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ありがちな始まり
「……じゃあダイガスタガルドスでとどめな」
「甘いな、マジックシリンダー発動!」
「甘いのはどっちだよ、魔宮の賄賂発動」
「えっ、嘘だろおおおちっくしょうまた負けたよ……」
ここはとあるカードショップ。
そこで俺たちはデュエルをしているが…
「暇だな…」
「だよな~」
同じことばかりしていると飽きてくるものである。
俺は風本 鏡夜 (かざもと きょうや)
高校生だ ちなみにあいつはもう出ないだろうし説明は不要だろう
「俺はもう帰るからな」
「おう、また明日な~」
あいつはほっといて帰ろうそう思い自転車に乗り帰路につく
「ちっ、信号に引っかかったか……」
仕方ないので携帯をいじっていたらクラクションが聞こえた
「おい、お前あぶないぞ!!」
「えっ」
そう言って前を見るとトラックが目の前にまで迫ってきていた。
「えっ、ちょ、まっ」
そうして俺の意識は途絶えた。