遊戯王GX 決闘者たちが歩む物語   作:有頂天皇帝

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第6話 アカデミアの日常

刹那side

 

 

女子寮で天上院とその取り巻きとのデュエルを終えてから数日がたった。あれから特に大きな事件などは起こらなかったが相変わらず俺が所有しているシンクロモンスターやエクシーズモンスター、『真紅眼の黒竜』などのレアカードを手に入れようとオベリスクブルーのボンボン共がアンティデュエルを仕掛けてくることが何度かあったがその全てを叩き潰していたりしたがそれ以外は特に変わった出来事はなく普通の学生生活を過ごしていた。

 

そして今は昼休みということで食堂で昼食を取っていた。デュエルアカデミアではカードや食事、娯楽商品などを購入する際にはお金以外にもデュエルアカデミアや一部のイベントでのみ使用できるDP(デュエルポイント)と呼ばれる仮想通貨を使って購入できる。ここデュエルアカデミアでは自分よりランクの高いクラスと戦い勝利すれば多くのDPを手に入れることが出来るため、大量のブルーを倒したことで十分なDPを手に入れたためそれで昼食として泰山麻婆豆腐定食を注文して食べていたのだが・・・

 

「なぜ俺の周りに人が誰もいないんだ?」

 

3日ほど前からここの食堂で泰山麻婆豆腐定食を食べ始めたのだが、俺が食べようとすると距離を取るかのように慌てた様子で去っていくのに違和感を感じるが別にイジメなどのような陰湿なものは感じないので気にしていなかったのだが理由も分からないと気分が悪い。

 

「よぅ刹那。相席いいか?」

 

「十代か、別に構わないぞ」

 

そんなことを考えているとその手にカツ丼とデュエルアカデミア名物のドローパン1つをお盆に乗せている十代が声をかけてきた。席も空いているので許可を出す。

 

「にしてもお前今日もそれ食べてるのかよ」

 

「美味いからな。一口食うか?」

 

「翔や隼人みたいに気絶したくないからいらねぇ。ってか目の前で座っているだけで目が痛くなりそうなんだけど・・・」

 

十代はそう言いつつも俺の前の席に座ってカツ丼を食べ始める。しかしこんなに美味いのに誰も食べようとしないとはまったく理解できない・・・

 

「そういえば何時も一緒にいる丸藤たちがいないけどどうしたんだ?」

 

「あぁ、翔は新しいカードを買いに購買に行ってるし隼人と彩人は別のところで食べてるよ」

 

「なるほどなぁにしても新しいカード買うってそもそもアイツどんなデッキ使ってるんだ?」

 

「まだデュエルしたことないから俺も知らないけど機械族デッキらしいぞ」

 

「機械族か」

 

機械族といえばとある流派が有名だな。その流派は考え方が異なることから二つに分かれていることがいい意味と悪い意味の両方で有名だが多分その流派とは関係ない話しだろうな・・・

そんなことを考えながら俺は麻婆豆腐を一口食べる。

 

 

刹那sideout

 

 

翔side

 

 

「う~ん。どうしようっスかねぇ~」

 

購買部の一角にあるカードコーナーにてカードを買いに来たのだが僕は今究極の選択を迫られていた。

 

「『雷電娘々』か『ドリルロイド』どっちを買おうっスかね~」

 

そう。僕は今僕にとってのアイドルカードである『雷電娘々』かデッキの強化のために『ドリルロイド』を購入するかで迷っていた。僕はアニキや彩人くん、刹那くんのようにデュエルで勝てていないのであまりDPを稼げていないのでどちらかのカードしか買えないので迷っていた。

 

 

雷電娘々

効果モンスター

星4/光属性/雷族/攻1900/守 800

自分フィールド上に光属性以外の表側表示モンスターが存在する場合、表側表示のこのカードを破壊する。

 

 

ドリルロイド

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻1600/守1600

このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、ダメージ計算前にそのモンスターを破壊する。

 

 

「どうしよう・・・僕には選べないっスよ」

 

「フフッ、お困りのようだね」

 

「は、ハンチョーさん・・・・」

 

どっちを買おうか迷っていると購買部で働いている大槻さんことハンチョーが声をかけてきた。

 

「分かるよ翔くん君の気持ち。デッキを強化するために必要なカードか自分のお気に入りのカードのどちらを選ぶかなんてみんなが悩んだ経験があるものさ」

 

ハンチョーは腕を組みながらウンウンと頷きながらそう言ってくれた。

 

「そ、そうなんスよ。でも僕はアニキたちみたいに強くなりたいからここは『ドリルロイド』にしようかと・・・」

 

「フフっ・・・へただなあ翔くん。へたっぴさ・・・!欲望の解放のさせ方がへた・・・」

 

「へっ?」

 

僕はハンチョーの突然のに首を傾げているとハンチョーはそのまま話を続けた。

 

「君が本当に欲しいのは・・・雷電娘々(こっち)・・・この可愛いイラストのカードを愛でたい・・・だろ!」

 

「そ、それは・・・・」

 

「両方のカードが欲しい君の願いを叶えるためにこれに挑戦してみないかい?」

 

ハンチョーさんはそう言いながらカードパックを渡してきた。

 

「コレってカードパックっスよね?」

 

「そう。コレで上手くいけば両方のカードを手に入れることができるんだよ」

 

「で、でもパックで狙ったカードを引き当てるだなんてかなり難しいっスよね?」

 

僕はそう言いながらハンチョーさんに確認するように聞いた。カードパックは1パック5枚なのだが、パックに入っているカードは限定カードなどを除けば全ての種類のカードが出てくるため、狙ったカードを当てることなどかなりの低確率である。だからカードを単品で買った方が安上がりになることだってある。それなのにパックを買うのを進めるとはどういうことなのだろうか?

 

「確かにパックで狙ったカードを当てるのは難しいことさ。だけどね優秀なデュエリストならレアカードを高確率で当ててるんだよ。現にこの学園だとカイザーやエンプレス、キングなどの優秀なデュエリストもパックを買ったら結構な頻度でレアカードを当てたりしてるからね」

 

「そうなんっスか・・・」

 

優秀なデュエリストという部分で少し気分が暗くなってしまったがそんな僕に気づいたのかハンチョーさんは笑みを浮かべながら話を続ける。

 

「大丈夫さ、君なら当てることも不可能じゃないはずさ」

 

「は、ハンチョーさん・・・・」

 

こんな底辺のオシリスレッドの生徒である僕に対しても優しい態度を取ってくれるハンチョーさんに思わず涙目になりそうになってしまった。

 

「そ、それじゃあ10パック買うっス!」

 

「はいカードパックご購入ありがとうございま~す!!」

 

僕は持っているDPで買えるだけのカードパックを購入することにするとハンチョーさんの部下である沼川さんと石和さんが明るい笑顔でカードパック10パックを手渡してくれた。

 

「・・・いいの、当たるといいね」

 

ハンチョーさんは僕の耳元でこっそりと励ましてくれた。これにはつい、思わず嬉しくなってスキップしながらカードショップを後にするのだった。

 

 

翔sideout

 

 

大槻side

 

 

「やった!『砂の魔女』当たったっス!!これでまた美少女カードが増えたっス!!」

 

購買部から少し離れた場所で美少女カードを引く度に一喜一憂している翔くんの姿を見ているのを部下である沼川と石和と一緒に見ていた。

 

「目当てのカードも当てられずあんな使いにくいカードで喜んでいるだなんて馬鹿ですね」

 

石和の嘲笑と侮蔑を込めた言葉を聞いて、私は、優しい笑顔のまま言い捨てる

 

「馬鹿だからね・・・あんなもんよ今の若いものは。パックを開封し終えたらとりあえず満足してこう考えるだろう。『目的のカードは当てられなかったけど次当てればいい』『レアカードを当てられたのだからそれで満足』と、が、その考えがまるでダメ。『次当てればいい』なんて発想からは何も変わらない!明日から頑張るんじゃない。今日、今日だけ頑張るんだっ!今日を頑張った者、今日も頑張り始めた者にのみ明日が来るんだよ!!」

 

そもそもドロップアウト組と呼ばれるオシリスレッドならばデッキを少しでもデッキを強化して上のクラスを目指すべきなのに悩んでいる時点で愚かというものだ。

 

「ハンチョーさん。このパックを5パックください」

 

そんなことを思っていると新しい客が来たのでいつも通りの営業スマイルに戻りながら新しい客に対応する。

 

「いらっしゃい。って、宮本くんじゃないか。珍しいねいつもならパックじゃなくてカード単体を買うのに」

 

私は珍しい客に思わず驚いた。客としてパックを買いに来たのはカオス・ブラックの生徒の一人である白髪に金色の瞳をした少年───宮本新羅。二つ名を『悪魔(ディアブロ)』と呼ばれておりその名の通り悪魔族モンスターを中心にしたデッキの使い手である。普段はデッキに必要なパーツだけを買うためパックをあまり購入しないのだ。

 

「残念ながらお目当てのカードがまだ売られてないので久しぶりにパック購入で狙ってみようと思いましてね」

 

彼はそう微笑みながら言うが、恐らく彼はパックで目当てのカードを当てられるだろう。これは先程のオシリスレッドにも言ったことだが、優秀なデュエリストは高確率でレアカードを引き当てることからカオス・ブラックの彼なら問題なく当てられるだろう。

 

「いいカード、当てられるといいね」

 

「それ、誰にも言ってますよね」

 

パックを渡しながら何時ものお決まりの台詞を言うと、彼は苦笑しながらパックを受け取り購買部を後にした。この後も色々なクラスからカードやパックを購入しに来る学生たちの相手をし、全てが終えて店じまいしたら、いい気分で晩酌を楽しもうと私は仕事をしながらそんなことを考えるのだった。

 

 

大槻sideout

 

 

刹那side

 

 

食事を終えて食堂を出た俺は十代に腹ごなしにデュエルを誘われた。十代とはまだデュエルをしたことも無いしちょうどいいと思いその提案を受け入れ早速デュエルコートに向かったのだが・・・・

 

「さぁ!早くデュエルディスクを構えやがれ!!」

 

「俺たちオベリスクブルーのエリートがお前たちの相手をしてやるよ!!」

 

オベリスクブルーの男子生徒に絡まれてしまい、デュエルする流れになっしまった。入学してからこういう輩が多いが今日の奴らは特に様子がおかしかった。特に十代にデュエルを仕掛けた方は今にも十代に襲いかかりそうなほど殺気だっていた。

 

「仕方がない。無視しても無駄だろうから素直にデュエルを受けるか・・・・」

 

「俺はデュエルできるならなんでもいいぜ!」

 

俺と十代はそう言いながらデュエルディスクを構えるのを確認すると、相手も同じようにデュエルディスクを展開した。そして

 

「「「「決闘(デュエル)!!」」」」

 

 

刹那:LP4000

 

オベリスクブルーA:LP4000

 

十代:LP4000

 

オベリスクブルーB:LP4000

 

 

「先行は俺が貰う!俺のターン、ドロー!俺は速攻魔法『蛮族の饗宴Lv5』を発動。俺は手札から『バーバリアン1号』と『バーバリアン2号』を特殊召喚するぜ!」

 

先行はオベリスクブルーAとなり、ドローした魔法を発動したことにより、奴の場に『バーバリアン1号』と『バーバリアン2号』が現れた。

 

 

バーバリアン1号 ☆5 ATK1550

 

バーバリアン2号 ☆5 ATK1800

 

 

蛮族の狂宴Lv5

通常魔法

(1):自分の手札・墓地から戦士族・レベル5モンスターを2体まで選んで特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターは、効果が無効化され、このターン攻撃できない。

 

 

バーバリアン1号

効果モンスター

星5/地属性/戦士族/攻1550/守1800

(1):自分フィールドの「バーバリアン2号」1体につき、このカードの攻撃力は500アップする。

 

 

バーバリアン2号

効果モンスター

星5/地属性/戦士族/攻1800/守1500

(1):自分フィールドの「バーバリアン1号」1体につき、このカードの攻撃力は500アップする。

 

 

「そして俺は『バーバリアン1号』と『バーバリアン2号』を生贄に捧げ、密林の奥より現れよ蛮族たちの王者!!『バーバリアン・キング』を召喚!!」

 

2体のバーバリアンが光となって消え、代わりに2体のバーバリアンがいた場所に紫の鎧を纏い、巨大な金棒を手にした三メートルはあろうかと思われる赤い鬼──『バーバリアン・キング』が現れた。

 

 

バーバリアン・キング ☆8 ATK3000

 

 

バーバリアン・キング

効果モンスター

星8/地属性/戦士族/攻3000/守1100

(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの戦士族モンスターを任意の数だけリリースして発動できる。

このターン、このカードは通常の攻撃に加えて、

この効果を発動するためにリリースしたモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。

 

 

「俺はカードを伏せてターンエンドだ!」

 

奴はそう言ってリバースカードをセットしながらエンド宣言をした。

 

「俺のターン、ドロー」

 

俺のターンに移り、ドローしたカードを含めて手札を確認してどう行動するか考える。

 

「(今の手札じゃ『バーバリアン・キング』を倒せないな。ここは・・・)俺は『デッド・ガードナー』を守備表示で召喚し、カードを3枚伏せてターンエンド」

 

 

デッド・ガードナー ☆4 DEF1900

 

 

デッド・ガードナー

効果モンスター

星4/闇属性/戦士族/攻 0/守1900

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、このカードに攻撃対象を変更する事ができる。

このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上に表側表示で存在する

モンスター1体の攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンする。

 

 

オベリスクブルーA:LP4000

手札:1枚

モンスター:バーバリアン・キング(攻)

魔法・罠:リバースカード1枚

 

刹那:LP4000

手札:2枚

モンスター:デッド・ガードナー(守)

魔法・罠:リバースカード3枚

 

 

「ハッ!どうやら打つ手がないようだな!!俺のターンドロー!このターンで決めてやるぜ!!俺は『 ゴブリン突撃部隊』を攻撃表示で召喚!!」

 

 

ゴブリン突撃部隊 ☆4 ATK2300

 

 

ゴブリン突撃部隊

効果モンスター

星4/地属性/戦士族/攻2300/守 0

(1):このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、次の自分ターンの終了時まで表示形式を変更できない。

 

 

「『バーバリアン・キング』の効果発動!自分フィールドにいる戦士族モンスターを任意の数墓地に送ることで追加攻撃出来る!俺は『ゴブリン突撃部隊』を墓地に送ることで『バーバリアン・キング』はこのターン2回攻撃ができる!」

 

『バーバリアン・キング』は隣に現れた『ゴブリン突撃部隊』をその巨大な手で捕まえるとそのまま握り潰した。そして、握り潰した『ゴブリン突撃部隊』が光となり『バーバリアン・キング』の胸の宝玉へと吸収され、雄叫びをあげる。

 

「リバースカードオープン!!永続罠『バーバリアン・レイジ』を発動!!このカードの効果で『バーバリアン・キング』の攻撃力を1000ポイントアップするぜ!」

 

 

バーバリアン・キング ATK3000→4000

 

 

バーバリアン・レイジ

永続罠

(1):自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。

そのモンスターの攻撃力は1000アップし、

そのモンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へ送らず持ち主の手札に戻す。

対象のモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

 

 

『バーバリアン・キング』の攻撃力が俺のライフと同じ数値にまで上がった。

 

「なら俺は『強欲な瓶』を発動し、それにチェーンして速攻魔法『非常食』を発動!デッキから1枚ドローし、ライフを1000回復する」

 

 

刹那:LP4000→5000

 

 

強欲な瓶

通常罠

(1):自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

非常食

速攻魔法

(1):このカード以外の自分フィールドの

魔法・罠カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。

自分はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードの数×1000LP回復する。

 

 

「ちっ、このターンでトドメをさすことはできないか・・・だが、ダメージは与えさせて貰うぜ!!まずは『バーバリアン・キング』で『デッド・ガードナー』を攻撃!バーバリアン・クラッシュ!!」

 

『バーバリアン・キング』がその大きな金棒を『デッド・ガードナー』に向けて振り下ろす。そのあまりの力の差に『デッド・ガードナー』の抵抗も虚しくあっという間に叩き潰された。

 

「『バーバリアン・レイジ』の効果でその雑魚モンスターは手札に戻ってもらうぜ!続けて『バーバリアン・キング』でテメェにダイレクトアタック!!バーバリアン・クラッシュ!!」

 

「ぐぅぅぅぅっ!?」

 

 

刹那:LP5000→1000

 

 

『非常食』を発動したことおかげで何とか首の皮一枚助かったな。

 

「バトル終了後にトラップ発動!!『ショック・ドロー』!!このターン受けたダメージ1000につき、デッキからカードをドローする。俺はデッキからカードを4枚ドロー!!」

 

 

ショック・ドロー(未OCG)

通常罠

バトルフェイズ終了時にのみ発動する事ができる。

このターン中に受けたダメージ1000ポイントにつき、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 

 

「ちっ、まさかそんなカードを伏せていたとはな。だが、いくら手札を増やしたところで俺の『バーバリアン・キング』を倒せるはずなどない!俺はターンエンド!!」

 

 

オベリスクブルーA:LP4000

手札:1枚

モンスター:バーバリアン・キング(攻)

魔法・罠:バーバリアン・レイジ(バーバリアン・キングを対象に発動)

 

刹那:LP1000

手札:8枚

モンスター:無し

魔法・罠:無し

 

 

「俺のターンドロー!俺は魔法カード『闇の誘惑』を発動してデッキからカードを2枚ドローし、手札の『デッド・ガードナー』を除外する」

 

 

闇の誘惑

通常魔法

(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。

手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。

 

 

「手札の『真紅眼の黒竜』を墓地に送り『ダーク・グレファー』を特殊召喚する!さらに『ダーク・グレファー』の効果で手札の『ネクロ・ガードナー』を墓地に送り、デッキから『ヘル・エンプレス・デーモン』を墓地に送る」

 

俺の場に『ダーク・グレファー』が現れ、その効果を使って墓地を肥やしていく。

 

 

ダーク・グレファー ☆4 ATK1700

 

 

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)

通常モンスター星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000

真紅の眼を持つ黒竜。怒りの黒き炎はその眼に映る全てを焼き尽くす。

 

 

ダーク・グレファー

効果モンスター

星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600

(1):このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、

手札から特殊召喚できる。

(2):1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てて発動できる。

デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。

 

 

ネクロ・ガードナー

効果モンスター

星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300

(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。

 

 

ヘル・エンプレス・デーモン

効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻2900/守2100

このカード以外のフィールド上で表側表示で存在する

悪魔族・闇属性モンスター1体が破壊される場合、代わりに自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性モンスター1体をゲームから除外する事ができる。また、フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、「ヘル・エンプレス・デーモン」以外の自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性・レベル6以上のモンスター1体を

選択して特殊召喚する事ができる。

 

 

「俺はチューナーモンスター『ヴァレット・シンクロン』を召喚!召喚時効果で墓地から『真紅眼の黒竜』を守備表示で特殊召喚する!」

 

水色の装甲を纏った小型の機械の身体のドラゴン─『ヴァレット・シンクロン』が現れるとその瞳を赤く輝かせ、その隣に黒い穴が出現しそこから守備体制をとっている『真紅眼の黒竜』が現れた。

 

 

ヴァレット・シンクロン ☆1 ATK0

 

真紅眼の黒竜 ☆7 DEF2000

 

 

ヴァレット・シンクロン

チューナー・効果モンスター

星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0

(1):このカードが召喚に成功した時、

自分の墓地のレベル5以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 

 

「俺は魔法カード『七星の宝刀』を発動し、フィールドの『真紅眼の黒竜』を除外してデッキから2枚ドローする」

 

 

七星の宝刀

通常魔法

「七星の宝刀」は1ターンに1枚しか発動できない。

(1):手札または自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル7モンスター1体を除外して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

 

 

手札と墓地のカードが順調に溜まってきているが、このターンで終わらせることはできないためここは厄介な存在である『バーバリアン・キング』に退場してもらおう。

 

「俺はレベル4の『ダーク・グレファー』にレベル1の『ヴァレット・シンクロン』をチューニング!!」

 

☆4+☆1=☆5

 

『ヴァレット・シンクロン』の瞳が赤く輝くと1つの光の輪となり、『ダーク・グレファー』がその光の輪を潜ると四つの星となる。

 

「災害の名を持つ正義を執行する機械の使徒よ、その力で敵を殲滅せよ!シンクロ召喚!!『A・O・J カタストル』!!」

 

この瞬間、全身を白銀の装甲で覆い、眼球代わりに青いレンズを埋め込まれた四足のロボット──『A・O・J カタストル』が俺の場に現れた。

 

 

A・O・J(アーリー・オブ・ジャスティス) カタストル

シンクロ・効果モンスター

星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在するモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。

 

 

「バトル!『カタストル』で『バーバリアン・キング』を攻撃!!」

 

「馬鹿が!!攻撃力は『バーバリアン・キング』の方が圧倒的に上なんだよ!!」

 

俺の攻撃宣言に相手は勝った気になり、周りで観戦をしていた他の連中も俺が自滅しにいっているように見えているようだ。ならば見せてやろう。この『カタストル』の恐るべき効果を

 

「『カタストル』の効果発動!このモンスターが闇属性以外のモンスターと戦闘を行う時、ダメージ計算を行わずにそのモンスターを破壊する!!デリート・ウイルス!!」

 

「な、なんだとっ!?」

 

『カタストル』が機械的な金属音を響かせながら『バーバリアン・キング』に接近し、足の先端の鋭く強固な爪を振り上げて『バーバリアン・キング』に突き刺す。その瞬間、『カタストル』は爪の先端から黒い稲妻を散らしながら闇のエネルギーを『バーバリアン・キング』の体内へと注ぎ込むと、『バーバリアン・キング』は苦悶の咆哮を上げ、抵抗も出来ないまま絶命し消滅した。

 

「そんな、俺の『バーバリアン・キング』が・・・・」

 

「対象のモンスターが破壊されたため『バーバリアン・レイジ』は破壊される」

 

相手は自身のエースがなすすべもなく破壊されたことにショックを受けているが、デュエルはまだ終わっていない。

 

「バトルフェイズを終了し、俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

オベリスクブルーA:LP4000

手札:1枚

モンスター:無し

魔法・罠:無し

 

刹那:LP1000

手札:5枚

モンスター:A・O・J カタストル(攻)

魔法・罠:リバースカード2枚

 

 

「お、俺のターンドロー。くっ!俺は『切り込み隊長』を守備表示で召喚して効果で手札の『荒野の女戦士』を守備表示で特殊召喚してターンエンド・・・」

 

 

切り込み隊長 ☆3 DEF400

 

荒野の女戦士 ☆4 DEF1200

 

 

切り込み隊長

効果モンスター

星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。

 

 

荒野の女戦士

効果モンスター

星4/地属性/戦士族/攻1100/守1200

(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。

デッキから攻撃力1500以下の戦士族・地属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

 

どうやら『カタストル』を除去できるようなカードは が手札に来なかったようで守備を固めていた。ならこちらは遠慮なく責めさせてもらおう

 

「俺のターン、ドロー!俺は魔法カード『手札抹殺』を発動する。互いのプレイヤーは手札を全て捨て、捨てた枚数ドローする。俺は5枚捨ててデッキから5枚ドロー!」

 

「俺は手札がないから捨てられない・・・」

 

新たにドローしたカードを見て、俺はこのターンで決着をつけられることを確信した。

 

「俺は『闇王プロメティス』を召喚!」

 

 

闇王プロメティス ☆4 ATK1200

 

 

「『プロメティス』の召喚時、墓地から闇属性モンスターを任意の数除外することで、このターンの間、その数×400ポイント攻撃力をアップする。俺は墓地から6枚除外し、『プロメティス』の攻撃力を2400アップさせる」

 

墓地から闇属性モンスターを6体取り出して腰に着けているカードケースにしまうと、『プロメティス』に闇のオーラのようなものがまとわりつき、その力を増幅させていた。

 

 

闇王プロメティス ATK1200→3600

 

 

闇王プロメティス

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守 800

(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。

自分の墓地の闇属性モンスターを任意の数だけ選んで除外する。

このカードの攻撃力はターン終了時まで、除外した数×400アップする。

 

 

「さらに永続罠『闇次元の解放』を発動し、除外されている『マッド・デーモン』を特殊召喚する!」

 

 

マッド・デーモン ☆4 ATK1800

 

 

闇次元の解放

永続罠

(1):除外されている自分の闇属性モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊され除外される。そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

 

 

マッド・デーモン

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守 0

(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

(2):攻撃表示のこのカードが攻撃対象に選択された場合に発動する。このカードを守備表示にする。

 

 

これでこのターンに決着をつけるための準備が完了した。

 

「バトル!『マッド・デーモン』で『切り込み隊長』に攻撃!『マッド・デーモン』は貫通効果を持っているため『マッド・デーモン』の攻撃力と『切り込み隊長』の守備力の差のダメージを与える。ボーン・スプラッシュ!!」

 

『マッド・デーモン』が腹にある口の中の骸骨を噛み砕くとその破片を『切り込み隊長』向けて放った。『切り込み隊長』はその攻撃を耐えることも出来ず破壊され、その衝撃の余波が相手を襲った。

 

「くうっ!!」

 

 

オベリスクブルーA:LP4000→2600

 

 

「続けて『カタストル』で『荒野の女戦士』を攻撃!『カタストル』の効果でダメージ計算を行わずに『荒野の女戦士』を破壊!」

 

『カタストル』の爪のによって『荒野の女戦士』 は抵抗する前に切り裂かれ破壊された。戦闘ではなく『カタストル』の効果で破壊したことで『荒野の女戦士』の効果が発動することは無かった。これにより相手のフィールドはがら空きになった。

 

「これでトドメだ。『プロメティス』でダイレクトアタック!!終焉の業火!!」

 

『プロメティス』が頭上に両手を掲げると、両手から巨大な漆黒の炎を作り出した。そしてその炎を相手に投げつけた。

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 

オベリスクブルーA:LP2600→-1000

 

 

「『フレイム・ウイングマン』、『サンダー・ジャイアント』の2体でダイレクトアタック!!」

 

「チクショォォォォォォォっ!!」

 

 

オベリスクブルーB:LP3300→-200

 

 

「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!!」

 

俺が倒したのとほぼ同時にどうやら十代もケリをつけられたようだ。

というかなんでコイツらはいきなりデュエルを仕掛けてきたんだ?

しかし、この時の俺はまだ知る由もなかった。この後、十代と十代の幼馴染みであるとある少女によってこのアカデミアで騒動が発生することを・・・・




みなさんにゃんぱすー有頂天皇帝です。今回はアカデミアでの日常とデュエルを書きました。デュエルを挑んできたオベリスクブルーBが十代に対して殺気のようなものを向けてきた理由は次の話しで明かす予定です。大槻ことハンチョーさんたちはわかる人はわかると思いますが『賭博黙示録カイジ』と『一日外出録ハンチョウ』に出てくる大槻さんたちのことです。『一日外出録ハンチョウ』面白いですよね。あの人の名言とか面白くてそれを元に今回のセリフを言ってもらったんですがどうでしょうか?他にもオリキャラとしてカオス・ブラックの生徒の1人である宮本新羅が出てきましたが、カオス・ブラックの生徒には『カイザー』や『エンプレス』などのように2つ名を持っています。次回は漫画版遊戯王GXのミス・デュエルアカデミアか、月一試験前の話になると思います。それでは次回もお楽しみに!

オリカデッキありかなしか

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