カービィとスローライフファミリー   作:naogran

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ある日のフラタ村にカービィ達が訪れた。

ライカ「今年もお祭りの季節ですね!」

サンドラ「お祭り?」

シャルシャ「フラタ村の踊り祭り。250年程前から始まり、村の広場や高原で気ままに踊っていく。収穫物を神様にお供えし、来年の豊穣を祈ると言うもの。祭りは前日祭と当日の2日間開かれる。」

サンドラ「ふーん。人間って変な事するのね。」

アズサ「踊り祭りかぁ。去年は喫茶魔女の家を開いたけど。」

カービィ「ねぇアズサ。今年もやるの?喫茶魔女の家。」

アズサ「ん〜。どうしようかな〜?」


第24話「今年も喫茶店を開いた」

家に帰って家族会議。

 

ハルカラ「やりましょうお師匠様!先生!」

 

ファルファ「ファルファ!今年ももっと盛り上げたい!」

 

ハルカラ「勿論!売り上げもアップです!」

 

アズサ「確かに。去年の喫茶魔女の家は皆のお陰で沢山お客さんが来てくれたけど。」

 

フラットルテ「フフン!それ程でもあるのだ!」

 

カービィ「ライカの制服姿。大評判だったしね。」

 

ライカ「そんな・・・止めて下さい・・・」

 

アズサ「ただ。ちょっと人が集まり過ぎた気もするんだ。お祭りの当日よりも話題を集めちゃったからね。」

 

シャルシャ「シャルシャは思う。喫茶店に人気が出るのは、年に1度の事であるが故、だからこそ人が集中する。」

 

ロザリー「成る程。一理ありますね。」

 

シャルシャ「ならば、特別な物では無くした方が良い。喫茶魔女の家に常設を提案する。」

 

アズサ「でもそれって、普段から喫茶店で働くって事になるのよね?」

 

カービィ(スローライフを離しちゃう気もするなぁ。)

 

シャルシャ「特に家族の誰かが働く必要はない。別の人に経営して貰うと言う事も出来る。」

 

ハルカラ「名案です!」

 

アズサ「でも、そんな都合良く働いてくれる人いるかなぁ?」

 

ミスジャンティー「話は聞かせて貰いましたっすー!」

 

高原の家にミスジャンティーが突撃した。

 

アズサ「ミスジャンティー!?」

 

カービィ「どうした急に!?」

 

ミスジャンティー「私に喫茶魔女の家の経営やらせて貰いたいっすー!」

 

アズサ・カービィ「すぐいたーーー!!」

 

ライカ「松の精霊の信仰を布教するお仕事は大丈夫なんですか?」

 

フラットルテ「結婚式はどうするのだ?」

 

ミスジャンティー「多角的にやっていかないと、今時信仰だけでは食っていけないっす。」

 

アズサ(生々しい話だ・・・)

 

カービィ(下積みのアイドル・・・?)

 

ミスジャンティー「だからアズサさん!カービィさん!お願いしますっす!喫茶魔女の家に泥を塗るような真似はしないっす!」

 

アズサ「分かった。だったらミスジャンティーに任せるよ。」

 

ミスジャンティー「ありがとうございますっすー!今年は喫茶松の精霊の家オープンっす!」

 

 

 

 

 

 

数日後。ナタリーに喫茶松の精霊の家のオープンを提案した。

 

ナタリー「ダメです!」

 

アズサ「え!?」

 

カービィ「却下!?」

 

ナタリー「やっぱり!高原の魔女様と戦士様が働くお店でないとダメなんです!前日祭には派手な一発目が欲しいんです!これは村の総意です!何卒、どうぞ今年も喫茶魔女の家を宜しくお願い致します!」

 

カービィ「まさかの村直々からオファーが来るとは・・・」

 

フラットルテ「お前は良いのか?ミスジャンティー。」

 

ミスジャンティー「仕方無いっす。実績も知名度も段違いっすから。」

 

カービィ「でもナタリーさん。前回より多くの人が訪れたら、混乱が起きる可能性はあると思うよ?そうなったら僕らで対処し切れないかもだよ?」

 

何とか喫茶魔女の家をスルーさせようとするが。

 

ナタリー「ギルドで交通整理の冒険者を雇います!後、整理券制にします!」

 

ハルカラ「でも、それだと整理券の転売の危険がありますよ?」

 

ナタリー「転売する人が出ないよう、冒険者を雇って見張らせます!」

 

アズサ(何でも冒険者で対応しようとしてるなぁ・・・)

 

カービィ(転売・・・元ゲーマーの僕にとって天敵だぁ・・・)

 

アズサ「分かりました。もう1度だけですからね?」

 

ナタリー「ありがとうございます!」

 

カービィ「と言う訳で、今年も喫茶店をやる事になった。皆、協力してくれる?」

 

ファルファ「わーい!楽しみー!」

 

シャルシャ「労働に励む!」

 

ロザリー「姐さんと兄貴の頼みとあっちゃ仕方ねえ!」

 

フラットルテ「任せるのだ!」

 

ハルカラ「ちょっと成長したみたいで。服入るでしょうか?」

 

アズサ(自慢かよ!)

 

カービィ(もはや娼婦になりそう!)

 

アズサ「ライカ、いいかな?」

 

ライカ「分かりました・・・1日だけと言う事でしたら・・・」

 

アズサ「ありがとう!」

 

カービィ「ミスジャンティー。協力してくれる?」

 

ミスジャンティー「うんうん!」

 

アズサ「それじゃあ後は・・・」

 

サンドラ「あ。私もパスよ。騒がしいのは御免だわ。」

 

アズサ「あ・・・・」

 

カービィ「サンドラ・・・」

 

 

 

 

 

 

そして当日。既に行列が出来ている。看板には『喫茶『魔女の家』と松の精霊もいるよ!』と書かれている。

 

ハルカラ「やっぱり整理券の効果はあったみたいですね。」

 

ロザリー「冒険者さんのお陰で転売ヤーもいないようです。」

 

ミスジャンティー「本日は宜しくお願いするっす!皆さんの実力、この目にしっかりと焼き付くっす!」

 

フラットルテ「おう!とことん焼き付けるのだ!」

 

アズサ「そんな大したもんじゃ・・・」

 

カービィ「さて、後はライカだが・・・ん?」

 

給仕服のライカが来た。

 

ライカ「ううぅぅ・・・何度着ても慣れないですね・・・」

 

アズサ・カービィ・ファルファ・シャルシャ・ハルカラ・ロザリー・ミスジャンティー「尊い・・・・・!」

 

フラットルテ「・・・・・・・」

 

ライカ「大袈裟にも程があります!!」

 

サンドラ「今日は構って貰えなくても文句は言わないわ。しっかりやりなさい。」

 

カービィ「フフ。」

 

 

 

 

喫茶魔女の家オープン。

 

全員「いらっしゃいませー!」

 

アズサ「お待たせしましたー!喫茶魔女の家オープ・・・でええぇぇーーー!?」

 

ペコラ「お姉様!お兄様!待ち侘びていましたー!」

 

ベルゼブブ「今年は客としてやって来たのじゃ。」

 

カービィ「魔族4人組!?何でここに!?」

 

ヴァーニア「私達魔族が踊り祭りを盛り上げるのに一役買う事になりまして。」

 

ファートラ「見返りに1番の整理券を頂きました。」

 

ペコラ「うんうん。」

 

アズサ「関係者特権じゃん!!って、何?盛り上げるってどう言う事?」

 

ペコラ「それは明日の、お・た・の・し・み♪ですよ?」

 

カービィ(お・も・て・な・し。みたいに言わないで。)

 

ペコラ「それよりお姉様。幾ら払ったら、オムライスにペコラ大好きって描いてくれますか?」

 

アズサ「そう言うお店ではないです。」

 

カービィ「そんなサービス無いよ。」

 

アズサ「いいから、お席にどうぞ。」

 

ファルファ「ご案内しまーす!」

 

シャルシャ「こちらへ。」

 

ベルゼブブ「おぉー!可愛いのう娘達ー!妾達を案内しておくれー。」

 

4人が店内へ入って行った。

 

アズサ「全くもう。」

 

カービィ「完全に自分の娘と錯覚してるよ。」

 

アズサ「じゃあ、次のお客さんを案内するよー。いらっしゃいま・・・でええ!?」

 

カービィ「ムーにナーナ!?」

 

ムーム「どや!儲かりまっかー?って、たった今開店したばっかりやないかーい!」

 

ナーナ「陛下。ツッコミ所がないからって、自己完結したツッコミはマナー違反です。」

 

カービィ「何で2人まで・・・」

 

ナーナ「魔族の方々から2番の整理券を譲って頂きました。」

 

ロザリー「ムー!来てくれたのかー!」

 

ムーム「おー!来たったでー!嫌嫌言うたんやけどなー!ナーナがどうしても行きたいってー!」

 

ナーナ「言ってません。」

 

アズサ「・・・・・」

 

ムーム「ほな!じゃあしばいとこっかー!」

 

ナーナ「陛下。その表現は幾ら何でも下品です。」

 

ロザリー「是非しばいてってくれー!こっちこっちー!」

 

2人を店内へ案内して行った。

 

アズサ「知り合いが整理券1番2番なんて、裏取引を疑われるなぁ。」

 

カービィ「もしや転売から仕入れたんじゃないかなぁ?」

 

アズサ「さて!今度こそ!いらっしゃ・・・だあぁぁ!?」

 

カービィ「ユフフママ!!」

 

ユフフ「アズサー。カービィー。来ちゃったわよー。」

 

アズサ「ユフフママまで・・・」

 

ユフフ「楽しそうね。ママが何時でもお手伝いするからねー。」

 

アズサ「そこまで気遣いしなくていいよ。」

 

カービィ「そうそう。お客様なんだから。」

 

 

 

 

店内へユフフを案内した。

 

アズサ「じゃあ決まったら注文してね。」

 

ユフフ「ええ。ありがとう。」

 

そこにミスジャンティーが気不味そうな顔をして2人に寄って来た。

 

ミスジャンティー「あのぉ、アズサさん。カービィさん。」

 

アズサ「何?」

 

ミスジャンティー「アレを見て欲しいっす。」

 

カービィ「ん?」

 

見覚えのないテーブル席に謎の2人が座っている。

 

カービィ「あんな所にテーブルなんてあったかな?」

 

アズサ「それに座ってる2人は・・・って、なっ!?」

 

カービィ「まさか!!」

 

メガーメガ「アズサさーん。カービィさーん。こんにちはー。ニンタンさんもお誘いしたんですよー。」

 

カービィ「神様2人既にご来店しちゃってるーーー!ってかメガーメガ元に戻ってるよ!」

 

アズサ「絶対に整理券貰ってないのに入って来てないよね!?ルール違反だよ!!」

 

ニンタン「整理券は人の為の法であって、神には不要である。」

 

カービィ「めっちゃ屁理屈言ってる!」

 

メガーメガ「ご心配なく。こちらの席は私達が持ち込んだので、他の方には見えませんからー。」

 

アズサ「そう言う問題じゃないです!勝手に増設するとか出禁だからね!!」

 

ニンタン「お客様は神様であるぞ!」

 

アズサ・カービィ「それ言いたかっただけだろーーーー!!」

 

 

 

 

店の外でサンドラが店内の様子を覗いている。

 

 

 

 

アズサ・カービィ「ん?」

 

後ろを向くと、サンドラがすぐに逃げた。

 

 

 

 

 

 

家の裏のベンチに座ってるサンドラにカービィとアズサが来た。

 

サンドラ「何?休憩?」

 

カービィ「そう。皆しっかりやってくれてるよ。」

 

サンドラ「そう。何だかんだ上手にやってるのね。」

 

アズサ「あーでもー、後1人くらい人手があると助かるんだけどなー。」

 

カービィ「何処かに手伝ってくれる人いないかなー。」

 

棒読みの2人。

 

サンドラ「何よそれ?手伝ってって言ってるの?」

 

カービィ「流石サンドラ。君もやりたいんじゃないの?」

 

サンドラ「それはダメよ。だって、給仕服とかないでしょ?私だけ変な感じになっちゃうじゃない。」

 

アズサ「サンドラ。ちゃんとサンドラの分も作ってあるよー!」

 

カービィ「アズサが今日の為にサプライズで作ったんだ!手伝ってくれるかな?」

 

サンドラ「っ!!し、仕方無いわね。す、少し位ならやってあげてもいいわよ。」

 

カービィ(ツンデレノルマ達成。)

 

 

 

 

 

 

給仕服を着たサンドラが、頑張って料理を運ぶ。お客さん達が頑張って料理を運ぶサンドラを応援している。

 

サンドラ「待たせたわね。」

 

頑張って運んだサンドラにお客さん達が拍手した。サンドラはドヤ顔で満足。

 

 

 

 

喫茶魔女の家は今年も大賑わいを見せた。途中でペコラが妨害した。ライカの人気ぶりにフラットルテが少々嫉妬している。キッチンではコックカービィが料理を作って、ミスジャンティーが料理を作るコックカービィを見て学んでいる。ブッスラーも手伝いに加わり皿洗いに徹している。

 

 

 

 

 

 

そして夜。最後の客のナタリーが帰った。

 

全員「ありがとうございましたー!」

 

喫茶魔女の家は大盛況を収め閉店した。

 

アズサ「ミスジャンティーもありがとう!お陰で助かったよー!」

 

ミスジャンティー「例には及ばないっすー!今回学んだ事を活かして喫茶松の精霊の家を実現させるっす!」

 

カービィ「頑張って!」

 

ペコラ「お疲れ様です!お姉様!」

 

帰ったはずのペコラがアズサを後ろから抱き締めた。

 

アズサ「ペコラ!あなた帰ったんじゃないの!?」

 

ペコラ「帰りませんよ。だって、明日の事もありますし。」

 

アズサ「明日?」

 

カービィ「踊り祭りを盛り上げる為に一役買ったってファートラさんが言ってたね。」

 

ベルゼブブ「それは明日のお楽しみじゃ。」

 

リヴァイアサンに変身したファートラと共にペコラ達が帰って行った。

 

アズサ「また何か企んでるなぁ?」

 

カービィ「怪しいなぁ。」

 

 

 

 

 

 

踊り祭当日。フラタ村は出店で大賑わいを見せている。カービィ達も来ている。ペコラは相変わらずアズサの腕を抱いて歩いている。

 

ペコラ「お姉様と一緒♪お姉様と一緒♪お姉様ー。お祭り楽しみですねー。」

 

アズサ(歩き難いなぁ・・・)

 

サンドラ「アズサ!もうちょっとゆっくり歩いて!」

 

アズサ「はいはい。」

 

ペコラ「いいえお姉様!少しペースを早くしませんか?」

 

サンドラ「何よ!アズサは私と歩いてるのよ!ガオー!」

 

ペコラ「あら〜。お子様は反抗期ですかー?やっと双葉が生えて来たお年頃でしょうかー?」

 

サンドラ「何ですって!?」

 

ペコラ・サンドラ「むーーー!」

 

カービィ「はいはい喧嘩しないの!折角の祭りなんだから楽しまなきゃ損するよ!」

 

アズサ「って言うか、妙に出店の数が多くない?」

 

カービィ「それに魔族の出店ばかりだね。」

 

出店は皆魔族が開いている。

 

ペコラ「魔族と人間の調和。そのテストケースにフラタ村を使わせて頂きました。」

 

ベルゼブブ「祭りも活気付いて良いじゃろ?」

 

アズサ「そう言う事かー。まぁ楽しそうだから良いでしょ!」

 

 

 

 

各々分かれて出店を見て回る。

 

ファルファ「わー!可愛いお人形!」

 

シャルシャ「これは、大変興味深い!」

 

 

 

 

一方ハルカラは。

 

???「はーい皆さーん!」

 

ハルカラ「はっ!この声は・・・」

 

聞き覚えのある声に目を向けた。

 

エノ「このマンドラゴラ錠!あの高原の魔女様を救った事があるんですよ!」

 

そこにはエノがマンドラゴラ錠を売っていた。

 

エノ「フラタ村の人なら買うしかないです!」

 

ハルカラ「やっぱり・・・」

 

アズサ「あ!エノ!」

 

カービィ「エノ久し振り!」

 

エノ「先輩!お久し振りですー!」

 

エノを見たサンドラが睨み。

 

サンドラ「ガオーーーー!ガオーーーーー!」

 

前触れもなくエノに可愛い威嚇攻撃。

 

エノ「ひいいいい!ごめんなさいごめんなさい!もう捕まえようとしませんからーーー!!」

 

アズサ「サンドラ落ち着いて。」

 

カービィ「エノも魔族の紹介で出店やってるの?」

 

エノ「ええ。ベルゼブブさんが店を出してみないかって。他にも沢山声を掛けてるみたいですよ?」

 

アズサ「へー。そうなんだー。」

 

???「こちらはゲームコーナーでーす!」

 

カービィ「お?この声はもしや。」

 

ポンデリ「10分後に大会を開始しまーす!景品を用意してますので見て行って下さいねー!」

 

ゲーム屋を経営しているアンデッドのポンデリも出店を開いている。

 

アズサ「やっぱりポンデリだー!」

 

カービィ「久し振り!」

 

ポンデリ「アズサさん!カービィさん!ご無沙汰してます!僕の新作ゲーム是非とも体験していって下さい!」

 

新作カードゲーム対決にライカとフラットルテも参加している。

 

ロザリー「お2人共!全力でやっちゃいましょー!」

 

ライカ「では!レッドドラゴンの燃え盛る咆哮です!」

 

フラットルテ「なんの!ブルードラゴンのフリーズブレスなのだ!」

 

両者が技カードを召喚。するとカードから炎と氷が出現し、他の参加者達を上空へ吹き飛ばした。

 

アズサ「何あれーーー!?」

 

カービィ「どゆ事!?」

 

ポンデリ「巨大魔法を使った対戦型カードゲームです!えへへ、どうやら調整を誤ってしまったようですね・・・」

 

アズサ「やり過ぎでしょ!」

 

魔法で吹き飛ばされてしまった参加者達を救出した。

 

 

 

 

 

 

一方のブッスラーは巨大ハンマーゲームをやってる。ハンマーを思いっきり振り下ろした。チェイサーが跳ね上がり、テッペンのゴングを鳴らした。

 

ブッスラー「はっはっはー!えへへへへへ!」

 

 

 

 

 

 

フラタ村の大広場に来た。

 

ハルカラ「この辺りは市場のようになってるみたいですね。」

 

その中で、虚無の空気が漂う場所があった。

 

アズサ「ん?」

 

カービィ「何だ?妙に虚無が漂うあの空気は?」

 

 

 

 

村人A「うわぁ・・・」

 

村人B「何これ・・・」

 

アズサ「何何?」

 

カービィ「もしや。」

 

虚無の絵が並んであった。

 

カービィ「めっちゃ虚無・・・キュアリーナの出店かぁ・・・」

 

ここはキュアリーナの出店。彼女は今ファートラとヴァーニアの絵を描いている。

 

キュアリーナ「どうぞ。」

 

出来上がった絵を2人に渡した。

 

ファートラ・ヴァーニア「うっ・・・・」

 

その絵は、2人が完全にモンスターと化している絵だった。

 

ヴァーニア「私達は・・・」

 

ファートラ「こんな風に見えているのですか・・・」

 

カービィ「相変わらず心の闇を覗いて描いてるんだね。」

 

アズサ「あまり祭りには相応しくないな。」

 

 

 

 

 

 

カービィ達はファルファとシャルシャと合流した。

 

ファルファ「見てーママーパパー!!」

 

シャルシャ「ベルゼブブさんに買って貰った。」

 

アズサ「わー良かったねー!」

 

カービィ「可愛いお人形さんだね!」

 

ベルゼブブ「幾らでも買ってあげるからのー。」

 

アズサ「全く。」

 

カービィ「その内破産しそう。」

 

ライカ「アズサ様。カービィ様。やっぱり踊り祭りは楽しいですね!」

 

アズサ「うん!今年も皆と来られて良かったよ!」

 

村人C「これから特設ステージでコンサートだって!」

 

村人D「凄い歌手の人が来てるらしいよ!」

 

アズサ「ん?歌手って言ったら・・・」

 

フラットルテ「ククですかね?」

 

アズサ「久し振りだし、聴きに行ってみようか!」

 

 

 

 

 

 

特設ステージ。歌手の正体はククではなくペコラ。ククはリュートで演奏している。

 

アズサ「ペコラかい。」

 

カービィ「ククとコラボしてる。」

 

 

 

 

2人のコラボステージに観客達が大歓声を上げた。

 

ペコラ「ありがとー!皆ー!」

 

ヴァーニア「偶像系ジャンルで大人気のペコラ様と!」

 

ファートラ「吟遊詩人のククさんでしたー!」

 

司会者はヴァーニアとファートラの2人。

 

ペコラ「皆さーん!今日私は魔族と人間の架け橋になるべくやって来ましたー!」

 

観客達「うおおおおーーーー!」

 

ペコラ「だから、その一環として私の大切な方々をご紹介します。どうぞこちらへ!高原の魔女のお姉様とお兄様ー!」

 

アズサ「え?」

 

カービィ「ペポ?」

 

アズサ・カービィ「えええええーーーーーーー!?」

 

 

 

 

突然指名された2人がゆっくりとステージに上がった。

 

ライカ「アズサ様ー!カービィ様ー!」

 

ハルカラ「お師匠様ー!先生ー!」

 

サンドラ「大丈夫かしら?」

 

ファルファ「ママー!パパー!」

 

シャルシャ「母さんと父さんの活躍を期待する!」

 

ロザリー「姐さん!兄貴!いけてますよー!」

 

フラットルテ「何でもいいから見せ付けてやるのだ!」

 

ベルゼブブ「フッフッフ。今回はアズサとカービィの番じゃな。」

 

 

 

 

ペコラ「ご一緒出来て嬉しいです!お姉様!お兄様!」

 

カービィ「盛り上げる為に一役買った理由ってこれだったんだね。」

 

アズサ「っで、私達は何をすれば良いの?」

 

ペコラ「それは勿論・・・歌って下さい!」

 

アズサ「え!?い、いや無理だって!」

 

ペコラ「お兄様はパフォーマンスをお願いしますね!」

 

カービィ「パフォーマンス!?ダンスとかの!?」

 

クク「ご無沙汰してますアズサさん!カービィさん!私も、ご一緒して良いでしょうか?」

 

アズサ「クク、あなたまで。」

 

観客達がアズサとカービィに歓声を浴びせる。

 

アズサ「・・・あなた、本当に自由を絵に描いたような魔王だよ。」

 

カービィ「ここまで来たんなら、やるしかないね。」

 

ペコラ「フフ♪」

 

カービィ「それじゃあやろう!フェスティバル!」

 

フェスティバルカービィに変身した。今、アズサ、カービィ、ククのコラボライブが始まった。曲は生まれ変わろうと。アズサが歌い、ククがリュートを奏で、フェスティバルカービィが曲に乗せてダンスを披露する。

 

 

 

 

 

 

コラボライブが終わり、大歓声と拍手喝采の嵐が沸き起こった。

 

ハルカラ「お師匠様ー!先生ー!」

 

ファルファ「ママパパ上手ー!」

 

サンドラ「中々やるじゃない!」

 

シャルシャ「感動した!」

 

ライカ「アズサ様ー!カービィ様ー!」

 

フラットルテ「良かったのだー!」

 

ロザリー「姐さん!兄貴!最高っすー!」

 

アズサ「皆ー!ありがとー!」

 

カービィ「最高に楽しかったよー!」

 

踊り祭の幕は閉じ、新しいスローライフがアズサ達を待っている。

 

『THE END』




         キャスト

      カービィ:赤崎千夏
       アズサ:悠木碧
       ライカ:本渡楓
     ファルファ:千本木彩花
     シャルシャ:田中美海
      ハルカラ:原田彩楓
     ベルゼブブ:沼倉愛美
      ロザリー:杉山里穂
    フラットルテ:和氣あず未
      サンドラ:小倉唯
       ペコラ:田村ゆかり
     ヴァーニア:小澤亜李
     ファートラ:伊藤美来
     メガーメガ:井上喜久子

      ナタリー:菊池紗矢香
        エノ:遠野ひかる
     ブッスラー:伊藤彩沙
        クク:小岩井ことり
       ユフフ:茅野愛衣
      ポンデリ:大野柚布子
  ミスジャンティー:田所あずさ
    キュアリーナ:石見舞菜香
   ムーム・ムーム:矢野妃菜喜
   ナーナ・ナーナ:近藤玲奈
      ニンタン:真堂圭
        村人:原涼子
           宮永紗良
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