刹那Side
実技試験を終えてから数日、自宅にデュエルアカデミア合格が書かれた書類とラーイエローの制服が届いた。俺はカードや本などは輸送してもらうことにしてそれ以外の必要最低限の荷物を纏めてから届いたラーイエローの制服を着てデュエルアカデミアへと向かった。
デュエルアカデミアに着いてたらそのまま流れるように入学式が始まり校長先生による無駄に長ったらしい話を適当に聞き流しているとようやく話が終わりその場で解散となった。
その後はイエロー寮の自分の部屋に届いた荷物を整理してからは島の中を歩き回って何処に何があるのかを詳細に把握することにした。
島を歩いていると購買を見つけたので折角なのでカードバックを3パック買って近くに座れそうな場所があったのでそこで早速開けてみることにした。
「さてと、何が入ってるかな~」
パックを開ける時は何が入っているか分からないこのドキドキ感を楽しめるのがパックの醍醐味と言えるのは多くのデュエリストが共感してくれることだろう。さて、先ずは1パック目からだな
『ネクロ・ガードナー』
『カード・ブロッカー』
『くず鉄のかかし』
『魔王ディアボロス』
『モリンフェン』
「まぁいいカードなんだけどさぁ・・・」
しかし残念ながらどのカードも既に持っているカードなので正直当たっても使わないのだが、とにかく次のパック開けるか2パック目!
『ラーバモス』
『プチモス』
『進化の繭』
『明鏡止水の心』
『シーホース』
「・・・・・・」
ま、まだだ!まだ最後のパックがある。3パック目ぇ!!
『E・HEROリキッドマン』
『ゾンビキャリア』
『アサルトワイバーン』
『ターレット・ウォリアー』
『鎖付きブーメラン』
「よ、良かった・・・2パック目の結果が結果だけに不安を感じたが3パック目はいいカード引けたな」
というか2パック目のラインナップはどう考えてもラーバモスを召喚しろという圧を感じさせるんだが?というかモリンフェン、シーホースと来たならそこはレオグンとかというオチが着くものだと思ってたがそんなことはなかったな。
とりあえずそろそろ寮の歓迎会の時間が近づいているので手に入れたカードを閉まってイエロー寮へと向かおうとした。
だが、その時だった。
「おい待てよそこの半端もんのラーイエロー」
「あ?」
オベリスクブルーの制服を来ている生徒が同じ制服を着ている取り巻きらしき生徒を何人か連れて声をかけてきた。
「誰だよアンタ」
「フッ、流石は半端もののラーイエローだな。この未来のデュエルキングと名高い獅童誠様のことを知らないとはなぁ!!」
獅童と名乗る男がこちらを見下しながら自慢げに話してくるのを適当に聞き流しながら聞いているとどうやらこの男は俺が試験でシンクロモンスターとエクシーズモンスターを使ったのを取り巻きから聞き、半端もののラーイエローが使うことが気に入らないのかエリートであるオベリスクブルーである自分に寄越せと言いたいようだ。なんと言うかまぁ・・・・
「話は終わったか?だったら俺はこれで失礼させてもらう」
「なっ!?」
話の内容がくだらなすぎたので俺は席を立つとイエロー寮の歓迎会に参加するためにその場を去るのだった。高田やその取り巻き連中が後ろの方で何か喚いていたがそんなもの無視した。
そして無事何事もなくイエロー寮に着いた俺は歓迎会にてイエロー寮の寮長である樺山教諭特製のカレーを食べつつ、同じラーイエローになった新入生である試験番号1番の三沢大地や神楽坂などと話しをしていた。そして歓迎会も終わり、部屋に戻ってデッキの調整をしているとアカデミアから配られたPDAにメールが届いていた。内容を確認してみるとそれは昼間に出会った獅童とかいうオベリスクブルーからのものだった。
《よぉ半端モン。今夜の10時に互いのレアカードを賭けたアンティルールでデュエルだ!場所はオベリスクブルー専用のデュエルリングだ。怖かったらしっぽ撒いて逃げてもいいんだぜ?》
「・・・・・・・・」
俺はメールを確認し終えるとPDAをポケットにしまい、デッキをケースに閉まってから腕にデュエルディスクを装着してから誰にも気づかれないように気をつけながらイエロー寮を出てデュエルリングへと向かった。正直、こんなくだらない誘いを受ける理由などないがここで無視しても明日また因縁をふっかけられる可能性もあるのだからここで徹底的に叩きのめすほうがいいだろう。
しかし、この時の俺は気づいていなかった。イエロー寮を出ていく俺の姿を見ていた2人の人物が俺の後を追ってきていたことを
刹那side out
彩人side
午後10時のオベリスクブルー専用(実際の所そうでも無いが)デュエルリングに俺と十代、そして今日十代の弟分になった丸藤翔はやって来ていた。それというのも昼間にこのデュエルリングにやって来た俺たちだが十代がここでデュエルをしようとした時にオベリスクブルーの生徒である万丈目準からデュエルを仕掛けられた。
突然のことに動揺する翔を無視して十代はその挑戦を受けてデュエルに応じようとしたのだが、タイミング悪く寮での歓迎会の時間が迫ったため残念ながらデュエルは出来なかった。
しかし先程十代のPDAに万丈目からメールが届いた。それは『デュエルリングにて貴様を待つ』と短い文だったがデュエルの申し込みだと本能で理解した十代はデッキとデュエルディスクを持ってデュエルリングへと走っていた。そんな十代を流石に無視できないので俺と翔は十代の後を追ってデュエルリングにやってきたのだが、そこには万丈目だけでなく他のブルー生もいた。
話を聞くところによるとどうやら獅童というブルー生もまたこの場所でラーイエローの如月刹那を呼び出してデュエルを行うつもりのようでこうしてたまたま被ってしまったようだ。
「万丈目!?なぜ貴様がここにいる!?」
「獅童か。フン、貴様には関係ないことだ」
「なんだと!!」
「貴様の相手はそこにいるラーイエローだろう。そいつにも興味はあるが今は譲ってやる」
「き、貴様ァ!!」
獅童が万丈目に対して突っかかているが、万丈目はそんな高田を適当にあしらっているためか高田は激号していた。
「おい、時間ねぇんだからとっととデュエルするぞ」
如月はそう言いながらデュエルディスクを構えてデュエルリングに上がっていた。その反対側には十代が同じようにデュエルディスクを構えていた。それに気づいた高田は万丈目に対して舌打ちをしてから如月と向かいあう位置に移動してデュエルディスクを構え、万丈目もまたデュエルディスクを構え十代を見据えていた。
「「「「決闘(デュエル)」」」」
そして、4人は同時にデュエル開始の宣言を行ったことでデュエルが始まろうとしていた。
刹那
LP:4000
獅童
LP:4000
十代
LP:4000
万丈目
LP:4000
彩人side out
誠side
ルーレットによって先行は俺様になったのでカードをドローする。
「俺様のターン、ドロー!フッ」
ドローしたカードを見て思わず笑みを浮かべてしまう。何故ならば今ドローしたカードによって俺様の勝利が確定したのだから
「俺様は魔法カード『二重召喚』を発動!これによって俺様はこのターン通常召喚を2回行うことが出来る。まずは『
炎を支配する者 ☆4 ATK1500
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1500/守1600
炎属性モンスターを生け贄召喚する場合、このモンスター1体で2体分の生け贄とする事ができる。
「『炎を支配する者』は1体で2体分の生贄にできる。俺はコイツを生贄に『絶対服従魔人』を召喚するぜ!」
絶対服従魔人 ☆10 ATK3500
絶対服従魔人
効果モンスター
星10/炎属性/悪魔族/攻3500/守3000
自分フィールド上にこのカードだけしかなく、
手札が0枚でなければこのカードは攻撃できない。このカードが破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
「更に俺様は手札から装備魔法『愚鈍の斧』と『デーモンの斧』を『絶対服従魔人』に装備するぜ!」
絶対服従魔人 ATK3500→5500
愚鈍の斧
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は1000アップし、効果は無効化される。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
装備モンスターのコントローラーに500ダメージを与える。
デーモンの斧
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた時、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードをデッキの一番上に戻す。
「こ、攻撃力5500!?そんなモンスターにかないっこないっスよ!?」
「流石は獅童さんだぜ!1ターンで『青眼の究極竜』を超えた攻撃力のモンスターを召喚するだなんて!!」
「やるわね獅童くん」
『絶対服従魔人』を見て恐怖するオシリスレッドのチビメガネ、興奮する取り巻きたち、そしていつの間にかこの場にいた俺様のプレイングに感心する天上院さんの反応を見ていい気分になった。
「俺様はリバースカードを1枚伏せてターンエンドだ!さぁテメェのターンだ!!」
手札を使い切ってしまったが伏せたカードは『聖なるバリア-ミラーフォース-』だ。例え『絶対服従魔人』の攻撃力を超えたモンスターが現れようとコイツがあれば問題ない。
俺様は余裕を持ってエンド宣言をした。
獅童:LP4000
モンスター:絶対服従魔人(攻)
魔法・罠:愚鈍の斧(装備) デーモンの斧(装備) リバースカード1枚(聖なるバリア-ミラーフォース-)
手札:0枚
刹那:LP4000
モンスター:0
魔法・罠:0
手札:5枚
誠side out
刹那side
(なんだコレは・・・)
俺は獅童の場を見て正直呆れた。確かに先行の1ターン目で『絶対服従魔人』を出してきたことには驚いたがそれだけだ。先行1ターン目で手札を使い切るコイツにも呆れるがそれに感心している周りにも呆れるしか無かった。
(しかもあの表情からしてあの伏せカードは恐らく『ミラーフォース』や『次元幽閉』みたいな攻撃反応型トラップだな。まったくわかりやすいったらないな)
俺は思わず「はぁ」とため息を吐いてしまう。
だが、それがいけなかった。
「おい、何ため息なんて吐いてやがるんだよ。やる気がないならさっさとサレンダーしやがれ」
「所詮半端モンが俺たちエリートにかなう訳がないんだよ」
獅童の取り巻きたちが騒がしいが騒音でしかないので無視をする。そして
「俺のターン、ドロー」
俺はデッキからカードを1枚ドローする。ドローしたカードを確認するとそれは『ダーク・アームド・ドラゴン』だった。
ダーク・アームド・ドラゴン
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分の墓地から闇属性モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(ここでこのカードが来たか。だが今回のデュエルはコイツを出さなくてもケリをつけられそうだな)
俺は『ダーク・アームド・ドラゴン』のカードを見ながらそう思い、別のカードを発動させる。
「手札から魔法カード『真紅眼融合』を発動。デッキから『真紅眼の黒竜』と『ブラック・マジシャン』を墓地に送り融合召喚を行う」
「なっ!デッキのモンスターを使って融合召喚だと!?」
獅童と取り巻きたちを含めたこのデュエルを見ている連中は驚愕していた。まぁデッキのモンスターを素材にした融合というのはあまりないから珍しいのも無理はないだろう。
真紅眼融合(レッドアイズ・フュージョン)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「レッドアイズ」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのカード名は「真紅眼の黒竜」として扱う。
真紅眼の黒竜
通常モンスター星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
真紅の眼を持つ黒竜。怒りの黒き炎はその眼に映る全てを焼き尽くす。
ブラック・マジシャン
通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。
「可能性を秘めし黒竜よ、黒衣の魔術師と交わりて、今ここに新たな力を生み出さん!融合召喚!!現れよ、『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』!!」
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ ☆8 ATK3000
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
(1):このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
(3):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
「ちっ!伝説のレアカード『ブラック・マジシャン』と『真紅眼の黒竜』を素材に融合召喚したことに驚きはしたがそいつの攻撃力は俺様の『絶対服従魔人』には遠く及ばねぇんだよ!!」
獅童は『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の攻撃力を見て安心したのかそう言ってくるが、それは間違いだ。それを今から証明しよう。
「『超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の効果発動。1ターンに一度、相手モンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを与える。この効果は融合素材にした通常モンスターの数だけ使用できるが今回は関係ないな」
このモンスターには他にも効果があるが今回のデュエルでは使うこともないだろうから説明する必要は無いな。
「ば、バカな・・・・」
獅童の奴はこの結果を信じられないのか顔を青ざめさせて体を震わせていた。
「やれ『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』、『
『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』は掌に黒炎の球体を創り出すとそれを『絶対服従魔人』に向けて放った。黒炎は瞬く間に『絶対服従魔人』の全身を焼き尽くすと爆散し、その衝撃が獅童を襲いライフを大きく削った。
「ぐぁぁぁぁぁー!!」
獅童:LP4000→500
「バトル!『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』でプレイヤーにダイレクトアタック!!」
「さ、させるか!トラップ発動『聖なるバリア-ミラーフォース-』!!コイツでそのモンスターも──」
「無駄だ。手札を1枚捨てて『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の効果発動!その発動を無効にして破壊し、『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』の攻撃力を1000ポイントアップする。バニシメント・フレア!!」
『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』が獅童に向かって剣を振り下ろすが、獅童を覆うように発生した薄透明のバリアに阻まれ、バリアから反射した光が『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を襲うがそれを『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』は白色の炎の球体で迫り来る光を焼き付くし、その力を自らの糧とした。
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ ATK3000→4000
「やれ!『ドラグーン・オブ・レッドアイズ!!」
「ぐぁぁぁぁぁっ!!」
獅童:LP500→-3500
こうして俺と獅童のデュエルは呆気なく終わってしまった。チッ、オベリスクブルーは優秀だと聞いてたから期待していたがこの程度とはな・・・
「どうやら満足のいくデュエルでは無いようだったみたいだな」
「1ターンキル決めたって言うのにそんな表情してるんだもんな」
「三沢に神楽坂か、どうして2人がここに?」
デュエルリングを降りた俺に声をかけてきたのは同じ寮生である三沢と神楽坂だった。俺は思わずなぜ2人がここにいるのか尋ねてしまった。
「君が寮から出ていく姿が見えたものでね。つい気になって追いかけてしまったんだよ」
「なるほどそういう事か」
三沢の説明を聞いて俺は納得がいった。
「しかしもう1つのデュエルは万丈目と十代か、これはどちらが勝つのか見物だな」
「?万丈目ならわかるがあの十代とかいう奴は強いのか?」
万丈目は日本ジュニアチャンピオンとして名が知られているプロデュエリスト候補として知られているからわかるが、あの十代というオシリスレッドも三沢が興味を引くほどの相手だと言うのか?
「彼、遊城十代はアカデミアの実技試験で唯一アカデミア実技最高責任者のクロノス教諭の本気のデッキを倒したんだからな」
「へぇ、それは興味深いな・・・・」
なら見せてもらおうじゃないか、このアカデミアの実技最高責任者を倒したというその実力を・・・・
刹那sideout
万丈目side
(やはり獅童程度では奴の実力は測りきれないか・・・)
俺は隣でデュエルしていた2人のデュエルを見てそう思わずにはいられなかった。中等部の奴を知っているから如月には勝てないと思っていたがせめて如月の手の内を幾つかは明かさせることができると考えていたが、まさか1ターンキルされるとはな・・・
(まぁいい、全くの成果がない訳では無いしな。今は遊城十代とのデュエルに集中するか)
俺はそう思いながらデュエルディスクを構え直し、俺と十代の場を確認する。
十代:LP4000
モンスター:E・HEROエアーマン(攻)
魔法・罠:無し
手札:3枚
万丈目:LP4000
モンスター:E・HEROフレイム・ウィングマン
魔法:無し
手札:4枚
今のターン、十代が召喚した奴のエースである『E・HEROフレイム・ウィングマン』を俺の罠カード『ヘル・ポリマー』で奪うことに成功した。
E・HEROエアーマン
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。
ヘル・ポリマー
通常罠
相手が融合モンスターを融合召喚した時に発動する事ができる。
自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、その融合モンスター1体のコントロールを得る。
E・HEROフレイム・ウィングマン
融合・効果モンスター
星6/風属性/戦士族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
「クソっ!まさかフレイム・ウィングマンが奪われるだなんて・・・」
奴はそう言って驚きを隠せずにいた。
「貴様がそのモンスターを使うことはクロノス教諭とのデュエルで読んでいたからな。この罠を仕掛けさせてもらったのさ」
奴は既に召喚権を行使している為に新たなモンスターを召喚することは出来ない。奴に出来る事は伏せカードを伏せるかそのまま何もせずにエンド宣言をして終わるだろうとそう思っていた。
「まだだ。俺は手札から魔法カード『破天荒な風』を発動!!『E・HEROエアーマン』の攻撃力と守備力を1000アップさせる!!」
「何だとっ!?」
奴は俺の予想していなかった手段を使って『エアーマン』の攻撃力を『フレイム・ウィングマン』の攻撃力を超えに来た。
E・HEROエアーマン ATK1800/DEF300→ATK2800/DEF1300
破天荒な風
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力・守備力は、次の自分のスタンバイフェイズ時まで1000ポイントアップする。
「行けっ、『エアーマン』。『フレイム・ウィングマン』を攻撃!!『エアー・サイクロン』!!」
奴がそう宣言すると『エアーマン』の翼に付いているフィンから巨大な竜巻が放たれて『フレイム・ウィングマン』に攻撃を仕掛けてそのまま破壊する。
万丈目:LP4000→3300
「チィっ!!まさかそんな手で攻略してくるとはなっ」
俺は思わず舌打ちをする。可能性の1つとしてクロノス教諭とのデュエルで使用した『摩天楼ースカイスクレイパーー』辺りを使うことを考えていたがまさかこのような手段で突破してくるとは・・・
摩天楼-スカイスクレイパー-
フィールド魔法
(1):「E・HERO」モンスターの攻撃力は、
その攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターに攻撃するダメージ計算時のみ1000アップする。
「俺はカードを1枚伏せてターンエンド」
十代:LP4000
モンスター:E・HEROエアーマン(攻)
魔法・罠:リバース1枚
手札:1枚
万丈目:LP3300
モンスター:無し
魔法:無し
手札:4枚
万丈目side out
三沢side
「まさかあんな手段で突破するとはな。流石と言うべきか」
俺は十代のデュエルを見ながらそう呟いた。『フレイム・ウィングマン』を奪われた時には十代がピンチかと思ったが、これは予想外だ。
「しかし万丈目もこのままじゃ終わらないだろう。まだ十代が有利だとは言いきれない」
隣で同じように観戦していた彩人が万丈目を見ながらそう呟く。そしてその言葉は当たる。
「俺のターン、ドロー」
万丈目のターンとなり、彼はデッキからカードを1枚ドローする。
「俺は今ドローした魔法カード『死者蘇生』を発動。これにより墓地から『地獄戦士』を特殊召喚する」
地獄戦士 ☆4 ATK1200
死者蘇生
通常魔法
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1200/守1400
このカードが相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られた時、この戦闘によって自分が受けた戦闘ダメージを相手ライフにも与える。
万丈目が『死者蘇生』を発動したことによって奴の墓地から『地獄戦士』が蘇生された。さらに・・・
「俺は速攻魔法『地獄の暴走召喚』を発動!この効果でデッキから2体の『地獄戦士』を特殊召喚する」
地獄戦士 ☆4 ATK1200
地獄戦士 ☆4 ATK1200
地獄の暴走召喚
速攻魔法
(1):相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、自分フィールドに攻撃力1500以下のモンスター1体のみが特殊召喚された時に発動できる。
その特殊召喚したモンスターの同名モンスターを
自分の手札・デッキ・墓地から可能な限り攻撃表示で特殊召喚し、相手は自身のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、そのモンスターの同名モンスターを自身の手札・デッキ・墓地から可能な限り特殊召喚する。
「『地獄の暴走召喚』の効果によって貴様も『エアーマン』を可能な限り特殊召喚できるが・・・」
「俺のデッキには『エアーマン』は1枚しかいない。だから特殊召喚することは出来ない」
本来ならば十代も『地獄の暴走召喚』の効果で万丈目同様モンスターを展開できるはずだったが、十代のデッキには『エアーマン』が1体しかいないためか十代は悔しそうに万丈目にそう言った。
「俺は『地獄戦士』1体に装備魔法『団結の力』を装備させる!これによって『地獄戦士』の攻撃力は───」
地獄戦士 ATK1200→ 3600
団結の力
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドの表側表示モンスターの数×800アップする。
「攻撃力が3000越えか・・・このままマトモに全ての攻撃を喰らえば遊城の奴は大ダメージだな」
神楽坂もまた万丈目の場を見てそう呟いた。確かに傍から見ればこれは十代にとって圧倒的不利に見えるだろう。だが・・・・
(さぁ、君ならばこの状況をどう切り抜けるんだ?)
俺ははそう呟きながら十代と万丈目のデュエルの続きを見るのだった。
「バトルだ!『団結の力』を装備した『地獄戦士』で『エアーマン』を攻撃!」
『団結の力』によって強化された『地獄戦士』が手に持っている剣で『エアーマン』を袈裟斬りに斬り殺すとその衝撃が十代を襲った。
十代:LP4000→3200
「くうっ!?だが『エアーマン』が破壊されたことでトラップ発動!『ヒーロー・シグナル』!!デッキからレベル4以下の『E・HERO』1体を特殊召喚する。来い、『E・HEROオーシャン』!!」
『エアーマン』と入れ替わるようにして現れたのは槍を持った青いヒーローの『オーシャン』だった。
E・HEROオーシャン ☆4 ATK1500
ヒーロー・シグナル
通常罠
(1):自分フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札・デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
E・HEROオーシャン
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻1500/守1200
(1):1ターンに1度、自分スタンバイフェイズに
自分のフィールド・墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分の「HERO」モンスターを持ち主の手札に戻す。
「チッ、追撃は出来ないか。俺はカードを伏せてターンエンドだ」
十代:LP3200
モンスター:E・HEROオーシャン(攻)
魔法・罠:無し
手札:1枚
万丈目:LP3300
モンスター:地獄戦士3体(攻)(1体は『団結の力』装備)
魔法:リバース1枚
手札:1枚
三沢sideout
十代side
(やっぱりそう簡単にはいかないよな。流石はジュニアチャンピオンだぜ)
まさか強化していた『エアーマン』がこうも簡単に倒されるなんてな・・・『ヒーロー・シグナル』で『オーシャン』を出していなかったら大ダメージはまぬがれなかったな。っと、今は俺のターンだな。
「俺のターン、ドロー。このスタンバイフェイズに『オーシャン』の効果発動!墓地から『エアーマン』を手札に加える。そして『強欲な壺』を発動してデッキからカードを2枚ドロー!」
強欲な壺
通常魔法
デッキからカードを2枚ドローする
俺は今ドローした『強欲な壺』を発動しカードをドローするときた。この状況を逆転するのに必要なカードが。だが手札がまだ足りないのでここは・・・
「俺は『壺の中の魔導書』を発動!互いにデッキからカードを3枚ドローする!!」
壺の中の魔術書(未OCG)
通常魔法
互いのプレイヤーはカードを3枚ドローする。
これによって万丈目の手札も増やしてしまうが仕方ない。しかしこれによって十分な手札が揃った。
「魔法カード『融合回収』を発動して墓地から『融合』と『E・HEROバースト・レディ』を手札に加える。」
通常魔法
(1):自分の墓地の、「融合」1枚と融合召喚に使用した融合素材モンスター1体を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
融合
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
E・HEROバーストレディ
通常モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1200/守 800
炎を操るE・HEROの紅一点。紅蓮の炎、バーストファイヤーが悪を焼き尽くす。
「そして『E・HEROエアーマン』を再び召喚!召喚時の効果でデッキから『E・HEROシャドー・ミスト』を手札に加える」
E・HEROシャドー・ミスト
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の「HERO」モンスター1体を手札に加える。
「そして魔法カード『融合』を発動!手札の『E・HEROシャドー・ミスト』と『E・HEROクレイマン』の2体を融合!!」
俺の前に『シャドー・ミスト』と『クレイマン』が現れると2体は頭上に現れた渦の中へと入っていった。
「影に潜みし英雄よ、土くれの英雄と交わりて大地の力を秘めし英雄へと生まれ変われ!!融合召喚!!現れろ『E・HEROガイア』!!」
そして2体のモンスターが入った渦が消えると地面を砕きながら地中から『E・HEROガイア』が現れた。
E・HEROガイア ☆6 ATK2200
E・HEROガイア
融合・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2200/守2600
「E・HERO」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力を半分にし、このカードの攻撃力はその数値分アップする。
「墓地にいった『シャドー・ミスト』の効果でデッキから『E・HEROバブルマン』を手札に加える。そして『ガイア』の効果発動!このモンスターが融合召喚に成功したので『団結の力』を装備している『地獄戦士』の攻撃力を半分にしその数値分『ガイア』の攻撃力をアップする!『アース・クラッシャー』!!」
『ガイア』がその太い両腕を地面に叩きつけると大地を砕きながら衝撃波が『地獄戦士』を襲い、突き出た岩の破片によって力を奪われる『地獄戦士』に対して『ガイア』は大地から力を得ていた。
地獄戦士 ATK3600→1800
E・HEROガイア ATK2200→4000
これで『ガイア』の攻撃力が『地獄戦士』の攻撃力を上回った。
「バトルだ!『E・HEROガイア』で攻撃力の下がった『地獄戦士』を攻撃!『コンチネンタル・ハンマー』!!」
『ガイア』が両腕を掲げると両手をガシリと掴み、『地獄戦士』に向けて振り下ろそうとしたその瞬間
「トラップ発動『炸裂装甲』!!このカードの効果により貴様の『ガイア』を破壊する!!」
万丈目の伏せていたカード『炸裂装甲』が発動したことにより『ガイア』が腕を振り下ろすより先にその身体を爆散させた。
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターを破壊する。
「くっ!だったら『エアーマン』で別の『地獄戦士』を攻撃!『エアー・サイクロン』!!」
『エアーマン』が再び翼に付いているフィンから竜巻が放たれると『地獄戦士』の身体を斬り裂いた。
万丈目:LP3300→2700
「くぅ!?モンスターの数が減ったことで『団結の力』を装備している『地獄戦士』の攻撃力は下がる」
地獄戦士 ATK1800→1000
「だが『地獄戦士』の効果で俺が受けたダメージと同じ数値のダメージを貴様に与える!」
万丈目がそう言うと倒した『地獄戦士』が持っていた剣が俺に向かって飛んできた。
「ぐうっ!?」
十代:LP3200→2600
「だったら次は『オーシャン』で攻撃力の下がった『地獄戦士』を攻撃!『タイダル・ウェイブ』!!」
『オーシャン』が持っている槍で岩に挟まれ身動きの取れないでいる『地獄戦士』を破壊した。
そしてさっきと同じように『地獄戦士』の剣が俺に当たった。
万丈目:LP2700→2200
十代:LP2600→2100
ダメージを受けたがこれで万丈目のモンスターを減らすことに成功した。
「俺はカードを2枚伏せてターンエンド」
十代:LP2100
モンスター:E・HEROエアーマン(攻) E・HEROオーシャン(攻)
魔法・罠:リバース2枚
手札:1枚
万丈目:LP2200
モンスター:地獄戦士(攻)
魔法:0枚
手札:4枚
「俺のターン、ドロー!俺は『地獄戦士』を生贄にして『地獄詩人ヘルポエマー』を召喚!」
地獄詩人ヘルポエマー
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻2000/守1400
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
(1):戦闘で破壊されたこのカードが墓地に存在する場合、相手バトルフェイズ終了時に発動する。
このカードが墓地に存在する場合、相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。
「そして装備魔法『ニトロユニット』を『E・HEROオーシャン』に装備させる」
「え?装備魔法を自分のモンスターじゃなくて相手モンスターに装備っスか?」
万丈目が発動した『ニトロユニット』を俺の『オーシャン』に装備させたことに翔が不思議そうに言うが、これは不味い!
「その様子だとこの装備魔法の効果は知っているようだな」
「『ニトロユニット』を装備したモンスターが破壊された時、俺は装備したモンスターの攻撃力分のダメージを受ける・・・」
「そうだ!これで貴様も終わりだ!!」
ニトロユニット
装備魔法
相手フィールド上モンスターにのみ装備可能。
装備モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時、装備モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
「バトルだ!『ヘルポエマー』で『オーシャン』を攻撃!『地獄の演奏殺』!!」
「トラップ発動『ヒーロー・ベール』!!このターン俺の「HERO」と名のつくモンスターは戦闘・効果では破壊されない!!」
『オーシャン』と『エアーマン』のそれぞれの身体を覆うように光り輝くベールが纏わられた。
ヒーロー・ベール(オリカ)
通常罠
(1):このカードを発動したターン、「HERO」と名のつくモンスターは戦闘・効果では破壊されない
(2):墓地のこのカードとこのカード以外の罠・魔法カードを1枚ずつ墓地から除外することでデッキからレベルの異なる「HERO」と名のつくモンスターを2体手札に加えることが出来る。
「ちっ、だがダメージは受けて貰うぞ!」
『ヘルポエマー』が呪いの演奏を奏でるとその衝撃波が『オーシャン』に襲いかかり『オーシャン』は苦痛に顔を歪ませるも『ヒーロー・ベール』の効果で破壊は免れた。
十代:LP2100→1600
「俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!さぁこの状況をどうするつもりだ!!」
「へへっ、ワクワクするな。俺のターン、ドロー!」
俺は次の一手を考えるためにもドローしたその時だった。
コツコツコツ・・・
通路の方から足音が聞こえてきた。
「いけない、ガードマンが来るわ」
明日香は聞こえてきた足音からガードマンが来ることを察知する。それで・・・
「何だと・・・あと少しだと言うのに。ちっ、仕方がない。デュエルは此処でお預けだ」
万丈目はそう言いながらデュエルディスクの電源を切った。それにより『地獄詩人ヘルポエマー』と万丈目のリバースカードが姿を消した。って
「おいっ、お前逃げるのかよ!?まだデュエルは終わってないんだぞ!!」
俺は思わず万丈目にそう言って呼び止めてしまうが・・・
「馬鹿か貴様は。此処にいたことがバレて退学にでもなったら元も子もないだろうが。だから、今回はこれで終わりにするだけだ。それに・・・貴様とはいずれ決着を付けてやるから安心しろ!!」
万丈目はそう言って裏口から逃げるようにこの場から脱出するのだった。
「十代!俺達も早く逃げるぞ!」
「うっ、わかったよ・・・」
デュエルリングに上がってきた彩人が俺の肩を掴んで早くこの場を去るように言ってくる。以前同じようなことが起こった時に俺が駄々を捏ねてその場に残ろうとしていたら彩人が腹パンしてきたのでここは大人しく従うのだった。だけど次デュエルする時は絶対に負けないからな!
十代sideout
刹那side
なんとかガードマンに見つかることなくデュエルリングを去ることが出来た俺たち。周りに人がいないことを確認すると一息ついた。
「どう?オベリスクブルーの洗礼を受けた感想は?」
俺と十代にそう聞いてきたのはオベリスクブルーの天上院明日香。黒鉄に聞くといつの間にかやってきたらしいがどうやって話を聞きつけたのだか・・・まぁそんなことは考えていても無駄だから正直に答えるか。
「話にならないな。あの程度の実力でよくブルーになれたな」
1ターン目から手札を使い切るわ耐性のない高攻撃力のモンスターを出しただけで満足し勝った気になるなど相手を舐めているにも程がある。
「俺は結構楽しめたぜ!まぁあのまま続けたら俺が勝ってたけどな!」
十代はそう言いながらデュエルの最後にドローしたカードを見せてきた。それは『二重融合』だった。
「まず『オーシャン』の効果で墓地から『フェザーマン』を手札に戻してかは手札の『戦士の生還』で墓地の『フレイム・ウイングマン』をエクストラデッキに戻す。そしてこのカードを発動すれば『フレイム・ウイングマン』と『E・HEROアブソルートZero』を融合召喚できる。そして伏せていた『マスクチェンジ』で『M・HEROアシッド』を出せば2体の効果で相手の場のカードを一掃してそのままダイレクトアタックして俺の勝ちだったぜ!」
通常魔法
500ライフポイントを払って発動。
このターン、下記の効果を2回まで使用できる。
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚扱いとして特殊召喚する。
E・HEROアブソルートZero
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000
「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO アブソルートZero」以外の水属性モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
マスク・チェンジ
速攻魔法
(1):自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
M・HEROアシッド
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2600/守2100
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊し、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
十代は自慢げにそう言うが俺たちはえげつないコンボを決めようとしていた十代に顔を引き攣らせていた。というか容赦なさすぎるだろ
「っと、これ以上長居する訳にはいかないな」
「そうだなあまり遅くなりすぎると寮長の樺山先生にバレるかもしれないしな」
「あぁ遊城たちも早く寮に戻れよ」
俺と三沢、神楽坂はそう言うと自分たちの寮であるイエロー寮に戻るために十代たちと別れた。
しかし獅童とのデュエルは正直歯ごたえがなかったが万丈目と十代というやりがいのありそうな相手が見つかったのが収穫だろう。そしてほかにもここにいる三沢や神楽坂のようにまだ見ぬ強敵がいる可能性を考えると楽しみが増えるというものだ
(さぁ、どんな奴らがいるのかな?)
俺は心の中でそう呟きながら歩くのだった。
オリカデッキありかなしか
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あり
-
なし