カービィとスローライフファミリー   作:naogran

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ある日。カービィとアズサとライカはフラタ村で買い物をしていた。

ライカ「これで今日の分の食材は揃いましたね。」

アズサ「うん。じゃあ戻ろっか。」

ミスジャンティー「ああ!困るっすよ!」

カービィ「あれ?ミスジャンティー?どうしたの?」

困っているミスジャンティーを見付けた。

ミスジャンティー「あ!アズサさん!カービィさん!大変なんっすよ!フラタ村以来始まって以来の危機っす!」

分院の隣に新たな神殿が建築中。

アズサ「デカッ!ミスジャンティー!また新しい神殿を建ててるの!?」

ライカ「凄く立派じゃないですか!」

ミスジャンティー「これは私の神殿じゃないっす!ほら!あの看板っす!」

建築中の神殿の前に立てられてる看板を読む。

カービィ「徳スタンプカードで徳のある人生を。メガーメガ神殿フラタ村分院?メガーメガ神・・・?メガーメガ神の神殿!?しかも分院!?」

建築中の神殿の正体は、メガーメガ神殿の分院だった。


第23話「伝統ある神様と戦った」

アズサ「まさか、女神様の神殿までフラタ村に進出して来るとはね。」

 

ミスジャンティー「しかも私の分院の隣っすよ!?これじゃ営業妨害っすよ!」

 

ライカ「そんな事は・・・」

 

カービィ「でも女神の方が余裕で大きかったね。」

 

ミスジャンティー「幾ら神様と言えどこんなの横暴っす!今度会ったらガツンと言ってやるっすよ!」

 

アズサ「まぁウチでお茶でも飲んで元気出しなよ。」

 

 

 

 

高原の家に帰って来た。

 

カービィ「ただいまー。」

 

メガーメガ「はぁ〜。ファルファちゃんが淹れてくれたお茶美味しいですぅ〜。」

 

家にメガーメガが招かれていた。

 

アズサ「なっ!?メガーメガ神様!?」

 

ミスジャンティー「え!?」

 

メガーメガ「ファルファちゃん。徳スタンプカードに1個差し上げます〜。」

 

ファルファ「わーい!やったー!」

 

シャルシャ「あ。母さん。父さん。」

 

ハルカラ「おかえりなさーい!」

 

メガーメガ「アズサさん!カービィさん!お待ちしてましたよー!実はフラタ村に分院を建てる事になったので、序でに遊びに来ましたー。」

 

アズサ「えっと・・・」

 

カービィ「それは良いんだけど・・・」

 

横を見ると、ミスジャンティーが怒った顔でメガーメガを見てる。

 

メガーメガ「あら?そちらは松の精霊さんじゃないですか〜。」

 

アズサ(マズい・・・滅茶苦茶怒ってる・・・)

 

怒ってるミスジャンティーがメガーメガに近付く。

 

アズサ「あ!ミスジャンティー!落ち着いて!」

 

カービィ「暴力はいけないよ!」

 

ミスジャンティーはメガーメガの前に立ち、そのまま土下座した。

 

ミスジャンティー「メガーメガ神様!徳スタンプカードの評判お聞きしてるっす!お隣さんとして仲良くして欲しいっす!」

 

アズサ「なっ!?」

 

カービィ「ペポ!?」

 

ミスジャンティー「それにしてもメガーメガ神様、美人っすねぇ〜!信者も沢山いて評判も上り上手で憧れちゃうっす〜!」

 

メガーメガ「まあ!ありがとうございます!」

 

アズサ「凄い手のひら返し・・・」

 

カービィ「プライドは無いのかな・・・」

 

ライカ「分かりやすいゴマすりです・・・」

 

ミスジャンティー「所でメガーメガ神様。お願いがあるっす。」

 

メガーメガ「何でしょうか?」

 

ミスジャンティー「そちらの信者の方で、結婚式を挙げたい人が居たら是非こちらの分院をご利用下さいっす〜!」

 

アズサ(しっかり営業まで掛けてる・・・)

 

カービィ(抜け目ない・・・)

 

メガーメガ「そうですねぇ〜。結婚式を徳スタンプカードの対象にするとかなら出来るかもです〜!」

 

ミスジャンティー「はい!それで大丈夫っす!」

 

メガーメガ「では前向きに検討します〜!今後ともお隣さん同士仲良くしましょうね!」

 

ミスジャンティー「はい!コラボも沢山企画しましょうっす!」

 

ライカ「神殿の問題は解決したようですね・・・」

 

カービィ「めでたしめでたし・・・かな?」

 

 

 

 

 

 

 

それから1週間後のある日。

 

メガーメガ「アズサさん!カービィさん!また来ちゃいましたー!」

 

アズサ「女神様!?」

 

カービィ「また来たの!?どうしたの!?」

 

メガーメガ「実は困った事がありまして。お2人のお力を借りたいな〜っと。」

 

ハルカラ「へぇ〜。神様でも困る事があるんですね。」

 

メガーメガ「はい。神の力を持ってしても、どうにもならないものもあるんです。実は・・・ライバルが現れたんです!」

 

アズサ「ライバル?」

 

カービィ「神様の?」

 

メガーメガ「アズサさん。カービィさん。ニンタン神ってご存知ですか?」

 

アズサ「名前は聞いた事ありますけど、よく知らないですね。」

 

カービィ「僕も噂は聞いてるよ。信者が多くかなり評判が良いと。」

 

シャルシャ「ニンタン神とは、古来から信仰されていて、王都で大々的にお祭りが行われる程のとても有名な女神。ニンタン神は気難しく、失礼な事をした人間をカエルに変身させるとも言われている。」

 

ファルファ「カエルさん?」

 

ライカ「横暴な神様ですね・・・!」

 

メガーメガ「ニンタン神は伝統を重んじ、新しい物を否定する石頭でして。そのニンタン神が他の神達の新しい活動を制限し始めたんです。」

 

ロザリー「それに女神様が対象になったって事ですか?」

 

メガーメガ「はい・・・徳スタンプカードは巫山戯てるからダメだと言われまして・・・このままでは徳スタンプカードの配布が出来なくなります!」

 

アズサ「まぁそれ位なら良いんじゃないですか?」

 

カービィ「別に困る事ないし。」

 

メガーメガ「いやいやいやいや!ダメですよー!」

 

カービィ「でもだよ?そんなしょーもない事で変に睨まれてカエルにされるよりはマシだと思うよ?」

 

メガーメガ「しょうもなくなんかありません!徳スタンプカードは社会が豊かになる素晴らしい制度なんです!この凝り固まる世界に吹く新しい風なんです!」

 

ハルカラ「そんな崇高な思いがあったんですねー!」

 

メガーメガ「幾らニンタン神と言えど横暴過ぎます!こうなればガツンと言ってやるしかありません!」

 

カービィ(ミスジャンティーと同じ台詞言ってる・・・)

 

ライカ「そのニンタン神様は何処にいらっしゃるんですか?」

 

シャルシャ「ニンタン神が居るのは、王都近郊の街ニンタニアのニンタン大聖堂。」

 

メガーメガ「アズサさんもカービィさんも、一緒に来て下さいますよね?」

 

アズサ「え!?なっ!?何で私が!?」

 

カービィ「何で僕も行く前提になってんの!?」

 

メガーメガ「一緒に徳スタンプカード制を禁止にしないで欲しいと頼みに行くんです!」

 

アズサ「ええ!?嫌ですよ!」

 

カービィ「カエルに変身されるなんて嫌だよ!!」

 

メガーメガ「お願いですー!そこを何とかー!」

 

カービィ「荷が重いよ!」

 

アズサ「人間とピンク玉が行って何が出来るんですか!!」

 

メガーメガ「でもぉ〜?私のお陰で不老不死でチートで好きなキャラクターになって良い感じのハッピーライフを送ってるんでしょぉ〜?こ〜んなに沢山の家族に囲まれて。」

 

アズサ「・・・それはそうですけど・・・分かりましたよ。」

 

カービィ「でも飽く迄同行だけだよ?」

 

メガーメガ「勿論です!流石はアズサさんとカービィさーん!」

 

 

 

 

 

 

ニンタニアのニンタン大聖堂に到着。

 

アズサ「わぁー。立派な神殿ー!」

 

カービィ「神殿と言うより教会に近いね。」

 

メガーメガ「遥か昔、この地にニンタン神が降り立った事からニンタニアと言う街が出来、大聖堂が作られました。」

 

信徒A「生きいる内に来られて良かった・・・」

 

信徒B「夢の巡礼を果たせました・・・」

 

2人の信徒が泣きながら大聖堂を出た。

 

メガーメガ「こんな感じで敬虔な信徒が全国各地からお参りに来るんです。」

 

アズサ「ニンタン神本人もここにいらっしゃるんですね?」

 

メガーメガ「はい!勿論一般人には見えないようにですよ?軽々しく姿を表したら神々しさも半減ですから〜!」

 

カービィ(説得力ない・・・)

 

 

 

 

大聖堂の奥の女神像。

 

カービィ「あれがニンタン神の女神像?」

 

メガーメガ「はい!」

 

アズサ「立派だね!」

 

するとメガーメガがアズサとカービィの手を握った。

 

アズサ・カービィ「え?」

 

メガーメガ「では入りましょうか!」

 

アズサ「え?入るって何処に?」

 

メガーメガ「絶対に手を離さないで下さいね!」

 

そう言うと2人を引っ張って女神像に向かって走り出した。

 

アズサ「え!?え!?」

 

カービィ「ぶつかるよーーーーー!!!」

 

女神像にぶつかる。と思いきや、謎の空間を潜った。

 

 

 

 

 

 

宇宙が広がる神秘的な空間。

 

メガーメガ「はーい!着きましたー!」

 

アズサ「ここって・・・?」

 

メガーメガ「ニンタン神の空間です!」

 

カービィ「広大な宇宙・・・!」

 

アズサ「って事は神の世界!」

 

メガーメガ「そして、あちらがニンタン神様です!」

 

 

 

 

1人優雅にティータイムをしているニンタン神とご対面。

 

 

 

 

メガーメガがニンタン神の前に降り立った。

 

ニンタン「何用だ?」

 

メガーメガ「・・・・・・」

 

アズサ「女神様!落ち着いて下さーい!」

 

カービィ「暴力はいけないよ!!」

 

メガーメガ「初めまして!私メガーメガと申します!」

 

土下座しながら自己紹介した。

 

アズサ「んな!?」

 

カービィ「媚び売ってる!?」

 

メガーメガ「今日は先輩のニンタン神様と仲良くなれたらいいな〜っと思いやって参りました〜!」

 

アズサ・カービィ(デジャヴ!)

 

ニンタン「ほう?」

 

メガーメガ「これはお土産の食べるスライムですぅ〜。お口に合えば良いんですが〜。」

 

アズサ「何処から出したのそれ!?」

 

カービィ「何時の間に買ったの!?」

 

ニンタン「いらぬ。朕は甘い物は好かぬ。」

 

メガーメガ「じゃあお酒好きの辛党ですね?でしたら・・・こちらをどうぞ!」

 

ワインを出した。

 

カービィ「ワイン!?」

 

アズサ「それも何処から!?」

 

ニンタン「いらぬ。」

 

メガーメガ「そう言わずに〜。」

 

ニンタン「お前。朕を物で釣ろうとしているであろう?」

 

メガーメガ「ギクゥ!」

 

ニンタン「お前の魂胆は分かっておる。己の教えが弾圧されそうだと思い、朕に手心を加えて貰いに来たのであろう?」

 

メガーメガ「・・・・・」

 

ニンタン「メガーメガよ。この世界は様々な神がおる。それは朕も知っておるし、大抵の事は大目に見て来た。」

 

メガーメガ「じゃあ私も大目に見てくれるんですね〜?ありがとうございますぅ〜!」

 

ニンタン「黙れ小童!!!!知っておるぞ!お前の徳スタンプと言うのは何なのだ!」

 

メガーメガ「あ、ご存知でしたか・・・」

 

ニンタン「当然だ!あれには神々しさの欠片も無いではないか!神と言うのはもっと崇高な者でなければならぬ!巫山戯るのもいい加減にせよ!」

 

メガーメガ「ま、まぁ巫山戯てると言えば巫山戯てますけど・・・」

 

アズサ(そこは認めるんだね。)

 

カービィ(自覚ありなんだ。)

 

メガーメガ「世の中には、そう言う面白みたいな要素もあっても良いと言うか〜。こう言うしょうもない物にだって存在する価値はあるんじゃないでしょうか?」

 

ニンタン「ん?」

 

メガーメガ「いえ、寧ろ私は無価値で良いと思っています。だから私みたいなのもいる訳で、新しい風も良い物ですよ〜?」

 

ニンタン「メガーメガよ。お前は何を言いたいのだ?神として熱い志があっての事ならば、朕に伝えてみせよ。」

 

メガーメガ「え?う〜ん・・・」

 

アズサ・カービィ(何も出ないーー!?)

 

メガーメガ「簡単な事でも良いから、良い事をする人が増えたら良いな〜っと。そんな気持ちでのんびりと細く長くやっていければ良いな〜っと。」

 

アズサ「・・・・・」

 

カービィ「ダメだこりゃ・・・・・」

 

ニンタン「お前は神も伝統も全く分かっておらぬ。もう帰れ。お前の教えは禁圧すると神官には伝えておく。」

 

メガーメガ「そこを何とか!」

 

ニンタン「帰れ!さもなくばカエルにするぞ!」

 

メガーメガ「うっ!・・・・」

 

アズサ「女神様?」

 

カービィ「どうするの?帰る?」

 

メガーメガ「止むを得ませんね。最後の策と行きますか。」

 

アズサ・カービィ「え?」

 

メガーメガ「徳スタンプカード。認めると行って下さい!」

 

神の力で剣を生成して握った。

 

アズサ「ええええ!?」

 

カービィ「実力行使!?」

 

ニンタン「フッ。朕に力で挑むとは。面白い。」

 

椅子から立ち、神の力で剣を生成して握った。

 

ニンタン「朕を侮辱しに来た神とその従者を纏めて消してやろう。」

 

アズサ「え!?何で私達も!?」

 

カービィ「とばっちり!?」

 

ニンタン「朕に刃を向けた事、後悔させてやる。」

 

メガーメガ「後悔しますかね?」

 

ニンタン「朕の伝統ある剣技とくと味わえ・・・」

 

メガーメガ「そこだーーーー!!」

 

アズサ「話してる途中にーーー!?」

 

カービィ「不意打ちーーーーー!?」

 

不意打ちを仕掛けたメガーメガだが、ニンタンが剣で防いだ。

 

ニンタン「猪口才な!剣の錆にしてくれようぞ!」

 

メガーメガ「やああーーー!!」

 

空中で激しい戦いを繰り広げる。

 

 

 

 

アズサ「これが神と神の戦い・・・!」

 

カービィ「凄い・・・!」

 

 

 

 

ニンタン「お前、中々やるではないか!」

 

メガーメガ「当たり前ですよ!だって同じ神でも私は高位の神ですから!」

 

ニンタン「ッ!」

 

 

 

 

アズサ「どう言う意味?」

 

 

 

 

メガーメガ「以前の私は、この世界だけではなく、複数の世界を管理する神でした!一方そちらはこの世界だけを管理している神の1人にしか過ぎません!」

 

ニンタン「クッ!」

 

メガーメガ「謂わば、私が本社の幹部だとしたらあなたは地方の支店長クラス!格が違うんですよ格が!」

 

ニンタン「ッ・・・!」

 

メガーメガ「まっ。やらかしたんで元ですけどね。」

 

 

 

 

アズサ「言わなくて良いです。」

 

 

 

 

ニンタン「小癪な!!」

 

再び神と神の戦い。

 

メガーメガ「私はまだ5割・・・6割・・・いや9割の力しか出していませんよ!」

 

 

 

 

アズサ「殆ど全力!」

 

カービィ「負け確定!」

 

 

 

 

ニンタン「この世界では新参のお前より伝統ある朕の方が上である!!!」

 

メガーメガ「あっ!」

 

剣を飛ばされてしまった。

 

 

 

 

アズサ・カービィ「あ!」

 

 

 

 

ニンタン「喰らうが良い!!」

 

両手からビームを放った。

 

メガーメガ「いやあああああーーーーーーー!」

 

 

 

 

アズサ・カービィ「あ!!」

 

 

 

 

ビームを喰らったメガーメガがカエルになってしまった。

 

メガーメガ「ゲロゲーロ。」

 

 

 

 

アズサ「女神様!?」

 

カービィ「カエルになっちゃった!?」

 

 

 

 

ニンタン「ハハハハハハハ!これぞ朕の秘技!」

 

メガーメガ「いやあーー!カエルにされちゃいましたケロー!」

 

アズサ「女神様喋れるの?」

 

メガーメガ「そうみたいケロ・・・」

 

アズサ「でも何か変な語尾。」

 

カービィ「これが本当の蛙化現象?」

 

アズサ「また上手い事を。」

 

ニンタン「朕に対する数々の愚弄。赦す訳にはいかぬ!新たな風など必要ない。ずっと変化のない悠久の時を過ごせば人は平和で居られるであろう?」

 

アズサ・カービィ「あ・・・」

 

 

 

 

2人は思い出した。これまで2人だけだったのが、ライカやファルファやシャルシャ、ハルカラにフラットルテ、そしてロザリーとサンドラ。多くの仲間達と出会った時を。

 

 

 

 

アズサ・カービィ「・・・・」

 

 

 

 

ニンタン「先に手を出したのはお前だからな?後悔するが良い!」

 

メガーメガ「ケローーーーー!!」

 

 

 

 

カービィ「アーマー!フルチャージブラスター!ファイヤー!」

 

下からフルチャージブラスターが放たれ遮られた。

 

ニンタン「ッ!?」

 

フルチャージブラスターが消えた直後、アーマーカービィとアズサがニンタンの前に立った。

 

アズサ「あなたの言う事は分かる。変化のないスローライフもいい物だよ。」

 

カービィ「でも、新しい風も必要ないとは言い切れないよ。」

 

ニンタン「何?」

 

カービィ「徳スタンプカードはアリだと思うよ。徳を積む事で皆喜んでる。皆カードの為に楽しく使ってるんだよ。」

 

アズサ「そう。それに、弱い物いじめは良くないと思います!」

 

カービィ「神様ならそれ位弁えてよね!」

 

ニンタン「お前達も歯向かうのか?退け!高原の魔女!高原の戦士!人間やピンク玉でさえ居とて神には勝てぬ!」

 

アズサ「私達の事知ってたんですね?最強かは分かりませんが、メガーメガ神様には大きな恩があります!」

 

カービィ「その恩はずっと忘れず受けているよ。」

 

アズサ「もし今見殺しにしたら今までの私達を否定する事になる!」

 

カービィ「だからメガーメガを殺させない!!」

 

メガーメガ「アズサさん・・・カービィさん・・・なんと高潔なお心ケロー!その勇気ある振る舞いに対して、こちらを差し上げるケロー!」

 

2枚の金色の徳スタンプカードを2人に授けた。

 

アズサ「って徳スタンプカードじゃん!!」

 

メガーメガ「ただの徳スタンプカードではないケロー!ゴールド徳スタンプカードケロー!」

 

カービィ「だから何!?ゴールド!?」

 

メガーメガ「ゴールド徳スタンプカードが貯まった方は余りにも尊い!その方には神にも等しい力が与えられるのです!一言で言えば・・・レベルアップですケローーー!!!」

 

ゴールド徳スタンプカードが眩しく輝き、カービィとアズサが虹色のオーラに包まれた。

 

アズサ・カービィ「・・・・・!!」

 

カービィ「レベルマックスだと思ってたけど・・・更に強くなってる!?」

 

ステータスを見ると、レベルが神クラスになっている。

 

ニンタン「神クラスの力を得ているだと!?人間とピンク玉如きが!そんな事認めぬ!!!」

 

神クラスになった2人に剣を振り下ろす。だが2人はそれを軽々と避けた。

 

アズサ(動ける!まるで・・・社畜時代の身体が女子高生に戻ったみたい!)

 

カービィ(この軽さ、無敵キャンディーを食べた時みたいだ!)

 

アズサ・カービィ(凄く軽い!)

 

神クラスの2人の動きが更に軽くなっている。

 

ニンタン「このような事が・・・!前例にない!朕は認めぬ!」

 

剣を振り下ろしたが、アズサが白刃取りで剣を受け止めた。

 

カービィ「インパルスナックル!!」

 

電撃を纏ったパンチ攻撃のインパルスナックルがニンタンの剣を殴り飛ばした。

 

カービィ「別に認めなくても構わないよ。」

 

アズサ「ただ、力のないカエルを剣で攻撃するのは神として良くないですよね?」

 

ニンタン「・・・・しかし!人間に屈する訳にはいかぬ!」

 

アズサ「頭が固いなぁ。」

 

カービィ「プライドが高いと言うか何と言うか。」

 

ニンタン「お前もカエルに!!」

 

カエルに変身させるビームを放とうとしたが、アズサに口止めされた。

 

アズサ「1番大切なのは、人が幸せになる事じゃないですか?」

 

カービィ「そうだよ!メガーメガの教えが人を幸せにしているのなら、変だから排除するなんて理不尽だと思うよ?」

 

ニンタン「・・・!?」

 

アズサ「少なくとも、私は・・・」

 

カービィ「僕は・・・」

 

アズサ・カービィ「幸せですよ。」

 

メガーメガ「ケロぉーーーーー・・・・」

 

ニンタン「・・・・・参った。朕の負けじゃ。」

 

 

 

 

 

 

戦いが終わり、3人がティータイムする。

 

アズサ「ニンタン神様。メガーメガ神様の信仰を認めて貰えますか?」

 

ニンタン「心得た。徳スタンプカードとやらを認めよう。」

 

メガーメガ「やりましたケロー!」

 

ニンタン「朕も少しばかり偏狭になっておったのかも知れんな。伝統を重んじるが故、変化を受け付けなくなっておった。よもや人間とピンク玉に教えて貰えるとはな。」

 

アズサ「いやぁ〜・・・」

 

カービィ「あはは・・・」

 

ニンタン「お前達は朕に勝ったのだ。これからは朕の事はニンタンと呼び捨てにするが良い。」

 

アズサ「え!?それは・・・」

 

ニンタン「この街や聖堂も新しい物を取り入れてこそ、伝統が持続して行く。そんな当たり前の事を分からないでいた。」

 

メガーメガ「ははー成る程ー。古い考えに固執して新しい物を受け付けない。つまりニンタンさんって・・・老害だったんですケロねー!」

 

ニンタン「っ!?老害だと!?やはりお前の教えは完全に弾圧する!!この世から徳スタンプカードなど滅してくれるわ!!!」

 

メガーメガ「えー?神に二言があって良いんですかケロー?」

 

ニンタン「やかましい!!!」

 

アズサ「もう!!折角収まり掛けてたのにーーーー!!」

 

カービィ「フルチャージブラスターーーーーーー!!!!!」

 

メガーメガ「ケローーーーーーー!?」

 

フルチャージブラスターでメガーメガを成敗した。

 

 

 

 

 

 

現実世界に戻った。

 

アズサ「いやぁ〜。一時はどうなる事かと思ったけど、徳スタンプカードの事は解決したしニンタンの怒りも収まって良かったよ。」

 

カービィ「全くだよ!メガーメガは調子に乗ると余計な事言って!!アンタはもう少し弁えてよね!!!!」

 

メガーメガ「ごめんなさいケロー・・・」

 

アズサ「はっ!戻して貰うの忘れてたーーーーーー!!!」

 

メガーメガ「ケロ?」

 

カービィ「しばらく良いんじゃない?面白そうだし。」

 

メガーメガ「ケロ!?」

 

徳スタンプカード廃止を免れ、ニンタンと親しくなったアズサとカービィであった。

 

『END』




『高原の日々』

メガーメガ「分かりました!当たりが出たら徳スタンプカードを許可して下さい!」

ニンタン「待て!まず全部見せよ。」

メガーメガ「ギクッ!」

アズサ「全部当たりー!!」

カービィ「不正じゃん!!」

『その2』

ハルカラ「凄いキノコ見付けました!セガノビルキノコです!」

アズサ「ええ!?本当に!?」

ハルカラ「早速食べてみましょう!モグモグ・・・お?成功です!」

カービィ「頭にキノコ?」

アズサ「失敗だろ。」

カービィ「マリオすらならない。」




         キャスト

      カービィ:赤崎千夏
       アズサ:悠木碧
       ライカ:本渡楓
     ファルファ:千本木彩花
     シャルシャ:田中美海
      ハルカラ:原田彩楓
      ロザリー:杉山里穂

  ミスジャンティー:田所あずさ
     メガーメガ:井上喜久子
        信徒:綾坂晴名
           瀬戸桃子

      ニンタン:真堂圭




『次回予告』

カービィ「フラタ村にお祭りの季節がやって来る。今年も色々あったけど、一日だけの喫茶店「喫茶 魔女の家」はみんなの期待を集めて無事オープン! 去年からお馴染みの顔ぶれに新しく知り合った人達の笑顔も加わって、盛り上がる素敵な非日常。いつにも増して活気づくフラタ村には、巨大なステージも設置されていて・・・!?」

次回・今年も喫茶店を開いた

カービィ「もう最終回!?楽しかったよー!」
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