カービィとスローライフファミリー   作:naogran

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前回のあらすじ。ハルカラのやらかし癖で魔王ペコラに甚大な傷を負わせてしまった。カービィ達は幽閉され、ハルカラは地下牢へ投獄されてしまった。

ベルゼブブ「串刺しにされた後火に掛けられ、最悪彼奴の故郷であるエルフの村も滅ぼされる。』

刻一刻と迫るハルカラの処刑を阻止する事が出来るのだろうか。


第7話「魔王を倒しちゃった」

幽閉されてしまったカービィ達は。

 

カービィ「もうハルカラ・・・無事に生きてたら殴ってやる・・・」

 

ライカ「ハルカラさんだけじゃなく、我等も処刑されてしまうかも・・・」

 

シャルシャ「それだけの事はやった・・・」

 

ファルファ「うわああーん!!ファルファ死にたくないよー!!」

 

アズサ「・・・」

 

 

 

 

ベルゼブブ『救う方法じゃが1つだけある。法を覆す権限をお持ちなのは唯一魔王様じゃ。刑が執行される前に魔王様がお目覚めになれば・・・』

 

 

 

 

アズサ「皆!聞いて!」

 

作戦を実行。まずはファルファとシャルシャがティーポットとティーセットを貰った。

 

ファルファ「お湯のポッドとティーセット、貰って来たよ!」

 

アズサ「ありがとう!」

 

シャルシャ「見張りの魔族の人、見掛けは怖いけど優しかった。」

 

ロザリー「姐さん!兄貴!読みが当たりました!」

 

カービィ「どうだった?」

 

ロザリー「色んな植物を植えている庭園がありました!」

 

アズサ「やった!これで薬草を持って来られれば・・・」

 

ライカ「我が採って来ます!」

 

アズサ「でも誰かに見付かったら・・・」

 

ライカ「大丈夫です!我はこう言う変身も出来ます!」

 

小さいレッドドラゴンに変身した。

 

カービィ「小ちゃ!!」

 

アズサ「何それ・・・可愛いー!」

 

小ちゃいライカを抱き締めた。

 

ライカ「あ・・・あの・・・アズサ様・・・こんなのもたまには良いですが~・・・兎に角行って来ます!」

 

薬草を採りに行った1秒後。

 

ライカ「戻りましたー!」

 

採って来た薬草で、アズサとドクターカービィが薬を作る。

 

アズサ「完成!」

 

緑色の少々臭いがきつい薬完成。

 

ライカ「アズサ様これは一体・・・?」

 

アズサ「気付け薬。ただ刺激がきつくて凄く苦いだけだけど。」

 

カービィ(青汁かな?)

 

アズサ「あまりの苦さにきっと魔王も目覚めると思う。」

 

すると窓からヴァーニアが。

 

カービィ「ヴァーニアさん?どうしたの?」

 

ヴァーニア「ベルゼブブ様から・・・これを持って行けと仰せつかって・・・」

 

カービィ「早く部屋へ上らせよう。落ちちゃうよ。」

 

 

 

 

部屋にヴァーニアを入れ、彼女が地図を開いた。

 

ヴァーニア「魔王様はここの救護室にいらっしゃいます。」

 

アズサ「でもどうやってそこに行くか・・・」

 

ヴァーニア「それに関してベルゼブブ様に一計が。」

 

 

 

 

魔族の医者に変装完了。

 

アズサ「こんなしょーもないコントみたいな事をー!真面目にやってー!」

 

ヴァーニア「ま・・・真面目ですって!今場内は緊急事態で大慌て!医師の身元など細かくチェックしてないはず!」

 

アズサ「本当に~?」

 

ヴァーニア「後はこのヴァーニアがご案内致しますので!」

 

アズサ「分かった・・・やれるだけやってみるか・・・」

 

カービィ「じゃあ僕は小さくなってアズサのポケットに隠れとくよ!コピー能力!ミニマム!」

 

ミニマムカービィで、手の平サイズに小さくなった。

 

ファルファ「ママ・・・パパ・・・」

 

シャルシャ「成功を祈る・・・」

 

アズサ「うん!」

 

カービィ「行って来るね!」

 

 

 

 

3人が救護室へ向かう。

 

アズサ「これ・・・あなたもバレると捕まるんじゃない?」

 

ヴァーニア「はい・・・そもそも私は何でこんな大事になっているのか状況も分かってなくて・・・ただベルゼブブ様に命じられて仕方なく・・・

 

アズサ「ごめん。」

 

カービィ「部下に対して雑だねぇ・・・」

 

 

 

 

救護室前。

 

魔族A「何者だ?」

 

ヴァーニア「ベルゼブブ様の部下、ヴァーニアです。医師をお連れしました。」

 

魔族B「待て。ベルゼブブが呼んだなどと言う話は確認しておらんぞ。医師の名はすべて把握している。お前は何と言う名だ?」

 

ヴァーニア「な・・・なななな名前は・・・あの・・・あっ・・・」

 

アズサ(駄目だー!ベルゼブブー!)

 

ベルゼブブに視線を向けるが、彼女は口笛吹いて外方向いた。

 

アズサ(シカトですかー!!)

 

カービィ(後でとっちめる!!!)

 

魔族A「どうも胡散臭いな。それに何だその角は?付け角ではないのか?ちょっと確認させろ。」

 

カービィ「・・・もう、しょうがないな!!!」

 

ジャンプと同時に、ミニマムから普通の大きさに戻ったカービィが。

 

カービィ「スパークストーン!!」

 

スパークストーンで岩を磁力で操って床に叩き付けた。

 

カービィ「高原の戦士カービィ!ここに参上!!」

 

アズサ「そして私は高原の魔女アズサ!今すぐ魔王を起こしてあげるから道を開けて!」

 

魔族C「此奴!」

 

魔族A「主犯の仲間だ!捕えろ!」

 

牛の魔族が目を光らせると、ヴァーニアが束縛された。

 

ヴァーニア「あうっ!!」

 

アズサ「まーそうなるのね。」

 

カービィ「ここはしょうがないね。」

 

アズサ「でもハルカラや家族達の為にも大人しく捕まる訳には・・・いかないの!」

 

肉弾戦で魔族を蹴散らした。

 

カービィ「ハンマー!!!」

 

ハンマーカービィで魔族を戦闘不能にした。

 

魔族A「馬鹿な!」

 

魔族B「一瞬で・・・」

 

魔族C「何だこの者達は!?」

 

アズサ「魔王の所に通しなさい!」

 

カービィ「怪我したくなければ!!」

 

魔族A「死守せよー!」

 

魔族C「魔法を使っても良い!撃てー!」

 

冷気魔法を一斉放射。

 

カービィ「スパークカッター!!」

 

スパークカッターで電撃の剣を振り回して冷気魔法を粉砕した。

 

カービィ「この程度とは、片腹痛いね。」

 

魔族達「えぇ・・・!?」

 

カービィ「プラス!アイスカッター!!」

 

アイスカッターでスケートのように滑りながら、スパークカッターで魔族達を蹴散らした。

 

ベルゼブブ「まさかこんな事になるとは思わんかったわ。」

 

カービィ「ド派手にやり過ぎちゃったかも。」

 

ベルゼブブ「お主等が本気を出したら、2人で国が亡ぼせる。」

 

カービィ「支配とか興味ないから。それとベルゼブブ、さっきのシカト忘れた訳じゃないからね?」

 

ベルゼブブ「うっ、それはすまない・・・」

 

 

 

 

 

 

救護室。ペコラがまだ気絶している。

 

カービィ(まだ眠ってるね。アズサ、薬。)

 

アズサ(えぇ。)

 

気付け薬を取り出し、ペコラに飲ませようとしたその時。

 

 

 

 

 

 

”ゴチンッ!!!!!”

 

 

 

 

 

 

アズサ「がっ!?」

 

カービィ「ええ!?目覚めちゃった!?」

 

アズサ「起きてたのー?」

 

ペコラ「不埒者が接近して来た気がしたので、本能的に目覚めました。」

 

カービィ「流石魔王様・・・身体が覚えてるんだね・・・」

 

ペコラ「私に何を飲ませようとしたんですか?」

 

アズサ「これはただの気付け薬で・・・私達はあなたを起こそうとしただけです!」

 

ペコラ「如何にも毒っぽいですが。」

 

カービィ「そこに目を向けちゃった!?」

 

アズサ「そう見えるだけです!飲めばあー不味い!でももう一杯!って!ねぇ!」

 

ペコラ「では高原の魔女さん。高原の戦士さん。身の潔白を証明したいのであれば、このプロヴァト・ペコラ・アリエースと・・・勝負しなさい!」

 

魔法で生成した大剣を握った。

 

アズサ「え?ど・・・どう言う事ですか?」

 

ペコラ「あなた達の言う事が真実であれば、勝負に勝っても私を殺そうとしないはずだからです。」

 

アズサ「成る程ー。分からなくもないですけど・・・それって私達が勝った場合しか成立しなくないですか?」

 

ペコラ「あなた達が負けたらそれまでですから。ただ魔王が暗殺者を倒したと言う事実が残るだけ。」

 

カービィ「面倒臭い理屈・・・」

 

アズサ「やるしかないって事ですね・・・」

 

カービィ「こうなってしまった以上・・・容赦なしですよ!!」

 

 

 

 

 

 

”ドゴオオーーン!!!”

 

壁が爆発し、3人が城の外に出た。

 

ペコラ「さぁ高原の魔女。そして高原の戦士。その力、私が見極めてあげます!」

 

アズサ(敗北は許されない・・・皆の命が懸かってるんだ!)

 

カービィ「ボムカッター!!」

 

ペコラ「はぁーっ!」

 

ダッシュからの斬撃をアズサとカービィが左右に避け、斬撃が2人が立っていた後ろの塔を斬り裂いた。

 

ペコラ「あれ?今のが躱されるとは・・・」

 

アズサ「レベル99ですから・・・」

 

カービィ「!」

 

だがペコラの超高速斬撃が繰り出され、カービィとアズサが超高速で避ける。だが斬撃がアズサの服を徐々に切っていく。

 

カービィ「ヤァッ!!」

 

隙を見たカービィが黒い手裏剣を投げた。ペコラが避け、黒い手裏剣が壁に刺さると爆発した。

 

ペコラ「少しは掛かって来たらどうですか?あんまりゆっくりしていると、エルフさんの命も危ういですよ?」

 

アズサ・カービィ(その挑発は良くないよ・・・魔王。)

 

後ろに壁に着地からの壁ジャンプで、ペコラの後ろを取った。

 

カービィ「家族を守るためなら僕達は!一切!躊躇しない!スティック!!」

 

スティックカービィに変身した。

 

カービィ「アズサ!!」

 

アズサ「ハァッ!!」

 

炎を飛ばし、それをスティックで受け止めた。

 

カービィ「フレンズ能力!メラーガスティック!!からのつくつくぼう!!!」

 

ペコラ「くっ!!」

 

メラーガスティックカービィのつくつくぼうをペコラが大剣で受け止めるが、威力が高い為後ろに下がって行く。

 

カービィ「ヤァッ!!」

 

締めの鋭い突きでペコラを壁に飛ばした。飛ばされた反動で大剣が天高く舞い上がった。

 

アズサ「勝負あったんじゃないかな?」

 

ペコラ「バランスを崩しただけです・・・」

 

カービィ「それと、もう破壊させて貰ったから。」

 

ペコラ「え?」

 

落ちて来た大剣が粉砕された。

 

アズサ「肉体は鍛えられても、武器の強度は限界があるよね。」

 

戸惑うペコラに、アズサが壁ドンで追い込んだ。

 

アズサ「チェックメイト。ですね。魔王様。私達の勝ちですね。言う事聞いて頂けますか?」

 

ペコラ「・・・はい。」

 

アズサ「ハルカラを助けてやって下さい。あの子はおっちょこちょいなだけで悪気はないんです。」

 

ペコラ「・・・」

 

カービィ「ん?魔王様?」

 

するとペコラがアズサの頬に触れて・・・

 

 

 

 

 

 

ペコラ「分かりました・・・お姉様。」

 

 

 

 

 

 

アズサ「ほえ?お姉様?」

 

ペコラ「お姉様とお兄様に全て従います!」

 

カービィ「お姉様とお兄様って・・・ん?お兄様!?僕も!?」

 

アズサ「何の御冗談ですかー?」

 

ペコラ「私、自分より強い方を慕って生きたいと予々考えておりまして。アズサさんとカービィさんならそれにぴったりなのかなと思って。試させて頂きましたー!」

 

アズサ「はい!?」

 

カービィ「さっきの勝負ってその試しだったの!?」

 

ペコラ「これから先もお姉様とお兄様を敬愛して生きて行ければと思います!」

 

アズサ「あの・・・それは光栄なんですが・・・一先ずハルカラ達皆の安全を保障して貰えませんかね・・・?」

 

ペコラ「んな丁寧な言い方止めて下さい!呼び捨て命令口調でお願いします!あ!手は顔に添えて下さいね!お兄様は私の頭を撫で撫でして下さいね!』

 

アズサ「プロヴァト・・・」

 

ペコラ「ペコラとお呼び下さい!」

 

カービィ「じゃあ・・・ペコラ。」

 

頭を撫で撫でした。

 

アズサ「ペコラ・・・」

 

顔に触れた。

 

ペコラ「あ・・・お姉様。お兄様。何をなさるんですか?」

 

アズサ「あ~・・・」

 

ペコラ「ああ~・・・」

 

顎クイ形式で命令する。

 

アズサ「ペコラ。ハルカラの身柄を解放しなさい。」

 

カービィ「君なら、簡単でしょ?」

 

撫で撫でしながら口説いた。

 

ペコラ「は・・・はい・・・」

 

 

 

 

玉座の間。

 

ペコラ「私が気絶させられたのは故意ではなかったと証明されました!ハルカラさんを解放するようにー!アズサさんとカービィさんの家族も丁寧に扱って下さい!」

 

魔族達「ははーっ!」

 

ベルゼブブ「何とかなったようじゃな・・・」

 

ヴァーニア「私達も助かるんですね~。」

 

ペコラ「フフッ♡」

 

アズサ「おお?」

 

カービィ「わわ。」

 

アズサに抱き着き、カービィの手を握った。

 

ベルゼブブ「すまぬが付き合ってやってくれ。」

 

カービィ「・・・しょうがない。」

 

 

 

 

 

 

事態は収束し、3人でティータイム。

 

ペコラ「ごくごく。は~。素敵なお姉様とお兄様とこんな風にお茶を飲めるなんて。お姉様とお兄様が出来て私幸せです!人を従わせるのは飽きてしまいましたから。私を見ると皆自然と謙ってしまいますので・・・」

 

アズサ「まぁ・・・魔王だしね。」

 

カービィ「そこは当たり前だよ。」

 

ペコラ「アズサお姉様に壁ドンされた時私ときめいたんです!」

 

カービィ「どんな風に?」

 

ペコラ「厳しい表情で私に命令する女性・・・もう胸がキュンキュンしちゃいました~!」

 

カービィ「ああよだれよだれ・・・」

 

ペコラ「ベルゼブブさんもお姉様候補だったんですけど、全然私を叱ってくれないんですよー?」

 

アズサ「私より似合いそうだけど・・・」

 

 

 

 

ベルゼブブ『チェックメイトじゃ。』

 

 

 

 

カービィ「うん。違和感無い。」

 

ペコラ「魔族でお力になれる事があったら、何なりとお申し付け下さいね!お姉様とお兄様の為に妹は力を尽くしますからー!」

 

アズサ「ありがとう・・・」

 

カービィ「何か悪いね・・・」

 

ペコラ『あの・・・お姉様。1つお願いがあるのですが・・・」

 

アズサ「えーと・・・何?」

 

ペコラ「私の頬にキスをして頂けませんか?」

 

アズサ「はぁ!?」

 

カービィ「ええ!?」

 

ペコラ「私の愛読書の中に妹分がお姉様にキスされるシーンがあって・・・それが好きで好きで堪らず私とても憧れていまして・・・」

 

アズサ「へー・・・」

 

カービィ(百合かな・・・?)

 

ペコラ「ほら。今なら誰も居ませんし。」

 

カービィ「いやいや僕が居るんだよ!?」

 

ペコラ「お兄様は特別なので気にしませんよ?」

 

アズサ「ちょ・・・ちょっと待って!キスって・・・」

 

ペコラ「キス位家族にだってするじゃないですか!その延長です!」

 

アズサ「しないよ!精々ハグ位だよ!」

 

カービィ「僕の場合はハイタッチだよ!!」

 

ペコラ「すべきです!妹には尚更ですー!」

 

アズサ「分かった~・・・頬にするだけだからね・・・」

 

ペコラ「ありがとうございます!お姉様!」

 

カービィ「じゃあ・・・ムードを盛り上げる為に花を出してあげようかな?」

 

ペコラ「それは最高ですね!お兄様!」

 

カービィ「コピー能力!ニンジャ!」

 

ニンジャカービィに変身。

 

カービィ「みだれ花ふぶき!!」

 

みだれ花ふぶきでムードを作ってあげた。

 

アズサ「目を閉じてなさい?ペコラ。」

 

 

 

 

 

 

廊下の方では。

 

ハルカラ「本当に怖かったんですよ〜?」

 

ファルファ「危なかったねー。」

 

シャルシャ「ギリギリだった。」

 

ライカ「もう少し慎重に行動して下さいね。」

 

ハルカラ「ん?あーーーーー!!」

 

 

 

 

アズサがペコラにキスする寸前でハルカラが大声を上げてしまった。

 

 

 

 

ハルカラ「お師匠様と魔王がで・・・でででで・・・出来てー・・・!」

 

アズサ「ああー!!」

 

ハルカラ「お師匠様って・・・女性が好きになっちゃうタイプの方だったんですか?そ・・・その・・・応援します!」

 

アズサ「違ーう!!違うから!勘違いだから!」

 

カービィ「もうハルカラいい加減にしてよ・・・」

 

ペコラ「お姉様との大切な時間に踏み込んで来るとは・・・あなた!何のデリカシーもないんですか!?絶対に許しません!処刑します!」

 

ハルカラ「えー!?」

 

アズサ「許してあげてー!ちゃんとキスするから!」

 

カービィ「ハルカラの事は僕が対処するから!!」

 

ペコラ「雰囲気が壊れたのでもう結構です!お姉様と妹のキスは絆を深める神聖な儀式なんです。唇が触れればいいと言うものではないのです!」

 

アズサ「難しいな・・・」

 

カービィ「今までより面倒臭いタイプ・・・」

 

ファルファ「ファルファ、ママにキスして貰った事ないかも。」

 

アズサ「ファルファ!・・・おいで。」

 

寄って来たファルファの頬にキスしてあげた。

 

ファルファ「わーい!ママにキスして貰ったー!やったー!やったー!」

 

シャルシャ「シャルシャも・・・」

 

同じくシャルシャにキス。

 

アズサ「嫌だった?」

 

シャルシャ「嫌じゃ・・・ない。」

 

ファルファ「ママ!ファルファからも!」

 

シャルシャ「シャルシャも。」

 

ファルファ・シャルシャ「ママ。ちゅっ。」

 

姉妹からのキス。

 

アズサ「皆にはハグー!」

 

ハルカラとライカにはハグ。

 

カービィ「ロザリー!」

 

ロザリー「兄貴ー!」

 

ゴーストカービィがロザリーとハグしてあげた。

 

アズサ「カービィには!」

 

カービィ「ハーイタッチ!」

 

2人がハイタッチで交わした。

 

ペコラ「でしたら私もー!」

 

アズサ「はいはい。」

 

ライカ「我は・・・あの人は苦手かも知れません。」

 

ハルカラ「私もどちらかと言うと駄目ですね・・・ああ言うお嬢様は何処かで世間の厳しさを味わうべきですね・・・」

 

カービィ「そうだハルカラ。」

 

ハルカラ「はい?何でしょう先生?」

 

カービィ「コピー能力。ベル。」

 

ベルカービィに変身。

 

ハルカラ「え?」

 

カービィ「ツインティンカー!!」

 

ベルを投げるツインティンカーでハルカラにぶつけた。

 

ハルカラ「ぎゃああーーーー!!!」

 

ライカ「カービィ様!?いきなり何を!?」

 

カービィ「本当に君はデリカシーの欠片すらないよ!!ペコラを気絶させたり失礼な事をぶつけたりして!!少しは反省しろ!!」

 

ハルカラ「はい・・・申し訳ありません・・・先生・・・」

 

ペコラ「ああそうだ。ライカさんでしたっけ?明日の式典ちょっと驚く事があると思いますよ!」

 

ライカ「え?」

 

 

 

 

 

 

翌日の式典会場。

 

アズサ「わー!凄い人!」

 

パーティドレスを着たアズサ達。カービィはマジックのハットと蝶ネクタイで身構えてる。

 

ベルゼブブ「今回ばかりは、妾も首が飛ぶ覚悟をしたぞ?」

 

ヴァーニア「自分もです。」

 

アズサ「ごめん・・・」

 

ハルカラ「以後行動を気を付けます・・・」

 

カービィ「もし破ったりしたら、分かってるよね?」

 

ハルカラ「はい先生!猛反省してます!」

 

 

 

 

ペコラ「皆様。本日はお忙しい中ご出席下さいましてありがとうございます。早速ですが魔族褒章を順番に授与したいと思います。」

 

 

 

 

魔族褒賞は次々と流れ。

 

ペコラ「次は平和部門です。レッドドラゴンとブルードラゴンの長年に渡る抗争を止めた高原の魔女アズサさんと高原の先生カービィさん。そしてレッドドラゴンのライカさんもどうぞ壇上へ。」

 

アズサとカービィとライカが壇上に上がった。

 

カービィ「昨日言ってた驚く事ってこれだったんだね。」

 

ペコラ「はい。もう1名。ブルードラゴンの代表フラットルテさん。壇上へどうぞ。」

 

アズサ・ライカ「え!?」

 

カービィ「フラットルテ!?」

 

ブルードラゴンのフラットルテが壇上に上がった。

 

ペコラ「フラットルテさんも再び抗争が起きないようブルードラゴンを取り纏めていますから、表彰されるべきかと。」

 

フラットルテ「ひ・・・久し振りだなライカ・・・」

 

ライカ「そうですね・・・」

 

アズサ「あなた人を驚かせるのが好きだね・・・」

 

ペコラ「では褒章です!それー!」

 

褒章の金メダルを投げ、4人がキャッチした。

 

アズサ(雑!!)

 

ペコラ「これでドラゴン同士の平和がより一層確かなものになりましたねー。魔族と争いを起こす人なんて居ませんよねぇ?」

 

フラットルテ「わ・・・分かっています・・・ブルードラゴンは何もしません・・・」

 

アズサ「これだけの舞台で宣言させられたら条約を破れっこない。ペコラ、あなたちゃんと考えてるんだ。」

 

ペコラ「魔族自体は超多民族国家ですから。魔王は種族協調のシンボルにならなければなりません。」

 

フラットルテ「では・・・フラットルテはお暇するのだ・・・用事的なものも色々残ってるし・・・」

 

そろそろと退散しようとしたが。

 

ペコラ「あ!私ちょっと思い付いたのですが。」

 

フラットルテ「ヒィッ!」

 

ペコラ「ブルードラゴンが反抗しないと言う証明を、お姉様とお兄様にもして貰いたいなーと。そうだ!フラットルテさんの角を撫でて下さい!」

 

フラットルテ「つ・・・つつ角は困るのだ!」

 

アズサ「角触られるのそんなに駄目なの?」

 

ライカ「ブルードラゴン特有の習俗なのですが、角を触らせると言う事は完全なる服従を意味します。」

 

ペコラ「じゃあライカさんに触って貰います?それだとレッドドラゴンによる完全支配と言う事になっちゃいますけど?」

 

アズサ「まぁ平和の為と言う事だし、触っておこうかな。」

 

カービィ「そこまで言うなら。」

 

フラットルテ「勝手にしろー!もー何とでもなれなのだー!」

 

カービィ「完全に諦めてる・・・」

 

アズサ「じゃあ失礼して・・・」

 

カービィ「ごめんねフラットルテ・・・」

 

2人がフラットルテの角を触る。

 

フラットルテ「うっ・・・ううぅぅぅ・・・ご先祖様・・・フラットルテは魔女と戦士に服従する事になりました・・・恥晒しとなった事をお赦し下さい・・・」

 

アズサ「そんな大袈裟な・・・」

 

カービィ「大丈夫?」

 

ペコラ「授与式は以上で終了となりまーす!」

 

 

 

 

 

 

褒章の授与式は終了し、カービィ達がリヴァイアサンに乗って帰る。

 

ファートラ「お帰りのアテンダントは私、ファートラが務めさせて頂きます。いらっしゃる際皆様にお乗り頂いていた者です。」

 

アズサ「ああ!その節は!」

 

ファートラ「逆に運転は妹のヴァーニアになります。残念ながら。」

 

カービィ「残念なの?」

 

アズサ「所で・・・あなたは何時まで居るのかな?」

 

カービィ「何でアズサの後ろにくっ付いてるの?」

 

フラットルテ「高原の魔女様と高原の戦士様に服従を誓ったので、ご主人様から片時も離れる事はありません。」

 

アズサ「家まで付いて来るって事!?」

 

フラットルテ「左様です・・・」

 

ライカ「アズサ様!カービィ様!高原の家にドラゴンは2人もいりません!フラットルテに故郷に帰るようご命じ下さい!」

 

フラットルテ「離れる時は自害するのがしきたりです。ご主人様を何処までもお守りせねばならないので。」

 

アズサ「しきたりがハードー。」

 

カービィ「玉砕まで覚悟してる・・・ってかペコラ!全て知った上で触らせたな!?」

 

ファートラ「皆様~。蜂蜜水をどうぞ・・・っ!」

 

突然ヴァーニアが揺れ出した。

 

アズサ「うおっ!」

 

躓いたファートラが蜂蜜水をうっかり飛ばしてしまったが、フラットルテが身体を張って守った。

 

ファートラ「申し訳ありません!」

 

カービィ「ファートラさん!さっきの揺れは何なの!?」

 

ファートラ「ヴァーニアです。きっとまた思い出し笑いでもして・・・」

 

すると伝声管からヴァーニアの声が。

 

ヴァーニア「ピンポーン。運転中のヴァーニアです。申し訳ありませんでした。2年前見た喜劇のネタが頭に浮かんでしまい・・・うしししし。」

 

ファートラ「馬鹿!」

 

カービィ「スパンな思い出し笑い!」

 

アズサ「フラットルテ・・・」

 

フラットルテ「この命の限りご主人様をお守り致します。」

 

アズサ「はぁ・・・ファートラ、お風呂借りて良い?カービィも来て。」

 

カービィ「え?ここ混浴ないんじゃ・・・」

 

ファートラ「ありますよ?」

 

カービィ「あるんかい!」

 

 

 

 

混浴。

 

アズサ「ねぇ。あなた絶対服従なんてしきたり理不尽だと思わない?」

 

カービィ「身体を張ってアズサを守ってたもんね。服従するのに理由とかあるの?」

 

フラットルテ「我々ブルードラゴンはかつて自らを屈服させた竜騎士に生涯服従しました。勝者が全てを得る、主人の命令は絶対、それが我々の価値観なのです。」

 

アズサ「じゃああなた死ねって言われたら死ぬの?」

 

フラットルテ「仰せとあらば死にます。それがブルードラゴンの矜持ですので。」

 

アズサ「はぁ・・・分かった。フラットルテ。あなたに1つ命令をします。高原の家に着いたら、私とカービィの命令を待たずに自分で考えて行動しなさい。服従なんて気持ちを捨てて自由に生きなさい。」

 

フラットルテ「それだと・・・どう生きて良いのか・・・」

 

カービィ「僕達の命令は絶対なんでしょ?命令を聞くのが、服従する君の役目だよね?アドバイスもするし、間違ったら注意もする。でもね、君は自主的に生きて行かなければダメだよ!君は自由!誰にも縛られないんだよ!」

 

フラットルテ「カービィ様・・・その命令は矛盾していますよ・・・」

 

カービィ「構わないよ。僕達は君の主人なんだから。」

 

フラットルテ「ご主人様・・・皆の所に戻る前に、1つお願いして良いですか?」

 

 

 

 

 

 

混浴から上がり、外でアズサがフラットルテに膝枕し、カービィはフラットルテに抱かれてる。

 

アズサ「えっと・・・このまま角と頭をなでれば良いの?」

 

フラットルテ「はい・・・」

 

カービィ「んで、僕は君にモチモチさせてくれと?」

 

フラットルテ「はい・・・」

 

アズサ「ま、いっか。」

 

フラットルテ「あ~・・・フラットルテはご主人様のものです~。」

 

アズサ(この子ブルードラゴンのリーダーとして気を張ってて弱みを見せたり、甘えたり出来なかったんだね。)

 

フラットルテ「ママ・・・」

 

アズサ(ママ?)

 

カービィ(幼児退行してる・・・)

 

ライカ「アズサ様とカービィ様のご迷惑になりますので、そろそろ離れましょうか!」

 

無理矢理カービィを取り上げ、膝枕から離した。

 

フラットルテ「ライカー!何で邪魔をするのだ!」

 

ライカ「あなたが変な事をしているので静止したまでです!」

 

フラットルテ「レッドドラゴンはつまらぬ事ばかりするな!変な事とは何だ!」

 

ライカ「膝枕で撫でて貰えてモチモチして貰えるなんて羨ま・・・じゃなくて!まるで犬じゃないですか!」

 

フラットルテ「犬などではない!フラットルテはご主人様に尽くす自由で従順なドラゴンなのだ!」

 

んなこんなで魔族の国への旅行は無事帰路に着く事が出来たけど・・・また一人新しい家族が増えました。騒がしくなりそうだな~。

 

ヴァーニア「うししししし!」

 

『END』




         キャスト

      カービィ:赤崎千夏
       アズサ:悠木碧
       ライカ:本渡楓
     ファルファ:千本木彩花
     シャルシャ:田中美海
      ハルカラ:原田彩楓
     ベルゼブブ:沼倉愛美
      ロザリー:杉山里穂
    フラットルテ:和氣あず未
       ペコラ:田村ゆかり
     ヴァーニア:小澤亜李
     ファートラ:伊藤美来

       魔族達:柳晃平
           高橋伸也
           酒井聖也



次回予告


カービィ「ライカとフラットルテは普段から言い争ってばかり。元々種族の因縁がある2人だけど、最近はどうやらお肉を沢山食べる事が出来ていないのがストレスに繋がっているようだ。そんな中タイミング良く現れたギルドのナタリーさんから、「大量発生している野生のロングハンマーイノシシを退治して欲しい」と言う、お腹いっぱいになれる素敵な依頼が舞い込んで来たんだ。」

次回・高原の魔女の偽物が出た

カービィ「偽物のアズサ・・・暴いてやる!」
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