんですよね?だったら、他の幽霊に会いたいってはずなんです。上手く言えないけど、体が疼いて報せるんです。惹かれ合う感覚と言うか・・・」
ペコラ「成る程。現世への思いが強過ぎて霊魂が残ってしまったもの。それが悪霊ですからね。」
ベルゼブブ「幽霊のお主がその思いを感じ取っても不思議ではない。と言う事じゃな?」
ロザリー「はい。」
しばらく進んでいると。
ケルベロス「グルルルルルルルル!」
突如ケルベロスが現れた。
カービィ「今度はケルベロス!」
アズサ「如何にもボスキャラの登場だね。」
ベルゼブブ「いや、ちょっと待て。」
アズサ「え?」
ベルゼブブ「こやつ、様子が可笑しいぞ。」
ケルベロスに謎のノイズが生じた。
カービィ(ノ、ノイズ?)
アズサ「これって・・・」
ノイズが生じるケルベロスにデコピンした。
ケルベロス「ーーーーーーーーー!」
デコピンを喰らったケルベロスが謎のエフェクトを残して消滅した。
アズサ・カービィ「・・・・」
ロザリー「消え方も何か変でしたよ?」
ペコラ「砂にすらならないなんて中途半端ですね。」
カービィ「そう言う事か。」
アズサ「分かったよ。ここ、悪霊陛下が作ったゲームの中だ!」
ベルゼブブ「ん?」
カービィ「よく見てよ。ここは単純な一本道。ここへ来る途中はそんなの無かったし。奥の通路はまだ未完成なんだよ。」
奥の通路を見ると、緑色のプログラミングがある。
ベルゼブブ「未完成?現在進行形で作っとるって事か!」
アズサ「うん。だからゴールも近いはず。」
ブッスラー「うわああああーーー!!」
全員「ん?えええええーーー!?」
壁に埋もれてるブッスラーに全員が驚いた。
カービィ「ブッスラー!?」
ベルゼブブ「何をやっておるんじゃ!!」
ペコラ「壁抜けの術ですか?」
ブッスラー「違います!壁に寄り掛かったらヌルッと入っちゃったんです!」
カービィ「やっぱ未完成か。」
ロザリー「姐さん、兄貴。何となくですけど、この先に悪霊陛下が居る気がします。」
アズサ「マジか!?」
ベルゼブブ「こやつ思わぬ形で役に立ったのう。」
ペコラ「そうと分かれば話が早いですね。行きましょ行きましょ!」
全員が壁の中へ入って行った。
壁の中には、無数の石板が山積みになっていた。
ベルゼブブ「何じゃこの部屋は?」
ペコラ「書庫か何かですかね?」
カービィ「全部石板のようだけど。」
奥へ行くと、謎の人物が椅子に座って石板をキーボードのように操作している。
ブッスラー「人が居ます!」
アズサ「ひょっとしてあれが!」
ロザリー「やっと見付けたぜ!やい王様!あんまり籠ってねぇで外に出たらどうなんだ!大臣さんも困ってたぜ!」
???「その辺で待っといて!今新しい罠を仕掛けてる所なんや!途中でほっぽり出したら何処まで行っとったか分からんようなるねん!」
アズサ「魔法の石板?これでダンジョンを作ってたのか。」
???「よっしゃ出来た!保存して終了や!」
椅子を振り向かせて自身の姿を見せた。
ムーム「はいどうもー!サーササーサ王国のてっぺんやってまーす!ムーム・ムームでーっす!」
このテンション高い悪霊が、陛下のムーム・ムームである。
ムーム「って!ここまで来とったんかーい!いやぁ〜、最後までダンジョン作るの間に合わんかったか〜。あ、その辺にテキトーに座ってな〜。あんまり掃除してないからカビ臭いかもやけど、有害はないから安心して〜。知らんけど。」
アズサ「いや、ってか何で関西弁?」
カービィ「その喋り方何?」
ムーム「これは神聖王国語や!コミュニケーションに特化した王国でやんごとなき言語やで?知らんけど。」
アズサ・カービィ「知らんのかい。」
ムーム「例えば・・・そやな!弓矢でウチを射る真似をしてみ?」
アズサ「は?・・・シュパーン。」
ムーム「ぐっはー!やられたー!戦争が終わったら結婚するはずやったのにー!バタン。」
カービィ(大阪府民のノリそのもの・・・)
ムーム「ってな具合や。」
アズサ「いや言語関係ないじゃん!単にあなたのキャラじゃん!」
ムーム「おお!自分エエやん!ちゃんとツッコミ出来るやん!」
アズサを叩きながら褒める。
ペコラ「あらら?他の悪霊さん達と違って実体があるみたいですね。」
ムーム「せやで。ウチは王様やからな。死後に魂を入れて動かせる体を棺に入れておいてな。霊の力で肉体を操作しとる感じなんや。そう言や、自分も幽霊やな?王国の民とは違うみたいやけど。」
ロザリー「ナーナ・ナーナさんに頼まれてアンタを連れ戻しに来たんだ。聞いたぜ?周りのノリが悪過ぎるから引き篭っちまったんだって?」
ムーム「あーせやせや。特にナーナ・ナーナの奴は最悪やで。何か書くモン貸してくれって言うからバナナ渡したんや。そしたら・・・」
ナーナ『すみません。バナナじゃなくて書く物をお願いします。』
ムーム「って、何やねんそれ!!せめて!あーよう書けるなー、ってこれバナナやん!ぐらい言えっちゅうねん!ボケも生かすも殺しもツッコミしないやねんで!!!」
カービィ「ボケ殺しで引き篭もっただけか・・・」
ブッスラー「面倒臭い王様ですね・・・」
ベルゼブブ「家臣共も気の毒じゃのう・・・妾にもよーく分かるのじゃ。」
ペコラ「どう言う意味です?」
ベルゼブブ「あいえ、別に。」
ムーム「どいつもこいつもオモロないねん!神聖王国語も使いこなさへんし、言うたらめったら気ぃ遣いよるし。たまらんでホンマ。」
ペコラ「偉い人って孤独なんですよね〜。私も常に感じています〜。」
アズサ・カービィ「嘘吐くな嘘をー!」
ロザリー「そうは言うけどさ、皆アンタが居なくて悲しそうだったぜ?ずっと怒ってないで出てってやりなよ。こんな所に独りで居ても楽しくねぇだろ?」
ムーム「せやなぁ。ダンジョンも突破されてもうたし。・・・でも、戻った所で仲良え奴おらんねん。皆陛下陛下言うてくれるけど、そう言うの求めてないねん。ウチは・・・ずっと独りや・・・」
地上に出ても友達は居ないムーム。孤独なムームにロザリーが手を差し出した。
ロザリー「・・・じゃあ、私と友達になろうぜ。」
ムーム「え・・・何やて・・・?」
ロザリー「私も死んでからずっと独りぼっちだった。だから、アンタの気持ちも少しは分かってやれると思う。それに・・・こう言う時は、手を差し伸べてくれる誰かが必要なんだ!」
アズサ「ロザリー・・・」
ロザリー「まぁ私も幽霊の友達が欲しいとか思ってたりもしなくもないしなぁ〜・・・」
ムーム「友達か・・・」
手を差し伸べたロザリーの手を握った。
ロザリー「っ!」
ムーム「そいつはエエな!友達なら対等や!ウチの事はムーと呼んでや!」
ロザリー「私はロザリー!宜しくな!ムー!」
ムーム「図が高いで!ムー様と呼べや!」
ロザリー「さっきと言ってる事が違うじゃねーかー!」
ムーム「あっはっはっは!エエツッコミやー!」
こうしてカービィ達は、悪霊陛下へ地上へ連れ出す事に成功した。
魔族の国と国交を結ぶ事も出来た。
ナーナ「本当にありがとうございました。お陰で陛下もお戻りになられ、王国もより活気付くでしょう。死んでますけど。」
カービィ「不吉。」
アズサ「ナーナ・ナーナさん、たまには陛下のボケに乗ってあげて下さいね?」
ベルゼブブ「そうすれば距離も少しは縮まるじゃろうしな。」
ナーナ「陛下のボケ、面白ければ構いませんが・・・面白くないじゃないですか。」
ムーム「それが一番堪えるわーーーーー!」
ロザリー「違いねえ!ムーのボケの精度を上げねえとな!」
ムーム「何やと!?言うやないかロザリー!」
こうしてロザリーに、対等な友達が出来ましたとさ。
数日後の高原の家。
ハルカラ「届きました〜。」
アズサ「ん?何?その荷物。」
ハルカラが荷物を持って帰って来た。
ハルカラ「さっきナタリーさんの所から受け取って来たんですー。」
『この度はカントリー納税の対象にアプトック市を選んで下さりありがとうございます。細やかなものですが、返礼品をお送り致します。』
ハルカラ「ですって。」
手紙にそう書かれてあった。
アズサ「ふるさと納税か!」
カービィ「ナイスツッコミ。」
ハルカラ「私って工場をやっているので、かなりの税金を納めなきゃいけないじゃないですか。だからどうせならカントリー納税で寄付して、返礼品を貰おうかな〜っと。」
アズサ「生々しいなぁ・・・」
カービィ「っで、その小包の中身は何?」
返礼品の中身は。
ハルカラ「植物用最高級肥料!成長草木ちゃんゴールド!サンドラちゃんが喜ぶかと思いまして〜。」
アズサ「へぇ〜!良いじゃない!」
カービィ「サンドラと距離を縮めるチャンスだね!」
ハルカラ「ロザリーさん用に、呪いの人形も探したんですけどね。」
ロザリー「いらないです。」
外からサンドラが帰って来た。
カービィ「サンドラ。外はいいの?」
サンドラ「ええ。今日は風が強いから中で過ごすわ。ん!?何これ!?すっごい美味しそー!」
返礼品の成長草木ちゃんゴールドに飛び付いた。
アズサ「瓶を見ただけで分かるんだ。」
ハルカラ「サンドラちゃん用の高級肥料ですよ〜。」
サンドラ「ハルカラ!あなた良い奴じゃない!早速使わせて!」
右足を出した。
アズサ「ああ。足が根っこだった。」
外に出て肥料がどんなものか試してみる事に。
ハルカラ「それじゃあ掛けますね?」
サンドラ「いつでも良いわ!」
ハルカラ「えーい!大きくなーれ!」
肥料をドバドバとサンドラに注いだ。
カービィ「めっちゃドバドバ与えてるけど・・・」
ハルカラ「どうです?サンドラちゃん。」
サンドラ「・・・・美味しいーーーー!」
アズサ「美味しいの?」
サンドラ「ん?でも、何か身体がムズムズ・・・あ!」
肥料の効果なのか、サンドラの身体がみるみると大きくなっていく。
アズサ・ハルカラ「へ!?」
カービィ「ポペ!?」
なんとサンドラが、大人の女性に成長したのだ。
アズサ・カービィ・ハルカラ「えええええええーーーーー!?」
家に戻ってアーティストカービィがサンドラに服を与えた。
サンドラ「この身体、大きくて地面に潜り辛そうね。」
ライカ「サンドラちゃん・・・ですか?」
フラットルテ「どう見ても別人なのだ・・・」
ファルファ「サンドラちゃん・・・大きくなっちゃった・・・」
シャルシャ「またシャルシャが1番子供のポジションになってしまった・・・」
ロザリー「植物って突然成長するもんなんですね。」
アズサ「いや肥料のせいだから。」
カービィ「まさか彼処まで効能が秘められていたなんて。」
ハルカラ「申し訳ありません!20倍に稀釈して使わなけばならない品物だったようです!」
安定の土下座で謝罪した。
アズサ「元に戻す方法って分かる?」
ハルカラ「前例が無さ過ぎて・・・今後こう言った事が2度と起こらないよう善処致します・・・」
アズサ「分からないって事ね。」
ファルファとシャルシャから勉強を教わるが。
サンドラ「これ全部読めるし書けるわ。もっと難しいので良いわよ。」
カービィ「あれ?何か知能も成長してない?」
その後もサンドラは歴史に関する勉強も軽々とこなした。
ファルファ「凄い・・・!」
シャルシャ「もう教える事は何もない。」
カービィ「やっぱり知能も成長しちゃってる!」
サンドラ「静かな夜に1人詩でも読みたいわ。良い詩集でもないかしら?」
アズサ(何か、意識高い事言い始めた。)
サンドラ「あなた、エルフだから肥料に詳しいでしょ?」
ハルカラ「え?」
サンドラ「そう言うの沢山売ってるお店に連れてって。」
ハルカラ「え?どうしてです?」
サンドラ「良い香りの液体肥料が欲しいの。オシャレも考えていきたいしね。」
アズサ(今度は色気付き始めた!!??)
ハルカラ「わ、分かりました。案内させて頂きます。」
アズサ「じゃあ私も行くよ。一応母親役だし。」
カービィ「僕も。父親役だしね。」
サンドラ「え!?アズサにカービィまで来るの!?恥ずかしいじゃない・・・もう大人なんだし・・・」
アズサ(うん!思春期!)
カービィ(何か嬉しい!)
州都・ヴィタメイ。
サンドラ「靴ってこんなに楽なのね!街歩きが楽しいわ!」
歩くサンドラとハルカラの後ろをアズサとカービィとフラットルテが歩く。
アズサ「離れて付いて来てって言われたけど・・・」
フラットルテ「ん?ご主人様あの2人、店に入っていくみたいです。」
服屋に入って行った。
服屋。店内でサンドラが服を選んでいる。外からカービィ達が覗く。
フラットルテ「服なんかに金を掛ける気みたいですよ?服なんか何でも良いし、夏なんて着なくて良いのに。」
アズサ・カービィ「そこは着なさい!」
サンドラ「これどお?気に入ったわ。」
際どい服を試着した。
アズサ「いけません!そんなふしだらな格好をーーー!」
サンドラ「えー?今時は普通よ?この位。」
アズサ「高原の家には似合いません!やり直しー!」
サンドラ「ちぇー。アズサはお堅いんだから。」
ハルカラ「お母さんですね。」
フラットルテ「なのだ。」
カービィ「サンドラ、反抗期の娘みたい。」
普通の服のサンドラが街中を歩く。周りがサンドラとハルカラに注目してる。
フラットルテ「無難な服に落ち着きましたね。」
アズサ「うん。でも・・・かなり目立ってるね・・・」
男A「ねぇ君達!」
男B「何処行くのー?」
案の定2人のナンパに絡まれた。
アズサ「やっぱりー!」
フラットルテ「アイツら凍らせましょうか。」
カービィ「いや大丈夫。見て。」
ナンパの手を振り払ったサンドラが。
サンドラ「アンタ達みたいな幹の細いスカスカな男全くタイプじゃないから!もっと芯を太くして出直しなさい!」
男2人「ご、ごめんなさい・・・」
ナンパ2人を一蹴して去った。
カービィ「ほらね?」
アズサ「信じてたよサンドラ。あなたがあんな男に靡くような娘じゃないって。」
ハルカラ「サンドラさん!格好良かったですよー!」
サンドラ「だって幹が成ってないんだもの。でも、折角だから良い男探そうかしら?」
ハルカラ「ほえ?」
カービィ「ペポ?彼氏探し?」
アズサ「えええええーーー!?ダメダメダメダメ!絶対認めません!!!!」
サンドラ「別に良いじゃない。じゃあアズサとフラットルテも一緒に探しましょ?」
アズサ・フラットルテ「ええ!?」
お目当ての彼氏を発見。
サンドラ「キャー!この男とってもイケメン!しっかり根を下ろしてるし、寡黙な所も良いわ!」
その彼氏とは、ただの大木だった。
アズサ(男って、木の事か・・・)
カービィ「男木あるのかな?」
アズサ(また上手い事を・・・)
ハルカラ「成る程〜!この樫は400年物ですよ!大人の色気って奴ですね!」
サンドラ「分かってるじゃないハルカラ〜!」
ハルカラ「フェロモン出てますねー!」
カービィ「君は分かるんかい。」
サンドラ「アズサ、カービィ、今日は付き合わせて悪かったわね。」
アズサ「え?あ、ううん。私達が勝手に付いて来ただけだよ。」
カービィ「そうだよ。謝る事ないって。」
サンドラ「・・・ん?」
見付けた花屋さんで花束を買って、アズサとカービィに差し出した。
サンドラ「アズサ、カービィ、これ・・・」
アズサ「え?」
カービィ「何で?」
サンドラ「か、感謝の気持ち・・・その・・・いつもお世話になってるから・・・」
アズサ「・・・・!」
サンドラ「は、早く受け取りなさいよ!こっちだって恥ずかしいんだから!」
アズサ「ありがとうサンドラ!本当に良い子に育ったね!」
カービィ「嬉しいよサンドラ!」
サンドラを抱き締めるアズサと花束を受け取ったカービィ。ハルカラとフラットルテは涙を流してる。
翌日。サンドラが元の姿に戻った。
ファルファ「いつものサンドラさんだー!」
シャルシャ「この姿の方が安心する。」
ロザリー「薬の効果が切れたんですね。」
アズサ「どうするサンドラ?肥料はまだ残ってるけど。」
サンドラ「そうね。特別な時にだけ使わせて貰うわ。」
ライカ「特別な時ですか?」
サンドラ「ええ。男に会いに行く時とか。」
ライカ「なっ!?そ、それは・・・!?」
ファルファ「どう言う事ー!?」
シャルシャ「興味深い!」
ロザリー「姐さん!兄貴!街で何があったんですかー!?」
アズサ「え?あはは・・・」
カービィ「ん〜。内緒。」
大人の意識をし始めたサンドラであった。
『END』
『高原の日々』
ペコラ「ムーさん!これから宜しくですー!」
ムーム「こちらこそ宜しくなー!」
ペコラ「この国の事は、友達の友達までしか言いませんから!」
ムーム「それ!すぐ広まる奴やろーーー!!」
『その2』
ファルファ・シャルシャ・サンドラ「ぴょんぴょん!」
アズサ「サンドラはジャンプが得意じゃないんだね。」
サンドラ「ふんっ!見てなさい。ほっ!」
カービィ「足伸びたー!?」
サンドラ「高い所へ行く事が出来るのよー!」
アズサ「マジか・・・」
キャスト
カービィ:赤崎千夏
アズサ:悠木碧
ライカ:本渡楓
ファルファ:千本木彩花
シャルシャ:田中美海
ハルカラ:原田彩楓
ベルゼブブ:沼倉愛美
ロザリー:杉山里穂
フラットルテ:和氣あず未
サンドラ:小倉唯
ペコラ:田村ゆかり
ブッスラー:伊藤彩沙
ムーム・ムーム:矢野妃菜喜
ナーナ・ナーナ:近藤玲奈
ケルベロス:林大地
男A:林大地
男B:高山俊太朗
『次回予告』
カービィ「魔王ペコラの生誕祭に招待されたアズサ。家族へのお土産を持って来てまで、誕生日位二人っきりで過ごしたいと訴える彼女の望みを叶える為、今回は一人で魔族の国へ向かう事に。僕はその付き添い。・・・ところが当日、僕とアズサは何故か大競技場の特等席に座らされる。そこに音楽と共に派手な衣装をまとったペコラが現れ・・・!?」
次回・魔王のお誕生日会へ行った
カービィ「これってペコラの誕生日会だよね・・・?」