今回は番外編ということで舞台をデュエルアカデミアから別の舞台となっており、またARC-Vのメンバーも登場します。ちなみに時間軸としてはシンクロ次元に次元転移する直前となっております。
side遊矢
俺の名前は榊遊矢。スタンダード次元と呼ばれる世界の舞網市でエンタメデュエリストになるため舞網チャンピオンシップに参加したのだが、その大会の3回戦のバトルロワイヤルで融合次元からやって来たアカデミアの兵士たちによって多くの人たちがカード化されてしまった。さらには幼馴染みの柊柚子が行方不明になってしまった。俺は柚子を助けるために赤馬零児が組織したデュエル戦士部隊『ランサーズ』の一員としてシンクロ次元へと向かったのだが・・・
「どうしてこうなったんだよ・・・」
「やっちまえリーダー!!」
「そんなヒョロがりのガキなんて軽く潰しちまえ!!」
金網に囲まれたデュエルリングの中で対峙するランサーズの仲間である沢渡と不良たちのリーダーらしいモヒカン男がデュエルディスクを構えて向かいあっていた。そして俺たちは金網の外で不良たちに囲まれて身動きが取れないでいた。
俺たちが転移した場所は運悪く不良たちの溜まり場で思わぬ出来事に俺たちが動揺している間に50人近くの不良たちに囲まれてしまった。そして色々あって不良たちのリーダーに喧嘩腰になったセレナがデュエルすることになり俺たちはデュエルが終わるまでの間、セレナが逃げ出さないための人質となっていた。
「それじゃあいくぜ嬢ちゃん。今のうちにデッキとの別れを済ませとくんだな!」
「のフン、さっさと始めるぞ」
「威勢がいいこった。なら始めるぜ」
「「
モヒカン男:LP4000
セレナ:LP4000
モヒカン男とセレナが軽く話すとそのままデュエルディスクを構え、声を上げる。先行はモヒカン男からだった。
「俺様のターンドロー!永続魔法『凡骨の意地』を発動!!」
凡骨の意地
永続魔法
ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。
「さらに『セイバーザウルス』を攻撃表示で召喚!!」
セイバーザウルス ☆4 ATK1900
セイバーザウルス
通常モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻1900/守 500
おとなしい性格で有名な恐竜。
大草原の小さな巣でのんびりと過ごすのが好きという。怒ると怖い。
「俺様はカードを2枚伏せてターンエンド」
モヒカン男:LP4000
手札:2枚
モンスター:セイバーザウルス
魔法・罠:凡骨の意地(永続魔法) リバースカード2枚
セレナ:LP4000
手札5枚
モンスター:無し
魔法・罠:無し
「私のターンドロー。フン、さっさと倒させてもらうぞ」
ドローしたセレナは余程手札に自信があるのかそう言う。それに対してモヒカン男は笑みを浮かべるだけだった。
「私は手札の『
効果モンスター
星2/闇属性/獣戦士族/攻 100/守 600
(1):このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●「月光黒羊」以外の自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
●デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
「月光黒羊」以外の、自分のエクストラデッキの表側表示の「ムーンライト」Pモンスター
または自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
「そして私は魔法カード『融合』を発動!!手札の『
出るか、セレナのエースモンスターが!!
「青き闇を徘徊する猫よ!紫の毒持つ蝶よ!月の引力により渦巻きて新たなる力と生まれ変わらん!融合召喚!!現れ出でよ、月明かりに舞い踊る美しき野獣!『
月光舞猫姫 ☆7 ATK2400
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1600/守1200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
「月光蒼猫」以外の自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
効果モンスター
星3/闇属性/獣戦士族/攻1000/守1000
「月光紫蝶」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
融合・効果モンスター
星7/闇属性/獣戦士族/攻2400/守2000
「ムーンライト」モンスター×2
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1にこのカード以外の自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体をリリースして発動できる。このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
(3):このカードの攻撃宣言時に発動する。相手に100ダメージを与える。
「魔法カード『月光香』を発動!墓地から『月光青猫』を特殊召喚する!!そして特殊召喚に成功した『月光青猫』の効果で『月光舞猫姫』の攻撃力を倍にする!!」
月光青猫 ☆4 ATK1600
月光舞猫姫 ATK2400→4800
月光香
通常魔法
(1):自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。
これでセレナのモンスターたちが総攻撃をすれば相手のライフを削りきれる。しかしそれでも相手は余裕の表情を崩さないでいた。余程あの伏せカードに自信があるみたいだけど・・・
「バトルだ!『月光舞猫姫』で『セイバーザウルス』」
『月光舞猫姫』が両手に握るナイフを構えると軽やかにステップするように『セイバーザウルス』に接近する。『セイバーザウルス』は『月光舞猫姫』を接近させまいと角とシッポの剣を振り回すがその攻撃は当たらず『月光舞猫姫』は『セイバーザウルス』の背中に乗るとナイフを背中に振り下ろそうとした瞬間だった。
「かかったな!トラップ発動!!『ジャスティブレイク』!!これで貴様のモンスターは全滅だ!」
上空から雷が落ちたかと思えばそれはセレナのモンスターである『月光舞猫姫』と『月光青猫』に降り注ぎ、破壊した。
「くっ!」
「ヒャッハー!!わざわざバカ正直に攻撃してくれてありがとよ嬢ちゃん!!」
「黙れ!私はカードをセットしてターンエンドだ!」
セレナは男に怒鳴りながらカードを伏せてターンを終了した。いきなりエースモンスターを破壊されたけどセレナは大丈夫なのだろうか・・・。
そして俺は次の相手のターンで知ることになる。この世界が俺たちが目指していたシンクロ次元とは別の世界であることを・・・
モヒカン男:LP4000
手札:2枚
モンスター:セイバーザウルス
魔法・罠:凡骨の意地(永続魔法) リバースカード1枚
セレナ:LP4000
手札:1枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚
遊矢sideout
モヒカン男side
突然現れたガキ共には驚いたがこのデュエルに勝ちさえすれば大量のカードが手に入りそれを売っぱらってレアカードを買いまくってデッキを強化してやる。そのためにもこのデュエルをとっとと終わらせてやる!
「俺のターンドロー!この瞬間、永続魔法『凡骨の意地』の効果発動!ドローしたカードが通常モンスターなら追加でもう1枚ドローできる。俺が引いたのは『伝説の剣豪MASAKI』!通常モンスターだからもう1枚ドロー!!」
そして『凡骨の意地』の効果で追加ドローしたのは『マグネッツ1号』。どうやらまだまだカードを引けそうだな。
「ドローカードは通常モンスター『マグネッツ1号』!追加でドロー!通常モンスター『岩石の巨兵』!追加でドロー!通常モンスター『炎を操る者』!追加でドロー!通常モンスター『火炎草』!追加でドロー!通常モンスター『エンシェント・エルフ』!追加でドロー!通常モンスター『プチリュウ』!追加でドロー!」
流石にこれ以上は引けないか。だがまだ攻めるのは早いな。
「今引いたのは通常モンスターじゃねえからこれで終わりだ。だがまだまだいくぜ!俺は魔法カード『馬の骨の対価』を発動!『セイバーザウルス』をリリースしてカードを2枚ドロー!!」
馬の骨の対価
通常魔法
(1):効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
攻撃力の高い『セイバーザウルス』を墓地に送るのは少し惜しいがおかげでいいカードが手札に来たぜ。
「魔法カード『予想GUY』を発動!このカードは自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキからレベル4以下の通常モンスターを一体特殊召喚できる。俺はデッキからレベル1のチューナーモンスター『ウォータースピリット』を特殊召喚!!」
俺の足元に水が集まるとひとつの塊となり、それには人の顔のようなものが浮かび上がり、その頭部に触覚を生やした氷水の精霊となった。
ウォーター・スピリット ☆1 ATK400
予想GUY
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。
ウォーター・スピリット
チューナー・通常モンスター
星1/水属性/水族/攻 400/守1200
古代南極大陸の永久凍土にて生命が宿ったと言われる氷水の精霊。
様々な物質に浸透する事ができる。
「チューナー、ということは次は貴様らの得意なシンクロ召喚ということか」
女は俺がチューナーモンスターを召喚したことで次の行動を予想するがそれは少し違う。
「俺はフィールド魔法『フュージョン・ゲート』を発動!!」
「なっ!?」
その瞬間、空間が歪み、俺の背後に巨大な黒い渦が発生した。俺が発動した『フュージョン・ゲート』に女と金網の外側でデュエルを見ていた女の仲間たちが驚いて声を上げているが、まぁ大したことじゃないな。
フュージョン・ゲート
フィールド魔法
(1):お互いのプレイヤーは、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「俺は『フュージョン・ゲート』の効果で手札の『岩石の巨兵』と『エンシェント・エルフ』を除外して融合!!現れろ、『
岩で出来た巨人兵士の石像である『岩石の巨兵』と紫色の軽装の鎧を纏った黒髪のエルフである『エンシェント・エルフ』が背後の渦に吸い込まれ、渦の中から赤い魔女服の緑色の髪の女性が箒に跨りながら飛んできた。
砂の魔女 ☆6 ATK2100
岩石の巨兵
通常モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1300/守2000
岩石の巨人兵。
太い腕の攻撃は大地をゆるがす。
エンシェント・エルフ
通常モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1450/守1200
何千年も生きているエルフ。
精霊をあやつり攻撃をする。
融合モンスター
星6/地属性/岩石族/攻2100/守1700
岩石の巨兵+エンシェント・エルフ
「いくぜ!俺はレベル6の『砂の魔女』にレベル1の『ウォーター・スピリット』をチューニング!!」
☆6+☆1=☆7
『ウォーター・スピリット』が1つの光り輝く輪になるとその輪の間を『砂の魔女』が6つの光り輝く星となる。
「シンクロ召喚!!来やがれ、『スクラップ・デスデーモン』!!」
そして俺の場に現れたのは屑鉄で造られた機械の悪魔『スクラップ・デスデーモン』だった。
スクラップ・デスデーモン ☆7 ATK2700
スクラップ・デスデーモン
シンクロモンスター
星7/地属性/悪魔族/攻2700/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「まだまだいくぜ!続いて手札の『マグネッツ1号』と『マグネッツ2号』を融合!!来い、『カルボナーラ戦士』!!」
左側の「U」字型の角が折れたヘルムをかぶった突撃槍を構えた青い肌の戦士『マグネッツ1号』と両肩にトゲの付いたアーマーを装着し薙刀を構えた戦士『マグネッツ2号』が背後の渦の中に吸い込まれ、両肩にトゲの着いた紫色のアーマーを装着した剣を構えた金髪の戦士『カルボナーラ戦士』が渦の中から現れた。
カルボナーラ戦士 ☆4 ATK1500
マグネッツ1号
通常モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
コンビプレーが得意な戦士。強い磁力を発し、誰にも逃げられない。
マグネッツ2号
通常モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 500/守1000
コンビプレーが得意な戦士。電磁コーティングされた鎧は頑丈。
カルボナーラ戦士
融合モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
「マグネッツ1号」+「マグネッツ2号」
「まだまだいくぜ!次は手札の『火炎草』と『プチリュウ』を融合!!来い、『暗黒火炎龍』!!」
花から火炎を吐く顔の生えた草『火炎草』と緑色の小さな羽の生えたドラゴン『プチリュウ』背後の渦の中に吸い込まれ、両手に紅玉を掴み龍の形をかたどった炎『暗黒火炎龍』が渦の中から現れた。
暗黒火炎龍 ☆4 ATK1500
火炎草
通常モンスター
星2/地属性/植物族/攻 700/守 600
火山の近くに生息する草。花から火炎を吹き攻撃する。
プチリュウ
通常モンスター
星2/風属性/ドラゴン族/攻 600/守 700
とても小さなドラゴン。小さなからだをいっぱいに使い攻撃する。
暗黒火炎龍
融合モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1500/守1250
「火炎草」+「プチリュウ」
「そして!手札の『伝説の剣豪 MASAKI』と『炎を操る者』を融合!!現れろ、『炎の剣士』!!」
緑の武者鎧の剣豪『伝説の剣豪 MASAKI』と紫色のシャツとジーンズを着た褐色肌の男『炎を操る者』が背後の渦の中に吸い込まれ、『炎』の文字を持つ大剣を構える青い衣と赤き鎧を身に纏った熱き戦士『炎の剣士』が渦の中から現れた。
炎の剣士 ☆5 ATK1800
伝説の剣豪 MASAKI
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1100/守1100
百人斬りを成しとげたといわれる、伝説の剣豪。
炎を操る者
通常モンスター
星3/炎属性/魔法使い族/攻 900/守1000
炎の海や炎の壁を自在につくり出し攻撃する。
炎の剣士
融合モンスター
星5/炎属性/戦士族/攻1800/守1600
「炎を操る者」+「伝説の剣豪 MASAKI」
これで俺の場に4体のモンスターが並んだ。このまま総攻撃をすれば相手のライフを削りきることが出来るがここは圧倒的力の差を見せつけてやる!
「俺はレベル4の『カルボナーラ戦士』と『暗黒火炎龍』でオーバーレイ!!」
「なんだとっ!?」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」
☆4+☆4=★4
俺のフィールドにいる『カルボナーラ戦士』と『暗黒火炎龍』がそれぞれオレンジと紫の光の球となって目の前に現れた黒い渦の中へと入った。そしてオレンジと紫の光の球が入った渦が様々な光を飛び出しながら爆発した。
「来い!!『ジェムナイト・パール』!!」
爆発が収まると、周囲に真珠を浮かばせながら両肩と胸の中心に真珠が埋め込まれた丸みのある純白の宝石の戦士『ジェムナイト・パール』が現れた。
ジェムナイト・パール ★4
ジェムナイト・パール
エクシーズモンスター
ランク4/地属性/岩石族/攻2600/守1900
レベル4モンスター×2
「馬鹿な、融合だけでなくエクシーズまでも使うだと・・・」
対戦相手である女が俺が融合とエクシーズを使ったことに動揺しているがデュエルには関係ないからどうでもいい。むしろ勝手に動揺しているならその隙を着いて勝つこともできるな。
「魔法カード『思い出のブランコ』を発動!墓地の通常モンスターである『ウォーター・スピリット』を守備表示で特殊召喚!!」
ウォーター・スピリット ☆1 DEF1200
思い出のブランコ
通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
「俺はレベル5の『炎の剣士』にレベル1の『ウォーター・スピリット』をチューニング!!」
☆5+☆1=☆6
『ウォーター・スピリット』が1つの光り輝く輪になるとその輪の間を『炎の剣士』が5つの光り輝く星となる。
「シンクロ召喚!!来やがれ、『大地の騎士ガイアナイト』」
そして俺の場に初代決闘王の使用するモンスターの一体である『暗黒騎士ガイア』のリメイクモンスターである『大地の騎士ガイアナイト』が現れた。
大地の騎士ガイアナイト ☆6 ATK2400
大地の騎士ガイアナイト
シンクロモンスター
星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
これで俺の場に2体のシンクロモンスターと1体のエクシーズモンスターが揃った。手札を使い切ってしまったがこのターンで決着が着くのだから問題ない。
「バトルだ!『ジェムナイト・パール』でダイレクトアタック!!」
「させるか!!トラップ発動!!『
『ジェムナイト・パール』の拳が女に当る寸前に女の前に目が隠れる程度に切り揃えられた艶のある黒髪には豹の獣耳が生えており、肘からは黄金の刃が伸びている。手首では三日月と鈴が鳴り、その手、そして足に伸びた猛獣の野太い腕を持った『月光舞豹姫』が現れた。
月光舞豹姫 ☆8 ATK2800
通常罠
(1):自分の墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを裏側表示で除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
融合・効果モンスター
星8/闇属性/獣戦士族/攻2800/守2500
「月光舞猫姫」+「ムーンライト」モンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは相手の効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に発動できる。
このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動する。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで200アップする。
『月光舞豹姫』の攻撃力は俺のどのモンスターの攻撃力を上回っているため攻撃することができなくなった。
「ちっ!バトルは中断して俺はこのままターンを終えるぜ(まぁいい。俺の伏せカードは『聖なるバリア-ミラーフォース-』。次のターン奴が攻撃してきたのをこのカードで返り討ちにしてやるぜ!!)」
俺は勝利を確信しながらターンを終えた。
モヒカン男:LP4000
手札:0枚
モンスター:大地の騎士ガイアナイト(攻) スクラップ・デスデーモン(攻) ジェムナイト・パール(攻)ORU2
魔法・罠:凡骨の意地(永続魔法) リバースカード1枚
セレナ:LP4000
手札:1枚
モンスター:月光舞豹姫(攻)
魔法・罠:無し
モヒカン男sideout
セレナside
(何故シンクロ次元の人間が融合とエクシーズを使っている・・・)
シンクロ次元のデュエリストの実力がどの程度のものか知るためにデュエルを受けたが何故か相手はシンクロ召喚だけでなく融合召喚とエクシーズ召喚を使用してきた。
(まさか既にシンクロ次元はアカデミアによって支配されたのか?いや、それならエクシーズ召喚も広める理由は無いはずだ)
アカデミアの兵士たちは融合召喚に対して誇りを持っておりそれ以外の召喚法を見下す傾向があった。だからエクシーズ召喚を教える可能性はかなり低い。正直なにがなんだかわからないがごちゃごちゃ考えたところで分かるわけもない。
「勝ってこいつらから聞き出せばいい。私のターン、ドロー!!」
細かいことは一旦棚に上げといて私はデッキからカードをドローする。そして私はドローしたカードを見てフッと笑みを浮かべる。
「私は魔法カード『天使の施し』を発動!デッキからカートを3枚ドローして2枚捨てる。墓地に送られた『
月光紫蝶 ☆3 DEF1000
天使の施し
通常魔法
デッキからカードを3枚ドローし、その後手札からカードを2枚捨てる
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札から「ムーンライト」カード1枚を墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「月光翠鳥」以外のレベル4以下の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1400/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、デッキ・EXデッキから
「ムーンライト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このターン、このカードを融合素材とする場合、墓地へ送ったそのモンスターの同名カードとして融合素材にできる。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「融合」1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(3):このカードが除外された場合に発動できる。このターン、相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。
「魔法カード『融合』を発動!手札の『月光青猫』とフィールドの『月光紫蝶』と『月光舞豹姫』で融合!!」
私の背後に発生した渦の中に『月光青猫』、『月光紫蝶』、『月光舞豹姫』が入り込む。
「月光の原野で舞い踊るしなやかなる野獣よ! 青き闇を徘徊する猫よ!紫の毒持つ蝶よ!月の引力により渦巻きて新たなる力と生まれ変わらん!融合召喚!現れ出でよ、月光の原野の頂点に立って舞う百獣の王!『
渦が消え、フィールドに現れたのはこのデッキの切り札。装着した仮面を砕き、その美貌を露にした百獣の女王。白い鬣を靡かせ、左腕に三日月を装着し、右手に妖しき閃きを放つ剣を握った『月光舞獅子姫』が現れた。
月光舞獅子姫 ☆10 ATK3500
融合・効果モンスター
星10/闇属性/獣戦士族/攻3500/守3000
「月光舞豹姫」+「ムーンライト」モンスター×2
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):1ターンに1度、このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
「バトル!『月光舞獅子姫』で『大地の騎士ガイアナイト』を攻撃!!」
『月光舞獅子姫』は手に持った剣を煌めかせ、目にも止まらぬ速度で剣閃を走らせ『大地の騎士ガイアナイト』に斬りかかる。『大地の騎士ガイアナイト』はその手に握る赤い槍で受け流そうとするがあまりの速さについていけず次第に『月光舞獅子姫』の剣が『大地の騎士ガイアナイト』を傷つけていく。
「させるかよ!!トラップ発動『聖なるバリア-ミラーフォース-』!!コイツでそのモンスターを破壊する!!」
男が発動した『ミラーフォース』によって『大地の騎士ガイアナイト』を薄透明のバリアにぶつかり跳ね返されるとバリアから反射された光が『月光舞獅子姫』に襲いかかる。だが
「速攻魔法『禁じられた聖槍』発動!!それにチェーンして速攻魔法『突進』発動!!まず『突進』の効果で攻撃力を700ポイントアップする!!そしてさらに『禁じられた聖槍』の効果で攻撃力を600ポイント下げる代わりにこのカード以外の魔法・罠の効果を受け付けない!!」
月光舞獅子姫 ATK3500→4200→3600
『月光舞獅子姫』は目の前に現れた聖槍をその手に握ると目の前で回転させて反射された光を聖槍で防ぎ、そのまま『大地の騎士ガイアナイト』の胴体を貫いた。
モヒカン男:LP4000→3000
『大地の騎士ガイアナイト』を倒した『月光舞獅子姫』はその手に再び剣を握り、その剣と左腕の三日月で『ジェムナイト・パール』と『スクラップ・デスデーモン』の首を切り落とし破壊する。
「『月光舞獅子姫』の効果によりお前のモンスターは全て破壊する。そして『月光舞獅子姫』は1度のバトルフェイズに2回攻撃ができる」
「な、なんだと!?」
「やれ『月光舞獅子姫』!!相手にダイレクトアタックだ!!」
モンスターを倒した『月光舞獅子姫』はそのまま流れるように男の前に飛びかかるとその剣で袈裟斬りに斬りかかった。
「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!?」
モヒカン男:LP3000→-600
セレナsideout
零児side
セレナと不良のデュエルは問題なくセレナが勝利した。だが、リーダーである男が敗れた事に動揺した不良の仲間たちは気絶したリーダーを連れて逃げてしまった。この世界について聞こうとしたが失敗したな。
「それで?本当にここはシンクロ次元なのかよ?普通に融合とエクシーズ使ってたぜ?」
沢渡が私に確認するようにそう聞いてくる。それはほかのメンバーも疑問を思っていることだろう。本来の目的通りに辿り着いたのならばここはシンクロ次元であるだが今のデュエルを見た後だとそう断言できない。
「黒崎。仮にアカデミアが融合召喚を広めたとしてエクシーズ召喚も広めると思うか?」
「有り得ないな。奴らは俺たちのエクシーズ召喚の事を見下している。そんな奴らがそんなことをするとは思えん」
私からの質問に黒崎は顔を顰めながら答えてくれた。ふむ。となるとこれはもしかしたら
「ここは我々の知るシンクロ、エクシーズ、融合、スタンダードのいずれとも違う別次元かもしれないな」
私の出した結論にランサーズのメンバーは驚いた顔をした。その中で黒崎と月影、デニスの動揺が少ないのは何となく察していたのだろう。
「ど、どういうことだよ赤馬零児!!」
「そのままの意味だ。確証はないが少なくともここはシンクロ次元ではない」
周りの建物を見る感じアカデミアの侵攻を受けているエクシーズ次元でも過去に一度だけ見た事のある融合次元の可能性は低い。故にそう判断したがここがシンクロ次元出ない可能性があると聞いて榊遊矢が慌てる。
「ならばどうする。ここがシンクロ次元ではないのだとしたら俺たちの目的は何一つ果たせないのではないか?」
黒崎の言う通りだ。元々シンクロ次元に向かったのはシンクロ次元と同盟を結ぶのと行方不明の柊柚子の保護が目的だった。しかし現状その目的が果たせなさそうで手詰まりに近い状況だ。そう考えていた時だった。
「───おやおや~?お困りのようですな~」
背後の裏路地の方から聞こえたきな臭い声に思わず我々が振り向くとそこには顔の上半分を隠す大きな赤い目がついた銀仮面を着けた銀髪の青年が飄々とした態度で立っていた。気配もなく現れた男に警戒していると男は勝手に話し始める。
「いや~先程のデュエル見させていただきましたよ?そこらの一般デュエリストとしては中々面白いデュエルでしたよ」
「なんだとっ!?」
「お、落ち着けよセレナ!?」
仮面の男の言葉にセレナが食って掛かろうとしたが榊遊矢と沢渡、権現坂がそれを抑える。
「それで貴様は俺たちになんの用で話しかけてきた」
黒崎は敵意を隠さず仮面の男を睨みつける。その視線は普通の人間なら怯え竦むものだが仮面の男は飄々とした態度を崩さず話し始める。
「いえ何、皆さんお困りのようですから手助けしてあげようかと思いまして」
「なに?」
仮面の男の言葉に私は警戒をさらに強める。ただでさえこの世界がどこなのか分からないというのに怪しげな男からのこの提案。疑うなと言うのが無理な話だが情報が欲しいのもまた事実だ。
「おいおい、いきなりやって来てなに偉そうに言ってやがるんだ」
どうするか考えていると沢渡が仮面の男に対して突っかかった。沢渡は警戒していることを隠さずに仮面の男を睨んでいた。それは沢渡だけでなくこの場にいる全員が仮面の男を怪しんでいるがそれでも仮面の男は笑みを浮かべるだけだった。
「むぅ・・・流石にこれ以上ここで無駄な時間を過ごすのは面倒ですねぇ。どうしましょうか・・・」
仮面の男は「むむ~~~」とこめかみに指を当てながらしばらく何か悩んでいると「あっ」と小さく呟いたかと思えば腰につけているカードケースを取り出しカードを漁り始めた。
「えーっと確か主から渡されたカードがこの辺りに・・・おっ!ありました!!」
仮面の男はそう言いながら1枚のカードを取り出すと私たちに見せつけるようにそのカードを見せてきてセレナと黒崎、零羅を除いた私を含めた全員が目を見開いてしまった。
仮面の男が取り出したのは私たちにとってよく知る人物にして現在行方不明である榊遊矢の父親、榊遊勝のエースカード『EM スカイマジシャン』だった。
「なんで・・・なんでお前が父さんのカードを!!」
「おや?君のお父様もこのカードをお持ちで?いやーとんだ偶然もあったもんですねぇ」
「ふざけるな!」
「落ち着け遊矢!!」
一番動揺していた榊遊矢が真っ先に仮面の男に対してそのカードについて聞くが仮面の男は真面目にに答える気はさらさらないのかふざけた態度をとるために、榊遊矢は今にも掴みかかろうとしたが権現坂が羽交い締めにしてとめてくれたことで事なきを得た。
「そんなにこのカードの事を知りたいのなら私めの主の元へ一緒に来てくれませんか?もしご同行頂けるのなら色々と知れるかもしれませんよ?この世界がなんなのか、そしてこの世界で融合次元が何をしているのか」
仮面の男は三日月のような笑みを浮かべながらそう答える。正直怪しさしかない男だが今の我々には情報が必要だ。罠の可能性があろうと我々に歩みを止める時間などないのだから。
「いいだろう。その話に乗ってやろうではないか」
「いいのかい社長?こんなあからさまに怪しい男の話に乗っちゃって」
「構わない。今の我々にはこの世界の情報を何一つ持たない。これから行動していくためには多少のリスクを背負ってでも情報を得る必要がある」
この世界が我々の知っている4つの次元のいずれかでもない未知の次元だとすればこの世界に関する知識を私たちは何一つ持っておらず、手探りで調べる所を怪しいとはいえ貴重な情報源が手に入ったのだから利用しない手はない。最悪、これが罠だったとしても月影がいれば逃走することも可能だ。
「どうやらお決まりになられたようで。それでは」
仮面の男は笑みを浮かべたまま右手を広げお辞儀をするように頭を下げる。
「─────ようこそ歴戦の決闘者たちが集う戦いの歴史を持つ町、『童実野町』へ。わたくし、『暗闇のザジ』があなた方をご案内させていただきます」
────この日、スタンダード次元と呼ばれる別世界から新たな来訪者がやって来た。彼らの来訪はこの世界にどのような影響を及ぼすのか、それはまだこの時は誰も知らないのであった。
十代「今日の最強カードは『[[rb:月光舞獅子姫>]]』だ!」
[[rb:月光舞獅子姫>ムーンライト・ライオ・ダンサー]]
融合・効果モンスター
星10/闇属性/獣戦士族/攻3500/守3000
「月光舞豹姫」+「ムーンライト」モンスター×2
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):1ターンに1度、このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
刹那「『月光』融合モンスターでアニメでのセレナの切り札的なモンスターだな。」
十代「他の『月光』融合モンスターと同じく複数回の攻撃を行えるだけじゃなくて、1ターンに1度攻撃した後のダメージステップ終了時に特殊召喚された相手モンスターを全て破壊する強力な効果を持ってるぜ!」
刹那「まぁアニメではユーゴとのデュエルで初登場したけどそれ以降出番がなかったという悲しい歴史があるけどな」
十代「それを言うなよ」
刹那「まぁ今後この小説でもセレナのデュエルはあるだろうからこのカードの出番も増えるだろうがそれはこれからの展開次第だな」
十代「それじゃあまた次回も」
刹那「ルールを守って楽しくデュエル!!」
あとがき
はい有頂天皇帝です。今回から番外編として『遊戯王ARC-V』の主人公である榊遊矢くんを筆頭にランサーズのメンバーが登場しました。番外編最初のデュエルではモヒカン男に凡骨ビートを使ってもらいました。また『バトルスピリッツブレイヴ』からみんな大好き暗闇のザジさん登場してもらいましたが次回でもバトスピから1人だす予定です。最近ONEPIECEのメリー号の最後のシーンを見て感動して涙してONEPIECEの小説を書きたいと思ったけど現在書いている作品が多いので考えておくだけに今は留めておこうと思います。今後もこの作品では他作品のキャラを登場させていくのでよろしくお願いします。
オリカデッキありかなしか
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あり
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なし