遊戯王GX 決闘者たちが歩む物語   作:有頂天皇帝

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まえがき

制裁デュエルの二回戦の相手は天馬夜行です。


第18話 強敵登場!?ラフ・ダイヤモンドの天馬夜行

十代side

 

「彩人は勝ったみたいだな」

 

 俺は控え室で1人、そう言って喜ぶ。

 

 館内放送で聞こえたクロノス先生による彩人の勝利宣言を聞いて俺はホッと胸を撫で下ろした。

 

 彩人が強いのは知っていたがそれでも相手はプロデュエリストなためにもしかしたらと考えてしまったが杞憂だったな。

 

「次は俺の番か」

 

 俺はそう言ってデュエルディスクを腕にはめてデッキをセットするとデュエルリングへ向かうために控え室を出ようと扉を開けると扉の前に幼なじみの1人である宮田ゆまが立っていた。

 

「十代さん、今大丈夫ですか?」

 

「別に大丈夫だけど、どうかしたのか?」

 

「その・・・そろそろ十代さんの番ですけど、大丈夫なのかと思いまして・・・」

 

 ゆまは心配そうな表情でそう聞いてきた。正直いつもの俺ならどんな相手だろうと全力でデュエルをして楽しんでやる!って意気込みでいけただろうが、やはり自身の退学がかかっていると思うと少し不安になる。

 

 そう思っていると顔に出ていたのかゆまが俺の手を両手でギュッと握ってきた。

 

「ゆま?」

 

「大丈夫です」

 

いきなりのゆまの行動に俺が驚いているとゆまは先程のような心配そうな表情ではなく優しく微笑みながら言葉を続ける。

 

「十代さんの実力はみんな知ってます。だから、何時ものようにデュエルを楽しめば十代さんならどんな相手でも絶対、大丈夫です!!」

 

ゆまはそう言って俺を激励してくれた。俺はそれを聞いて思わず一瞬呆気に取られたがすぐに気を引き締めてゆまに声をかける。

 

「ありがとなゆま。おかげで気持ちが楽になったぜ」

 

「えへへ。そう言って貰えると私も嬉しいです」

 

俺はゆまにお礼を言うとゆまは照れながら笑顔を浮かべてそう言ってくれた。さて、それじゃあいくか!

 

「頑張ってくださいね十代さん!」

 

「おう!いってくるぜ!!」

 

俺はゆまと別れてデュエルリングへと向かう。ゆまと話したおかげでさっきまで感じていた不安はなくなり、むしろこれから始まるであろうデュエルに対するワクワクが抑えきれそうになかった。その時だった。

 

「どうやら心配は杞憂だったみたいね」

 

入口の扉近くに立っている雪乃が声をかけてきた。その隣にはツァンもおり、どうやらゆまと同じようにデュエル前に話しかけに来てくれたようだ。

 

「まぁ十代のことだから大丈夫だとは思ってたけどね」

 

「ふふ、そういう割には十代が来るまで心配そうにしてたじゃない?」

 

「ちょ、ちょっと雪乃!?」

 

顔を赤く染めながら雪乃に顔を向けるツァンを雪乃はからかうように笑みを浮かべていた。そんなふたりのいつもの光景に俺はつい苦笑いをしてしまう。

 

「2人ともありがとうな。それじゃあいってくるぜ!!」

 

俺は2人にそう言って礼を言うとデュエルリングへと歩いていく。既にデュエルリングには対戦相手である長い緑髪の男性が立っていた。

 

「すいません待たせたみたいで・・・」

 

俺はそう言って対戦相手である男性に頭を下げる。それに対して男性は俺に・・・

 

「いえ問題ありません。こちらが早くついていただけですので」

 

男性は微笑みながらそう言ってくれた。その口調からして遅れたことに対して気にしてないようだ。

 

『それでーは、これより制裁デュエル第二回戦を始めるノ~ネ!!』

 

クロノス教諭がマイクを片手にした解説を始める。

 

『二回戦は我が校からはオシリスレッドのシニョール十代!!そしてその対戦相手はあのインダスリアルイリュージョン社のあのペガサス会長が集めた優秀なデュエリストたちである『ペガサス・ミニオン』のトップである天馬夜行!!』

 

俺の対戦相手である男性──天馬夜行さんがあのペガサス会長が認める優秀なデュエリストだと聞いて会場全体がどよめいた。

 

それも仕方が無いことだろう。デュエルモンスターズの始祖とも呼べるべき存在のペガサスが認めた存在なのだがらその実力はかなりのものだと言うことがわかる。

 

故に観客席の方から俺が勝てないと思っているのか諦めムードになっているのが分かる。だけど俺はむしろそんな強敵と戦えることに胸のワクワクが止まりそうにないぜ!

 

「では始めましょうか」

 

「おう!何時でもやれるぜ!!」

 

そう言って俺と夜行さんは互いにデュエルディスクを展開する。そして・・・

 

「「[[rb:決闘>デュエル]]!!」」

 

 

夜行:LP4000

 

 

十代:LP4000

 

 

十代sideout

 

 

夜行side

 

ペガサス様の命を受けて今回のデュエルを受けることになったが相手はあの遊城榛名の義弟である遊城十代なので油断せずにデュエルをしましょう。デュエルディスクのルーレットの結果、私が先行となった。

 

「私のターンドロー。魔法カード『手札抹殺』を発動。互いのプレイヤーは手札を全て捨てて捨てた枚数デッキからカードをドローする。私は5枚捨てて5枚ドロー」

 

「なら俺も5枚捨てて5枚ドローするぜ」

 

 

手札抹殺

通常魔法

手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれが捨てた枚数分デッキからドローする

 

 

「私はライフを1000払って永続魔法『ドラゴノイド・ジェネレーター』を発動します。このカードは1ターンに2度まで自分のフィールドに『ドラゴノイドトークン』を攻撃表示で呼び出せます」

 

 

夜行LP:4000 → 3000

 

 

私のの背後に現れた卵型の機械がズラリと並び――

 

「私は2度効果を使用し、2体の『ドラゴノイドトークン』を特殊召喚します」

 

その卵型の機械の2つから、逆さにしたチェスの駒のような身体を持つ小さな青いドラゴンが生れ落ち、宙にフワフワと浮かんでいた

 

 

ドラゴノイドトークン ☆1 ATK300

 

 

ドラゴノイドトークン ☆1 ATK300

 

 

ドラゴノイド・ジェネレーター

永続魔法

1000LPを払ってこのカードを発動できる。

このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。

(1):自分メインフェイズに発動できる。「ドラゴノイドトークン」(機械族・地・星1・攻/守300)1体を自分フィールドに攻撃表示で特殊召喚する。

この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

このターンのエンドフェイズに、相手は「ドラゴノイドトークン」1体を自身のフィールドに攻撃表示で特殊召喚しなければならない。

 

 

「さらに私は永続魔法『冥界の宝札』を発動します。そしてフィールドの2体の『ドラゴノイドトークン』を生贄に『闇の侯爵ベリアル』を召喚します」

 

2体の青いドラゴンが消えるとそこには黒い羽を生やし、白く長い髪。何処となく丸っこい黒い鎧に身を包み、白いマントを翻しながら現れた『闇の侯爵ベリアル』その手に握る黒い大剣を地面に突き刺す。

 

 

闇の侯爵ベリアル ☆8 ATK2800

 

 

闇の侯爵ベリアル

効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2400

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は「闇の侯爵ベリアル」以外の自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターを攻撃対象に選択できず、魔法・罠カードの効果の対象にする事もできない。

 

 

「『冥界の宝札』の効果で2枚ドロー。そして墓地の『レベル・スティーラー』の効果発動。『闇の侯爵ベリアル』のレベルを1つ下げることで墓地から特殊召喚する。私はこの効果を2回使い墓地から2体の『レベル・スティーラー』を特殊召喚する」

 

『闇の侯爵ベリアル』の頭上に8つの星が浮かび上がるとそのうちの2つの星が天道虫『レベル・スティーラー』となり地面に降り立った。

 

 

闇の侯爵ベリアル ☆8→☆6

 

 

レベル・スティーラー ☆1 DEF0

 

 

レベル・スティーラー ☆1 DEF0

 

 

冥界の宝札

永続魔法

(1):自分がモンスター2体以上をリリースしたアドバンス召喚に成功した場合に発動する。自分はデッキから2枚ドローする。

 

 

レベル・スティーラー

効果モンスター

星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。

(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。

 

 

「私はカードを2枚伏せてターンエンド。エンドフェイズにあなたは自分の場に『ドラゴノイドトークン』を特殊召喚しなければなりません」

 

「なら俺の場に特殊召喚させてもらうぜ」

 

『ドラゴノイド・ジェネレーター』の効果で遊城十代の場にトークンを出すことになってしまったがこの程度は必要経費。まずはこの布陣で相手の出方を見させて貰いましょう。

 

 

ドラゴノイドトークン ☆1 ATK300

 

 

夜行:LP3000

手札:3枚

モンスター:闇の侯爵ベリアル(攻) レベル・スティーラー(守) レベル・スティーラー(守)

魔法・罠:ドラゴノイド・ジェネレーター(永続魔法) リバースカード2枚

 

 

十代:LP4000

手札:5枚

モンスター:ドラゴノイドトークン(攻)

魔法・罠:無し

 

 

夜行sideout

 

 

十代side

 

 

いきなりの最上級モンスターの登場には驚かされたけどまだデュエルは始まったばかりだ。

 

「俺のターンドロー!俺は『E・HEROエアーマン』を召喚!!召喚時効果でデッキから『E・HEROシャドー・ミスト』を手札に加えるぜ」

 

 

E・HEROエアーマン ☆4 ATK1800

 

 

 

E・HEROエアーマン

星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、

以下の効果から1つを選択して発動できる。

●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。

●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。

 

 

「そして手札から魔法カード『融合』を発動!!手札の『E・HEROシャドー・ミスト』と場にいる炎属性の『ドラゴノイドトークン』で融合!!影に潜みし英雄よ、炎の小さな機械の竜と交わりて炎を支配せし英雄へと生まれ変われ!融合召喚!現れろ、『E・HEROノヴァマスター』!!」

 

『E・HEROシャドー・ミスト』と『ドラゴノイドトークン』の背後に出現した渦の中へと入り、渦が消えるとそこには炎のような赤い鎧を纏った英雄『E・HEROノヴァマスター』が現れていた。

 

 

E・HEROノヴァマスター ☆8 ATK2600

 

 

融合

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

 

 

E・HEROノヴァマスター

融合・効果モンスター

星8/炎属性/戦士族/攻2600/守2100

「E・HERO」モンスター+炎属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

「墓地に送られた『E・HEROシャドー・ミスト』の効果でデッキから『E・HEROブレイズマン』を手札に加えるぜ」

 

 

E・HEROシャドー・ミスト

効果モンスター

星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1500

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。

(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の「HERO」モンスター1体を手札に加える。

 

 

「そして『E・HEROノヴァマスター』に装備魔法『龍殺しの剣』を装備して攻撃力を700アップするぜ」

 

これで『ノヴァマスター』の攻撃力が『ベリアル』の攻撃力を超えた。

 

 

E・HEROノヴァマスター ATK2600→3300

 

 

龍殺しの剣

装備魔法

戦士族モンスターにのみ装備可能。

(1):装備モンスターの攻撃力は700アップする。

(2):装備モンスターがドラゴン族モンスターと

戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。

装備モンスターと戦闘を行ったそのモンスターは

そのバトルフェイズ終了時に破壊される。

 

 

「バトルだ!『E・HEROノヴァマスター』で『闇の侯爵ベリアル』を攻撃!フレイムスラッシュ!!」

 

『ノヴァマスター』がその手に握る剣の刃に炎を纏わせると勢いよく振り下ろし、炎の斬撃が『闇の侯爵ベリアル』に迫る。

 

「永続罠『六芒星の呪縛』を発動。これによりあなたの『E・HEROノヴァマスター』は攻撃を行えず表示形式を変更することもできません」

 

しかし、『E・HEROノヴァマスター』の攻撃が当たる瞬間、夜行さんの伏せカードがオープンしそこから六芒星が描かれた魔法陣が出現し、『E・HEROノヴァマスター』はその魔法陣に拘束されて身動き取れなくなってしまった。

 

 

六芒星の呪縛

永続罠

相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。

選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

 

 

「くっ!俺はこのままターンエンドだ」

 

今の手札に伏せられるカードがないためこのままターンを終えるしかできない。おそらく次のターンもまた最上級モンスターが出てくるはずだ。充分警戒しなくちゃな。

 

 

夜行:LP3000

手札:3枚

モンスター:闇の侯爵ベリアル(攻) レベル・スティーラー(守) レベル・スティーラー(守)

魔法・罠:ドラゴノイド・ジェネレーター(永続魔法) リバースカード1枚 六芒星の呪縛(永続罠)

 

 

十代:LP4000

手札:3枚

モンスター:E・HEROエアーマン(攻) E・HEROノヴァマスター

魔法・罠:龍殺しの剣(ノヴァマスター装備)

 

 

「私のターンドロー。私は再び『ドラゴノイド・ジェネレーター』の効果を2度発動し『ドラゴノイドトークン』を2体特殊召喚します」

 

 

ドラゴノイドトークン ☆1 ATK300

 

 

ドラゴノイドトークン ☆1 ATK300

 

 

夜行さんはまずは前のターンと同じように『ドラゴノイドトークン』を場に出してきた。

 

「『六芒星の呪縛』を墓地に送り魔法カード「『マジック・プランター』を発動します。これによりデッキから2枚ドロー」

 

夜行さんが『マジック・プランター』を発動してくれたことで『ノヴァマスター』の動きを縛る『六芒星の呪縛』がなくなった。

 

 

マジック・プランター

通常魔法

(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。

自分はデッキから2枚ドローする。

 

 

「そして私は『レベル・スティーラー』2体と『ドラゴノイドトークン』1体を生贄に捧げる」

 

「3体の生贄だって!?」

 

夜行さんがモンスターを三体生贄にして召喚を行うことに俺は思わず声を上げてしまった。デュエルモンスターズの中で3体のモンスターを生贄にして召喚するモンスターはあのデュエルキング武藤遊戯の『三幻神』を筆頭にどのモンスターも強力な効果を持っている。夜行さんは一体どんなモンスターを出てくるんだ?

 

「雷鳴轟かせし戦士よ、その剣技をもって稲妻を切り裂け!現れよ、『ギルフォード・ザ・ライトニング』!!」

 

2体の『レベル・スティーラー』と『ドラゴノイドトークン』に向かって空から雷が落ちると土煙に包まれた。そしてその土煙を切り裂くようにして大剣片手に握る筋骨隆々の褐色肌の鎧を身にまとった仮面の戦士『ギルフォード・ザ・ライトニング』が現れた。

 

 

ギルフォード・ザ・ライトニング ☆8 ATK2800

 

 

ギルフォード・ザ・ライトニング

効果モンスター

星8/光属性/戦士族/攻2800/守1400

このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。

(1):モンスター3体をリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した場合に発動する。

相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

 

 

「三体のモンスターを生贄に召喚した『ギルフォード・ザ・ライトニング』の効果発動。相手フィールドのモンスターを全て破壊します。ライトニング・サンダー!!」

 

『ギルフォード・ザ・ライトニング』がその手に握る大剣を振り下ろすと剣先から稲妻が走り、『ノヴァマスター』と『エアーマン』に稲妻が当たるとそのまま破壊されてしまった。

 

「くっ!?」

 

「『冥界の宝札』の効果で2枚ドロー。そして『ギルフォード・ザ・ライトニング』のレベルを2つ下げて墓地より再び『レベル・スティーラー』を2体特殊召喚します」

 

 

ギルフォード・ザ・ライトニング ☆8→6

 

 

レベル・スティーラー ☆1 DEF0

 

 

レベル・スティーラー ☆1 DEF0

 

 

「魔法カード『カード・アドバンス』を発動。デッキの上から5枚カードを確認し好きな順番でデッキの上に戻します。そしてこれにより私はこのターンもう一度生贄召喚を行えます。私は『レベル・スティーラー』と『ドラゴノイドトークン』を生贄に『堕天使アスモディウス』を召喚します」

 

夜行さんの場に新たに黒い翼を広げ黒い鎧をまとった男の堕天使『堕天使アスモディウス』が現れた。

 

 

堕天使アスモディウス ☆8 ATK3000

 

 

カード・アドバンス

通常魔法

(1):自分のデッキの上からカードを5枚まで確認し、好きな順番でデッキの上に戻す。

このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ

モンスター1体をアドバンス召喚できる。

 

 

堕天使アスモディウス

効果モンスター

星8/闇属性/天使族/攻3000/守2500

このカードはデッキ・墓地からの特殊召喚はできない。

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。

(2):自分フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。自分フィールドに「アスモトークン」(天使族・闇・星5・攻1800/守1300)1体と、「ディウストークン」(天使族・闇・星3・攻/守1200)1体を特殊召喚する。「アスモトークン」は効果では破壊されない。「ディウストークン」は戦闘では破壊されない。

 

 

これで夜行さんの場にこれで3体の最上級モンスターが揃ってしまった。

 

「『冥界の宝札』の効果で2枚ドロー。そしバトル、まずは『闇の侯爵ベリアル』でダイレクアタック!!」

 

「させるか!墓地の『超電磁タートル』の効果発動!デュエル中に一度、墓地のこのカードを除外してバトルフェイズを終了させる!!」

 

『ベリアル』が俺に向かって大剣を振り下ろしてきたが、大剣が当たる直前に俺の周囲に電磁のバリアが発生しその攻撃を弾いて防いだ。

 

 

超電磁タートル

効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻 0/守1800

このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

(1):相手バトルフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。そのバトルフェイズを終了する。

 

 

「防がれましたか・・・私はカードを1枚伏せてターンエンドです。そしてエンドフェイズ時にあなたの場に『ドラゴノイドトークン』特殊召喚します」

 

再び俺の場に『ドラゴノイドトークン』が現れた。

 

 

ドラゴノイドトークン ☆1 ATK300

 

 

夜行:LP3000

手札:5枚

モンスター:闇の侯爵ベリアル(攻) ギルフォード・ザ・ライトニング(攻) 堕天使アスモディウス(攻) レベル・スティーラー(守) 

魔法・罠:ドラゴノイド・ジェネレーター(永続魔法) リバースカード2枚 

 

 

十代:LP4000

手札:3枚

モンスター:無し

魔法・罠:無し

 

 

十代sideout

 

 

氷華side

 

「流石は『ペガサス・ミニオン』のトップにして最強のデュエリストですね」

 

「えぇ。昔からその実力は高かったですが武藤遊戯と遊城榛名のデュエルを通してその実力をさらに高めています」

 

私は今VIP専用に用意された観戦室にてペガサス会長と天馬月行と共にモニター越しに十代と夜行のデュエルを見ていた。

 

「流石は夜行デスね。十代ボーイをこうも容易く翻弄するとは・・・」

 

一人椅子に座っているペガサスはワイングラスを片手に2人のデュエルを楽しそうに観戦していた。

 

「しかし十代ボーイの目にはまだ諦める様子も見れないどころかどう攻略するか燃えている目をしてマース」

 

「当然です。十代なら例え絶望的な状況に追い込まれようと最後まで諦めずにデュエルをするんですから」

 

私が自慢げにそう語るとペガサス会長は面白そうに笑みを浮かべていた。

 

「その通りデース。そうでなくてはこのカードたちを彼に託すことはできまセーン」

 

ペガサス会長はチラリと机の上に置かれているアタッシュケースに目を向けながらそう言った。その中にはインダスリアルイリュージョン社が新たに制作したカードたちが入っており、今日ペガサス会長がここに訪れたのも優秀なデュエリストを見つけてカードを託すのが目的の一つらしい。現に私もペガサス会長からカードを貰っています。

 

「それより氷華さん、例の件ですが・・・」

 

「分かっています。皇アキラの事ですよね」

 

月行さんが私に聞いてきたことは先日、拘束状態にあったはずの皇アキラが島からいなくなっていた。その事は何故か彼と関わった制裁デュエルの参加者たちにも知らされておらず鮫島校長たちも気にしていなかった。

 

「私の予想ですけど皇アキラがいなくなったのは鮫島校長、あるいは才業教頭たちサイバー流の関係者が関係しているのではないかと思われます」

 

「そうですね。しかし現状では証拠もありませんからなんとも言えませんね」

 

そうなのだ。確かに鮫島校長たちが怪しいと言ったもののそれはあくまで私の主観でしかなく証拠となり得るものは何も無い。しかし、以前から鮫島校長たちは何か隠しているように思えるのでどうも怪しくて仕方がない。

 

「その事は現在海馬ボーイも秘密裏に調査してマス。ここはその結果を知ってから行動することにしまショウ。とりあえず今は2人のデュエルを楽しみまショウ」

 

ペガサス会長がそう言ってモニターに視線を戻したので私と月行さんもそちらに視線を向ける。

 

 

氷華sideout

 

 

夜行side

 

 

(やはりこの攻撃は防がれてしまいましたか)

 

前のターン、『超電磁タートル』の効果でこちらの攻撃は防がれてしまったが防御札を使わせたと考えれば御の字でしょう。

 

「俺のターンドロー!魔法カード『ミラクル・フュージョン』を発動!!墓地の『E・HEROリキッドマン』と光属性の『E・HEROスパークマン』をゲームから除外して融合!!液体を操りし英雄よ、雷を操りし英雄と交わりて輝きの英雄へと生まれ変われ!融合召喚!現れろ、『E・HEROTheシャイニング』!!」

 

『リキッドマン』と『スパークマン』が融合し、背中に光り輝く光輪が付いている白金の鎧を纏った英雄『E・HEROTheシャイニング』が現れた。

 

 

E・HEROTheシャイニング ☆8 ATK2600

 

 

ミラクル・フュージョン

通常魔法

(1):自分のフィールド・墓地から、

「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

 

 

E・HEROリキッドマン

効果モンスター

星4/水属性/戦士族/攻1400/守1300

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):このカードが召喚に成功した時、「E・HERO リキッドマン」以外の自分の墓地のレベル4以下の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

(2):このカードが「HERO」融合モンスターの融合召喚の素材になり、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。

 

 

E・HEROスパークマン

通常モンスター

星4/光属性/戦士族/攻1600/守1400

様々な武器を使いこなす、光の戦士のE・HERO。聖なる輝きスパークフラッシュが悪の退路を断つ。

 

 

E・HEROTheシャイニング

融合・効果モンスター

星8/光属性/戦士族/攻2600/守2100

「E・HERO」と名のついたモンスター+光属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

このカードの攻撃力は、ゲームから除外されている自分の「E・HERO」と名のついたモンスターの数×300ポイントアップする。

このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、ゲームから除外されている自分の「E・HERO」と名のついたモンスターを2体まで選択し、手札に加える事ができる。

 

 

「融合素材としてゲームから除外された『E・HEROリキッドマン』の効果でデッキからカードを2枚ドローして1枚捨てる。そして『E・HEROTheシャイニング』の攻撃力はゲームから除外されている『HERO』の数×300アップする。よって『E・HEROTheシャイニング』の攻撃力は600アップするぜ!」

 

 

E・HEROTheシャイニング ATK2600→3200

 

 

これで『Theシャイニング』の攻撃力は私の場にいるモンスターたちの攻撃力を上回った。

 

「バトルだ!『E・HEROTheシャイニング』で『闇の侯爵ベリアル』を攻撃!!オプティカルストーム!!」

 

『Theシャイニング』が両手の掌に光を収束させると『ベリアル』に向かって鋭い光が『ベリアル』の体を貫き、破壊した。

 

「くっ!」

 

 

夜行:LP3000→2600

 

 

「『ドラゴノイドトークン』を守備表示に変更し、俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

夜行:LP3000

手札:5枚

モンスター:ギルフォード・ザ・ライトニング(攻) 堕天使アスモディウス(攻) レベル・スティーラー(守) 

魔法・罠:ドラゴノイド・ジェネレーター(永続魔法) リバースカード2枚 

 

 

十代:LP4000

手札:2枚

モンスター:E・HEROTheシャイニング(攻) ドラゴノイドトークン(守)

魔法・罠:リバースカード2枚

 

 

「私のターンドロー。私は『ギルフォード・ザ・ライトニング』を守備表示に変更し、そのままバトルフェイズに移行し『堕天使アスモディウス』で『ドラゴノイドトークン』を攻撃します」

 

今の手札では『Theシャイニング』を倒せないのでここは『ドラゴノイドトークン』だけを破壊しておく。

 

「私はこれでターンエンドです」

 

「俺のターンドロー!俺はこのまま『E・HEROTheシャイニング』で『堕天使アスモディウス』を攻撃!オプティカルストーム!!」

 

再び『Theシャイニング』の掌から光が放たれると『堕天使アスモディウス』の体を貫き破壊した。

 

 

夜行:LP2600→2400

 

「ですが破壊された『堕天使アスモディウス』の効果を発動します。私のフィールドに『アスモトークン』と『ディウストークン』を特殊召喚します」

 

破壊された『アスモディウス』がいた場所に青と赤の色をした『アスモトークン』と『ディウストークン』が現れた。

 

 

アスモトークン ☆5 ATK1800

 

 

ディウストークン ☆3 ATK1200

 

 

「くっ、モンスターを増やしちまったか・・・なら俺はこれでターンエンドだ」

 

十代さんは悔しそうにエンド宣言を行った。このまま守りを固めたところでジリ貧なのは目に見えている。故に早い段階で何とかしなくてはならない。

 

「私のターンドロー」

 

っ!どうやらいいカードを引けたようですね。

 

「私は『アスモトークン』、『ディウストークン』、『レベル・スティーラー』の三体を生贄に、神に仕えし従属神たちの王よ、その雄々しき雄叫びで刃向かう敵を恐怖で震わせよ!!現れよ、『神獣王バルバロス』!!」

 

フィールドに大量の雷が降り注ぎ、地面がヒビ割れるとそこから噴火のように地面から飛び出してきた下半身が黒い獣の四足で上半身は引き締まった筋肉をした金の長い鬣と顎部分の機械的な鬣を靡かせながら赤い槍と青い盾を両手で構えながら獅子の如し顔をした神獣は雄叫びを上げ大気を震わせた。

 

 

神獣王バルバロス ☆8 ATK3000

 

 

「『冥界の宝札』の効果で2枚ドロー。そして『神獣王バルバロス』の効果発動。このモンスターが3体を生贄にして召喚した時、相手フィールドのカード全てを破壊する。サンダー・ボンバー!!」

 

『バルバロス』がその手に握る赤い槍を地面に突き刺し雄叫びを上げると頭上に暗雲があらわれ、十代さんの場に向かって雷が降り注ぐ。『Theシャイニング』は雷に向かって光を放って抵抗するが全てを防ぐことは出来ずそのまま伏せカード事破壊され、十代さんの場はがら空きになった。

 

 

神獣王バルバロス

効果モンスター

星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200

(1):このカードはリリースなしで通常召喚できる。

(2):このカードの(1)の方法で通常召喚したこのカードの元々の攻撃力は1900になる。

(3):このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。

(4):このカードがこのカードの(3)の方法で召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドのカードを全て破壊する。

 

 

「くっ!『ミラーフォース』も破壊されたかっ!?だが、破壊された『E・HEROTheシャイニング』とセットカードの『やぶ蛇』の効果発動!!『E・HEROTheシャイニング』が破壊され墓地に送られた時、ゲームから除外されている『HERO』を2体手札に加える。俺は『E・HEROリキッドマン』と『E・HEROスパークマン』を手札に加える。そしてセット状態で破壊された『やぶ蛇』の効果でデッキから『フレンドック』を守備表示で特殊召喚する!!」

 

しかし彼もタダでは転ばないのか、手札を増やしつつ守備モンスターを出してきた。

 

 

フレンドック ☆3 DEF1200

 

 

やぶ蛇

通常罠

(1):セットされているこのカードが相手の効果でフィールドから離れ、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。

デッキ・EXデッキからモンスター1体を特殊召喚する。

 

 

「なら私は『バルバロス』のレベルを2つ下げて墓地より再び『レベル・スティーラー』を2体特殊召喚します」

 

 

神獣王バルバロス ☆8→6

 

 

レベル・スティーラー ☆1 DEF0

 

 

レベル・スティーラー ☆1 DEF0

 

 

「そしてフィールドのレベル6となった『ギルフォード・ザ・ライトニング』とレベル1の『レベル・スティーラー』2体をリリースして手札から『獣神王バルバロス』を特殊召喚します」

 

そして三体のモンスターたちが姿を消すのと同時に雷鳴が鳴り響き、地中から現れたのは『神獣王バルバロス』と瓜二つの姿をしているよ螺旋を描く赤い槍とより頑強になった青い盾を構えて『獣神王バルバロス』が現れた。

 

 

獣神王バルバロス ☆8 ATK3000

 

 

獣神王バルバロス

効果モンスター

星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):レベルの合計が8以上になるように、

自分フィールドのモンスターをリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

(2):自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「バルバロス」モンスター1体を除外し、相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

(3):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。

 

 

「このモンスターは自分フィールド上のモンスターをレベル8以上になるようにリリースすることで特殊召喚できるモンスターです。そしてバトル!『獣神王バルバロス』で『フレンドック』を攻撃!」

 

『獣神王バルバロス』がその手に握る螺旋を描く赤い槍を『フレンドック』に向けて突き刺すと小さな悲鳴を上げながら『フレンドック』はそのまま破壊できた。

 

「破壊された『フレンドック』の効果発動!破壊された時墓地から『E・HEROシャドー・ミスト』と『融合』を手札に加える」

 

これでまた十代さんの手札を増やしてしまったが問題ない。このターンで決着をつけるためのカードは揃っているのだから。

 

 

フレンドック

効果モンスター

星3/地属性/機械族/攻 800/守1200

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地から「E・HERO」と名のついたカード1枚と「融合」魔法カード1枚を手札に加える。

 

 

「続けて『神獣王バルバロス』でダイレクトアタック!!トルネード・シェイバー!!」

 

『神獣王バルバロス』が赤い槍を振るうと十代さんに突き刺した。

 

「ぐあぁぁぁぁぁ!?」

 

 

十代:LP4000→1000

 

 

「トラップ発動『獣王の雄叫び』。このカードは私のフィールドの獣族または獣戦士族のモンスターが相手にダメージを与えた時に発動できます。私の場にいる獣族と獣戦士族の合計のレベル×100ポイントのダメージを与えます。私のフィールドにはレベル6『神獣王バルバロス』とレベル8の『獣神王バルバロス』。レベルの合計は14なので1400のダメージを与えます」

 

2体の『バルバロス』がその手に握る赤い槍の交差させるとそこからエネルギーが集約され、一気にエネルギーを放出し十代さんを襲う。これが決まれば私の勝利は決まる。

 

 

獣王の雄叫び(オリカ)

通常罠

(1):自分フィールドの獣族・獣戦士族モンスターが相手にダメージを与えた時に発動出来る。自分フィールドにいる獣族・獣戦士族のレベルの合計×100ポイントのダメージを相手に与える。

 

 

「そうはいくか!墓地の『ダメージ・ダイエット』を除外してこのターン受ける効果ダメージを半分にする!!」

 

 

十代:LP1000→300

 

 

ダメージ・ダイエット

通常罠

このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。

また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。

 

 

「防がれましたか。ならば私はカードを2枚伏せてターンエンドです」

 

ライフを削り切れることは出来なかったが追い詰めることはできた。

 

 

夜行:LP2400

手札:4枚

モンスター:獣神王バルバロス(攻) 神獣王バルバロス(攻)

魔法・罠:ドラゴノイド・ジェネレーター(永続魔法) リバースカード3枚

 

 

十代:LP4000

手札:7枚

モンスター:無し

魔法・罠:無し

 

 

夜行sideout

 

 

十代side

 

(やっぱり強いな。流石はインダスリアルイリュージョン社の選ばれたデュエリストだぜ)

 

前のターン、墓地に『ダメージ・ダイエット』があったおかげで何とかライフを残せたがこのターンで決めなければ勝機はない。

 

「俺のターンドロー!」

 

っ!よしこのカードならいける。

 

「俺は『E・HEROソリッドマン』を召喚!」

 

俺の場に両腕にガントレットを携えた白い鎧のHERO『E・HEROソリッドマン』が現れた。

 

 

E・HEROソリッドマン ☆4 ATK1300

 

 

「『E・HEROソリッドマン』の効果発動!このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の『HERO』を特殊召喚する。俺は手札から『E・HEROブレイズマン』を特殊召喚する!!そして特殊召喚に成功した『E・HEROブレイズマン』の効果でデッキから『置換融合』を手札に加える」

 

 

E・HEROブレイズマン ☆4 ATK1600

 

 

E・HEROソリッドマン

効果モンスター

星4/地属性/戦士族/攻1300/守1100

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下の「HERO」モンスター1体を特殊召喚する。

(2):このカードが魔法カードの効果でモンスターゾーンから墓地へ送られた場合、「E・HERO ソリッドマン」以外の自分の墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

 

 

E・HEROブレイズマン

効果モンスター

星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1800

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。

(2):自分メインフェイズに発動できる。デッキから「E・HERO ブレイズマン」以外の「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送る。

このカードはターン終了時まで、この効果で墓地へ送ったモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。

この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしか特殊召喚できない。

 

 

「魔法カード『置換融合』を発動!俺の場にいる『E・HEROブレイズマン』と地属性の『E・HEROソリッドマン』を融合!炎の英雄よ、硬い意志を持つ英雄と交わりて大地の力を秘めし英雄へと生まれ変われ!融合召喚!!」

 

フィールドにいる『E・HEROブレイズマン』と『E・HEROソリッドマン』が頭上に現れた渦の中へと入っていった。そして2体のモンスターが入った渦が消えると地面を砕きながら地中から『E・HEROガイア』が現れた。

 

 

E・HEROガイア ☆6 ATK2200

 

 

E・HEROガイア

融合・効果モンスター

星6/地属性/戦士族/攻2200/守2600

「E・HERO」モンスター+地属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカードが融合召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力を半分にし、このカードの攻撃力はその数値分アップする。

 

 

「『E・HEROガイア』の効果発動!このモンスターが融合召喚に成功したので『団結の力』を装備している『獣神王バルバロス』の攻撃力を半分にしその数値分『E・HEROガイア』の攻撃力をアップする!アース・クラッシャー!!」

 

『E・HEROガイア』がその太い両腕を地面に叩きつけると大地を砕きながら衝撃波が『獣神王バルバロス』を襲い、突き出た岩の破片によって力を奪われる『獣神王バルバロス』に対して『E・HEROガイア』は大地から力を得ていた。

 

 

獣神王バルバロス ATK3000→1500

 

 

E・HEROガイア ATK2200→3700

 

 

「さらに魔法カード『融合』を発動!手札の『E・HEROシャドー・ミスト』と『E・HEROリキッドマン』を融合!影の英雄よ、液体を操りし英雄と交わりて皆を照らす太陽の英雄として昇りあがれ!!融合召喚!現れよ、『E・HEROサンライザー』!!」

 

手札から『E・HEROシャドー・ミスト』と『E・HEROリキッドマン』がフィールドに現れるとそのまま頭上に現れた渦の中へと入っていった。そして2体のモンスターが入った渦が消えると光を放ちながらそこから赤い機械的な鎧を身に纏い、青いマントをたなびかせながら『E・HEROサンライザー』が地面に降り立った。

 

 

E・HEROサンライザー ☆7 ATK2500

 

 

「墓地に送られた『E・HEROシャドー・ミスト』と『E・HEROリキッドマン』の効果を発動。『E・HEROシャドー・ミスト』の効果でデッキから『E・HEROフォレストマン』を手札に加え、『E・HEROリキッドマン』の効果でデッキから2枚ドローし手札から1枚捨てる。そして特殊召喚に成功した『E・HEROサンライザー』の効果でデッキから『ミラクル・フュージョン』を手札に加える。」

 

これで新たなHEROを呼べるがまだ『E・HEROサンライザー』の効果は残ってる。

 

「さらに『E・HEROサンライザー』の効果発動!俺のフィールドにいるモンスターの攻撃力は俺のフィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。俺の場には地属性の『E・HEROガイア』と光属性の『E・HEROサンライザー』がいるので400アップするぜ。サンライズ・ライジング!!」

 

『E・HEROサンライザー』が拳を空に向かって突き上げると全身から赤いオーラを滾らせるとそのオーラは『E・HEROガイア』と『E・HEROサンライザー』を包み込みその力を増幅させた。

 

 

E・HEROガイア ATK3700→4100

 

E・HEROサンライザー ATK2500→2900

 

 

E・HEROサンライザー

融合・効果モンスター

星7/光属性/戦士族/攻2500/守1200

属性が異なる「HERO」モンスター×2

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ミラクル・フュージョン」1枚を手札に加える。

(2):自分フィールドのモンスターの攻撃力は、

自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。

(3):このカード以外の自分の「HERO」モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

 

「魔法カード『ミラクル・フュージョン』を発動!!墓地の『E・HEROエアーマン』と水属性の『E・HEROリキッドマン』を除外して融合!! 風を操りし英雄よ、液体を操りし英雄と交わりて絶対零度の力を秘めし氷の英雄へと生まれ変われ!融合召喚!!現れよ、『E・HEROアブソルートZero』!!」

 

墓地から現れた『E・HEROエアーマン』と『E・HEROリキッドマン』がフィールドに現れるとそのまま頭上に現れた渦の中へと入っていった。そして2体のモンスターが入った渦が消えると地面から巨大な氷塊が出現し、その氷塊を内側から砕きながら氷で出来た白銀の鎧を身に纏い、白いマントをたなびかせながら『E・HEROアブソルートZero』が現れた。

 

 

E・HEROアブソルートZero ☆8 ATK2500

 

 

E・HERO アブソルートZero

融合・効果モンスター

星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000

「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO アブソルートZero」以外の水属性モンスターの数×500ポイントアップする。

このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

 

 

「そして新たにフィールドの属性の種類が増えたので俺のモンスターたちの攻撃力は200アップするぜ」

 

 

E・HEROガイア ATK4100→4300

 

 

E・HEROサンライザー ATK2900→3100

 

 

E・HEROアブソルートZero ATK2500→3100

 

 

これで攻撃の準備は整った!

 

「バトルだ!『E・HEROガイア』で『獣神王バルバロス』を攻撃!この瞬間、『E・HEROサンライザー』の効果発動!! のカード以外の自分の「HERO」モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。俺は『神獣王バルバロス』を破壊する!!」

 

「トラップ発動『帝王の凍志』。『神獣王バルバロス』の効果を無効にし、このカード以外の効果を受け付けない」

 

『E・HEROサンライザー』がその拳に光を溜め込むと光の弾丸として『神獣王バルバロス』に向けて放つ。しかし光弾が当たる瞬間、『神獣王バルバロス』を囲うように氷の壁が地面から噴き出て防がれてしまった。

 

 

帝王の凍志

通常罠

(1):自分のエクストラデッキにカードが存在しない場合、自分フィールドのアドバンス召喚した表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは効果が無効になり、このカード以外の効果を受けない。

 

 

「くっ!だけど『E・HEROガイア』の攻撃はまだ続いている!!いけ!コンチネンタル・ハンマー!!」

 

『E・HEROガイア』が両手を重ねて頭上に掲げるとそのまま勢いよく『獣神王バルバロス』の頭に向かって振り下ろした。

 

「トラップ発動『ハーフ・カウンター』。このカードは私のフィールドのモンスターが攻撃された場合のダメージ計算時に発動できる。攻撃対象もなった私のモンスター1体の攻撃力はエンドフェイズ時まで攻撃モンスターの元々の攻撃力の半分の数値分アップする。よって『獣神王バルバロス』の攻撃力は『E・HEROガイア』の元々の攻撃力2200の半分である1100アップします」

 

 

獣神王バルバロス ATK1500→2600

 

 

ハーフ・カウンター

通常罠

自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃された場合、そのダメージ計算時に発動する事ができる。

攻撃対象となった自分のモンスター1体の攻撃力は、エンドフェイズ時まで攻撃モンスターの元々の攻撃力の半分の数値分アップする。

 

 

『獣神王バルバロス』の攻撃力が上がり『E・HEROガイア』の振り下ろした両腕を槍と盾で受け止めるが一瞬の間拮抗したもののすぐに武装ごと叩き潰された。

 

 

「ぐうっ!?」

 

 

夜行:LP2400→700

 

 

「まだまだ行くぜ!『E・HEROアブソルートZero』で『神獣王バルバロス』を攻撃!この瞬間、再び『E・HEROサンライザー』の効果を発動し残った伏せカードを破壊するぜ!!」

 

「ならばそれにチェーンしてトラップ発動『ライジング・エナジー』。手札を1枚捨て『神獣王バルバロス』の攻撃力を1500アップする」

 

 

神獣王バルバロス ATK3000→4500

 

 

『神獣王バルバロス』の攻撃力が『E・HEROアブソルートZero』の攻撃力を上回ってしまった。このままバトルをしたら俺のライフは尽きてしまう。だが、そうはいかない!

 

「手札から速攻魔法『キズナブレード』を発動!このカードは自分のフィールドにいるこのターン、バトルを行っていない表側攻撃表示モンスターを任意の数選択し、守備表示にすることで発動できる。このターンのエンドフェイズまで、俺のモンスター1体の攻撃力をこの効果で守備表示にしたモンスターの攻撃力の合計の数値分アップする。俺は『E・HEROサンライザー』を守備表示変更し、その攻撃力分『E・HEROアブソルートZero』の攻撃力を上げる。よって『E・HEROアブソルートZero』の攻撃力は───」

 

 

E・HEROアブソルートZero ATK3100→6200

 

 

キズナブレード(オリカ)

速攻魔法

このカードは自分のバトルフェイズ時にしか発動できない。

(1):自分フィールド上にいる表側攻撃表示モンスター一体を選択し、バトルを行っていない表側攻撃表示モンスターを任意の数守備表示にすることで発動出来る。選択されたモンスターはエンドフェイズまで守備表示にしたモンスターの攻撃力の合計分の数値アップする。

 

「攻撃力、6200っ!?」

 

夜行さんは『神獣王バルバロス』の攻撃力を上回ったことに驚いて目を見開いていた。

 

「これで終わりだ!!『E・HEROアブソルートZero』で『神獣王バルバロス』を攻撃!!瞬間凍結 Freezing at moment!!」

 

膝をついた『E・HEROサンライザー』から半透明の『E・HEROサンライザー』が現れるとそのまま吸い込まれるように『E・HEROアブソルートZero』に吸収されると『E・HEROアブソルートZero』は鋭い刃のような氷を鎧に纏わせ『神獣王バルバロス』に一気に近づくと一瞬にして氷漬けにし、『E・HEROアブソルートZero』が腕の氷の刃で氷漬けになった『神獣王バルバロス』を砕き、その砕かれた氷塊が夜行さんを襲う。

 

「ぐあぁぁぁぁぁっ!?」

 

 

夜行:LP700→-1000

 

 

これによって、夜行さんとのデュエルは何とか俺の勝利で収めることが出来たのだった。

 

 

十代sideou




十代「今日の最強カードは『神獣王バルバロス』!!」


神獣王バルバロス
効果モンスター
星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200
(1):このカードはリリースなしで通常召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で通常召喚したこのカードの元々の攻撃力は1900になる。
(3):このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。
(4):このカードがこのカードの(3)の方法で召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドのカードを全て破壊する。


刹那「このモンスターは今回のように三体のモンスターを生贄にして召喚すれば相手のカードを全て破壊する強力な効果を持っている」

十代「他にも妥協召喚からの『禁じられた聖杯』や『スキルドレイン』を使って攻撃力を元に戻すのは色々な人のデュエルで見られるな」

刹那「というよりもこのカードのイメージは妥協召喚の方が強いな」

十代「ちなみにこのカードはアニメでも登場していて『遊戯王ZEXAL』だと片桐さんの『熱血指導王ジャイアントトレーナー』の効果でドローした1枚目のカードで『遊戯王ARC-V』だとハゲこと赤馬零王の回想でズァークに影響されたデュエリストの1人が乗っていたモンスターだ」

刹那「このカードは今後も色々なデュエリストたちに使われるだろうな」

十代「それじゃあまた次回も!」

刹那「ルールを守って楽しくデュエル!!」


あとがき


はい有頂天皇帝です。今回は十代と『遊戯王R』のラスボスである天馬夜行とのデュエルです。夜行のデッキはアドバンス召喚に特化したデッキとなっております。また、冒頭で宮田ゆまが十代に言った言葉は探究者さんからのリクエストである『カードキャプターさくら』の木之本さくらの名言である『絶対、大丈夫』を元に激励するシーンとして入れました。自信がないのですがどうでしょうか?
それでは次回は刹那の最後の制裁デュエルとなっております。

オリカデッキありかなしか

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