刹那side
特待生寮での出来事があった翌日、皇アキラとの闇のデュエルによって気絶していたため詳しいことを俺たちを特待生寮から連れ帰ってくれたカオスブラックの生徒の1人であり十代の幼馴染みである蒼龍院氷華さんが教えてくれた。
十代がタイタンと名乗る不法侵入者と闇のデュエルを行ったこと、デュエルに勝利したが闇に飲み込まれそうになった所を蒼龍院さん達が助けた事、そしてこれから特待生寮に入った事について鮫島校長から処罰が言い渡されるだろうと言われた。
そして鮫島校長に呼ばれて校長室に来たのは俺と十代、彩人、カオスブラックの蒼龍院さんと四ノ宮さん。そして校長室には鮫島校長の他にクロノス先生と確か倫理委員会のリーダーの女がいたが・・・
「「た・・・退学~!?」」
突然の退学処分を通告されて十代と彩人は思わずそう叫んだ。鮫島校長とクロノス先生は何か言いたそうな顔をしているが、俺はその内容を話している倫理委員会のリーダーの女の話をまず聞くことにした。
「そうだ。オシリスレッドの遊城十代、黒鉄彩人、オベリスクブルーの如月セツナの3名は本日未明、廃寮となっている特待生寮に侵入したので退学処分とする。そして、同じく廃寮に入ったオベリスクブルーの天上院明日香、藤原雪乃、ツァン・ディレ、宮田ゆまは成績優秀な事と本人たちの意識が無かったことから1週間の停学処分とする。尚、特待生寮に入ってはいないが門限を破ったオシリスレッドの前田隼人、丸藤翔、オベリスクブルーの兜山甲平の3名はデュエルに関するレポートの提出とする」
倫理委員会のリーダーの女から語られた処分の内容を聞いて藤原たちが大した処分にならなくて十代が一安心しているが状況は最悪というか納得のいかないものだ。いきなり退学処分というのもそうだが今回の出来事の原因ともいえる天上院が大した処罰になっていないことがおかしい。そもそもだ
「おい、皇アキラの処分はどうなっている。奴も俺たちと同じように特待生寮にいた奴が何故なんの処分も出されてないんだ」
そう、この女は俺たちの処分については言ったがあの場にいたもう1人である皇アキラについて何も言っていない。おかしいと思った俺はその事を尋ねるがそれに対して奴は顔をしかめるだけで何も言わない。流石におかしいと思った俺はその事を追求しようとしたがそれよりも先にクロノス先生が倫理委員会のリーダーに追求してきた。
「どういうことナノーネ?私たちは皇アキラなんて名前を今初めて聞きましたノーネ」
「そ、それは・・・」
クロノス先生は倫理委員会のリーダーに怒りを隠さずその事を言及しようとするが、倫理委員会のリーダーは口篭るだけで何も喋ろうとしない。
「その事についてですが、私から話させてもらってもよろしいでしょうか?」
蒼龍院さんが手を挙げてそう言う。
そしてこの場にいる十代と彩人、四ノ宮さん以外の全員は知る事になる。大切な存在に害をなそうとする存在に対して蒼龍院さんがどのような態度をとるのかを・・・
刹那sideout
氷華side
私は内心目の前にいる倫理委員会という害虫を処理したいと思いながらその事を顔に出さないようにしながら鮫島校長とクロノス教諭に話し始めた。だがその前に
「では話をする前に鮫島校長とクロノス教諭にこちらの写真を見てもらいたいのですがよろしいですか?」
「私は構いません」
「私もですーノ」
私は鮫島校長とクロノス教諭から許可を取ると机の上にまず皇アキラの顔が写っている1枚の写真を置いた。
「こちらが特待生寮に侵入していた皇アキラです」
「オベリスクブルーの生徒のようですが・・・クロノス先生は彼を知っていますか?」
鮫島校長は皇アキラの写真を見て一瞬反応したように見えたが一瞬だったためによくわからない。鮫島校長はクロノス教諭に確認をするが、クロノス教諭は首を横に振った。
「私も全ての生徒の顔と名前をだいたいは覚えていまスーガ、彼のような目立つ生徒はいませんーノ」
「これはどういう事ですかな?」
「そ、それは・・・」
クロノス教諭の言葉を聞いた鮫島校長は確認するように害虫に話しかけるが、害虫は冷や汗をかきながら何とか誤魔化そうとしているがそんな事を許すわけが無い。
「そもそも何故十代たちが退学となるのですか?確かに門限を超えた外出の禁止や廃寮が立ち入り禁止であることは校則で書かれていますが、その処罰として退学なんてどこにも書かれていませんよね?」
「た、確かにそうだったノーネ・・・」
私の言葉を聞いてクロノス教諭は思わずそう呟きますが、流石に冗談ですよね?先生ならそこら辺の校則もちゃんと覚えてて欲しいです。っと話を続けなくては行けませんね。
「それに倫理委員会の方々はどうやって十代たちが特待生寮に入った事を知っているのですか?この事は今回処分を受ける当人たちと私を含めた数人のカオスブラックの生徒、そしてこの場にいる鮫島校長とクロノス教諭に話はしましたが、倫理委員会にはその事をまだ話していないはずですが?」
「そ、それは匿名の連絡があったからだ」
私の質問に対して害虫は嫌な顔をしながらそう言う。そんなもので誤魔化せると思っているとは予想通り過ぎて呆れを通り越して感心させられる。
「そうですか。そんな不確かな情報で生徒を退学にさせようとするだなんて無能もいい所ですね。倫理委員会なんて名乗らず給料泥棒とでも名乗ったらどうですか?」
「くっ!」
害虫が私を睨んでくるが無視する。こんな害虫と話すよりも先にまだ話すべきことはあるのだから。
「私とここにいる四ノ宮さん。そしてここにはいない宮本くんとレインさんは夜中にブルー女子寮から出ていく天上院さんの姿を見たと鮎川先生から連絡を貰い、そして天上院さんたちを探している時に特待生寮から悲鳴が聞こえました。それで中に入るとそこには十代達の他にも場所は異なりますがその皇アキラと闇のデュエリストと名乗るタイタンを発見しました」
「闇のデュエリストでスート?」
闇のデュエリストという言葉を聞いてクロノス教諭が怪訝そうな顔をする。別に本当のことを話してもいいが話が拗れるかもしれないのでここでは詳しいことを言わないことにした。
「本人はそう名乗っていましたが実際はインチキを使った闇のデュエルを行ったらしいです。そしてそのタイタンからこのような物を預かりました」
私は制服のポケットから2枚の紙を取り出すとそれらを机の上に置いた。
「それは・・・・領収のようですが。『高田純二朗様へ、貴方が支払う金額は80万円とさせていただきます。闇のデュエリスト タイタンより』・・・」
「こっちには『オベリスクブルー男子制服 ¥50000円 才原静』と書かれてまスーノ・・・どういう事なノーネ!」
領主書の内容を読んだ鮫島校長とクロノス教諭は害虫こと才原静を問い詰める。
「こ・・・こんなものは捏造です!!彼女が私に罪を被せるために用意したものに決まってます!!彼女はそこにいるオシリスレッドのクズたちの幼馴染みなんですから!!」
害虫は怒鳴るように私を指さしながらそう言う。私はその醜い姿に呆れるが十代と彩人の2人をクズ扱いするようなゴミに慈悲を与えるほど私は優しくない。徹底的に潰すために私はボイスレコーダーを取り出すと再生を始めた。
『それは今回の依頼に関しての領主書だ。何故かこの学園の制服を指定の場所に置くようにも言われたがな。依頼内容はオシリスレッドの遊城十代という生徒を『闇のデュエル』で消すというものと別依頼でその制服をデュエル場に置くことだ。まぁ、ターゲットの遊城十代の友人である少女たちが特待生寮に入ってくれたおかげで遊城十代を誘き寄せるのは簡単だったがなぁ。それと島への侵入は簡単だったぞ。依頼人が前もって倫理委員会とやらに対して買収したとかで誰にも見つからず廃寮へと入れたぞ』
タイタンの証言が終わると害虫は顔を青くしその場に膝から崩れ落ちた。
「これはもう立派な証拠ですね。クロノス先生、高田くんに連絡を入れてこちらへお呼びください。それから才原くん」
「っ!!」
鮫島校長はクロノス教諭に高田という十代に害を与えようとしたゴミを呼ぶように言った。次に鮫島校長は害虫に声をかけると害虫はビクッと肩を震わせた。
「君には期待をしていただけに残念です。処分を下すまでの間は自室で待機してもらいます」
「は、はい・・・」
鮫島校長の言葉に対して害虫はか細い声で返事をするとよろよろと歩きながら校長室から出ていき、それに続くようにクロノス教諭もまた高田に連絡を入れるために校長室を出ていった。
「さて遊城くん達には悪いですが、再度調査し直してから君たちの処分を追って連絡させていただきます」
「その、処罰ってやっぱり退学の可能性もまだあったりするんですか?」
その鮫島校長からの言葉から十代は退学が確定ではなくなった事を理解するが、それはあくまでも確定していないだけで退学がなくなった訳では無いのでその事が十代にとって不安で思わず尋ねてしまったようだ。
「流石に即退学はありませんが、遊城くんたちには退学回避をかけた『制裁デュエル』を受けてもらう可能性が高いです」
「制裁デュエル、ですか」
制裁デュエルという初めて聞く単語に彩人たちは首をかしげる。まぁそれも仕方がないことでしょうね。デュエルアカデミアが創立してから制裁デュエルが行われたのも数える程度しかないために殆どの生徒が知らないのですから。
「簡単に言えばアカデミア側が用意したデュエリストとデュエルをしてもらい、それに勝てば退学は免れるということです」
「へへっ。なんだよ分かりやすくていいじゃん」
鮫島校長の説明に十代は笑みを浮かべる。その表情を見て可愛らしいと思ってしまい頬を緩ませそうになりましたが流石に今そうなるのはまずいので気を引き締めて表情を変えないようにしなくては・・・
「詳しい話は後ほどお知らせしますので今日のところはこれで話は終わりです」
「わかりました。それでは失礼致しました」
鮫島校長にそう言われて私たちは校長室を退出した。これで一先ず十代たちが即退学になることは無くなったので安心するがそれもこれからの行動しだいだ。恐らく原作で迷宮兄弟が相手だったように相手はプロかそれと同等の実力者だと予想できる。
十代の実力は確かに原作よりも高くなってはいるがそれでもプロ相手に通じるかと言われると不安を感じる。なので制裁デュエルが決まるまでの間に少しでも勝率を上げるために彼らの手伝いをしましょう。
氷華sideout
才業side
「まったく、任務に失敗した上に捕まるとは情けないですね・・・」
私は今不審者として捕まっている融合次元のアカデミアの刺客である皇アキラくんを連れてこの島に秘密裏に造られている研究所へとやって来ていた。
ここでは精霊のカードや『決闘龍』や『No.』などの特殊なカード、それらに関する事などデュエルに関する非合法な実験を行っている。当然この場所のことは鮫島師範は勿論、この学園のオーナーである海馬瀬人ですら知らないというか知られないように隠蔽している。
「さてそろそろ時間ですかね」
私は研究所の奥にある次元転移装置が置いてある部屋に入ってある人物が来るのを待とうとしているとちょうど迎えがやって来た。
「お待たせして申し訳ありませんね。何分こちらの方も色々と立て込んでおりましてね」
そう言いながら次元転移装置から現れたのは融合次元のアカデミアのプロフェッサーである赤馬零王の側近にして科学者のドクトルだ。
「いえこちらも先程来たところですから問題はありませんよ」
「そうですか。それにしても貴重なカードを与えられておきながら敗北するとは彼も情けないですね・・・」
私はドクトルに対して特に気にしていないことを言うとドクトルもそれ以上は私に何か言うことも無くまだ気絶している皇アキラを見るとため息をついた。
「ですが全くの無駄という訳ではありませんね。彼がデュエルしてくれたおかげで如月刹那が所有する2体のドラゴンのデータを得ることが出来たのですから結果は上々と言ったところですかね」
ドクトルはそう言いながら皇アキラのデュエルディスクを手に持つと先日行われた如月刹那とのデュエルデータを抜き始めた。私には理解できないがドクトルというより赤馬零王はこの世界の『シグナーの竜』や精霊のカードなどの特殊なカードに対して並々ならぬ興味を抱いており、我々サイバー流に力を貸しているのもそれらのカードを集めるためらしい。
障害になると恐れている割にその力を求めるとは私には理解できない事だが、それらのカードの力を使えば精霊の力やデュエルエナジーを使ってアカデミアで造られた『サイバー・ガストレイゲイズ』よりもさらに強力なカードを造れるのだから協力するのになんの問題もない。
「では私はこれで失礼致しますね。まだ私にもやらねばならない仕事が山のようにあるのですから」
「ええ分かりました。後始末はこちらですませておきますので決してそちらの事はバレませんよ」
「それではまた会いましょうね」
ドクトルは私に対してそう言うと部下に皇アキラを運ばせて融合次元へと帰っていった。この後の皇アキラがいなくなったことの誤魔化しをする事が大変な作業だと理解しているがこれをやらなくては勘のいいものにバレる恐れがあるのだからな。
(まぁせいぜい利用させてもらいましょうかね。最強の『サイバー・オーバー』さえ完成すれば彼らにはもう用はありませんからね)
私は内心融合次元のアカデミアに対してそんな事を考えながら誰にも見つからないように研究所を出ていくのだった。
しかし私はこの時気がついていなかった。私たちの会話を隠れて聞いている存在がいた事を・・・
才業sideout
蓮side
「やはり才業教頭は融合次元と繋がりがあったようだな」
『ハッ!それに何やら『シグナーの竜』や『四天の龍』などにも関心をもっているように思えました』
「となると『決闘龍』や『No.』に対しても同じ関心を持っていてもおかしくはないか・・・ご苦労だったジェネラル。下がっていいぞ」
『かしこまりました坊っちゃま!!それでは失礼!!』
「坊っちゃまはやめろっ・・・」
カオスブラックの自室にて俺は才業教頭の後をつかせていた『インフェルニティ・ジェネラル』からの報告を聞き終えるとカードに戻るように言うと素直にカードへと戻っていった。しかし、いくら言ってもコイツは俺の事を坊っちゃま呼びしてるのは正直頭が痛い・・・
「しかしどうするか。奴が融合次元と繋がりがあるとわかったとしても何かできるというわけではないからな・・・」
そう。確かに才業が融合次元と繋がりがあることがわかったがそれだけであり、奴に対して何かができる訳では無い。俺の勘が間違っていなければサイバー流全体が関わっており下手をすればこの学園の半数以上が奴らの手駒と化している可能性が高い。
サイバー流の師範代である奴ならばその程度の事は片手間でやれるだろうし、元からこの学園の生徒たちはサイバー流が掲げているリスペクトデュエルなどという自分たちにとって都合のいいもので甘い汁を吸っているのだから融合次元の連中の侵略にすら手を貸すだろうな。
「やはりこちらも協力者を増やす必要があるな。候補としてはやはり遊城十代や如月刹那、そしてその周辺の人間たちだな」
実力や人間性などの問題を考えてもやはりその辺が妥当だろうが、遊城十代を協力者にしようとすれば蒼龍院氷華が黙っていない事を考えれば慎重に考えた方がいいな。俺はこれからの事を考えていた時だった。
コンコン
「誰だ?」
部屋のドアをノックする音が聞こえたので俺は座っていたベッドから立ち上がるとそのままドアの前までいき扉を開いた。扉の前にいたのは俺と同じカオスブラックの生徒であるレイン恵だった。
「そろそろ夕食の時間・・・」
「ん、そうかもうそんな時間に──」
「私のご飯を作って欲しい」
「・・・毎日俺にそう頼んでくるがたまには自分で作ったりとかは」
「ない」
「はぁ・・・」
レインがこうして俺に飯を要求してくるのは今日が初めてなことではない。というかコイツがカオスブラックに上がってからほぼ毎日俺がコイツの飯を作っていた。一応、他の寮と同じように寮での食事は学園側が提供してくれているのだが何故かコイツは俺に飯を作るように頼んでくる。
「まぁいい、ちょうど俺も腹が減ったところだからついでに作ってやる。何が食いたい」
「カレー」
「樺山先生の所に食いにいけよ・・・」
レインはいつもカレーをお願いしてくるが、この学園にはプロ顔負けのカレーを作れるイエロー寮の寮長である樺山先生がおり、頼めば他寮の生徒でも気軽に作ってくれるのだから樺山先生に頼めと何度も言っているがあまり聞かないので正直諦めている。
その後、レインの要望通りカレーを作ると一緒に夕食を食べ軽く情報交換を終えてからレインは自室に戻って行った。
蓮sideout
???side
「さぁ日向くん!レイラくんのフィアンセの座をかけてデュエルをしようじゃないか!!」
「・・・・・・」
(どうしてこんなことになってしまったんでしょうか・・・)
私、レイラ・マルカルは何故か恋人である日向アキトとテニス部部長のオベリスクブルーの綾小路ミツル先輩による私のフィアンセの座をかけたデュエルに巻き込まれてしまっていた。
私はいつも通りアキトとカフェで一緒にお茶を楽しんでいたのだが、そこをたまたま通りかかった綾小路先輩が私にナンパしてきてそれをアキトが止めたかと思えば気づいたら私のフィアンセの座をかけたデュエルが始まってしまいました。本当にどういうことなのでしょうか?っとそろそろデュエルが始まりますね。
「「
綾小路:LP4000
アキト:LP4000
「先行は僕だねドロー。僕は魔法カード『スマッシュエース』を発動!デッキトップをめくりそのカードごモンスターカードならば相手に1000ポイントのダメージを与える。デッキトップのカードはモンスターカード『メガ・サンダーボール』。よって君に1000ポイントのダメージ!!」
「・・・・・・」
アキト:LP4000→3000
最初にダメージを与えたのは綾小路先輩ですがアキトは気にした様子もなくただ綾小路の行動を見ていた。
スマッシュエース(未OCG)
通常魔法
デッキの一番上のカードをめくる。
そのカードがモンスターカードだった場合、相手に1000ポイントのダメージを与える。
めくったカードは墓地に送る。
メガ・サンダーボール
通常モンスター
星2/風属性/雷族/攻 750/守 600
地面を転がり回り、周囲に電撃を放つボール。
「さらに手札から魔法カード『サービスエース』を発動!このカードの効果により、君は僕が手札から選んだカードの種類をあてる。もし外したら君は1500ポイントのダメージを受けてもらう」
「またバーンカードか」
「悪いけどこれも立派な戦術さ、さぁこのカードの種類を当ててごらん?」
連続でバーンカードを使ってくる綾小路先輩にアキトはそう呟くが別にその戦術を非難している訳では無いでしょう。バーンもまた立派な戦術ですし私たちの知り合いにもバーン使いはいるのですから。
「魔法カードだ」
「本当にそれでいいのかい?」
「問題ない」
アキトは綾小路先輩が選んだカードを魔法と宣言すると綾小路先輩は選んだカードを公開した。
「残念。僕が選んだのはモンスターカード『プラズマ・ボール』さ。よってこのカードを除外し君に1500ポイントのダメージを与える!」
「・・・・・・」
アキト:LP3000→1500
サービスエース(未OCG)
通常魔法
自分の手札からこのカード以外のカードを1枚選択し、相手にそのカードの種類を当てさせる。
当たった場合はそのカードを破壊する。
ハズレの場合はそのカードをゲームから除外し、相手に1500ポイントのダメージを与える。
プラズマ・ボール
効果モンスター
星3/光属性/雷族/攻 900/守 900
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、このカードを破壊する。
「[[rb:30>サーティーン]]-[[rb:0>ラブ]]。僕はカードを1枚伏せてターンエンドだ。さあ!君の実力を僕に見せてくれたまえ!!」
綾小路先輩はカードを伏せると私にキラリと言う音が聞こえそうな笑顔を向けてきたが無視してアキトがどのような展開を見せてくれるのかを見る。
綾小路:LP4000
手札:2枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
アキト:LP1500
手札:5枚
モンスター:無し
魔法・罠:無し
「俺のターンドロー。俺は『ワイズ・コア』を召喚」
綾小路先輩を無視してアキトが召喚したのはアキトのデッキの中核を担うモンスターを呼ぶために必要なモンスターで、機械でできている白い卵のような姿をし、中心が開かれそこから青い光の玉が照らしている『ワイズ・コア』だった。
ワイズ・コア ☆1 ATK0
ワイズ・コア
効果モンスター (TF5オリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果によって破壊された時、自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「機皇帝ワイゼル∞」「ワイゼルT」「ワイゼルA」「ワイゼルG」「ワイゼルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。
「おいおい、攻撃力が0の雑魚モンスターを攻撃表示で召喚だなんて何を考えているんだい?今なら表示形式の変更を認めてあげてもいいよ?」
綾小路先輩はアキトの場に召喚された『ワイズ・コア』を見て小馬鹿にしながらどこからか取りだした櫛で髪をセットし始める。正直アキトをバカにする先輩の態度にムッとなるがすぐに取りなす。どうせこの勝負はアキトの勝ちなのだからここで何か言う必要はありませんから。
「必要ない。俺は自分の場の『ワイズ・コア』を破壊し、魔法カード『クラッシュ・ストーム』を発動します。このカードの効果でその伏せカードを破壊します」
「くっ!伏せていた『レシーブエース』が破壊されるとは・・・だけどこれで君の場にモンスターはいなくなったよ?」
伏せていたのは『レシーブエース』ですか。あのまま攻撃していたら危険でしたがこれで問題ありませんね。それにこれでアキトのデッキに眠るあのモンスターたちが召喚できる。
クラッシュ・ストーム(オリカ)
通常魔法
(1):自分の場にあるカード1枚を破壊することで発動できる。相手の場の魔法・罠カード全てを破壊する
レシーブエース
通常罠
相手モンスター1体の直接攻撃を無効にし、
相手に1500ポイントのダメージを与える。
その後、自分はデッキの上からカードを3枚墓地へ送る
「破壊された『ワイズ・コア』の効果発動。このカードが破壊されたことでデッキ・手札・墓地からある五体のモンスターを特殊召喚する。現れろ、機皇帝ワイゼル」
砕かれた『ワイズ・コア』から5つの光が飛び出すと光はそれぞれ『ワイゼル
ワイゼルA ☆1 ATK1200
ワイゼルG ☆1 DEF1200
ワイゼルC ☆1 ATK800
ワイゼルT ☆1 ATK500
機皇帝ワイゼル∞ ☆1 ATK0
「『機皇帝ワイゼル∞』の攻撃力は俺のフィールドにいるこのカード以外の『ワイゼル』と名のつくモンスターの攻撃力分アップする。よって『機皇帝ワイゼル∞』の攻撃力は──」
機皇帝ワイゼル∞ ATK0→2500
ワイゼルA
効果モンスター (TFオリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻1200/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
ワイゼルG
効果モンスター (TFオリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻 0/守1200
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、このカードに攻撃対象を変更することができる。
ワイゼルC
効果モンスター (TFオリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻 800/守 600
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
ワイゼルT
効果モンスター (TFオリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻 500/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
機皇帝ワイゼル・∞(TFオリジナル)
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない
「さらに永続魔法『一族の結束』を発動。墓地に全てのモンスターが同じ種族の場合、自分のフィールドの同じ種族のモンスターの攻撃力は800アップする」
ワイゼルA ATK1200→2000
ワイゼルG ATK0→800
ワイゼルC ATK800→1600
ワイゼルT ATK500→1300
機皇帝ワイゼル∞ ATK2500→3300
「さらに『ワイゼル』たちの攻撃力がアップしたので『機皇帝ワイゼル∞』の攻撃力もその分アップする。よって『機皇帝ワイゼル∞』の攻撃力は──」
機皇帝ワイゼル∞ ATK3300→6500
一族の結束
永続魔法
(1):自分の墓地の全てのモンスターの元々の種族が同じ場合、自分フィールドのその種族のモンスターの攻撃力は800アップする。
「そ、そんな・・・」
綾小路先輩は『機皇帝ワイゼル∞』の攻撃力に顔を青くさせ体をガクガクと震わせる。どうやらあの様子だと手札に攻撃を防ぐ手段はなさそうですね。
「バトル。『機皇帝ワイゼル∞』でダイレクトアタック。ステンレス・スチール・スラッシュ」
『機皇帝ワイゼル∞』の左腕となった『ワイゼルA』が剣を展開するとそのまま綾小路先輩を斬り裂いた。
「う、うわああああああ!?」
綾小路:LP4000→-2500
アキトの攻撃によって綾小路先輩のライフを削りきり、このデュエルはアキトの勝利で決着が着いた。
「そ、そんな・・・オベリスクブルーの僕がワンターンキルされるだなんて・・・う、うわ~ん!!」
綾小路先輩はアキトに負けたことがショックだったのか項垂れたかと思えば泣きながら走り去っていきました。正直情けなさ過ぎて声も出ませんでした。
「いこうかレイラ。遅れるとリョウたちから色々と言われる」
「そ、そうですね。急いで行きましょう」
私はアキトに手を引かれてそのまま仲間であり友人であるリョウたちが待っている場所へと一緒に向かうのだった。
そしてリョウたちと合流した私とアキトは互いに情報交換をしつつこれからの事について話し始めた。ユキヤが盗聴した情報から融合次元の人達が既に動き始めている事がわかった。その事から私達も動き始めなくてはならないと嫌でも思い知らされるのだった。
レイラsideout
十代「今日の最強カードは『機皇帝ワイゼル∞』!!」
機皇帝ワイゼル・∞(TFオリジナル)
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない
刹那「その効果からシンクロキラーとしてアニメ遊戯王5D'sでも主人公である不動遊星たちを苦しめたことで有名なモンスターだな」
十代「そして『機皇帝ワイゼル∞』の攻撃力は他のパーツたちの攻撃力の合計だから今回のように『一族の結束』などを使ってパーツたちの攻撃力を上げれば『機皇帝ワイゼル∞の攻撃力もアップするぜ!』」
刹那「また、OCG化された『機皇帝』にはパーツがなく1枚のカードとして存在しており、どちらも優秀なカードであるがその使い道は異なるのでもしTF5や6でデッキを作る場合は気をつけような」
十代「どちらのカードもシンクロモンスターにとって厄介なのは変わりはないモンスターだぜ!」
刹那「また、他にも『機皇帝』は存在するがそれらの出番は今後の展開に期待してくれとしか言いようがないな」
十代「次回もよろしくな!」
あとがき
みなさんこんにちは有頂天皇帝です。今回から制裁デュエルの話が始まりますが最初の時点から原作と異なる展開になっています。最後の方で『コードギアス亡国のアキト』のキャラである日向アキトとレイラ・マルカルが登場しテニス部部長の熱血男こと綾小路ミツルとのデュエルにてアキトに『機皇帝』を使わせましたがどうでしょうか?アキトたちがKMFのパイロットであったことから機械族デッキにしましたが何か意見があったら教えて貰えると嬉しいです。また、次の話では探究者さんの許可を得て千雨さんと翔の初デュエルを参考にした話になると思います。探究者さん本当にありがとうございます!!
制裁デュエルが終了してから数話してからオリジナル編を始める予定ですが、今のところARC-Vキャラを出す予定ですが、他にも5D'sやZEXALのキャラを出そうかなど考えているのですが誰が出てほしいとか意見やリクエストがあったら参考にさせていただきます。
オリカデッキありかなしか
-
あり
-
なし