弦巻こころの兄が秀知院学園に通って過ごす話(完結) 作:春はる
第30話です。やっと書き終わりました。
今話も含め、最近書いててキャラ口調がこれで合ってるのか、分からなくなってきました。
全部同じような口調になってるかもしれないですが、読んでくれたら幸いです。前から内心では文章力や表現力などの文才がないと思ってましたが、ここ最近は凄くそう思ってきました。
まぁ、そんな話は置いといて、前回の終わり所はこころが優心を呼びに来た所で終わりました。が、今話はこころが優心を呼ぶ前のシーンで、愛視点から話が始まります。
では、本編をどうぞ!
~愛視点~
こころ「あーいー!」
優心くんの両親、誠心さんと心海さんと話を終えた頃に、私の名前を呼ぶこころの大きい声が聞こえた。声をした方を見てみると、こころとハロハピの皆も一緒にいた。
愛「(他の人との話は終わったんだ……)こころー、ここだよ」
こころ「あ、そこにいたのね!愛!」
はぐみ「愛ちゃん先輩だー!来てたんだ~。愛ちゃん先輩もゆーくん達に呼ばれたの?」
こころとはぐみは純粋無垢の笑顔で私の所に走ってきた。薫も"儚い"と言いながら小走りで来て、美咲は"走っちゃ駄目"と言って花音はそれを見て苦笑いしていた。
愛(こうして見ると、こころとはぐみと薫が三人娘で、美咲と花音が親に見えてきた……)
そんなことを考えながら、はぐみが聞いてきたことに答えた。
愛「うん、優心くんから招待状が来たからね。こころ、誕生日おめでとう。そのドレス似合ってるよ」
こころ「あら、ありがとう♪……そういう愛も、そのドレスすごーく似合ってるわよ」
と、こころが満面の笑みで言ってくれたので、"ありがとう"と伝えた。
はぐみ「ねぇねぇ、愛ちゃん先輩。はぐみも似合ってる?」
愛「うん。はぐみも似合ってるよ」
はぐみ「え、ほんと!?……えへへ、ありがと!はぐみ、こんな綺麗なドレス着たことが無かったから、着れてよかったよ」
はぐみに、ドレスが似合っていたので褒めてあげると、嬉しそうに笑顔になった。その笑顔を見れただけで、私は嬉しかった。
愛(笑顔が見れて嬉しいって、相当優心くん達に影響受けてるな~。私……)
千花「こころちゃん、おめでとう。こんにち殺法」
こころ「こんにち殺法返しよ!……千花も来てくれてありがと!」
と、書記ちゃんがこころに"こんにち殺法"の挨拶をしていた。その後に、こころが私に声をかけてきた。
こころ「愛!ここにいるお兄様のお友達を教えて!」
愛「うん。まずは……」
こころが、かぐや達の事を聞いてきたから教えてあげた後、皆はお互いに自己紹介をした。その時、美咲と花音はかぐやと眞妃の名前を聞いて驚いていた。
こころ「かぐやと御幸、圭と優、眞妃ね。……あたしは弦巻こころよ!あたしの事は、こころでいいわよ!」
かぐや「えぇ、よろしくお願いします。こころさん」
会長「あぁ、よろしく。こころ」
自己紹介が終わった後に、はぐみがかぐや達にあだ名をつけ始めていた。私がその様子を眺めていると、美咲が私に話しかけてきた。
美咲「愛先輩。四宮先輩と四条先輩って、財閥とグローバル企業のお嬢様でいいんですよね?」
愛「そうだよ」
美咲「流石、秀知院……。優心さんとも仲いいのも凄いですね……」
愛「あれ?あまり驚いてない?」
美咲「多少は驚いてますよ。でも、こころと優心さんがいるじゃないですか。それで慣れてるのもあると思いますけど……」
愛「あぁ、なるほどね。確かに弦巻家の方が凄いもんね」
美咲「そうなんですよ。まぁ、さっきはぐみが四宮先輩達を、あだ名で呼んだ事の方が驚きましたけどね……」
愛「かぐやをかぐちゃん、眞妃様をまきちゃん先輩とかで呼んでたもんね」
美咲「こころの呼び捨てもですけど、二人の行動はたまに心臓に悪いですよ」
愛「こころとはぐみは純粋無垢とかの性格だから、呼ばれてる方は嫌な気持ちとかは無いと思うから大丈夫だよ。かぐやもその辺は分かるから」
美咲「まぁ、四宮先輩達は迷惑そうにはしてないですから、安心はしてますよ」
と、美咲と話をしてると、こころが声をかけてきた。
こころ「美咲!あたし、はぐみ達がお兄様に会いたいって言ったから、お兄様を呼んでくるわね!」
美咲「あー、うん。確かに、まだ優心さんには会ってないしね。遠目で見たぐらいだし、呼んできていいんじゃない?」
こころ「じゃあ、呼んでくるわね」
と、こころは美咲にそう言って走って言ってしまった。私は、ふと優心くんを見てみたが、優心くんは政治家と話をしてる感じだった。
愛「優心くん、話をしてるみたいだけど、邪魔しても大丈夫なのかな?」
美咲「多分大丈夫です。あの二人ですよ。人望で何となると思いますし」
二人でそんな話をしてると、美咲の言う通りにこころが優心くんを連れてきた。
こころに連れられてきた優心くんは、美咲と話を始めた。途中で、ハロハピの皆が"おめでとう"と伝えたりしていた。
私は、しばらく待ってはぐみと薫と話を終えた、優心くんに近づいた。
その時に、かぐやと会長も優心くんの所に来たので、四人で話をした。
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~かぐや視点~
愛さんの名前を呼びながら、弦巻くんの妹さんと、その友達が私達の所に来た。
こころ「あたしは弦巻こころよ!あたしの事は、こころでいいわよ!」
かぐや「えぇ、よろしくお願いします。こころさん」
会長「あぁ、よろしく。こころ」
そこで皆さんと自己紹介をしました。自己紹介を終えた時に、オレンジ髪のはぐみという子が小さい声で何かを呟いていた。
声をかけようとした時に、はぐみさんが私の顔を見て言ってきた。
はぐみ「かぐちゃん!」
かぐや「か、かぐちゃん……?」
はぐみ「かぐやさんのあだ名だよ!他の人達のあだ名も考えたんだ!……えっとね……」
と言って、会長達に自分が考えたあだ名を言い始めた。
かぐや(初めてあだ名で呼ばれた……)
と思っていると、こころさんが声をかけてきた。
こころ「ねぇ、かぐや。どうしたの?いきなり黙っちゃったけど」
かぐや「い、いえ。何でもないですよ。……弦巻くんから聞きましたけど、バンドをしているんですよね」
こころ「そうなの!名前はハローハッピーワールドって言うのよ。世界を笑顔にって意味よ!」
かぐや「ハローハッピーワールド……ですか」
こころ「えぇ!誰かを笑顔にするのに、まず自分が笑顔になって話しかけないとって事よ!"ハロー!"ってね」
かぐや「(確かに)……笑顔じゃない人から、笑顔にって言われたとしても、笑顔にはならないですね」
私の言った言葉に、笑顔で"そうなのよ!"と言って大きく頷いていた。
かぐや「……けど、"世界を笑顔に"なんて出来ない、といった事を周りの人から言われたりしなかったんですか?」
こころ「そうね……。確か美咲がそう言ってた気がするわね」
かぐや「奥沢さんが?」
こころ「えぇ。でもあたしね、その時に"何でやってもないのに出来ないと思うの?"って、美咲に言ったの!」
こころさんの言葉を聞いて私は驚いた。こころさんは驚いた私を気にせずに、話を続けていた。
こころ「出来るはずないとか皆は言ったりするけれど、そんな事を言ったら笑顔に出来るかもしれないでしょ!って美咲に言ったのよ。……でも、何で皆は出来ないとか言うのかしらね」
と、言ったこころさんは、会長達の方に行って話を始めた。
かぐや(さっきこころさんの言葉……、去年の現生徒会が発足した際に、弦巻くんから似た言葉を聞いた。その時は、聞き流して気にも留めてなかったけれど、それをまた聞くとは思わなかった)
と、こころさんを見ながら、そう思ってしまった。
だから、弦巻くんもだが、こころさんに人が集まるんだろう。
世の中、紛争だったり富豪界隈の汚いのがある中で、こういった信じたものを迷いなく突き進み、不純物が無い思いがある人だからこそ、人が集まるんだろう。
だからパーティーに来てる人達や、弦巻家の身近な人から果ては世界の国の人達も、弦巻家の"世界を笑顔に"という考えに共感するんだ。といった事を私は一人で思っていた。
かぐや「(こんな考え、私らしくないですね。でも……)世界を笑顔に……。弦巻家、そして弦巻くんとこころさんの二人だったら、本当に出来そうな気がしますね……」
花音「かぐやちゃんも、そう思ったんだ」
こころさんが会長達の所に行ってから一人言を呟くと、後ろから声を掛けられた。
後ろを振り向くと、松原さんだった。
花音「こころちゃんと優心くんの笑顔にしたいって思いは、凄いまっすぐなんだよね」
かぐや「そうですね」
花音「それに、こころちゃんはまっすぐでお日様みたいにキラキラしてる子だって、私は思ってるんです」
松原さんは、そう言ってきた。
かぐや「確かに眩しいぐらいの笑顔で、皆を笑顔にしたいって言ってました。(本当に四宮家とは大違いで、人を簡単に信じられない私には、眩しすぎるぐらいの笑顔と考えだ。でもそうなれば良いなと思ってる自分もいる)」
私はそう思いながら、こころさんを見ていた。
少し見てから松原さんに一つ質問をした。
かぐや「松原さん。こころさんを太陽と表現してましたが、弦巻くんはどうなんでしょう?」
花音「優心くんは……月みたいな感じかな……。静かに見守ってくれてるし、主張とかは少ないですけど言う時は言ってサポートをたまにしてくれますから。こころちゃんが光で、優心くんは影みたいな感じだと、私は思ってるよ」
かぐや(確かに、学校でも周りを自分から引っ張るよりサポートをしている感じですし……)
と、松原さんの言葉に一人で納得した。
すると、こころさんが弦巻くんを連れてくると言って、弦巻くんの所に行ってしまった。
松原さんと苦笑いして待っていると、弦巻くんが来たので話をする為に向かった。
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~優心視点~
こころに手を引かれ、ハロハピの皆とかぐやさん達がいる所に向かっていた。
皆が集まってる所に着いた。
こころ「美咲!お兄様を連れてきたわ!」
美咲「あ~、はいはい。優心さん誕生日おめでとうございます」
優心「美咲、ありがとう」
こころの言うことに美咲は軽く流しつつ、俺に"誕生日おめでとう"と言われた。俺は"ありがとう"と言いつつ、他の皆の様子を見てみた。ハロハピメンバーと会長達のメンバーの皆は仲良く話をしていた。
優心「皆、もう仲良くなったんだ」
美咲「あ、はい。お互いに自己紹介もしましたよ。四宮先輩と四条先輩の名字を聞いた時は、多少は驚きましたけどね」
優心「だろうね。四大財閥の一つ四宮グループと、グローバル企業の四条グループのお嬢様だからね。でも驚いたの多少だったんだ」
美咲「愛先輩に話しましたけど、流石に優心さんとこころに会ってますからね。ある意味慣れてますから、そこまでじゃなかったです」
優心「そっか……。ちなみにかぐやさん達と会ったのは、こころがきっかけ?」
美咲「そうですよ。こころが会いたが「そうよ、お兄様!」って、……また話してる途中に……」
美咲と話をして、かぐやさん達と会ったきっかけを美咲から聞いてる最中に、それを遮ってこころが会話に入っ来た。俺は横で愚痴ってる美咲を見て苦笑いしながら、こころの話を聞いた。
こころ「私が美咲達を連れて、愛達に会いに行ったのよ。お兄様、挨拶が多くて中々来ないし、あたしは会うのを待ちきれなかったのよ……!」
優心「待ちきれずに、皆とかぐやさん達と会って話をして、その後に政治家さん達と話をしてる俺を呼びに来たんだ」
こころ「そうよ。その時は、美咲達とお兄様はまだ会ってなかったし、美咲達も会いたがってたから」
こころが話し終わるとはぐみが声をかけてきた。
はぐみ「ゆーくん、誕生日おめでとう!ここの料理美味しいね!」
優心「ありがとう、はぐみ。他にも美味しい食べ物多いから食べてってね」
その後も、花音さんと薫さんにも"おめでとう"と言ってくれた。お礼を言った後に、はぐみと薫さんにソフト選手の事と、舞台監督とかの芸能関係の人の事を教えた。
優心「はぐみと薫さんに言っときたい事があるんだ」
はぐみ「なーに?ゆーくん」
薫「言っておきたい事はなんだい?」
優心「まず、はぐみからで、あそこにスポーツ選手がいるでしょ。そこにソフトボールの選手が来てて、しかもはぐみの大ファンの二人もいるから、会いに行っていいよ」
はぐみ「え、ホントに!?ゆーくん、会ってもいいの!?」
優心「俺がお願いしたら、オッケーしてくれたから大丈夫だよ」
はぐみ「やったー!じゃあ、はぐみ行ってくる!」
と言って、猛スピードで向かっていった。はぐみが猛スピードで向かったから、選手は凄く驚いていた。その様子を見てから薫さんに声をかけた。
優心「それで、薫さん」
薫「もしかして、私もはぐみと同じような事かな?」
優心「うん、そうだよ。あそこに舞台監督がいるんだけど、薫さんに会ってみたいって言ってたから、薫さん会いに行ってよ」
薫さんにも同じように教えた。
薫「あの人は……国内外で有名な監督じゃないか!?そんな人が、私に会いたいと言ったのかい……!?」
優心「うん。あと、ファッション関係の人も会いたいと言ってたよ」
薫「そうか。……じゃあ行ってくるよ」
薫さんも監督の方に向かった。
二人が離れてた時に、こころと話をしていたかぐやさん、あと会長と愛の二人も俺の所に来た。千花と圭、石上と眞妃は、こころ達と話をしていた。
優心「そういえば、こころと初めて会ったと思うけど、どうだった?」
かぐや「そうですね……。前に弦巻くんが言った通り、小さい子供が高校生になった女の子でしたね」
優心「やっぱり、そう思うよね~「けど」……?」
かぐや「あの子を中心に人が集まるのも分かりましたよ。弦巻くん、そして弦巻家と同じように"世界を笑顔に"するという芯がブレないで突き進んでいるから、人が集まるんでしょうね」
会長「前に、藤原がこころが人を惹き付ける、好きになるような魅力があると言ってたが、確かにその通りだった。そういったカリスマ性があるのが、話してて分かったしな」
優心「そっか。思った以上にいい評価で良かった。兄としても嬉しいし、また会った時も相手になってあげてね」
俺がそう言うと二人は頷いてくれた。
二人が頷いた後に、かぐやさんが質問してきた。
かぐや「弦巻くん。他にも招待している知り合いの方はいらっしゃるんですか?」
優心「秀知院の人だったら、つばめ先輩とそのお父様。エリカとすばると三鈴の所の、会社の社長であるお父様。あと、柏木さんの父と祖父の二人も招待されてるよ」
愛「柏木さんの所って、祖父が経団連の理事でお父さんが大手造船会社、柏木造船の会長だっけ?」
優心「そうだよ。おじい様の方は、前にお父様にお世話になった事があったんだって。それで柏木さんのお父様の方は、俺とこころの自分専用の豪華客船を作ってくれたから、前にお礼として招待してから毎年来てくれてるよ」
愛「へぇ~」
会長「なるほど。……ん?弦巻、ちょっと待て。自分専用の豪華客船って言ったか?」
優心「うん、言ったよ。俺とこころは個人所有の船を持ってるんだ」
会長「はぁ!?」
かぐや「!」
船の事を言うと会長とかぐやさんの二人が驚いていた。愛は驚くことに慣れているみたいで驚いてなかった。
愛「その船って2隻とも同じ形の船なの?」
優心「そうだよ。……黒服さん」
愛に船の形を聞かれた事に答えて、華さんを呼んで船の写真を見せた。
優心「この船の方は、こころの船で名前はスマイル号で、こっちの写真の船は、俺の船で名前はハッピー号だよ」
愛「凄い大きいね……。船の名前も二人らしい名前なんだ」
会長「この船は使ってるのか?」
優心「俺はあまり使わないよ。だから、グループの旅行会社に船のツアーに使用してもらってるよ。こころの方は船に乗りたいってたまに言うから、あまり会社の方には使ってないよ」
愛「そうなの?」
優心「うん。でも定期的な検査もしなくちゃいけないから、交互に旅行プランに船を使ってもらってるよ。今は片方は動かして、もう片方は港とかに停泊させてる感じだね」
俺がそう言うと、皆は"へぇ……"と言っていた。驚いていた会長とかぐやさんは、俺が説明している間に落ち着いていた。
かぐや「それで、秀知院の知り合い以外だと他にはどのような方が?」
と、船の説明が終わった時に、かぐやさんは俺に聞いてきた。
優心「他だと、桐ヶ谷呉服屋の店主兼当主の方や、つばめ先輩の家とは別の飲食関係の会社を経営している二葉さんとかだね。あ、あと蘭のお父様も来てるんだった」
愛「蘭のお父さんが?……あ、そういえば蘭の家って100年以上続く華道の家元だったよね」
優心「そうだよ。お母様も習ってたし、俺も小さい頃に美竹家の華道を習ってたんだ。今もたまに習ったりしてるけど」
かぐや「(美竹家……)なるほど。だから、私が華道を習うことになった際に、断られたんですね」
優心「かぐやさんの方も習おうとしてたの?」
かぐや「はい。小さい頃に、美竹さんにお願いをしたらしいですが、教える人が別にいるからと断られてしまったと聞きましたよ」
優心「そうなんだ」
と、他の招待客の事について話してると、こころが声をかけてきた。
こころ「お兄様!あたし、今から演奏をするわ」
優心「今から?」
こころ「えぇ!千花がバンド演奏を見たいって言ってて、圭や優、眞妃も気になるって言ってたから見せたいの!」
優心「そっか。……うん、やっていいよ。他のお客様も喜んでくれると思うからね」
こころ「じゃあ美咲達に声をかけてくるわ!」
俺の返事を聞いたこころはハロハピメンバーに声をかけにいった。
優心「黒服さん、ミッシェルの用意出来てる?」
黒服「勿論です。すでに奥沢様にお渡ししています」
優心「そう。じゃあ、ライブのサポートをお願いしてもいい?」
黒服「分かりました」
黒服さんと会話をした。
かぐや「ライブですか?」
優心「うん。やるらしいから見ててね。絶対楽しいから」
愛「優心くんの言う通りで楽しいし、笑顔になれるから」
かぐや「それは楽しみですね」
会長「確かに、二人がそう言うならそうだろうな」
と、会長達と話してると、ライブの準備が終わったみたいだ。
そして、すぐにライブが始まったので皆で見始めた。
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~ライブ終了後~
こころ「んーー!やっぱりライブは楽しいわ!皆、どうだったかしら?」
演奏が終わって、こころ達ハロハピメンバーが戻ってきた。その時にこころは愛達にライブの感想を聞いて、皆は各々感想を言っていた。
かぐやさん達も笑顔で聞いていたので良かった。
愛「やっぱりハロハピの曲は笑顔になるね」
優心「何度聞いても笑顔になるし、楽しい気持ちにもなるしね」
オーナー「優心」
こころ達と皆が感想を言っているのを見ながら、愛と話してると名前を呼ばれた。声がした方を見ると、スペースオーナーの都筑詩船さんだった。
優心「あ、オーナー。来てくれたんですね」
オーナー「まぁ、招待されたからね」
こころ「あら。詩船じゃない!久しぶりね!」
オーナー「久しぶりだね。さっきの演奏は勿論やりきっただろうね?」
こころ「当たり前よ!思いっきりやりきらないと、聞いてくれてる皆に失礼じゃない。だから今のライブもやりきったわ!」
オーナー「そうかい……。それで優心の隣にいる子は誰だい?」
優心「俺の彼女です」
愛「早坂愛です」
オーナー「そう、彼女か。私は都筑詩船だよ、よろしく。私の事は好きに呼びな」
愛「都筑さんと呼びますね。……都筑さんは、確かスペースのオーナーさんですよね」
優心「愛、知ってたの?」
愛「優心くんのお見舞いに行った時に、黒服さんに教えてもらったよ」
それを聞いた俺は"そうなんだ"と呟いた。
オーナー「そうだよ。ただ、もうスペースは閉めたけどね。……じゃあ、私は優心の親に会いに行くから、失礼するよ」
と、オーナーは離れていった。
その後に、ニッコリおじさんが来たので、話をして皆が王様に会って驚いたりしていた。
こころにハロハピのライブが良かったと言ってくれていた。ただ、その時に来年の建国千年の時に演奏をしてもらおうかなと呟いていたが、深くは聞かなかった。
その後も少し話をしていた。
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そして、誕生日パーティーの終わる時間が近づいた時に、愛から、アクセサリーとかが入れられていることが多い箱を渡された。
優心「これは?」
愛「誕生日プレゼントだよ」
優心「開けてもいい?」
愛「うん」
開けてみると、星形のストラップが一つ入っていた。そのストラップは星が二つ付いており、その内一つは星の半分が無かった。この事を聞くと教えてくれた。
愛「これ、星形のペアストラップの片方なんだ。優心くんの誕生日に、プレゼントとしてペアアクセサリーをあげようと思ってハピネールのお店で買ったんだ」
優心「あの時、秘密って言ったのはこの誕生日プレゼントだったから?」
愛「うん。だから秘密だったんだ」
優心「そっか。……これのもう片方は愛が持ってるの?」
愛「うん、これだよ。それで半分になってる所を私と優心くんのを合わせるとちゃんと星になるって事だよ。……それでどうかな?」
優心「凄く嬉しい。ありがと、愛!」
俺は凄く嬉しくて、愛に抱きついてお礼を言ってしまった。その時に愛が照れてしまったのですぐに離れた。
けど、他の招待したお客様と、会長達とハロハピメンバーから微笑ましい顔で見られてしまったので、愛は余計に照れてしまった。だから、次は気を付けようと思った。
勿論、皆からもプレゼントを貰った時も嬉しかった。こころの方もプレゼントを貰って笑顔になっていた。
そして、俺とこころの誕生日パーティーは終わった。
スペース・オーナーの都筑詩船を登場させました。ただ、少し雑になってしまいましたが……。あと書いてて誕生日パーティー感が無いなと思ってしまった……。
ちなみに、千花のこんにち殺法の挨拶については、こころと母の心海は知っているけど、優心は知りません。
とりあえず、今回で誕生日の話は終わりです。