半年以上ぶりの投稿で申し訳ございません!!今回は前回の続きとなっており、暗闇のザジさんがデュエルをします。
???side
「これが今のセレナの実力、ね」
童実野町にある海馬コーポレーション経営のブルーアイズホテルのスイートルームで私、遊城榛名はザジから送られた不良とセレナのデュエルを見ていたが予想通りの実力でしかなく結果もセレナの勝ちとなんとも味気ないものだった。
「確かに十分強いけどこれだとアカデミアのネームド連中や『サイバー・オーバー』使いが相手だとあっという間に潰されてお陀仏ね」
決して榊遊矢たちが弱いという訳では無い。本来の歴史通り進んでいれば全員が十分な実力をつけていくが、既に歪んだこの世界でそんな悠長なことを言っている暇もないし、原作と違って最初から命を奪うことに躊躇いのない連中ばかりだ。
そんな連中が暗躍しているこの世界で、今の実力の榊遊矢たちがアカデミアやまだ見ぬ勢力たちに戦いを挑んだ場合、すぐにその命を落としてしまう可能性が高い。
「ここは少し荒療治が必要かしら?」
私はデッキからエースカードの1枚である『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を取りだしながらそう呟く。下手したら壊れるかもしれないがそうなったらそうなったで仕方がないかもしれない。
コンコンっ
「榛名。ザジが君の言ってた子たちを連れて来た」
そう言って扉をノックして入ってきたのは黒スーツに黒サングラス姿の黒いアンドロイド。彼はザジと同じように別世界からこの世界へと飛ばされた灼熱のパンテーラ。今は私専属のバトラーとして雇っている。
「もう来たのね。ならデュエルリングに案内してあげて。そっちの方が二度手間にならなそうだしね」
「ふっ、了解だ」
私はカードをデッキに戻しデュエルディスクと必要最低限の荷物を持つとデュエルリングへと向かう。
「・・・ところでその十代の人形は置いていった方がいいんじゃないか」
「はっ?愛する弟を1人にしろって言うの?」
「流石に初対面の相手にそんな姿を見せるものでは無い・・・」
手作りの十代人形を抱えているとパンテーラに呆れた顔をされたが意味がわからない。がここで言い争っても無理やりパンテーラに十代人形を没収された上でどこかに隠されかねないので渋々置いていくことにした。
さて、では会ってみるとしましょうか。別世界の来訪者さんたちに
榛名sideout
ザジside
雇い主様である榛名嬢に頼まれ榊遊矢たちを彼女が現在滞在しているブルーアイズホテルに隣接しているデュエルリングへとご案内したのだが・・・どうやらまだ来てないようですね。
「それで、貴様は何の目的で我々をここに連れてきた」
私が榛名嬢がいないためどうすべきか考えていると赤馬零児がメガネの位置を直しながら声をかけてきたのでそちらを見ると、赤馬零児だけでなく榊遊矢や黒咲隼たちランサーズの皆様たちも私に対して疑いの目を向けてくるが、まぁそんな視線を向けられたところで馬鹿正直に全部話す気はありませんがねぇ・・・
「いや~うちのボスが次元転移の反応を確認したから見に行って次元漂流者がいたら保護するよう命令されていましてねぇ~」
「やはり次元転移を感知する術を持っているか・・・」
赤馬零児は予想していたのかそう呟くが、榛名嬢が持っているソレは彼の思っているものとは違いますがまぁここは言わなくていいですかねぇ。
「それで転位反応があった場所に来てみれば見慣れない決闘者たちの姿があったではありませんか!!これには私も思わず驚き桃の木山椒の木~!!」
「ふざけてるのか貴様」
私めのおちゃらけた態度が気に食わないのか黒咲隼が私めを射殺すような目で睨んでくるが、かつての連中に比べたら子犬のようなものだ。
「まぁそんなことはどうでもいいじゃないですか。そんなに私に聞きたいことがあるって言うのならコレで決めませんか?」
私は左腕に付けているデュエルディスクとセットされているデッキを見せつけるようにかざすと、それだけで私の言いたいことがわかったのか赤馬零児は眼鏡を上げる。
「なるほど。つまり話を聞きたければデュエルで勝利しろ、ということか」
「Exactly!!その通りでございます」
私はニヤリと笑みを浮かべながら高らかに答える。やはりバトラーもデュエリストもその本質は変わらないものですねぇ。
「だったらその相手はこの俺、ネオニュー沢渡様が務めてやるぜ!!」
そう名乗り上げてきたのは萎びたバナナみたいな髪型をした少年、沢渡シンゴだった。
「まっ、誰が相手でもこちらとして構いませんがねぇ~」
「はっ!言ってやがれ」
互いに相手を挑発するように声を掛け合いながら距離をとり、デュエルディスクを構えると勢いよく宣言をする。
「「[[rb:決闘>デュエル]]!!」」
沢渡:LP4000
暗闇のザジ:LP4000
ザジsideout
赤馬side
(先程のチンピラとは違うこちらの世界での初めての強者とのデュエル。どれほどの実力か見極めさせてもらおうか)
突然行われることとなった暗闇のザジと名乗る男とのデュエル。我々の知る四つの次元と異なるこの世界の決闘者がどのようなカードを使い、どれほどの実力を持っているのかを知るには絶好の機会と言ってもいいだろう。
「私の先行、ドロー。私はフィールド魔法『俊星流れるコロッセオ』を発動!!」
奴がフィールド魔法を発動すると、奴の背後に満天の星が輝く夜空をバックにローマのコロッセオが出現した。
俊星流れるコロッセオ(オリカ)
フィールド魔法
(1):互いのプレイヤーは自分フィールド上にモンスターに存在しない時、魔法・罠カードを発動することができない
(2):互いのバトルフェイズ時、相手プレイヤーはモンスターの攻撃力をアップする魔法・罠・モンスター効果を発動することができない
「私はモンスターとカードを2枚伏せて、ターンエンド♪」
暗闇のザジ:LP4000
山札:54枚
手札:2枚
モンスター:セットモンスター
魔法・罠:リバースカード2枚 俊星流れるコロッセオ(フィールド魔法)
沢渡:LP4000
山札:35枚
手札:5枚
モンスター:無し
魔法・罠:無し
「へっ、偉そうに言っといてモンスターとカードを伏せただけじゃねぇか」
沢渡は大した動きを見せなかったザジに対してそう言うとデッキから勢いよくカードをドローする。
「俺のターンドロー!ふっ、見せてやるぜ沢渡シンゴ様のエンタメデュエルを!!」
沢渡は手札から2枚のカードを選び、発動させようとする。どうやら早速使うようだな。
「俺はスケール2の『魔界劇団─サッシー・ルーキー』とスケール8の『魔界劇団─リバティ・ドラマチスト』でペンデュラムスケールをセッティング───」
ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!
「な、なんだ!?」
沢渡がペンデュラムカードをペンデュラムゾーンに置いた瞬間、沢渡のデュエルディスクから警報アラームが鳴り響いた。それだけでなく、よく見るとご丁寧に『Error』と表示されていた。
「おやおや~?私めのカード効果をちゃんと読んでなかったのですか~?」
「カード効果だと?」
デュエルディスクの故障を疑っていた沢渡に対してザジはニヤニヤと笑みを浮かべながらそう言うと沢渡は眉を顰めながら聞き返す。ザジはニヤリと口角を上げながら説明し始める。
「フィールド魔法『俊星流れるコロッセオ』の効果によって互いのプレイヤーはフィールドにモンスターが存在しない場合、魔法・罠カードを発動させることができないのですよ♪」
「はぁっ!?」
「なんて厄介な効果なんだ・・・」
ザジから語られたフィールド魔法の効果に沢渡と榊遊矢は驚きのあまり言葉を失う。ペンデュラムモンスターはペンデュラムスケールにセッティングする場合魔法カードとして扱う。故にこのカードは彼らにとって相性の悪いものと言えるだろう。
「ちぃっ、だったら俺は『魔界劇団─サッシー・ルーキー』を召喚!!」
魔界劇団─サッシー・ルーキー ☆4 ATK1700
魔界劇団─サッシー・ルーキー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守1000
【Pスケール:青2/赤2】
(1):自分フィールドの「魔界劇団」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを破壊できる。
【モンスター効果】
(1):このカードは1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「魔界劇団-サッシー・ルーキー」以外のレベル4以下の「魔界劇団」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがPゾーンで破壊された場合、
相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
「バトルだ!『サッシー・ルーキー』でセットモンスターを攻撃!!」
『サッシー・ルーキー』の拳がセットモンスターに当たると、セットモンスターの姿が顕になり『メタモルポット』が姿を現した。
「『メタモルポット』の効果発動!!このカードがリバースした場合、互いのプレイヤーは手札を全て捨てて5枚ドローします。私は2枚捨てて5枚ドロー」
「ちっ、俺は5枚捨てて5枚ドロー。ターンエンドだ」
暗闇のザジ:山札54枚→49枚
沢渡:山札34枚→29枚
暗闇のザジ:LP4000
山札:49枚
手札:5枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード2枚 俊星流れるコロッセオ(フィールド魔法)
沢渡:LP4000
山札:29枚
手札:5枚
モンスター:魔界劇団─サッシー・ルーキー(攻)
魔法・罠:無し
「それでは私のターンドロー。私はモンスターをセットし魔法カード『浅すぎた墓穴』を発動!互いのプレイヤーは墓地からモンスター1体を選択し裏側守備表示でセットします。私は『メタモルポット』を再びセット」
「なら俺は『魔界劇団─デビル・ヒール』をセットするぜ」
浅すぎた墓穴
通常魔法
お互いのプレイヤーはそれぞれの墓地のモンスター1体を選択し、それぞれのフィールド上に裏側守備表示でセットする。
「私はこれでターンエンド!さぁ、ゲストだからって遠慮しないでかかってきなさぁい」
ザジは指をクイッと動かしながら沢渡に対して挑発する。それに対して沢渡は奴の挑発に乗ってしまったのかイライラしながらカードを勢いよくドローする。
暗闇のザジ:LP4000
山札:48枚
手札:5枚
モンスター:メタモルポット(裏守備) セットモンスター
魔法・罠:リバースカード2枚 俊星流れるコロッセオ(フィールド魔法)
沢渡:LP4000
山札:29枚
手札:5枚
モンスター:魔界劇団─サッシー・ルーキー(攻) 魔界劇団─デビル・ヒール(裏守備)
魔法・罠:無し
「そんなに俺の実力が見たいってんならその目ん玉ひん剥いてよく見やがれ!!俺のターンドロー!!まずはセットされている『魔界劇団─デビル・ヒール』を攻撃表示に変更!!」
セットされていたモンスターが顕になり、『サッシー・ルーキー』の隣に白い仮面を被り大口を開けた紫肌の悪魔『魔界劇団─デビル・ヒール』がその両腕を高く上げながら登場する。
魔界劇団─デビル・ヒール ☆8 ATK3000
魔界劇団─デビル・ヒール
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×1000ダウンする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。
「さぁ今度こそ邪魔は入らねぇ!!俺はスケール3の『魔界劇団─エキストラ』とスケール8の『魔界劇団─ファンキー・コメディアン』でペンデュラムスケールをセッティング!!」
今度こそ沢渡のデュエルディスクのペンデュラムゾーンに2枚のカードが置かれ、沢渡のフィールドを挟むように2本の光の柱が現れ、その柱の中にはそれぞれ円盤状の投影機から映し出される3人の隻眼の悪魔と4本腕の黄色い肌をした唇の厚い太った悪魔が現れた。
「これで俺はレベル4から7のモンスターを同時に召喚することが出来る。ペンデュラム召喚!!来い、俺様の下僕たち!!『魔界劇団─ワイルド・ホープ』!『魔界劇団─プリティ・ヒロイン』!そして俺のエース、『魔界劇団─ビッグ・スター』!!」
そして沢渡のフィールドに西武のガンマンのような姿をした悪魔『魔界劇団─ワイルド・ホープ』、猫の手型の手袋をした魔法少女姿の悪魔『魔界劇団─プリティ・ヒロイン』、そして魔界劇団の座長にしてあのデッキのエースカードでもある『魔界劇団─ビッグ・スター』が姿を現した。
魔界劇団─ワイルド・ホープ ☆4 ATK1600
魔界劇団─プリティ・ヒロイン ☆4 ATK1500
魔界劇団─ビッグ・スター ☆7 ATK2500
魔界劇団─ワイルド・ホープ
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンの「魔界劇団」カード1枚を対象として発動できる。そのカードのPスケールはターン終了時まで9になる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「魔界劇団」モンスターしか特殊召喚できない。
【モンスター効果】
このカード名の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの種類×100アップする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「魔界劇団-ワイルド・ホープ」以外の「魔界劇団」カード1枚を手札に加える。
魔界劇団─プリティ・ヒロイン
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1000
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けた時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●その相手モンスターの攻撃力は、受けたダメージの数値分ダウンする。
●自分のEXデッキから、受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つ表側表示の「魔界劇団」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分または相手が戦闘ダメージを受けた時、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、その戦闘ダメージの数値分ダウンする。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする
魔界劇団─ビッグ・スター
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守1800
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードの召喚・特殊召喚成功時に相手は魔法・罠カードの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはエンドフェイズに墓地へ送られる。
「『魔界劇団─ビッグ・スター』の効果発動!1ターンに1度、デッキから『魔界台本「オープニング・セレモニー」』をセットしてそのまま発動!これにより俺のフィールドにいる『魔界劇団』の数×500ポイントライフを回復する。俺のフィールドには5体の『魔界劇団』がいるからライフを2500ポイント回復!!」
沢渡:山札28枚→27枚
沢渡:LP4000→6500
魔界台本「オープニング・セレモニー」
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×500LP回復する。
(2):自分のEXデッキに表側表示の「魔界劇団」Pモンスターが存在し、セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。自分は手札が5枚になるようにデッキからドローする。
「『ワイルド・ホープ』の効果発動!モンスターゾーンの『魔界劇団』の種類×100ポイント攻撃力をアップ!!」
魔界劇団─ワイルド・ホープ ATK1600→2100
「これで準備は整ったぜ。バトル!『サッシー・ルーキー』でさっき伏せた『メタモルポッド』を攻撃!!」
「『メタモルポット』の効果で再び互いに手札を全て捨てて5枚ドロ~♪」
「ハッ!いくら手札を増やしたところでこのターンで終わらせりゃ関係ねぇんだよ!!」
暗闇のザジ:山札48枚→43枚
沢渡:山札27枚→22枚
「続けて『プリティ・ヒロイン』でもう一体のセットモンスターを攻撃!!」
『プリティ・ヒロイン』の鞭によって奴のフィールドに残っていたモンスターを叩くと1つ目の青い肌の悪魔の姿が現れ、消える寸前にその目玉から放たれる光が沢渡のデッキに当たる。
「セットされていた『悪魔の偵察者』のリバース効果発動~。相手はデッキからカードを3枚ドローし、互いにドローしたカードを確認しその中に魔法カードがあれば全て捨ててもらいます。さぁドローしたカードを見せてくださいね~?」
「ちっ、ほらよ」
沢渡は『悪魔の偵察者』の効果でドローしたカードを舌打ちしながら公開する。
悪魔の偵察者
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 650/守 500
リバース:相手はデッキからカードを3枚ドローする。この効果でドローしたカードをお互いに確認し、その中から魔法カードを全て墓地へ捨てる。
沢渡:山札22枚→19枚
ドローカード:『魔界劇団─メロー・マドンナ』、『貪欲な壺』、『魔界劇団─トゥインクル・リトルスター』
「おやおや残念~。全て魔法カードなので墓地に送って貰いましょうか~?」
「クソっ、だが俺のフィールドにはまだ攻撃していないモンスターが三体いる。こいつらの総攻撃で終わりだ!!」
確かに沢渡の言う通り沢渡のフィールドにいるモンスターたちの攻撃力の合計は奴のライフを上回っている。だが奴にはまだ使っていない2枚の伏せカードがある。
「さぁ、このターンでフィナーレにしてやるよ!!『デビル・ヒール』でダイレクトアタック!!」
『デビル・ヒール』の巨大な拳が奴に迫る。この攻撃が決まれば大ダメージとなり次のモンスターの攻撃で決着がつく────誰もがそう思った瞬間、沢渡のフィールドにいるモンスターたち全てに地面から湧き出るように現れた悪霊たちがまとわりついた。
魔界劇団─デビル・ヒール ATK3000→0
魔界劇団─ビッグ・スター ATK2500→0
魔界劇団─ワイルド・ホープ ATK2100→0
魔界劇団─サッシー・ルーキー ATK1700→0
魔界劇団─プリティ・ヒロイン ATK1500→0
「な、何が起こりやがった!?」
突然フィールドのモンスターたちの攻撃力が0になったことに沢渡は驚きを隠せないでいると、奴は嬉々として発動したカードの説明を始める。
「トラップカード『墓地墓地の恨み』♪相手の墓地に8枚以上のカードがあれば相手フィールド上のモンスター全ての攻撃力を0にするんですよ♪せっかくやる気満々になったのに出鼻挫いちゃってごめんね~♪」
「くそっ!そのカードを発動させるために俺のカードを墓地に送っていたのか・・・」
いや、やつの本当の狙いは恐らく・・・
「バトルフェイズを終了してカードを2枚伏せてターンエンドだ」
沢渡は次のターンで何とか巻き返そうと考えているようだが、奴の狙いに気づかなければこのデュエル。沢渡の勝機はない
暗闇のザジ:LP4000
山札:43枚
手札:5枚
モンスター:無し
魔法・罠:リバースカード1枚 俊星流れるコロッセオ(フィールド魔法)
沢渡:LP6500
山札:19枚
手札:3枚
モンスター:魔界劇団─サッシー・ルーキー(攻) 魔界劇団─デビル・ヒール(攻) 魔界劇団─ビッグ・スター(攻) 魔界劇団─プリティ・ヒロイン(攻) 魔界劇団─ワイルド・ホープ(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
零児sideout
ザジside
(いや~こっちの思惑通りに簡単に進んでくれましたねぇ~。気づいているのは赤馬零児と黒咲隼、デニス・マックフィールドくらいですかねぇ?)
私は彼のフィールドにいる力を失ったモンスターたちと自分の手札を見ながら思わず笑みを浮かべてしまう。
「私のターンドロー!魔法カード『クロス・ソウル』発動!これにより私はあなたのモンスターである『デビル・ヒール』をリリースしこのモンスターを召喚!」
クロス・ソウル
通常魔法
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分がモンスターをリリースする場合、自分フィールドのモンスター1体の代わりに対象の相手のモンスターをリリースしなければならない。
沢渡シンゴのフィールドから『デビル・ヒール』が消え、代わりに私のフィールドに巨大な槍と盾が上空から落下してきた。
「さぁ!いよいよ本日のメインイベンターの登場ですよぉ!!」
そして『俊星流れるコロッセオ』の中から赤いマントをたなびかせながら鎧を纏った巨人が現れ、ゆっくりと歩み地面に落ちた槍と盾を拾い構える。
「大地を揺るがすヘビーウェイトの勇者!!『巨人大帝アレクサンダー』召喚だぁ!!」
巨人大帝アレクサンダー ☆6 ATK2700
巨人大帝アレクサンダー(オリカ)
効果モンスター
星6/水属性/戦士族/攻2700/守2000
(1):表側のフィールド魔法1枚を手札に戻すことで発動できる。このターン、このモンスターは追加攻撃することが出来る。この効果は1ターンに2度発動することが出来る。
(2):このモンスターの攻撃宣言時に以下の効果から1つ選んで発動する事ができる。
●相手フィールド上のレベル4以下のモンスターを破壊し、相手のデッキの上からその破壊したモンスターのレベルと同じ枚数墓地に送る。
●相手フィールド上の最もレベルの高いモンスター1体を破壊する。
「『クロス・ソウル』の効果でバトルフェイズを行えないのでカードを2枚伏せてターンエンド♪」
暗闇のザジ:LP4000
山札:42枚
手札:2枚
モンスター:巨人大帝アレクサンダー(攻)
魔法・罠:リバースカード3枚 俊星流れるコロッセオ(フィールド魔法)
沢渡:LP6500
山札:19枚
手札:5枚
モンスター:魔界劇団─サッシー・ルーキー(攻) 魔界劇団─ビッグ・スター(攻) 魔界劇団─プリティ・ヒロイン(攻) 魔界劇団─ワイルド・ホープ(攻)
魔法・罠:リバースカード2枚
「さぁあなたのラストターンですよ?精々頑張ってくださいねぇ?」
「はぁ?何言ってんだよ。俺様のライフはまだこんなにあるんだぜ?次のターンで削り切れるっていうのかよ」
おやおや、どうやらまだ気づいていないようですねぇ?
「私が削るのはあなたのライフではなくあなたのデッキですよ。あなたのデッキの枚数をよーく見てください」
「俺のデッキ?ってなんじゃこりゃあ!?」
自分のデュエルディスクにささっている薄くなったデッキを見てようやく気づいたようだ。
「ってまさかそのデッキは!?」
「ご明察!!私のデッキはデッキ破壊をメインにしております。次の私のターンになればその残り少ないデッキを消し飛ばすのなんて朝飯前ですよぉ?」
私のフィールドの『アレクサンダー』と手札に揃っているカードを使えばあの程度の枚数削りきるのなんてわけないですよ。
「沢渡の残りデッキ枚数はこのドローで18枚っ。確かにデッキ破壊に特化したデッキならば削り切ることは可能だっ」
「つまり沢渡がこのデュエルに勝つには奴の言う通りこのターンでライフを削りきらなければ沢渡の敗北が決まるということか」
榊遊矢と権現坂昇もようやく理解してくれたようですねぇ。さぁ彼は一体どんな手を使ってくるのですかねぇ?
「はっ!ならこのターンで決着をつけてやるだけさ!!『ビッグ・スター』の効果でデッキから『魔界台本「魔王の降臨」』をセット!」
「おっと『ビック・スター』の効果に対してトラップカード『亜空間物質転送装置』を発動。これにより『アレクサンダー』をエンドフェイズ時まで除外します」
亜空間物質転送装置
通常罠
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その自分の表側表示モンスターをエンドフェイズまで除外する。
「ちっ!逃げられちまったか。だが関係ねぇ!!セットした『魔界台本「魔王の降臨」』を発動!これにより俺のフィールドにいる『魔界劇団』の種類だけフィールドの表側表示のカードを破壊できる。『俊星流れるコロッセオ』を破壊!!」
魔界台本「魔王の降臨」
通常魔法
(1):自分フィールドの攻撃表示の「魔界劇団」モンスターの種類の数まで、フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
自分フィールドにレベル7以上の「魔界劇団」モンスターが存在する場合、このカードの発動に対して相手は効果を発動できない。
(2):自分のEXデッキに表側表示の「魔界劇団」Pモンスターが存在し、セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「魔界劇団」カードまたは「魔界台本」魔法カードを合計2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
「おっと破壊されてしまいましたねぇ。しかしあなたの場のモンスターたちの攻撃力は全て0。それでは私のライフを削りきることはできませんねぇ?」
「慌てるなよ。ここから沢渡シンゴのエンタメ劇場が始まるんだぜ?俺は『ビッグ・スター』と『ワイルド・ホープ』をリリースしてこのモンスターを召喚するぜ!! 烈風纏いしあやかしの長よ。荒ぶるその衣を解き放ち、大河を巻き上げ大地をえぐれ!いでよ、『魔妖仙獣 大刃禍是』!!」
『ビッグ・スター』と『ワイルド・ホープ』が黒が混ざった緑の嵐に飲み込まれ、巨大な獣の雄叫びが響き渡ると同時に嵐が止み、その中から全身に暴風を纏った巨大なライトグリーンのオオイタチ『魔妖仙獣大刃禍是』が現れた。
魔妖仙獣大刃禍是 ☆10 ATK3000
魔妖仙獣大刃禍是
ペンデュラム・効果モンスター
星10/風属性/獣族/攻3000/守 300
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分フィールドの「妖仙獣」モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃モンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで300アップする。
【モンスター効果】
このカードはP召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードのP召喚は無効化されない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード『大刃か』を2枚まで対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す
「『大刃禍是』!?まさかあのデッキ『妖仙獣』も入れているのか!?」
『大刃禍是』の登場に榊遊矢は驚愕する。それは彼だけではなく沢渡シンゴ以外全員が多かれ少なかれ同じ気持ちだろう。『魔界劇団』と『妖仙獣』という異なるテーマを組み合わせるだなんて誰が予想できるというのか・・・
「『大刃禍是』の召喚時効果でそのセットカード2枚を手札に戻してもらうぜ!!」
『大刃禍是』から放たれる嵐によって伏せていたカードを手札に戻されこれによって私のフィールドは空になってしまいましたねぇ。
「まだまだいくぜっ!!お楽しみこれからだ!!俺はセッティング済みのペンデュラムスケールでペンデュラム召喚!!さぁもう一度舞台に上がりな!
『魔界劇団─ワイルド・ホープ』、『魔界劇団─ビッグ・スター』!!」
魔界劇団─ワイルド・ホープ ☆4 ATK1600
魔界劇団─ビッグ・スター ☆7 ATK2500
「さぁこれでフィナーレだ!『魔界劇団─ビッグ・スター』でダイレクトアタック!!」
目の前まで迫ってきた『ビッグ・スター』だが、地面から光の霊剣が無数に飛び出し阻まれた『ビッグ・スター』は後退する。そして彼のモンスターの周囲を無数の光の霊剣が展開しているため『ワイルド・ホープ』も『大刃禍是』も動けずにいた。
「墓地の『光の護封霊剣』を除外し、このターン相手のダイレクトアタックを封じま~す」
「なっ!?」
攻撃を防がれてしまった沢渡シンゴは思わず息をのんでしまった。あの様子からして残った手札でこのターン何とかする手段はないようですねぇ
光の護封霊剣
永続罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に1度、1000LPを払って発動できる。その攻撃を無効にする。
(2):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、相手モンスターは直接攻撃できない。
「俺は『プリティ・ヒロイン』と『サッシー・ルーキー』を守備表示に変更にしてターンエンド・・・」
「このエンドフェイズに『アレクサンダー』はご帰還しま~す」
暗闇のザジ:LP4000
山札:42枚
手札:4枚
モンスター:巨人大帝アレクサンダー(攻)
魔法・罠:無し
沢渡:LP6500
山札:17枚
手札:5枚
モンスター:魔界劇団─サッシー・ルーキー(守) 魔界劇団─ビッグ・スター(攻) 魔界劇団─プリティ・ヒロイン(守) 魔妖仙獣大刃禍是
魔法・罠:リバースカード2枚
「私のターンドロー。まぁアマチュアデュエリストにしてはよくやったよ沢渡くん。でもさぁそろそろ気がついちゃたんじゃないのぉ?」
声を数トーン落としてから私は沢渡シンゴに対して声をかける。
「俺にデュエルで勝とうだなんて100万年早いってことをさぁ。ドロー」
そしてドローカードを見て私は思わずニヤリと笑みを浮かべてしまう。
「魔法カード『死者蘇生』を発動!墓地より『ウォーム・ワーム』を特殊召喚!!」
ウォーム・ワーム ☆3 ATK600
死者蘇生
通常魔法
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
ウォーム・ワーム
効果モンスター
星3/炎属性/昆虫族/攻 600/守1400
(1):このカードが破壊された場合に発動する。
相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
「さらにぃ!速攻魔法『地獄の暴走召喚』を発動!私のフィールドに攻撃力1500以下のモンスターである『ウォーム・ワーム』が特殊召喚されたことで墓地から同名モンスターである『ウォーム・ワーム』2体を特殊召喚!!」
ウォーム・ワーム ☆3 ATK600
ウォーム・ワーム ☆3 ATK600
「くっ!俺のフィールドはモンスターが埋まってるから特殊召喚はできねぇ・・・」
地獄の暴走召喚
速攻魔法
(1):相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、自分フィールドに攻撃力1500以下のモンスター1体のみが特殊召喚された時に発動できる。その特殊召喚したモンスターの同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から可能な限り攻撃表示で特殊召喚し、相手は自身のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、そのモンスターの同名モンスターを自身の手札・デッキ・墓地から可能な限り特殊召喚する。
「さぁ!ここからが本当のクライマックス!!私は『アレクサンダー』を対象に魔法カード『バトル・クライシス』を発動!!私のフィールドに存在するモンスターを任意の数破壊することで対象となったモンスターはこのターン破壊したモンスターの数だけ追加攻撃することができます。私は3体の『ウォーム・ワーム』を破壊!!」
『アレクサンダー』がその手に握る槍を地面に勢いよく突き刺すとその衝撃によって3体の『ウォーム・ワーム』が破壊され、『アレクサンダー』に力を、そして沢渡シンゴのデッキにダメージを与える。
バトル・クライシス(オリカ)
通常魔法
(1):フィールドのレベル5以上のモンスターを対象に発動できる。対象に選んだモンスター以外の自分フィールド上にいるモンスターを任意の数破壊することでこのターン、対象に選んだモンスターは破壊したモンスターの数だけ追加攻撃することができる。
「破壊された『ウォーム・ワーム』の効果発動!破壊されたことで相手のデッキを上から3枚墓地へ。3体破壊されたので合計9枚破棄です!!」
「くっ!!」
沢渡:山札17枚→8枚
「さぁ一気に攻めちゃいましょうか!!まずは『アレクサンダー』で『魔界劇団─ビッグ・スター』を攻撃!!この瞬間、『アレクサンダー』の効果が発動。レベル4の『サッシー・ルーキー』を破壊し、そのレベルと同じ枚数つまりデッキから4枚破棄!!」
『アレクサンダー』がその巨大な槍を力任せに振り下ろすと『プリティ・ヒロイン』と『ワイルド・ホープ』は『大刃禍是』の背中に乗って何とか難を逃れたが逃げ遅れた『ビッグ・スター』と『サッシー・ルーキー』は槍に潰されてしまった。
沢渡:LP6500→6300
沢渡:山札8枚→4枚
「さぁこれでフィニッシュです!!『アレクサンダー』で『ワイルド・ホープ』を攻撃!!効果で『プリティ・ヒロイン』を破壊して残りのデッキを破棄!!」
投擲の体勢をとった『アレクサンダー』はその視線を『大刃禍是』の背に乗って逃げる『プリティ・ヒロイン』と『ワイルド・ホープ』に向かって投槍の要領で勢いよく槍を投げ、2体の胴体を貫き爆散させた。
沢渡:LP6300→5200
沢渡:山札4枚→0枚
「『アレクサンダー』はまだあと2回の攻撃を残していますが、これ以上の攻撃は無駄ですのでターンエンド。さぁあなたのターンですよ?」
といってももうデュエルの決着はついているんですけどね。
「俺の、ターン・・・ドローするカードが、ねぇ・・・」
「カードをドローできなくなったプレイヤーはデッキアウトで敗北!!いやぁ~私が勝っちゃって申し訳ございませんねぇ!!」
「くそっ!!」
沢渡シンゴは負けたことが余程悔しかったのか地面に拳を叩きつける。さてと
「それじゃあ早速別室で色々とこの世界について説明しますね~」
『は?』
私が別室に案内することを伝えると榊遊矢、沢渡シンゴ、権現坂昇、セレナ、デニス・マックフィールドはぽかんと口を開けて間抜け面を晒していた。いやー思った通りの反応をしてくれますねぇ!
「確かに私は勝ったら話すと言いましたが別に負けたら話さないとは言ってませんよねぇ?」
ケラケラと笑いながらそう伝えると彼らは唖然とした表情をしばらくしてからようやく私の言ったことの意味を理解したのかふるふると体を震わせその言葉を吐き出した。
『ふ、』
「ふ?」
『ふっざけんなぁぁぁぁぁぁ!!』
暗闇のザジsideout
???side
「どうやら運命は回り始めたようだな」
薄暗い部屋の中で私は水晶にうつる少年たちを見ながら思わずそう呟いてしまう。
────名も無きファラオの器にして現代の最強決闘者『武藤遊戯』
────仲間たちとの絆で未来を切り開いた赤き竜に選ばれし決闘者『不動遊星』
────決して諦めない強い心とチャレンジ精神を持った優しい心を持った決闘者『九十九遊馬』
────世界を破滅に導く可能性を秘めし四つの召喚法を秘めしドラゴンたちを操りし4人の決闘者『榊遊矢』、『ユート』、『ユーゴ』、『ユーリ』
───そしてこの世界の特異点となりつつある『遊城十代』と『如月刹那』
かの決闘者たちは誰もがこれからこの世界に迫り来る巨悪たちを打ち倒し人々に明るい未来を見せる可能性とその力と想いを周りに伝染させるまさに希望とも言える存在になり得る可能性を秘めている。しかし、それはコインの裏表のようにちょっとしたきっかけで絶望に変わる可能性も秘めているため彼らに期待を押し付けすぎるのも危険である。特に四天の龍を従えし決闘者である榊遊矢たちは・・・
「この世界の運命は既に私のかつて見た運命とは大きく異なっている。この先には一体どのような障害が待ち受けているというのか・・・」
私、斎王琢磨はとある少女との出会いで破滅の光の力を失い元々持っていた占いの力でかつて見た未来と異なる未来に変わり始めたのを見てそう呟く。
「破滅の未来と希望の未来・・・我々は一体どうなるというのでしょうね」
未来を見えなくなり不安を感じることは多くあった。しかしそれ以上に未知というものに私は楽しみを感じているのだった。
斎王sideout
十代「今日の最強カードは『巨人大帝アレクサンダー』だ!」
巨人大帝アレクサンダー(オリカ)
効果モンスター
星6/水属性/戦士族/攻2700/守2000
(1):表側のフィールド魔法1枚を手札に戻すことで発動できる。このターン、このモンスターは追加攻撃することが出来る。この効果は1ターンに2度発動することが出来る。
(2):このモンスターの攻撃宣言時に以下の効果から1つ選んで発動する事ができる。
●相手フィールド上のレベル4以下のモンスターを破壊し、相手のデッキの上からその破壊したモンスターのレベルと同じ枚数墓地に送る。
●相手フィールド上の最もレベルの高いモンスター1体を破壊する
刹那「元ネタはアニメ『バトルスピリッツ少年激覇ダン』にて硯秀斗が使用したのを筆頭にその後のシリーズでも何度も出た青のスピリットだな」
十代「フィールド魔法を戻すことによる連続攻撃と攻撃時に発動できる破壊効果で相手を追い詰めるぜ!!」
刹那「高い攻撃力とその効果で相手を追い詰めるぞ」
十代「今後も他作品のカードやキャラクターたちとかがこうしてカード化されるからこれからもよろしく頼むぜ!!」
あとがき
お久しぶりです有頂天皇帝です。半年以上ぶりの遊戯王小説の投稿で申し訳ございませんでした。色々とほかの小説も書いてて投稿が遅れました。今回は『バトルスピリッツブレイブ』の暗闇のザジと沢渡さんのデュエルとなりますがザジさんの口調がちゃんとできているか不安なところがありますがおかしかったら教えて貰えるとありがたいです。次回の予定としてはこの作品内での十代たちの世界設定について語りその後遊城榛名と遊矢によるアクションデュエルを行おうと考えていますがこのデュエル内で遊矢に対して厳しい言葉をかけるかもしれませんがご了承ください。最初の頃アクションデュエルを楽しんでたんですが次第に防御を回避や奇跡などのアクションカードに頼ったり都合のいいタイミングで狙ったかのようなアクションカードを引くのが嫌になってきたんですよねぇ・・・。遊矢以前の主人公たちはみんな自分のデッキを信じているというのがよく分かるだけにアクションカード頼りの遊矢が少し苦手なところあります。でもARC-Vは面白いデュエル色々とあったので完全に否定する気は無いです。次回の更新がいつ頃になるかは分かりませんがほかの小説も含め早く投稿できるように頑張ります。
オリカデッキありかなしか
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あり
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なし