今回のデュエルで制裁デュエルは終了します。今回のデュエルの相手は今作のオリキャラで原作のとあるキャラの息子となっております。
???side
「凄いなコイツ。三邪神が入っていないとはいえあの天馬夜行に勝っちまうだなんて・・・」
本土の海馬コーポレーションの一室にて副社長である俺こと海馬モクバはデュエルアカデミアで現在行われている制裁デュエルの映像を見ていた。今はちょうど遊城十代が天馬夜行に勝利したところで映像が終わっていた。
かつて、俺の兄サマである海馬瀬人が天馬夜行とデュエルした時は三邪神の恐るべき力によって敗北したがその後神がいないデッキ同士で戦った際には兄サマが勝利したけどそれでも強かったのは記憶に残っている。
「流石は榛名の義弟ってところなのか」
俺は頬杖をつきながらそう呟いた。遊城十代のことは以前から海馬コーポレーションと契約を結んでいるプロデュエリストの1人である遊城榛名が自慢げに惚気混じりに語っていたことからよく知っている。まぁその度に兄サマと榛名による弟自慢からの言い争いかデュエルが始まって大騒ぎになるのは日常茶飯事だったりする・・・
「最初の彩人って奴もかなりやるしこれは今年のアカデミアの生徒は期待できるかもな」
というのもここ数年のアカデミア卒業生はプロデュエリストとして成功しているのが全くと言っていいほどいないため海馬コーポレーションとしても困っていたのだ。
このままでは予算の無駄遣いとして海馬コーポレーションとしてもデュエルアカデミアへの支援の打ち切りの話も上がりかけたところで優秀なデュエリストの存在は副社長の身としてもありがたい。
「それにこの話をするのにもちょうどいいかもな」
俺は手元にある資料の紙を見ながらそう呟いた。その紙には『第二回バトルシティ』と書かれているのであった。
モクバsideout
刹那side
「いよいよ俺の番か・・・」
十代と夜行さんのデュエルが終わりデュエルリングから2人が降りたことで制裁デュエルの最後である俺の番が回ってきた。対戦相手は分からないが今までの相手がプロデュエリストであるインセクター羽蛾やインダストリアルイリュージョン社の優秀なデュエリストである天馬夜行さんであることから俺の対戦相手も並大抵の相手出ないことが分かる。
「だけど負けるわけにはいかないよな」
彩人や十代だって勝ったのだ。俺もそれに続いて勝利するために全力を尽くす。入学して1年も経たないうちに退学というのは今後の人生にも絶対響くから避けるべき問題であるし、なによりこの学園にいる友人たちと過ごすのは心地よいものだ。
そして俺がデュエルリング前まで着くと司会であるクロノス教諭がマイクを片手に話しているところだった。
『それで~は、これより最後である制裁デュエル三回戦を初める~ノネ。アカデミアからはシニョール刹那!そして、シニョールの相手はこの方なノーネ!!』
クロノス教諭が手のひらを会場の出入口に向けながらそう言うと同時に出入口の扉が開く。そして・・・
「・・・・・・」
無言でデュエルリングに上がってきたのはアメリカ国旗のパンダナを右腕に巻いた金髪の白い軍服のようなアメリカアカデミアの制服を着た背の高い青年だった。まさかの学生の登場に観客席の学生たちはざわついていた。
「彼はアメリアカデミアに通う新入生でありながら既にプロの世界でその実力を示している優秀なデュエリストなノーネ!!その名もロクス・ハワード!!」
クロノス教諭の紹介を聞いてざわついていた生徒たちの声もさらに大きくなりロクスにたいして羨望や嫉妬など様々な視線が向けられているが当の本人であるロクスは何処吹く風と言わんばかりにそれらを無視している。
「始めるぞ」
「ああ」
対戦相手であるロクスから声をかけられたのでそれに返事を返しながら互いにデュエルディスクを展開する。そして・・・
「「[[rb:決闘>デュエル]]!!」」
刹那:LP4000
ロクス:LP4000
デュエルディスクのルーレットの結果、先行は俺になった。
「俺のターンドロー!俺は魔法カード『闇の誘惑』を発動。デッキからカードを2枚ドローし手札の闇属性である『バイス・ドラゴン』をゲームから除外する。俺はモンスターとカードをセットしてターンエンドだ」
相手がどのようなデッキを使ってくるのか分からない以上、ここは様子見も兼ねて守りに入らせてもらう。
闇の誘惑
通常魔法
(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
バイス・ドラゴン
効果モンスター
星5/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2400
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
刹那:LP4000
手札:4枚
モンスター:裏守備モンスター
魔法・罠:リバースカード1枚
ロクス:LP4000
手札:5枚
モンスター:無し
魔法・罠:無し
「俺のターンドロー。俺は手札から魔法カード『天使の施し』を発動。デッキからカードを3枚ドローし、手札から2枚捨てる。俺は『メカ・ハンター』を攻撃表示で召喚」
メカハンター ☆4 ATK1850
天使の施し
通常魔法
デッキからカードを3枚ドローし、その後手札からカードを2枚捨てる
メカ・ハンター
通常モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1850/守 800
機械王の命令で、ターゲットを捕まえるまで追いつづけるハンター。
「バトルだ。『メカ・ハンター』でセットモンスターを攻撃」
『メカ・ハンター』の攻撃により俺のセットモンスターである『クリッター』が現れるとそのまま破壊された。
「破壊された『クリッター』の効果発動。デッキから『ジェスター・コンフィ』を手札に加える」
「俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」
クリッター
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
刹那:LP4000
手札:5枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
ロクス:LP4000
手札:4枚
モンスター:メカ・ハンター(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
「俺のターンドロー!手札から『ジェスター・コンフィ』を特殊召喚」
ジェスター・コンフィ ☆1 ATK0
ジェスター・コンフィ
効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):「ジェスター・コンフィ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):このカードの(2)の方法で特殊召喚した場合、次の相手エンドフェイズに相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。その相手の表側表示モンスターと表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
「『ジェスター・コンフィ』を生け贄に『邪帝ガイウス』を攻撃表示で召喚!!」
邪帝ガイウス ☆6 ATK2400
「この瞬間、リバースカードオープン!!罠カード『隠れ兵』を発動。この効果で手札から『マジック・リアクター・AID』を攻撃表示で特殊召喚!!」
『隠れ兵』の効果によりロクスの場に新たなモンスターが現れた。
マジック・リアクター・AID ☆3 ATK1200
隠れ兵
通常罠
相手がモンスターを召喚・反転召喚した時に発動できる。
手札からレベル4以下の闇属性モンスター1体を特殊召喚する。
マジック・リアクター・AID
効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻1200/守 900
1ターンに1度、相手が魔法カードを発動した時に発動できる。
その魔法カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
「『邪帝ガイウス』の効果発動!『メカ・ハンター』をゲームから除外し、闇属性を除外したことで相手に1000ポイントのダメージを与える。ディメンション・ホール!!」
『邪帝ガイウス』は右手を『メカ・ハンター』に向けると黒球を放ち、黒球が当たった『メカ・ハンター』はそのまま黒球に吸い込まれていき黒球と共に完全に消え去ってしまった。そしてその衝撃の余波がロクスを襲った。
「・・・・・・」
ロクス:LP4000→3000
「バトル!『邪帝ガイウス』で『マジック・リアクター・AID』を攻撃!」
『邪帝ガイウス』の攻撃が『マジック・リアクター・AID』に迫る。だがその時・・・
「相手の攻撃宣言時、トラップ発動『フェイク・エクスプロージョン・ペンタ』。これにより『マジック・リアクター・AID』の破壊を無効にする。」
ロクス:LP3000→1800
フェイク・エクスプロージョン・ペンタ
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
モンスターはその戦闘では破壊されず、ダメージ計算後、自分の手札・墓地から「サモン・リアクター・AI」1体を選んで特殊召喚する。
伏せカードの1枚である『フェイク・エクスプロージョン・ペンタ』によって破壊することが出来なかった。その上にあのカードの効果は・・・
「そしてダメージ計算後、手札・墓地から『サモン・リアクター・AI』を特殊召喚する。俺は墓地から『サモン・リアクター・AI』を特殊召喚」
サモン・リアクター・AI ☆5 ATK2000
サモン・リアクター・AI
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2000/守1400
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、相手モンスター1体の攻撃を無効にできる。また、自分フィールド上に表側表示で存在する、このカードと「トラップ・リアクター・RR」「マジック・リアクター・AID」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、自分の手札・デッキ・墓地から「ジャイアント・ボマー・エアレイド」1体を選んで特殊召喚する。
結果的に相手にダメージを与えることは出来たがモンスターを増やす結果となってしまった・・・
「俺はこれでターンエンド」
今の手札であの2体のモンスターにできることは無いのでターンを終了する。しかし、この時の俺は気づいていなかった。2体のモンスターを場に残してしまったことで次のターン窮地に追いやられてしまうことを・・・
刹那:LP4000
手札:4枚
モンスター:邪帝ガイウス(攻)
魔法・罠:リバースカード1枚
ロクス:LP1800
手札:3枚
モンスター:マジック・リアクター・AID(攻) サモン・リアクター・AI
魔法・罠:無し
刹那sideout
ロクスside
(よし。これであのモンスターを召喚する準備が整ってきたな)
俺はフィールドにいる2体のモンスターと手札の『トラップ・リアクター・RR』を見ながらそう呟く。相手の場の伏せカードが何か気になるが今の手札なら問題ないだろう。
「俺のターン、ドロー」
俺はそう言ってデッキからカードをドローする。ドローしたカードは『命削りの宝札』だった。
命削りの宝札(未OCGカード)
通常魔法
手札を5枚になるようにドローする。5ターン後すべての手札を墓地に置く
(いいカードを引けたな。だがまだこのカードを使う時じゃないな)
「手札から『トラップ・リアクター・RR』を召喚」
トラップ・リアクター・RR ☆4 ATK800
トラップ・リアクター・RR
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 800/守1800
1ターンに1度、相手が罠カードを発動した時に発動できる。その罠カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
これで3体のリアクターモンスターが揃った。
「俺は『サモン・リアクター・AI』の効果発動!フィールドにいる『サモン・リアクター・AI』、『トラップ・リアクター・RR』、『マジック・リアクター・AID』をそれぞれ一体ずつ墓地に送ることでこのモンスターは特殊召喚できる。デッキより現れよ!空を支配せし爆撃機!!『ジャイアント・ボマー・エアレイド』!!」
3機のリアクターがその体を変形させ合体させると一機の巨大な人型の爆撃機───『ジャイアント・ボマー・エアレイド』となった。
ジャイアント・ボマー・エアレイド ☆8 ATK3000
ジャイアント・ボマー・エアレイド
効果モンスター
星8/風属性/機械族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
「サモン・リアクター・AI」の効果でのみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送る事で、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
また、相手のターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。そのモンスターを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
●相手がカードをセットした時に発動できる。
そのカードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える
「『ジャイアント・ボマー・エアレイド』の効果発動!手札1枚を墓地に送り『邪帝ガイウス』を破壊する!デス・ドロップ!!」
『ジャイアント・ボマー・エアレイド』がプロペラを回転させ上昇するとそのまま『邪帝ガイウス』の上空に移動すると巨大な爆弾を投下し、『邪帝ガイウス』は爆弾にぶつかると爆弾は爆発し爆風に巻き込まれた『邪帝ガイウス』は爆風と煙が消えた頃にはその姿はもういなかった。
「さらに魔法カード『命削りの宝札』を発動!手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。俺は4枚ドロー!!そして手札からレベル8以上になるように機械族を捨てることで手札または墓地から『マシンナーズ・フォートレス』を特殊召喚できる。俺は『マシンナーズ・フォートレス』と『ブローバック・ドラゴン』を捨てて墓地から『マシンナーズ・フォートレス』を特殊召喚!!」
『ジャイアント・ボマー・エアレイド』の隣に頭と両腕の付いたキャノン砲を携えた青い戦車───『マシンナーズ・フォートレス』が現れた。
マシンナーズ・フォートレス ☆7 ATK2500
マシンナーズ・フォートレス
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
(1):このカードはレベルの合計が8以上になるように手札の機械族モンスターを捨てて、手札・墓地から特殊召喚できる(自身を捨てた場合、墓地から特殊召喚する)。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードを対象として発動した相手モンスターの効果が適用される際に、相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。その相手のカードを破壊する。
これで俺のフィールドにいるモンスターたちの攻撃力の合計が相手のライフを上回った。
「バトルだ!『マシンナーズ・フォートレス』でダイレクトアタック!!マシンナーズキャノン!!」
『マシンナーズ・フォートレス』が方に背負うキャノン砲の砲身を刹那に向けるとそのままビームを放とうとしたその瞬間だった。
「させるか!永続罠『リビングデッドの呼び声』を発動し墓地から『邪帝ガイウス』を特殊召喚する!!」
邪帝ガイウス ☆6 ATK2400
リビングデッドの呼び声
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
「だが攻撃力は『マシンナーズ・フォートレス』の方が上だ!やれ!『マシンナーズ・フォートレス』!!」
刹那に向けていたキャノン砲の砲身を新たにフィールドに現れた『邪帝ガイウス』に照準を変更させるとそのままその胴体をビーム砲が貫き爆散した。
「くっ!」
刹那:LP4000→3900
「続けて『ジャイアント・ボマー・エアレイド』でダイレクトアタック!!デス・エアレイド!!」
『ジャイアント・ボマー・エアレイド』が3発のミサイルを放ち、その爆風と衝撃が刹那を襲った。
「ぐぁぁぁぁぁっ!?」
刹那:LP3900→900
「俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」
仕留めきることは出来なかったが奴のライフは残り僅かだ。次のターンで仕留めれば問題は無い
刹那:LP900
手札:4枚
モンスター:無し
魔法・罠:無し
ロクス:LP1800
手札:1枚
モンスター:ジャイアント・ボマー・エアレイド(攻) マシンナーズ・フォートレス(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
ロクスsideout
刹那side
状況は明らかにこちらが不利だ。だがまだライフも残っており手札もある。次のドロー次第で切り返すこともできる。
「俺のターンドロー!」
俺はそう言ってデッキからカードをドローする。ドローしたカードは・・・魔法カード『帝王の烈旋』だった。
帝王の烈旋
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(1):このターン、自分がモンスターをアドバンス召喚する場合に1度だけ、自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。
「(よし!このカードならいける!)俺は速攻魔法『帝王の烈旋』を発動!!これにより俺はこのターンに一度だけ相手フィールド上のモンスター一体を使ってアドバンス召喚することが出来る」
「ちっ!厄介なカードを使いやがって・・・」
「俺は『ジャイアント・ボマー・エアレイド』をリリースして手札から『デーモンの召喚』をアドバンス召喚する!!」
デーモンの召喚 ☆6 ATK2500
デーモンの召喚
通常モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。悪魔族ではかなり強力な力を誇る
「俺はカードを3枚伏せてターンエンド」
今の手札ではこれ以上できることも無いため俺は手札を全て伏せてターンを終えることしか出来ない。
刹那:LP900
手札:0枚
モンスター:デーモンの召喚(攻)
魔法・罠:リバースカード3枚
ロクス:LP1800
手札:1枚
モンスター:マシンナーズ・フォートレス(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
「俺のターンドロー!俺はこのまま『マシンナーズ・フォートレス』で『デーモンの召喚』を攻撃!マシンナーズ・キャノン!」
「迎え撃て!魔降雷!!」
『マシンナーズ・フォートレス』のビームと『デーモンの召喚』の掌から放たれた雷が互いの体を貫き、その体を爆散させた。
「くっ!だが『マシンナーズ・フォートレス』の効果発動!このカードが戦闘で破壊され墓地に送られた場合、相手の場のカード一枚破壊する。俺は右側のセットカードを破壊!アサルト・ボム!!」
破壊される寸前に落としていたのか球体型の爆弾が俺の伏せているカードの下に転がるとそのまま爆発し、セットカードを破壊した。
「この瞬間、破壊されたセットカード『リ・バウンド』の効果発動!セット状態のこのカードが相手によって破壊され墓地に送られた時、デッキからカードを1枚ドローする」
リ・バウンド
カウンター罠
フィールド上のカードを手札に戻す効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、相手の手札・フィールド上からカードを1枚選んで墓地へ送る。
また、セットされたこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、デッキからカードを1枚ドローする。
「ちっ、ハズレを引いちまったみたいだな。まぁいい。メインフェイズ2に移行し俺は手札からレベル7の『リボルバー・ドラゴン』とレベル4の『メカ・ハンター』を墓地に送り、墓地から再び『マシンナーズ・フォートレス』を特殊召喚!!」
マシンナーズ・フォートレス ☆7 ATK2500
「俺はこれでターンエンドだ」
刹那:LP900
手札:1枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード2枚
ロクス:LP1800
手札:0枚
モンスター:マシンナーズ・フォートレス(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
「俺のターンドロー!俺は手札を1枚捨てて魔法カード『ブラック・コア』を発動!『マシンナーズ・フォートレス』をゲームから除外する!」
ブラック・コア
通常魔法
自分の手札を1枚捨てる。
フィールド上の表側表示のモンスター1体をゲームから除外する
「ちぃっ!(奴の手札はないから『マシンナーズ・フォートレス』の効果も使えないな・・・)」
「俺はこれでターンエンド」
これで『マシンナーズ・フォートレス』が復活する事は防げる。だが油断はできない。次の相手のターンを何とか乗り切らなくては・・・
刹那:LP900
手札:0枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード2枚
ロクス:LP1800
手札:0枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード2枚
刹那sideout
ロクスside
「俺のターンドロー!フッ、まさかプロでもない学生相手にここまで追い詰められるとはな。だがそれもここまでだ!」
俺は親父やアメリカアカデミアの友人達を除いてここまで久しぶりに本気で楽しいデュエルが出来ていることに思わず笑みを浮かべるがすぐに切り替えて今ドローしたカードを発動させる。
「俺は手札から魔法カード『オーバーロード・フュージョン』を発動!このカードの効果で墓地から『リボルバー・ドラゴン』と『ブローバック・ドラゴン』をゲームから除外する。これにより俺は機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚扱いとして特殊召喚する!!」
「その2体を素材に融合召喚するってことはあのモンスターが出てくるか・・・」
どうやら奴には俺がこれから出すモンスターが何かバレているようだな。だが、気づいたところでもう遅い。
「敵を撃ち抜く2体の銃身の機械龍よ、今こそ交わりて全てを蹂躙する機械龍へと生まれ変われ!!融合召喚!!現れろ、『ガトリング・ドラゴン』!!」
背後に現れた渦に『リボルバー・ドラゴン』と『ブローバック・ドラゴン』が入り、渦が消えるとそこには三首のガトリング砲の頭部をした機械仕掛けのドラゴン───『ガトリング・ドラゴン』が現れた。
ガトリング・ドラゴン ☆8 ATK2600
ガトリング・ドラゴン
融合・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2600/守1200
「リボルバー・ドラゴン」+「ブローバック・ドラゴン」
コイントスを3回行う。
表が出た数だけ、フィールド上のモンスターを破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。
「バトル!『ガトリング・ドラゴン』でダイレクトアタック!!ヘル・ガトリング・ショット!!」
「させるか!トラップ発動『ガード・ブロック』!!」
『ガトリング・ドラゴン』が3つのガトリング砲から雨霰のように放たれる銃弾が刹那に迫るが刹那の前に発生した障壁によって防がれてしまった。
ガード・ブロック
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする
「・・・俺はこれでターンエンドだ」
防がれたか。手札もないのでこれ以上できることも無いためターンを終えるしかない。
刹那:LP900
手札:1枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
ロクス:LP1800
手札:0枚
モンスター:ガトリング・ドラゴン(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
「俺のターンドロー!くっ、このままターンエンドだ・・・」
どうやらいいカードは引けなかったようだ。
刹那:LP900
手札:2枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
ロクス:LP1800
手札:0枚
モンスター:ガトリング・ドラゴン(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
「俺のターンドロー!俺は永続魔法『エンジンチューナー』を発動!!これにより『ガトリング・ドラゴン』の攻撃力は守備力の半分の数値分アップする。よって『ガトリング・ドラゴン』の攻撃力は────」
ガトリング・ドラゴン ATK2600→3200
エンジンチューナー
永続魔法(未OCGカード)
このカードが表側表示で存在する限り、全フィールド上の機械族モンスターの攻撃力は守備力の半分の数値分アップする。
また、表側表示で存在する機械族モンスターは 表側守備表示へ変更する事ができない。
「今度こそ終わりだ!やれ『ガトリング・ドラゴン』!!ヘル・ガトリング・ショット!!」
再び『ガトリング・ドラゴン』の銃口が刹那に向けられ、今度こそ倒そうと銃弾が放たれようとしたその瞬間だった。
「手札の『バトル・フェーダー』の効果発動!ダイレクトアタックを受ける時、手札のこのモンスターを特殊召喚し、バトルフェイズを強制的に終了させる!」
奴の前に現れた小さな悪魔『バトル・フェーダー』が振り子時計のように鐘を鳴らすと障壁のようなものが発生し、『ガトリング・ドラゴン』の攻撃を防いだ。
バトルフェーダー ☆1 DEF0
バトルフェーダー
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される
「ちぃっ!ならメインフェイズ2に移行し『ガトリング・ドラゴン』の効果発動!コイントスを3回行い、表が出た数だけ、フィールド上のモンスターを破壊する」
俺はそう言ってコイントスを始める。
先ずは1回目。
出た目は……裏だった。
次に2回目を始める。
出た目は……表だった。
そして、最後の3回目。
出た目は……裏。
「結果は表が1回だが十分だ。『バトル・フェーダー』を破壊する!!喰らえ、ジェノサイド・バレット・シャワー!!」
『ガトリング・ドラゴン』が雨霰のように銃弾を放ち、『バトル・フェーダー』が蜂の巣となって爆散した。
「フィールドを離れた『バトル・フェーダー』はフィールドから離れたことによってゲームから除外される」
「俺はこれでターンエンドだ」
このターンでも仕留めきることが出来なかった。だが次のターンさえくれば問題ない。
刹那:LP900
手札:1枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
ロクス:LP1800
手札:0枚
モンスター:ガトリング・ドラゴン(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚 エンジンチューナー
ロクスsideout
刹那side
前のターン、『バトル・フェーダー』のおかげで何とか攻撃を防げたがそう何度も攻撃を防げるわけが無い。このターンで何とか勝たなくては・・・
「俺のターンドロー!」
ドローしたカードを見て俺はこのカードなら何とかなると思い小さく笑みを浮かべた。
「俺は『アルバスの落胤』を召喚!」
俺の場に現れたのは前髪の一部が赤いメッシュの銀髪に褐色肌の金属の装飾品がついている黒い衣装を纏った少年───『アルバスの落胤』が現れた。
「手札を1枚捨てて『アルバスの落胤』の効果発動!このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、このモンスターと相手の場のモンスターで融合召喚を行う!!」
「なんだと!?」
ロクスは『アルバスの落胤』の効果を聞いて驚いたのか声を上げた。
アルバスの落胤
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分・相手フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で融合召喚する場合、このカード以外の自分フィールドのモンスターを融合素材にできない。
「俺は『アルバスの落胤』と相手の場にいる『ガトリング・ドラゴン』で融合!!記憶をなくした竜の少年よ、機械仕掛けの龍と交わりて、全てを灰燼に化す銀の竜となれ!!融合召喚!!現れろ、『灰燼竜バスタード』!!」
『アルバスの落胤』の背後に現れた渦に引き寄せられるように『ガトリング・ドラゴン』は自分の意思とは関係なく渦に吸い込まれ2体が渦の中に入り、そして渦が消えるとそこには銀色の流線的なフォルムに身体の至る所に赤く輝く棘がついているドラゴン──『灰燼竜バスタード』が現れた。
灰燼竜バスタード ☆8 ATK2500
「『灰燼竜バスタード』の効果発動!このモンスターの攻撃力は融合素材となったモンスターたちの元々のレベルの合計×100ポイントアップする。レベルの合計は14。よって『灰燼竜バスタード』の攻撃力は1400ポイントアップする!!」
灰燼竜バスタード ATK2500→3900
灰燼竜バスタード
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):このカードが融合召喚に成功したターン、
このカードはEXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
「バトルだ!『灰燼竜バスタード』でプレイヤーにダイレクトアタック!!」
この攻撃が通ればこのデュエルは俺の勝ちで終わる。しかし・・・
「させるか!トラップ発動!『聖なるバリア-ミラーフォース-』!!これでそのモンスターを破壊してやる!!」
聖なるバリア-ミラーフォース-
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手フィールド上に存在する攻撃表示モンスターを全て破壊する
「そうはいくか!トラップ発動『トラップ・スタン』!!これでこのターン、トラップの効果は無効になる!!」
「なっ!?」
トラップ・スタン
通常罠
(1):このターン、このカード以外のフィールドの罠カードの効果は無効化される。
これで罠を気にする必要がなくなった。
「いけ!『灰燼竜バスタード』!!灰燼のバスターブレス!!」
『灰燼竜バスタード』が目を赤く輝かせると口から勢いよく高温の炎のブレスを放ち、ロクスのライフを削りきった。
「ぐぁぁぁぁぁっ!?」
ロクス:LP1800→-2100
こうして俺もまた十代たちと同じく制裁デュエルに勝利することができたのだった。
刹那sideout
十代「今日の最強カードは『アルバスの落胤』だ!」
アルバスの落胤
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分・相手フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で融合召喚する場合、このカード以外の自分フィールドのモンスターを融合素材にできない。
刹那「このモンスターは召喚・特殊召喚に成功した時、手札1枚をコストに相手モンスターと自身で融合召喚を行える優秀なモンスターだ」
十代「『アルバスの落胤』を素材にした融合モンスターは『灰燼竜バスタード』以外にも色々といるから色んなデッキで活躍できるぜ!!」
刹那「似たような効果を持つカードが存在するがそのカードの登場はまだ先なのでそのカードの説明はしないでおこう」
十代「このカードはカードストーリーの方でも人気のあるカードだから知ってる人も多いかもしれないな」
刹那「それじゃあまた次回も」
十代「ルールを守って楽しくデュエル!!」
あとがき
はい有頂天皇帝です。ようやく制裁デュエルを終わらせることが出来ました。今回の刹那の対戦相手は名前から察しているかもしれませんがバンデット・キースことキース・ハワードの息子でアメリカアカデミアの生徒です。キースさんと言えば近年ではコラで何故かいい人に昇格しているのが印象的ですね。次回は制裁デュエルの裏側で暗躍していた人達についての話をするかもしれません。それではまた次回もよろしくお願いします
オリカデッキありかなしか
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あり
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なし