今回、pixivにて遊戯王小説を投稿している探究者さんの『龍と共に道を歩く者』に登場する『サイバー・オーバー』が登場します。
アキラside
俺の名前は皇アキラ。ある人物によってこの世界とは別の世界、『融合次元』に転生した人間である。今回はプロフェッサーである赤馬零王の命令を受けて『シグナーの竜』と『四天の龍』のカードをこの男、如月刹那から2枚のカードを回収するようになっている。
プロフェッサーが何を考えているかは知らないがこれはチャンスだ。
コイツにデュエルで勝利し2枚のカードをプロフェッサーに献上することが出来れば今俺のデッキに入っているあのカードよりも強力なカードが貰え、ゆくゆくはこの世界の主人公である遊城十代を始末し奴のヒロインを全員俺の物にしハーレムを築くことだって夢では無いのだ!
故にこのデュエル、必ず俺が勝つ!
「俺様の先行ドロー!俺様は『プロト・サイバー・ドラゴン』を召喚!」
プロト・サイバー・ドラゴン ☆3 ATK1100
プロト・サイバー・ドラゴン
効果モンスター
星3/光属性/機械族/攻1100/守 600
このカードのカード名は、フィールド上に表側表示で存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
「そして魔法カード『融合』を発動!手札の『サイバー・ドラゴン』2体とフィールドにいる『プロト・サイバー・ドラゴン』で融合!!三体の機光龍が交わることによって、今ここに偉大なる機光龍が姿を現す!融合召喚!!現れろ、『サイバー・エンド・ドラゴン』!!」
鉄の体をした2体の機光龍『サイバー・ドラゴン』とフィールドにいるみすぼらしい鉄の体をした機光龍『プロト・サイバー・ドラゴン』が黒い渦の中へと入っていき、渦が光り輝きその光が消えると俺の場に三つの頭を持った巨大な翼を得た偉大なる機光龍『サイバー・エンド・ドラゴン』が咆哮を上げながら現れた。
サイバー・エンド・ドラゴン ☆10 ATK4000
サイバー・エンド・ドラゴン
融合・効果モンスター
星10/光属性/機械族/攻4000/守2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「『サイバー・エンド・ドラゴン』・・・厄介なモンスターが現れたな」
奴は俺の場に現れた『サイバー・エンド・ドラゴン』を警戒するように見ているがそんな事は無駄だ。何故ならこのターンで決着をつけるのだからな!
「俺は速攻魔法『時の女神の悪戯』を発動!これによりターンをスキップし俺のターンのバトルフェイズとなる!」
「なんだと!?」
時の女神の悪戯(アニメ効果)
速攻魔法
1ターンスキップし、自分のターンのバトルフェイズとする。
「バトルだ!『サイバー・エンド・ドラゴン』で奴にダイレクトアタック!!エターナル・エヴォリューション・バースト!!」
「手札の『バトル・フェーダー』の効果発動!ダイレクトアタックを受ける時、手札のこのモンスターを特殊召喚し、バトルフェイズを強制的に終了させる!」
『サイバー・エンド・ドラゴン』の三つの口から放たれた極太の光線が奴を襲うが、奴の前に現れた小さな悪魔『バトル・フェーダー』ご振り子時計のように鐘を鳴らすと障壁のようなものが発生し、『サイバー・エンド・ドラゴン』の攻撃を防いだ。
バトルフェーダー ☆1 DEF0
バトルフェーダー
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
「チッ、俺はこれでターンエンドだ」
ワンターンキルを決めるつもりだったがそう簡単にはいかないか。運の良い奴め。
だが、奴のデッキには俺の『サイバー・エンド・ドラゴン』を超える攻撃力を持ったモンスターがいるわけが無い。仮に破壊された所で俺のデッキにはまだあのモンスターがいるのだから問題ない。
アキラ:LP4000
手札:1枚
モンスター:サイバー・エンド・ドラゴン(攻)
魔法・罠:無し
刹那:LP4000
手札:4枚
モンスター:バトル・フェーダー(守)
魔法・罠:無し
アキラsideout
刹那side
「(『バトル・フェーダー』が手札にいなかったら負けていたな・・・)」
まさか『時の女神の悪戯』を使ってのワンターンキルを狙ってくるとは予想外だった。しかも相手の場にいるのは攻撃力4000の貫通能力を持つ『サイバー・エンド・ドラゴン』だ。このターンで何かしなければ次のターンで『バトル・フェーダー』を攻撃されて終わってしまう。
「俺のターンドロー!」
そして俺はデッキからドローしたカードを見るとそれは『邪帝ガイウス』だった。
邪帝ガイウス
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動する。そのカードを除外し、除外したカードが闇属性モンスターカードだった場合、相手に1000ダメージを与える。
「(よし、このカードなら何とかなるな)俺は『バトル・フェーダー』を生贄に『邪帝ガイウス』を召喚!『バトル・フェーダー』は場から離れたことによってゲームから除外される」
『バトル・フェーダー』が消え、代わりに俺の場に邪悪な瘴気を纏った鎧を着た闇の皇帝『邪帝ガイウス』が現れた。
邪帝ガイウス ☆6 ATK2400
「『ガイウス』の効果発動!このモンスターが生贄召喚に成功した時、フィールドのカード1枚を除外する。俺は『サイバー・エンド・ドラゴン』を除外!ディメンション・ホール!!」
『ガイウス』は右手を『サイバー・エンド・ドラゴン』に向けると黒球を放ち、黒球が当たった『サイバー・エンド・ドラゴン』はそのまま黒球に吸い込まれていき黒球と共に完全に消え去ってしまった。
「くそっ!『サイバー・エンド・ドラゴン』がこうも簡単にやられるとはっ!!」
奴は『サイバー・エンド・ドラゴン』が倒されたことに悔しさを隠せずに顔を歪ませる。だが、容赦はしない。
「バトルだ。『ガイウス』でプレイヤーにダイレクトアタック!」
『ガイウス』は拳に闇の瘴気を纏わせるとそのまま奴に叩きつけた。
「へぶっ!?」
アキラ:LP4000→1600
「俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」
これ以上攻撃を行うことは出来ないためカードを伏せてターンを終了させるが油断はしない。気を抜かず最後まで全力で自分のデュエルをする。
アキラ:LP1600
手札:1枚
モンスター:無し
魔法・罠:無し
刹那:LP4000
手札:2枚
モンスター:邪帝ガイウス(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
刹那sideout
アキラside
「クソがっ!!俺のターンドロー!」
まさか『サイバー・エンド・ドラゴン』がこうもあっさりと倒されるとは・・・しかも召喚するために手札をかなり使ってしまったので手札が心もとない。仕方が無いので俺はこのカードを使うことにした。
「俺は魔法カード『壺の中の魔導書』を発動し互いのプレイヤーはデッキからカードを3枚ドローする。さらに『強欲な壺』を発動しデッキから2枚ドロー」
強欲な壺
通常魔法
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
壺の中の魔導書(未OCG)
通常魔法
互いのプレイヤーはカードを3枚ドローする。
奴の手札も増やしてしまったがこれで奴を倒すために必要なカードは揃った。
「俺はライフを半分払って速攻魔法『サイバネティク・フュージョン・サポート』を発動!これによって俺は1度だけ融合召喚する時に墓地のカードを素材にすることが出来る!!」
アキラ:LP1600→800
サイバネティク・フュージョン・サポート
速攻魔法
ライフポイントを半分払って発動できる。
このターン、自分が機械族の融合モンスターを融合召喚する場合に1度だけ、その融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを
自分の手札・フィールド上・墓地から選んでゲームから除外し、これらを融合素材にできる。
「サイバネティック・フュージョン・サポート」は1ターンに1枚しか発動できない。
「俺は魔法カード『パワーボンド』を発動!墓地から2体の『サイバー・ドラゴン』をゲームから除外して融合召喚を行う!2体の機光龍が交わることによって、双頭の機光龍へと生まれ変われ!!融合召喚!!現れよ、『サイバー・ツイン・ドラゴン』!!」
2体の『サイバー・ドラゴン』が黒い渦の中へと入っていき、渦が光り輝きその光が消えると俺の場に双頭の機光龍『サイバー・ツイン・ドラゴン』が現れた。
サイバー・ツイン・ドラゴン ☆8 ATK2800
パワー・ボンド
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、機械族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズに自分はこの効果でアップした数値分のダメージを受ける。
サイバー・ツイン・ドラゴン
融合・効果モンスター
星8/光属性/機械族/攻2800/守2100
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
「そして!『パワー・ボンド』の効果によって『サイバー・ツイン・ドラゴン』の攻撃力は倍になる!!」
サイバー・ツイン・ドラゴン ATK2800→5600
「バトルだ!『サイバー・ツイン・ドラゴン』で『ガイウス』を攻撃!エヴォリューション・ツイン・バースト!!」
『サイバー・ツイン・ドラゴン』の片方の頭の口から放たれた極太のレーザー光線は『ガイウス』を飲み込み、『ガイウス』は撃破されその衝撃が奴を襲う
「くっ!」
刹那:LP4000→800
「『サイバー・ツイン・ドラゴン』は1度のバトルフェイズで2回攻撃することが可能!これで終わりだ!エヴォリューション・ツイン・バースト第二波ァ!!」
「手札の『クリボー』の効果発動!手札のこのカードを墓地に送ることで戦闘ダメージを0にする!!」
『サイバー・ツイン・ドラゴン』が反対の頭の口からレーザー光線が放たれたが、奴の目の前に『クリボー』が現れその攻撃を防いだ。
「さらに俺はトラップ発動!『ショック・ドロー』!!このターン、3200のダメージを受けたのでデッキからカードを3枚ドローする!」
ショック・ドロー(未OCG)
通常罠
バトルフェイズ終了時にのみ発動する事ができる。
このターン中に受けたダメージ1000ポイントにつき、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
「ちぃっ!しぶとい奴め!!俺は永続魔法『サイバー・ヴェール』を発動!これによって俺が受ける効果ダメージは全て無効になり、俺はその数値だけライフを回復する」
サイバー・ヴェール(オリカ)
永続魔法
(1):このカードが表側表示で存在する限り、自分が受ける効果ダメージは無効となり、自分はその数値分ライフを回復する。
(2):墓地のこのカードを除外することでデッキから『サイバー』と名のつくモンスター1体を手札に加えることが出来る。
「俺はこれでターンエンド。そしてこの瞬間、『パワー・ボンド』のデメリットによって俺は2800ポイントのダメージを受けるが、『サイバー・ヴェール』の効果でダメージは無効になり代わりに2800ポイントライフを回復する」
アキラ:LP800→3600
(チッ、ライフを削るのには成功したが奴にカードをドローさせ過ぎたな)
このターンで奴のライフを800まで削ることが出来たが、その代償として奴にカードをドローさせてしまった。だが問題ない。例え奴が『サイバー・ツイン・ドラゴン』を倒したところで手札にいる
俺は内心の笑みを隠しながらターンを終了した。せいぜい奴の足掻きを見させてもらおうか
アキラ:LP3600
手札:2枚
モンスター:サイバー・ツイン・ドラゴン(攻)
魔法・罠:サイバー・ヴェール(永続魔法)
刹那:LP800
手札:7枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
アキラsideout
刹那side
奴の場には『パワー・ボンド』の効果によって攻撃力が倍になっている『サイバー・ツイン・ドラゴン』がいる。厄介ではあるが俺のデッキならば
対処する手段はあるので問題ないが、奴のあの余裕そうな表情から何か企んでいる可能性は高いので警戒するに越したことはないな。
「俺のターンドロー。俺は墓地の闇属性モンスター『邪帝ガイウス』を除外し手札から『闇の精霊ルーナ』を特殊召喚する」
闇の精霊ルーナ ☆4 ATK1600
闇の精霊ルーナ
特殊召喚・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から闇属性モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
相手に500ダメージを与える。
「さらに『ヘルウェイ・パトロール』を召喚!」
ヘルウェイ・パトロール ☆4 ATK1600
ヘルウェイ・パトロール
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々のレベル×100ダメージを相手に与える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。
「レベル4のモンスターが2体。来るか、あのモンスターが」
どうやら奴は俺が何をするつもりなのか読んでいるようだが関係ない。このまま続ける!
「俺はレベル4の『闇の精霊ルーナ』と『ヘルウェイ・パトロール』でオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
☆4+☆4=★4
『ルーナ』と『ヘルウェイ・パトロール』が紫色の光の球となって黒い渦の中へと飛び込むと黒い渦は様々な光を飛ばしながら爆発した。
「闇に潜みし反逆の龍よ、その牙で敵を穿て!!現れよ、『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!!」
そして黒い煙の中、電気を走らせながら『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』が現れた。
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ★4 ORU2 ATK2500
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
エクシーズ・効果モンスター(OCG版)
ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2
(1):このカードのX素材を2つ取り除き、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分このカードの攻撃力をアップする。
「現れたか!『四天の龍』が!!」
『四天の龍』?奴は『ダーク・リベリオン』について何か知っているのか?いや、それもデュエルで奴を倒して聞き出せばいいだけの事だ。
「俺は『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の効果発動!ORUを2つ取り除き、『サイバー・ツイン・ドラゴン』の攻撃力を半分にし、その数値分『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の攻撃力を上げる!トリーズン・ディスチャージ!!」
『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の周囲を回っていた2つのORUが『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の体内に取り込まれると翼が展開し紫色の閃光で『サイバー・ツイン・ドラゴン』を縛り上げ、攻撃力を吸収した。
サイバー・ツイン・ドラゴン ATK5600→2800
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ORU2→0 ATK2500→5300
これで『ダーク・リベリオン』の攻撃力は奴のモンスターの攻撃力を上回った。奴の場にはカードもセットされていないのでここは責めるべきだ。
「バトル!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』で『サイバー・ツイン・ドラゴン』を攻撃!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」
『ダーク・リベリオン』がその身に紫電を纏わせ飛翔し、顎の鋭い牙に雷が集約し『サイバー・ツイン・ドラゴン』の機械の体を貫いた。
「ぐはっ!?」
アキラ:LP3600→1100
『サイバー・エンド・ドラゴン』に続いて『サイバー・ツイン・ドラゴン』も倒した。流れは完全に俺に来ていると思うが油断は禁物だ。
「俺はカードを2枚伏せてターンエンド」
アキラ:LP3600
手札:2枚
モンスター:無し
魔法・罠:サイバー・ヴェール(永続魔法)
刹那:LP800
手札:3枚
モンスター:ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(攻)
魔法・罠:リバースカード3枚
「俺のターンドロー。思ったよりもやるようだがそれもここまでだ」
「なんだと?」
奴はニヤリと笑みを浮かべながらそんなことを言ってきた。俺はそんな奴の態度に言いしれない不安を感じた。
「まずは魔法カード『魂の解放』を発動し墓地の『サイバー・ツイン・ドラゴン』と『プロト・サイバー・ドラゴン』を除外する」
魂の解放
通常魔法
お互いの墓地のカードを合計5枚まで選択し、そのカードをゲームから除外する。
(何を狙っている?)
『魂の解放』を発動してきたので俺の墓地のモンスターを除外するかと思ったが、何故か自分のカードを除外している。『次元融合』を使えばモンスターを一気に召喚できるがそのためには2000のライフを支払わなければならないのでライフが1100しかない奴にはそれも出来ない。一体奴は何を狙っているんだ?
「クックック、貴様に見せてやろう。『サイバー・オーバー』の偉大なる力を!!」
「『サイバー・オーバー』?」
奴は手札から1枚のカードを取りながら笑みを浮かべてきた。その手に握るカードから何か嫌な気配を感じて思わず固唾を飲んだ。
「このモンスターは5体以上の光属性モンスターが除外されている場合のみ特殊召喚できる。呪いの邪眼を秘めし機械の悪魔よ、その呪いで愚かな敵を殲滅せよ!現れろ、『サイバー・ガストレイゲイズ』!!」
奴の場に幾本の蛇のような触手に巨大な目玉が特徴的な機械の体をした悪魔のようなものが現れた。
サイバー・ガストレイゲイズ ☆10 ATK3600
サイバー・ガストレイゲイズ(探究者さんオリカ)
効果モンスター
レベル10/光属性/機械族/ATK3600/DEF3200
このカードは通常召喚できない。
5体以上の光属性モンスターが除外されている場合のみこのカードは特殊召喚する事ができる。
このカードの特殊召喚が成功した時、相手フィールド上に存在する全てのモンスターの攻撃力・守備力は半分になる。
このカードは魔法・罠・モンスター効果では破壊されない。
又、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ攻撃することができる。
「な、なんだ。このモンスターは・・・」
俺は目の前にいる『サイバー・ガストレイゲイズ』から感じる言い知れぬ恐怖にそれ以外の言葉が出なかった。
そして俺はこの後思い知るのだった。
『サイバー・オーバー』と呼ばれるこのカードの恐ろしさを・・・・
刹那sideout
タイタンside
私の名はタイタン。ある人物から今デュエルをしている遊城十代を闇のデュエルで倒すように依頼を受けている。今は奴の方がライフが多いが私の場には攻撃力の上がっている『スカル・デーモン』がおり、反対に奴は攻撃する手段ごないようで雑魚モンスターで守備を固めていた。
このまま進めば私の勝ちは揺らがないだろう。っと今は私のターンだったな。
「私のターンドロー。私は『ランサー・デーモン』を召喚」
ランサー・デーモン ☆4 ATK1600
ランサー・デーモン
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1400
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを攻撃対象とした自分のモンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
「バトル!『スカル・デーモン』で『フォレストマン』を攻撃!この瞬間、『ランサー・デーモン』の効果が発動し、これによって『スカル・デーモン』は攻撃力が相手の守備モンスターの守備力の差の分ダメージを与える!」
『スカル・デーモン』がその手に握る斧を『フォレストマン』に振り下ろすとそのまま破壊しその破壊された衝撃を遊城十代にダメージとして与えた。
「ぐあぁぁぁぁっ!?」
十代:LP6100→4600
ダメージを受けたことによって今度は奴の右腕が透けてきた。
「私はこれでターンエンドだ」
タイタン:LP3300
手札:1枚
モンスター:迅雷の魔王─スカル・デーモン(攻) スカル・デーモン(攻)
魔法・罠:でたら目 デーモンの斧(スカル・デーモン装備) 万魔殿─悪魔の巣窟─
十代:LP4600
手札:5枚
モンスター:E・HEROクリスタル・レディ(守)
魔法・罠:リバースカード3枚
「俺のターンドロー!くっ、俺は『E・HEROスパークマン』を召喚」
E・HEROスパークマン ☆4 ATK1600
E・HEROスパークマン
通常モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1600/守1400
様々な武器を使いこなす、光の戦士のE・HERO。聖なる輝きスパークフラッシュが悪の退路を断つ。
「バトル!『スパークマン』で『ランサー・デーモン』を攻撃!スパークフラッシュ!!」
「迎え撃て『ランサー・デーモン』!」
『スパークマン』が『ランサー・デーモン』に掌から電撃を放ち、『ランサー・デーモン』は電撃を受けながら『スパークマン』に近づくと槍となっている腕でその体を貫き2体は破壊された。
「俺はこれでターンエンドだ・・・」
遊城十代は為す術もないのか『ランサー・デーモン』を破壊しただけでターンを終わらせた。
「なら私のターンドロー。カードをセットしてバトル!『スカル・デーモン』で『クリスタル・レディ』を攻撃!」
「『クリスタル・レディ』の効果発動!デッキからこのモンスターと同じ攻撃力または守備力の『HERO』を墓地に送ることで破壊を無効にする。俺はデッキから守備力2000の『クレイマン』を墓地に送る!!」
『スカル・デーモン』が再び斧を振り下ろそうとするが、姫騎士のような鎧ドレスを着た青髪の女英雄『クリスタル・レディ』は目の前に水晶で出来た『クレイマン』の像を作り出すとその攻撃を水晶の『クレイマン』の像が防ぎ、破壊を免れた。
E・HEROクリスタル・レディ(オリカ)
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻1000/守2000
(1):1ターンに1度、このモンスターが戦闘で破壊される時、代わりにデッキから同じ攻撃力または守備力の『HERO』と名のつくモンスターを墓地に送ることで破壊を無効に出来る
「むぅ破壊できなかったか。なら私はこれでターンエンドだ」
奴の場のモンスターを破壊できなかったが問題ない。このままいけば私の勝ちは間違いないのだから奴が何をしようと問題無いはずだ。
私がこのデュエルの勝利を確信してエンド宣言をしたその時だった。
「大丈夫か十代!!」
遊城十代の名前を叫びながら奴と同じ赤い制服を着た少年がこの場に現れた。
タイタンsideout
十代side
(くそっ、このままじゃ負けちまう・・・)
前のターン、『クリスタル・レディ』の効果で『スカル・デーモン』の攻撃を防げたが奴が攻撃力2000以上のモンスターを召喚すれば破壊されてしまう。
さらに闇のデュエルの影響なのか、意識が朦朧としてきた。その時だった。
「大丈夫か十代!!」
彩人の声が聞こえたので声のした方を見ると洞窟の入口にここまで走ってきたのか肩で息をしている彩人がいた。
「ぬぅっ!!まさか他の人間がここにやって来るとは!?まぁいい貴様もこれを見ろ!」
彩人の登場に驚いたタイタンは首に下げていた千年パズルを彩人に向けると千年パズルは光出した。
「させるか!」
「なにィっ!?」
しかし、彩人はデッキからカードを1枚取りだしそのカードを手裏剣のように投げ、そのカードはタイタンの千年パズルの目の部分に突き刺さった。
すると千年パズルから光が失われたのと同時に俺達の透けていた体の部分が元通りになっていた。
「そうか!その千年パズルによる光とこの煙がアンタのインチキの正体だったんだな!!」
恐らく最初に俺が『ノヴァマスター』でタイタンにダメージを与えた時に千年パズルからダメージを受けると体を透けてるように見える錯覚を与える催眠術のような光を放ち、それを誤魔化すためなどの理由に使っているこの煙を使ってこのデュエルが闇のデュエルだと錯覚させたのだろう。
「バレてしまっては仕方がない。依頼を果たせないことは悔しいがこれ以上貴様とデュエルする必要などない!!」
タイタンはそう言うと懐から煙幕玉を地面に投げつけその場を去ろうとする。
「逃がすか!待て!」
俺は逃げるタイタンを追おうとしたその時だった。突如、床から光が溢れたかと思えば黒い渦が発生しそれはこの場にいる俺達全員を取り込み、気がついたら俺達は暗黒の世界に立っていた。
「お前、性懲りも無くまたイカサマを!」
「ち、違う!私は何もしていない!・・・なっ、なんだ!?」
暗闇より現れた大量の黒いスライムのような小型モンスターが俺たちに向かって襲いかかってきた
「くっ、来るなぁ!助け・・・うわぁああああぁぁぁぁ!」
タイタンがそのモンスターの波に呑まれ、次には俺の足元にも群がってきた。
『クリクリ~!クリ~!』
デュエルディスクから『ハネクリボー』が実体化し、モンスターを追い払う
「ハネクリボー!・・・そうか、守ってくれるのか・・・それは心強いぜ」
『クリ~!』
俺は『ハネクリボー』に感謝の言葉を言うと『ハネクリボー』は目を細めながら笑みを浮かべてくれた。そしてタイタンの方を見るとタイタンを襲っていたモンスターの姿が消えていたが代わりにタイタンが怪しげな気配を纏っていた。
「デュエルを続けるぞ、遊城十代」
感情の籠っていない声をしたタイタンがデュエルディスクを構え直しながらそう言ってきた。そのあまりの変わりように不気味さを感じるがデュエルはまだ続いているのだから俺もデュエルディスクを構え直す。
そして、俺はこの後思い知ることになるのだった。本当の闇のデュエルの恐ろしさを・・・
十代sideout
「今日の最強カードは『パワー・ボンド』!機械族専用の融合魔法だ!」
パワー・ボンド
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、機械族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズに自分はこの効果でアップした数値分のダメージを受ける。
刹那「このカードを使って融合召喚された機械族融合モンスターの元々の攻撃力は倍になるため今回の『サイバー・ツイン・ドラゴン』のように高い攻撃力による連続攻撃を行ったり、『サイバー・エンド・ドラゴン』や『古代の機械究極巨人』のような貫通能力を持つ高い攻撃力を持つモンスターで1ターンキルを狙うこともかのうだ」
十代「でもエンドフェイズにその上がった数値分のダメージを受けるデメリットがあるからそれに気をつける必要があるぜ」
刹那「だから『パワー・ボンド』を入れるならダメージを無効にする『サイバー・ジラフ』や逆にライフ回復に変える『レインボー・ライフ』などをデッキに入れた方がいいな」
十代「次回も楽しみにしてくれよな!!」
こんにちは有頂天皇帝です。今回登場した『サイバー・ガストレイゲイズ』はpixiv出小説を投稿している探究者さんの小説『龍と共に道を歩く者』に登場する『サイバー・オーバー』の一枚です。この作品では今後、今回のように他作者さんから許可を貰えばその作品のカードが出てくることもあります。そして、次回で特待生寮でのデュエルは終了しますが、その後の展開である制裁デュエルで相手として出て欲しいキャラとかいたら教えてください。今のところ相手は3人にする予定で1人はみなさんもよく知っている虫野郎です。
オリカデッキありかなしか
-
あり
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なし