カービィとスローライフファミリー   作:naogran

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これは、ライカの幼い頃の記憶。木陰で大好きな姉に撫でて貰ってる。




そして今。部屋でライカが起きたが、彼女は暗い表情をしていた。




皆が起きた後、エルフのハルカラがカービィとアズサにある話を持ち出した。

ハルカラ「お師匠様〜。先生〜。恋バナしましょうよ〜。」

アズサ「ない。」

カービィ「同じく。」

ハルカラ「いやいや・・・300年も生きていたら何かあるでしょ・・・?」

アズサ「ないものはない。」

ハルカラ「私若いので、恋バナを求めちゃうんですよぉ〜。」

カービィ「若い?ハルカラって今幾つ?」

ハルカラ「17歳!と2500ヶ月です。」

カービィ「225歳!」

アズサ「200歳余裕で超えてるじゃん!!」

ハルカラ「エルフ的にはぁ〜、脂の乗ってるお年頃なんですよぉ〜。」

カービィ「どんな年頃だよ・・・」

ハルカラ「ファルファちゃんとシャルシャちゃんは、好きな人は居ないんですか〜?」

ファルファ「ママとパパだーい好き!」

シャルシャ「シャルシャもそんな所・・・」

アズサ「娘達よぉ〜。」

カービィ「良い子だねぇ〜。」

愛娘を抱くアズサと、愛娘を撫でるカービィ。

ハルカラ「いや、そう言うのじゃなくて・・・」

ライカ「皆さん!お待たせしました!」




朝食が出来た。

アズサ「わぁ〜!ライカありがとう!」

カービィ「今日も美味しそうだよ!」

アズサ「それじゃあ早速!」

全員「頂きまーす!」

ライカ「あの!アズサ様!カービィ様!」

アズサ「え?」

カービィ「どうしたのライカ?改まって。」

ライカ「実家に帰らせて頂きます。」


第4話「ドラゴンの結婚式に行った」

突然実家へ帰省宣言。

 

カービィ「え?実家?」

 

ライカ「はい。」

 

ハルカラ「ライカさん!!この家を出て行っちゃうんですか!?」

 

ファルファ「ファルファ寂しい!」

 

シャルシャ「シャルシャも!」

 

アズサ「ライカ!何か生活に不満や悩みでもあるの!?」

 

ライカ「いや・・・その・・・」

 

アズサ「師匠と弟子の間柄だけど、私達は皆家族だと思っているの!だから、出て行くなんて言わないでよ!」

 

カービィ「ちょっとアズサ落ち着いて!」

 

アズサ「何よカービィ!ライカが出て行っちゃっても良いの!?」

 

カービィ「まず理由を聞かないと。ライカ、実家に帰る理由は何?」

 

ライカ「は、はい。姉の結婚式に出席するので、1度帰らせて頂こうかと。」

 

アズサ「へ?結婚式?」

 

カービィ「お姉さんの?」

 

ライカ「もし良かったら、皆さん一緒に行きませんか?」

 

ファルファ・シャルシャ「わぁ〜!」

 

ハルカラ「恋バナ〜!」

 

 

 

 

 

 

と言う訳で結婚式当日。カービィ達はライカの故郷のロッコー火山を目指してる。アズサとファルファとシャルシャとハルカラは、レッドドラゴンに戻ったライカに乗り、カービィはウィングスターに乗ってる。

 

アズサ「良い眺め〜。ねぇハルカラ・・・」

 

ハルカラ「うぅぅぅ・・・」

 

アズサ「ああ!」

 

ハルカラは酔ってしまっていた。

 

 

 

 

渓谷で休憩を取り、ドクターカービィがかがくけんきゅうじょで完成した酔い止めの薬をハルカラに飲ませてる。

 

ハルカラ「ゴクゴクゴクゴク・・・あぁ〜、ありがとうございます。スッキリしましたぁ。」

 

アズサ「大丈夫?無理しないようにね。」

 

カービィ「予備の酔い止めの薬作っておくから、気分悪くなったら飲んでね?」

 

ハルカラ「お師匠様と先生は本当に優しいんですねぇ・・・私、お師匠様と先生にならキスされても良いかもですぅ。」

 

アズサ「絶対に嫌。」

 

カービィ「断然拒否。」

 

 

 

 

休憩を終え、再びロッコー火山へ目指す。

 

ライカ「皆さん、そろそろ着きますよ。あれがロッコー火山です。」

 

 

 

 

ロッコー火山に到着。そこでは、レッドドラゴン達が食事をしていた。

 

ライカ「此方が、1次会の会場になります。」

 

ファルファ「凄ーい!ドラゴンさんがいっぱーい!!」

 

シャルシャ「生物学的には、レッドドラゴン。モンスターではなくドラゴン族に分類される。」

 

降りたカービィ達に、2頭のレッドドラゴンがやって来た。

 

レッドドラゴンA「ライカお姉様。ごきげんよう。」

 

カービィ「お姉様?」

 

レッドドラゴンA「今日も美しい翼をなさってますねぇ。」

 

ライカ「我らに必要なのは、生まれ持っての翼よりこれから何を磨くかだ。」

 

レッドドラゴンB「ライカお姉様!格好良いですわ!」

 

アズサ「何だ?このお嬢様学校のノリは・・・」

 

カービィ「ライカ、もしかして彼女達は・・・」

 

ライカ「失礼しましたアズサ様。カービィ様。彼女達は、女学院の後輩です。」

 

アズサ「女学院の!?」

 

カービィ「後輩!?」

 

ライカ「それでは、我らの家族を紹介します。」

 

 

 

 

彼女の家族が居る所へ行く。

 

ファルファ「皆でっかーい!」

 

シャルシャ「確かに。巨大だ。」

 

カービィ「まぁドラゴンだからね。」

 

”カンカンカン”

 

1人だけ皿の上を歩いてるハルカラ。

 

ライカ「くれぐれも、お皿の上に乗らないようにして下さいね?」

 

だが皿の上を歩いてるハルカラに、1頭のレッドドラゴンが摘んだ。

 

カービィ「あ。」

 

ハルカラ「違います違います!!私は食材じゃないですーーーー!!」

 

 

 

 

食べられる寸前に下ろして貰った。

 

ハルカラ「はぁ・・・はぁ・・・」

 

カービィ「ねぇ、やっぱりハルカラ来なかった方が良かったんじゃ・・・」

 

ハルカラ「何でですか!恋バナをお聞きしたいんです!」

 

カービィ「渋るねぇ・・・」

 

ライカ「ただいま帰りました。父さん。母さん。」

 

彼女の両親とご対面。

 

ライカの母「ライカ。お帰りなさい。」

 

ライカの父「娘よ!よく帰って来たな!ガーッハッハッハッハ!!」

 

笑い声による衝撃波が広がった。

 

アズサ「元気なお父さんだね・・・」

 

カービィ「耳がキーンってなりそう・・・」

 

ライカ「父さん!客人の前ですよ!」

 

ライカの父「いやぁ失礼。ガーッハッハッハッハ!!」

 

ライカの母「娘からお話は伺っております。ご迷惑はお掛けしておりませんか?」

 

アズサ「いえいえ。寧ろお世話になっている位で。」

 

カービィ「気の利く良い子ですね。」

 

???「ライカ!」

 

そこに2頭のレッドドラゴンが。

 

ライカ「姉さん!」

 

彼女の姉とその旦那さん。

 

姉「来てくれたのね!」

 

ライカ「我の姉さんと新郎です。」

 

レイラ「ライカの姉のレイラです。」

 

アズサ「この度は、ご結婚おめでとうございます。」

 

カービィ「末長くお幸せに。」

 

ハルカラ「所で、お2人の馴れ初めは?」

 

アズサ「やっぱり恋バナ・・・」

 

カービィ「抜け目ない・・・」

 

レイラ「夫とは幼馴染みだったんですが、80年振りに再会し結婚する事になったんです。」

 

アズサ(80年振りと言うスパン!!)

 

カービィ「成る程〜。ライカ、将来義理の子供が出来るね。おめでとう。」

 

ライカ「あ、ありがとうございます。カービィ様。」

 

ライカの父「しかし、今日は平和で良いな。このまま無事に終われば良いのだが・・・」

 

アズサ「何か心配な事でもあるんですか?」

 

ライカの父「えぇ。ドラゴン族は部族同士で仲が悪い事があって。他部族が結婚式の妨害に来る場合もあるんです。」

 

アズサ(めっちゃフラグっぽい発言・・・)

 

カービィ(このまま何か起こりそうな予感・・・)

 

その予感は的中した。

 

ライカの父「チッ!やはり荒らしに来おったか!!ブルードラゴン!!」

 

ブルードラゴン族が押し寄せて来た。ブルードラゴン達が会場にブリザードを放射した。会場一帯が凍結された。

 

アズサ「氷のブレス!」

 

カービィ「ブリザード!」

 

ブルードラゴン達はこのままブリザードを放射し続ける。ファルファとシャルシャとハルカラが怯えてる。

 

ライカ「奴等は、ハンイト州に棲むブルードラゴン!恥ずかし気もなく冷気も吐きまくる野蛮なドラゴンです!!」

 

その時、1頭のブルードラゴンが地上に降り立った。

 

ブルードラゴン「レッドドラゴンよ。今日は結婚式なんだってな?ムカつくから・・・」

 

 

 

 

 

 

「嫌がらせに来たぞ!!!」

 

 

 

 

 

 

それが結婚式を妨害する理由だった。

 

カービィ「嫌がらせ・・・?」

 

ライカ「あの者の名は、フラットルテ。ブルードラゴンの嫌がらせクイーンと呼ばれている女です!」

 

アズサ(チョーメーワクな奴・・・)

 

フラットルテ「たかが300歳ちょっとで結婚しやがって・・・私は400年以上も独り身なんだぞ!!!」

 

カービィ(しょーもない理由!!!!)

 

フラットルテ「嫌がらせをするのはこの会場だけではないぞ。火山にも別働隊をやったからな。そっちも凍らせてやる!!」

 

ライカ「父さん!」

 

ライカの父「止むを得んな・・・こうなったら!!全面対決だ!!!」

 

レッドドラゴン達「ウオオオオーーーーー!!!!!」

 

ファルファ「怖いよママ・・・パパ・・・」

 

シャルシャ「ここから離れた方がいい・・・」

 

アズサ「2人共、ママとパパに任せなさい!」

 

カービィ「僕達が2人を守るから!ハルカラ!逃げよう!」

 

そのハルカラは今絶賛俯せで倒れ中。

 

カービィ「何で倒れてるの!!」

 

ハルカラ「ドラゴンに会ったら死んだフリをしろと。死んだお祖父さんの遺言でぇ〜。」

 

”ドゴーン!!”

 

レッドドラゴンの足音で飛び跳ねた。

 

ハルカラ「死んだフリ止めますーーーーー!!!」

 

カービィ「ワープスター!!」

 

飛来したワープスターに乗り、この場から離れた。

 

ファルファ「パパ!!」

 

前方にブルードラゴンのブリザードが迫る。

 

カービィ「伏せて!!バーニングカッター!!」

 

炎を纏った大剣を握り、ブルードラゴンのブリザードを一刀両断した。

 

カービィ「よし。急ごう!」

 

 

 

 

上空では。

 

ライカ「フラットルテ!!これ以上の狼藉は許しません!!」

 

フラットルテ「黙れライカ!!ドラゴン同士の因縁、忘れた訳ではないだろう?」

 

ライカ「では、覚悟して下さい!」

 

フラットルテ「望む所だ!」

 

ライカ・フラットルテ「ハアアァァァ!!!!」

 

 

 

 

 

 

崖の上でカービィ達がドラゴン同士の戦いを見ている。

 

カービィ「ここまで来れば大丈夫みたいだね。」

 

ハルカラ「ライカさん、頑張ってますね。」

 

アズサ「流石我が弟子!」

 

カービィ(怒りが込み上げて来るけど、他種族の問題に部外者の僕達が手を出す訳には・・・)

 

だがしかし、1頭のブルードラゴンがカービィ達の前に現れた。アズサがファルファとシャルシャとハルカラを下がらせ、カービィがアズサの前に立つ。

 

ブルードラゴン「お前達もレッドドラゴンの仲間だな?」

 

アズサ「仲間だったらどうだって言うの!?」

 

カービィ「僕達に何か用なの?」

 

ブルードラゴン「お前達を傷付けて、結婚式を台無しにしてやる!!」

 

ファルファ「ママ!パパ!」

 

シャルシャ「母さん・・・父さん・・・」

 

カービィ「そうなんだ。アズサ。」

 

アズサ「えぇ。」

 

ゆっくりと、ブルードラゴンに向かって歩く。

 

アズサ「嫌がらせの為に、こんな小さな子供を!!」

 

カービィ「ハイジャンプ!!」

 

ハイジャンプカービィとアズサが、ブルードラゴンの目線までジャンプした。

 

アズサ「怖がせるな!!!」

 

彼女の強いキックがブルードラゴンの顔面に命中した。

 

カービィ「バックドロップ!!」

 

そしてバックドロップカービィがブルードラゴンを掴み、そのまま高く飛んで地面に叩き付けた。

 

ブルードラゴン「グアアアアア!!!」

 

2コンボを喰らったブルードラゴンが崖から落ちた。

 

ファルファ「ママパパ凄い!!」

 

シャルシャ「尊敬する!!」

 

カービィ「ハルカラ。2人を連れて何処かへ隠れてて。身の危険を感じたらワープスターで逃げて。」

 

ハルカラ「はい!先生!了解です!」

 

アズサ「何時の間にかレベルマックスになっちゃった私達だけど、今は家族を守る為に!!この力!!使えるだけ使ってやる!!」

 

カービィ「我儘に戦ってやる!!ターボスター!!」

 

上空からターボスターが飛来した。

 

 

 

 

 

 

一方ドラゴン同士の戦いの場では、ライカとライカの父がブルードラゴン達に囲まれていた。

 

ライカの父「ライカ、行けるか?」

 

ライカ「幾ら何でも、相手の数が多過ぎます!」

 

ライカの父「っ。」

 

すると上で炎が発生した。

 

カービィ「バーニングストーン!!」

 

ターボスターに乗ったカービィがバーニングストーンの火山弾を降り注いだ。

 

フラットルテ「何だ!?」

 

カービィ「ライカ!大丈夫!?」

 

ライカ「カービィ様!!」

 

そして、アズサも参戦した。

 

ライカ「アズサ様!!」

 

ブルードラゴンB「クソッ!!」

 

1頭のブルードラゴンが2人に向かって突進したが、2人が一瞬で消えた。

 

ブルードラゴンB「な、何!?」

 

カービィ「スロウ!」

 

一瞬で尻尾を掴まれてジャイアントスイングで投げられ、待機していたスロウカービィに掴まれた。

 

カービィ「グッバイ!!」

 

ジャイアントスイングで地面に向けて投げた。

 

カービィ「どんなもんだい!」

 

アズサ「まだ来るわよ!」

 

いきなりブルードラゴン達に囲まれてしまった。

 

ブルードラゴンC「皆!撃てーーーー!!!」

 

ライカ「危ない!!」

 

四方八方からブリザードが迫るが。

 

カービィ「アズサ、擦って!!」

 

アズサ「えぇ!」

 

何処からか布を取り出したアズサが、カービィの全身を擦りまくる。

 

カービィ「スパークバーニング!!」

 

擦られたカービィから静電気が発生し、スパークバーニングで全身が炎に包まれた。その炎がブリザードを溶かした。そしてそのまま高く上昇した。

 

ブルードラゴンC「何だと!?」

 

カービィ「コピー能力!ボール!」

 

ボールカービィでボール状に変身し、ターボスターから弾んで高く飛んだ。アズサが構える。

 

アズサ「行くわよカービィ!!必殺!!」

 

カービィ・アズサ「ストライクフレンズ!!」

 

新フレンズ能力・ストライクフレンズ。アズサがボールカービィをサッカーのように蹴り飛ばし、ボールカービィがブルードラゴンに命中してバウンドしてアズサに跳ね返り、アズサが再びボールカービィを蹴り飛ばして他のブルードラゴン達を戦闘不能にさせた。

 

カービィ「やったね!」

 

アズサ「えぇ!」

 

ハイタッチを交わした。

 

ライカの父「あの数を2人で・・・!?」

 

ライカ「アズサ様!カービィ様!後ろにフラットルテが!」

 

2人の後ろにフラットルテが現れた。

 

フラットルテ「お前達、一体何者なんだ?どうしてだ?どうして人間とピンク球が物理でドラゴンに勝てる!?」

 

アズサ「ローマは一日にして成らず。と言う事かな?」

 

フラットルテ「ローマ?」

 

カービィ「要するに、何事もコツコツ積み重ねたら何とかなるって事だよ!!コピー能力!ベル!ディンフィナーレ!」

 

ベルカービィのディンフィナーレとアズサのキックがフラットルテの顔に命中した。だが、フラットルテは怯まなかった。

 

カービィ「効かない!?」

 

後ろに下がって距離を取る。

 

フラットルテ「クッ!凍り付かせてやる!!」

 

アズサ「ったく・・・バカも一つ覚えみたいに!!」

 

右手を天に掲げて巨大な火球を生成した。

 

フラットルテ「喰らえ!!」

 

アズサ「ハァッ!!」

 

ブリザードと火球の衝突。

 

アズサ「カービィ!!」

 

カービィ「よし!!」

 

するとカービィがアズサが生成した火球に飛び込んだ。

 

カービィ「バーニングバーニング!!」

 

その中からコピー能力ミックスのバーニングバーニングで不死鳥のように飛び、フラットルテのブリザードを押し返した。

 

フラットルテ「グアアアアア!!熱い!!」

 

カービィ「アズサ!今だ!!」

 

フラットルテ「何!?」

 

アズサ「魔女の!!!かかと落とし!!!」

 

魔女のかかと落としがフラットルテの頭に直撃し、フラットルテが地面に落下した。

 

カービィ「まだやる?」

 

残されたブルードラゴン達にバーニングの炎を見せた。

 

ブルードラゴン達「ギャアアア!!すみませんでしたーーーーー!!!」

 

身の危険を感じたブルードラゴン達がすたこらさっさと退散した。

 

アズサ「ふぅ・・・」

 

カービィ「終わった・・・」

 

ライカ「アズサ様!カービィ様!」

 

2人を両手に乗せて高く掲げた。

 

ライカ「皆!アズサ様とカービィ様がやってくれました!これが、高原の魔女と高原の戦士の力です!!」

 

レッドドラゴン達「高原の魔女様バンザーイ!高原の戦士様バンザーイ!」

 

アズサ「ライカ!大団円にはまだ早いよ!」

 

カービィ「ブルードラゴンの別働隊が残ってるよ!」

 

ライカ「アズサ様、我の背にお乗り下さい!」

 

アズサ「うん!」

 

カービィ「行こう!」

 

ターボスターでアズサとライカと共に別働隊を退治しに行く。

 

 

 

 

 

 

ロッコー火山にある温泉街。

 

ライカ「この街には温泉があるので、観光客が巻き添えになってないか心配です。」

 

アズサ「ぱっと見、戦闘が起こってる気配はなさそうだけど・・・」

 

ライカ「何事もなければ、それで良いんですが・・・」

 

カービィ「ライカ、さっきから落ち込んでるけどどうしたの?」

 

ライカ「いえ。我は、姉さんの結婚式を良いものにしたいだけなので・・・」

 

アズサ「大丈夫よ。ちゃんと無事に終わって、お姉さんの結婚式も続けられるから。」

 

ライカ「・・・はい。ん?」

 

アズサ「何だ?」

 

カービィ「野次馬が集まってる?」

 

ライカ「アズサ様。カービィ様。」

 

アズサ・カービィ「うん。」

 

 

 

 

野次馬が集まってる方へ行くと。

 

アズサ「これは!?」

 

ブルードラゴンの別働隊が魔法陣で力を吸われて倒れていた。

 

ライカ「ブルードラゴン!?」

 

カービィ「あの魔法陣、力を吸い取って弱らせてる。でも一体誰が?」

 

???「何じゃお主ら?」

 

アズサ・カービィ・ライカ「あ!」

 

ベルゼブブ「こんな所で会うとは奇遇じゃのう。」

 

アズサ「ベルゼブブ!」

 

上級魔族のベルゼブブと偶然会った。

 

カービィ「何でここに!?」

 

ベルゼブブ「この火山には良い温泉が湧き出しておってのう。たまにゆっくりと疲れを癒しに来るのじゃ。」

 

アズサ「じゃあもしかして・・・」

 

カービィ「この魔法陣は君が・・・」

 

ベルゼブブ「あぁ。妾が街を散策しておったら此奴等が”ここで嫌がらせしてやる!”とか下らん事を言い出したのじゃ。なので極度の衰弱を起こす魔族の魔法を使ってやった。」

 

ライカ「ブルードラゴン5体にあなた1人で勝ったのですか!?」

 

ベルゼブブ「こっちは3000年生きとる上級な魔族じゃぞ?負ける訳がなかろう。アズサとカービィよ!お主等も次に正々堂々とやったら分からんからな。妾は強いんじゃからな。」

 

カービィ「まだ根に持ってるねぇ。」

 

アズサ「ベルゼブブ!!あなたのお陰でレッドドラゴンの危機が回避されたよ!ありがと〜!」

 

感謝してベルゼブブに抱き着いた。

 

カービィ「アズサ?」

 

ベルゼブブ「抱き着くな!!お主等の為ではなく!!ドラゴン共が調子に乗っていたから締めたまでじゃ!!」

 

アズサ「クンカクンカ。何か良い匂いするぅ〜。」

 

ベルゼブブ「それは妾がお風呂上がりだからじゃ。・・・って!そんな事はどうでもいいから早く離せい!!」

 

 

 

 

 

 

その後事態は収まり、怪我をしたレッドドラゴン達をドクターカービィが治療してあげた。戦闘不能になったブルードラゴン達はベルゼブブの魔法陣で力を吸われて衰弱されている。

 

ファルファ「怖かったよママ・・・」

 

シャルシャ「母さん・・・」

 

再会したファルファとシャルシャをアズサが優しく抱いてあげた。

 

カービィ「アズサ、レッドドラゴンの治療終わったよ。」

 

アズサ「ありがとうねカービィ。」

 

ハルカラ「火山の方は大丈夫でしたか?」

 

カービィ「心配ないよ。ベルゼブブのお陰で免れたから。」

 

ベルゼブブ「全く。妾はただの湯治客じゃぞ。」

 

カービィ「色々ごめんね。」

 

アズサ「さて、落とし前を付けて貰おうかな?フラフラタルト!」

 

フラットルテ「フラットルテだ!!ちゃんと名前覚えろ!!」

 

カービィ「フラットルテ。人間の姿になって。話し合うのにその姿は似合わないよ。」

 

フラットルテ「なっ!?・・・・」

 

渋々承諾し、人間の姿になった。

 

フラットルテ「これで良いんだろう?」

 

人間の姿になったフラットルテに、ライカが書類を突き付けた。

 

ライカ「今回の抗争に関する賠償金です。払って貰いますよ。」

 

フラットルテ「うええええ!?こ、こんなにお金取るのか!?」

 

ライカ「怪我人の治療費。迷惑料諸々込みの金額です。嫌ならずっとここから動けなくなりますが、良いんですか?」

 

フラットルテ「そ、それも困る・・・分かったのだ・・・その条件を飲むのだ・・・」

 

カービィ「交渉成立完了!」

 

アズサ「でも折角だからもう1つ。話を付けて貰う。賠償金とは別に、条約を結んで欲しいんだけど。」

 

フラットルテ「条約だと・・・?」

 

アズサ「そう!ブルードラゴンとレッドドラゴン間に於ける不戦条約。勿論、嫌がらせで攻めるようなものは論外ね。」

 

フラットルテ「そ、そんな!!生き甲斐がなくなるのだ!!」

 

カービィ「ポイズン。」

 

ポイズンカービィに変身した。

 

アズサ「結ばないと、一生故郷に帰れないよ?」

 

カービィ「僕の毒に侵されてもう永遠に家に帰れなくなっても良いのかなぁ〜?」

 

フラットルテ「ヒィィィィ!!!え、笑顔が怖いぞ!!」

 

カービィ「だったら結ぶしかないね!その方が穏便に済むよ?」

 

フラットルテ「分かった!結ぶ!結ぶのだ!だから許して欲しいのだ・・・」

 

アズサ「よし!条約は無事締結ね!これでロッコー火山も平和になるでしょ!」

 

ライカ「アズサ様!カービィ様!我の故郷の為に・・・ありがとうございます!!」

 

カービィ「いやいや。当然を全うしたまでだよ。」

 

アズサ「ベルゼブブ。後はお願いね。」

 

ベルゼブブ「分かっておる。コホン。尚、この条約が結ばれた事は妾と高原の魔女・アズサと高原の戦士・カービィが確かに見届けたのじゃ。もしこの条約を破るような事があれば・・・分かっておるの?」

 

フラットルテ「こんな事するんじゃなかったのだ・・・」

 

カービィ「ベルゼブブ、何から何まで色々とごめんね。」

 

ベルゼブブ「こんなにハエの王をこき使うのお主等位じゃ。」

 

アズサ「これからも頼りにしてるからねぇ〜!」

 

またベルゼブブに抱き着いた。

 

ベルゼブブ「何度も引っ付かんでいい!!」

 

カービィ「あら〜。」

 

 

 

 

 

 

夕方のパーティ会場。

 

アズサ「2次会は人の姿でやるんだね。」

 

ライカ「はい!2次会も皆で食べるのです!」

 

カービィ「このお肉美味い!」

 

シャルシャ「もうお腹いっぱい・・・」

 

満腹になったシャルシャに、ファルファが椅子を出してあげた。

 

ファルファ「シャルシャ、少し休んだら?」

 

シャルシャ「ありがとう。」

 

椅子に座って休憩する。

 

アズサ「ファルファ。ちゃんとお姉ちゃんらしい事をしてて偉いね。」

 

カービィ「流石シャルシャのお姉ちゃんだね。」

 

ファルファ「えへへへ。」

 

ハルカラ「お師匠様〜先生〜!このお酒キツ過ぎますよぉ〜〜〜〜!」

 

ワインで酔っちゃってるハルカラが来た。

 

カービィ「結構飲んじゃってるね。」

 

アズサ「ハルカラ。飲む前に散々食べてるんだから気を付けてよ?」

 

ハルカラ「大丈夫ですよぉ〜!酔い止めの薬があるじゃないですかぁ〜!」

 

カービィ「もう予備の奴使うの!?」

 

ハルカラ「ふぃ〜〜〜〜。」

 

フラフラしながら何処か行った。

 

カービィ「ハルカラならぬアルカラだね。」

 

アズサ「上手い。」

 

ベルゼブブ「ったく、あのエルフは栄養酒作り以外何も良い所がないのう。」

 

カービィ「もう短所だらけだね。」

 

???「アズサ様!カービィ様!」

 

 

 

 

そこに人間の姿になったレイラと旦那さんが来た。

 

 

 

 

アズサ「わぁ〜!レイラさん素敵です!」

 

カービィ「おぉ!!」

 

レイラ「皆さんのお陰で、こうして式を続ける事が出来ました。」

 

旦那「感謝致します。」

 

アズサ「いえいえ。此方はちょっと手を貸した位で・・・」

 

カービィ「そうそう。当然の事をしただけだよ。」

 

ベルゼブブ「よく立場を弁えておるのう。そのように妾を慕うなら、今後も手を差し伸べてもやらんでもないぞ?」

 

アズサ「ベルゼブブ威張り過ぎ〜!」

 

カービィ「それでレイラさんが従うと思ってるの?」

 

ベルゼブブ「実際妾は偉いんじゃから仕方無い!」

 

レイラ「くすっ。」

 

ライカ「?」

 

レイラ「良かったわね。ライカ。あなたには素晴らしい人達が付いているのね。これなら私が居なくても、寂しくないわね。」

 

ライカ「姉さん・・・本当におめでとう。」

 

レイラ「ありがとう。ライカ。」

 

ライカ「姉さ・・・」

 

旦那「レイラ。ちょっといい?この後の相談なんだけど。」

 

するとそこにフラットルテが来た。彼女は薔薇の花を持ってる。

 

フラットルテ「その・・・レイラ・・・おめでとう・・・幸せになるのだぞ・・・」

 

外方向きながら、レイラに薔薇の花を差し出す。

 

レイラ「フラットルテ・・・」

 

フラットルテ「今回は私の負けだ・・・負けた以上は素直に祝福する・・・」

 

アズサ「あのブルードラゴン、中々良い所あるじゃない。」

 

カービィ「嫌味な奴かと思ってたけど、違ったみたいだね。」

 

レイラ「フフッ。ありがとう。」

 

薔薇の花を受け取った。

 

レイラ「結婚出来ないフラットルテの分も幸せになるね!」

 

フラットルテ「何だその言い方は!!結婚出来ないんじゃない!!しないだけなのだ!!」

 

レイラ「あれ〜?祝福しに来たんじゃなかったっけぇ〜?」

 

フラットルテ「フンッ!お前なんてさっさと離婚しろ!!」

 

捨て台詞を吐いて去って行った。

 

レイラ「フフッ。」

 

ライカ「レッドドラゴンとブルードラゴンは複雑なんです・・・」

 

カービィ「仲が悪い理由が分かった気がする・・・」

 

 

 

 

 

 

バルコニー。ベンチにアズサとライカが座り、カービィは柵の上に座ってる。

 

アズサ「ふぅ〜。よく食べた〜。」

 

カービィ「月が綺麗〜。」

 

アズサ「どれも美味しかったなぁ〜。ハルカラ大丈夫かなぁ〜?」

 

カービィ「結構飲んでたもんね。」

 

ライカ「あ、あの・・・アズサ様・・・」

 

アズサ「ん?」

 

ライカ「・・・1つ・・・お願いが・・・あるのですが・・・」

 

カービィ「ん?」

 

後ろを向くと、ライカがアズサに膝枕して貰い、アズサがライカを撫でる。

 

ライカ「昔から、運動は姉さんより我の方が出来て・・・喧嘩も我の方が強かったのですが・・・親に怒られたり、何か嫌な事があると・・・何時も姉さんにこうして貰ってたんです・・・」

 

アズサ「結婚しちゃって、これからが頼み辛いもんね。」

 

ライカ「はい・・・」

 

アズサ「じゃあ。たまになら、こうしても良いよ。」

 

ライカ「い、いえ・・・今は・・・特別と言う事で・・・ありがとうございます・・・」

 

カービィ「フフフ。」

 

2人の微笑ましい光景に、カービィが微笑んでる。

 

 

 

 

 

 

しばらくしてパーティ会場に戻ると、レッドドラゴン達が何かを見ている。

 

アズサ「何だ?」

 

それは、酔っ払って倒れてるハルカラだった。

 

カービィ「何やってんのあの子?」

 

ファルファ「ハルカラのお姉さん。起きてー。」

 

シャルシャ「酒は飲んでも飲まれるな。」

 

ハルカラ「ふえー!私の果実酒が飲めないって言うんですかーーー!!」

 

カービィ「全く。世話の焼ける弟子だね。ベルゼブブ、僕の背中にハルカラを乗せて。」

 

ベルゼブブ「はいはい。」

 

倒れてるハルカラをカービィに乗せた。

 

ハルカラ「ウッ・・・吐きそう・・・」

 

カービィ「もし吐いたらトルネイドで三半規管グチャグチャにするからね。」

 

ハルカラ「我慢します・・・」

 

ベルゼブブ「アズサよ。此奴もこの有様だし、折角じゃから火山の温泉宿に泊まって行けば良いのではないか?妾も泊まっておるのじゃ。」

 

アズサ「温泉かぁ・・・どうしよう・・・」

 

ファルファ「ファルファ!温泉入りたい!」

 

シャルシャ「ロッコー温泉は、美容泉と酸性泉を除く7つの泉質を有しており、冷え性や高血圧に効果がある!」

 

カービィ「凄いねそれ!」

 

ライカ「お泊まりになるようでしたら、手配致しますよ!」

 

アズサ「それじゃあ、今日帰る必要ないし。泊まって行こう!!」

 

ファルファ・シャルシャ「オー!」

 

 

 

 

 

 

皆で温泉に入る。

 

カービィ「いやぁ〜、良い湯だねぇ〜。」

 

ここは混浴だからカービィも入ってる。最初は男湯に入ろうとしたが、ファルファとシャルシャに引っ張られて混浴に入ってる。あ、カービィは健全なピンクボールだから変な性癖は皆無。

 

ベルゼブブ「しかし、お主等の傍に居ると面白い事が起こりそうで楽しいのう。」

 

アズサ「ベルゼブブってさ、頼んだら色々手伝ってくれるし、世話焼きだし、何かお姉ちゃんっぽいね!」

 

ベルゼブブ「妾がお姉ちゃん!?いいように使われてるだけのようじゃがのう。」

 

カービィ「言えてるね。」

 

アズサ「娘が2人居て、カービィが夫で、ライカが妹で、ベルゼブブがお姉ちゃん。そんな家族も良いよね!」

 

ハルカラ「って!ちょっと待って下さい!私だけ仲間外れですよ!!」

 

アズサ「あ、そうだったわね。えっと、ハルカラは・・・手の掛かる後輩?」

 

カービィ「それとも、無器用な生徒かな?」

 

ハルカラ「お師匠様ー!先生ー!それはないですよーーー!!」

 

アズサ・カービィ・ライカ・ファルファ・シャルシャ・ベルゼブブ「あはははははは!」

 

無事に結婚式が幕を閉じ、温泉街で泊まって行ったカービィ達であった。

 

『END』




         キャスト

      カービィ:赤崎千夏
       アズサ:悠木碧
       ライカ:本渡楓
     ファルファ:千本木彩花
     シャルシャ:田中美海
      ハルカラ:原田彩楓
     ベルゼブブ:沼倉愛美
    フラットルテ:和氣あず未

       レイラ:中村桜
      ライカ父:杉崎亮
      ライカ母:鈴木咲
      レイラ夫:下川草介

   レッドドラゴン:立花日菜
           高槻莉那

   ブルードラゴン:峰晃弘
           高橋伸也
           日向未南
           室井海人



次回予告

カービィ「近郊の町に栄養酒の工場を建て、高原の家から通うようになったハルカラ。だけどすぐに、毎晩疲れ切った姿で帰宅するようになっている。どうやら工場に幽霊が出ると言う噂が立ち、1人で働く事になってしまっているらしい。幽霊が平気な僕と、幽霊が大の苦手であるアズサ。とは言ええハルカラの過労を見過ごす訳にもいかず、ベルゼブブを呼びだし深夜探索へ向かう事にするのだけど・・・うわっ!怖がり過ぎだって!」

次回・幽霊が出た

カービィ「幽霊が出る工場のこうじょうけんがく・・・ウッ!頭が・・・」
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