弦巻こころの兄が秀知院学園に通って過ごす話(完結)   作:春はる

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体育祭の話です。前回の後書きに書いた通り、体育祭の要素などか薄かったり、ほぼ無かったりすると思います。並びに後半が雑な感じると思いますが、ご了承してくださると助かります。

体育祭は土曜日開催という事にしています。

この45話で優心の男友達A・Bと表記していた二人に名前を付けました。

では、本編をどうぞ。


第45話

 

 

~優心視点~

 

 

休日にライブを見に行ってから、しばらく経ったある日の今日。

 

今日までに色々と出来事があった。ミコと一緒に学校周辺での清掃をしたり、体育祭の準備を手伝ったりした。

 

それに、ミコから服装のルール違反をしていた愛が、違反しているのが少なくなった事を聞いてきた。

 

聞いてきた理由は、俺が愛とよく一緒にいるから何かを知ってるんじゃないかと思って俺に聞いてきたらしい。

 

それでミコと色々と話をした時に、俺と愛が付き合ってる事を教えることになったからミコに教えると、ミコは凄く驚いていた。

 

この時に、ミコには愛と付き合ってる事を秘密してほしい事とその理由を言っといた。理由とかを聞いたミコは二つ返事で承諾してくれたから良かった。

 

他にも、俺と樹と鋼の三人で、久しぶりに出掛けたりした。

 

樹の家がケーキ店だし、鋼の方はCD店でバイトしてたり、俺も生徒会の仕事したり公園で子供と遊ぶことが多くて、あまり遊びに行く回数が少ない。

 

どちらかというと、二人だけで出掛ける方が多いから三人で出掛けたのは久しぶりだった。

 

本音を言えばもう一人の友達をも誘って出掛けたいけど、今は東京に居ないから遊べない。

 

 

ひとまずそんな感じで日々が過ぎて、今日は体育祭。

 

 

俺がいるクラス、A組は白組になっている。

 

会長と千花のクラスはB組だから赤組になっていて、会長とは赤と白で違う組だ。それが知ったかぐやさんは落ち込んでいた……。

 

今日の体育祭で俺が出る競技は男子全員が出るソーラン節と、100m走、200m走と2年がやる棒引き、最後に選抜リレーに出る。

 

そして今は、100m走に出る人達の待機場所にいる。

 

自分がいる列の順番になってスタートした。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

そして走り終わり、100m走の結果は一位だった。

 

順番の数字が書かれてる旗へ向かった後に、愛がいる方向を見てみた。

 

見てみると目があったから、俺は愛にピースをした。すると愛がピースを返してくれたから嬉しかった。

 

そして席に戻っても大丈夫になったので、愛の居る所に戻った。戻るとかぐやさんの姿が見当たらなかったから、そのことを愛に聞くと会長に会いに行ったと聞いた。

 

かぐやさんがいない訳を聞いて"なるほど"と思ってると、"お兄様ー"とこころの声がした。と思ったら、背中に抱きついてきた。

 

優心「お!こころ、見に来てくれたんだ」

 

こころ「もちろんよ!お兄様の頑張ってる所を見に来たんだもの。さっきは、すごく早くて凄かったわ!あ、それと今日はお母様とお父様と一緒に見に来たの!」

 

優心「そっか、ありがとう。……こころ、もう少し離れた方がいいと思うよ。俺、少し汗をかいてるから臭いだろうし」

 

こころ「そんなことないわ。花のいい匂いがするわよ」

 

優心「……それは洗剤か柔軟剤の匂いだと思うよ。お母様、多分そうだよね?」

 

心美「えぇ、そうよ。メイドと執事にお願いして、私が好きな匂いの柔軟剤を使ってもらってるわ」

 

優心「みたいだよ、こころ」

 

こころ「そうなのね♪」

 

女子A「ちょっと、弦巻くん?その抱きついてる子が妹さんで、隣にいる女性が母親でいいのかな?」

と、こころとお母様と話してると、クラスメートの女子に聞かれた。

 

優心「うん、そうだよ」

 

こころ「あたしは弦巻こころよ!あたしの事はこころって呼んで大丈夫よ!」

 

クラスメートに聞かれたことを答えると、こころが元気よく挨拶した。

 

こころの挨拶を聞いて、近くにいた男子陣は口々に"可愛い"とか呟いていた。女子陣も"可愛い"と呟きながら、すばるがこころに声をかけていた。

 

そしてすばるの言葉に答えたこころは、俺に抱きついてきた。俺は、こころを受け止めて頭を撫でてあげた。

 

いつものように、撫でてあげるとこころは嬉しそうな笑顔になってくれた。

 

こころ「あ、樹と鋼じゃない!」

 

しばらく撫でてあげると、こころが俺の中学からの男友達の樹と鋼の名前を口にして、二人の側まで向かった。

 

俺は、こころと二人が話をしている様子を見ながら、お母様の方を向いた。

 

俺はお母様に話しかける前に、お母様の護衛の黒服さんに"仕事お疲れ様"と伝えてから、お父様の事を聞いた。

 

優心「お母様。お父様って、大地さんとか他の人と話をしてるの?」

 

心美「そうよ。あと、今日は誠心が雁庵さんを連れて来たから、かぐやちゃんと雁庵さんの間を取り持つ為に、優心に会う前に赤組の方へ行ってるわよ」

 

優心「雁庵さん、来たの?」

 

心美「最初は迷ってたみたいだったけどね。けど、誠心が"大事な行事に行かないのはおかしい"とか言って、説得してたわよ」

 

優心「そっか」

 

心美「……あ、そうそう。優心に伝えておきたい事があるの」

 

優心「?」

 

心美「中学の頃に、一歳年下の楓って子がいたでしょ」

 

優心「うん」

 

心美「二学期に入ったこの時期に、上京して北高に転校してきたみたいよ」

 

優心「え……それほんと?」

 

心美「えぇ。楓くん父から、先週にいきなり連絡がきて教えてくれたのよ」

 

お母様の話を聞いた俺は、嬉しかった。中学の時に凄く仲良かった後輩が東京に戻ってきたからだ。

 

心美「来週の休日には、家に挨拶に来るみたいな事を言っていたそうよ。ちょうど学校での友達関係とか家の事とかが落ち着くっていう連絡がきたって、楓くん父が話してたわ。それと……ん?」

 

お母様からの話を聞いてると、お母様が静かになった。

 

心美「こころ、優心に話したいことあるの?」

 

静かになったと思ったら、俺の後ろの方を見ながらこころに声を掛けた。俺は後ろの方へ顔を向けた。

 

こころ「お兄様にお願いしたいことがあって、話してもいいかしら?」

 

優心「あ、うん。お願いってなに?」

 

こころ「あたし、かぐやと千花と御幸と優に会いたいわ!」

 

こころのお願いは、かぐやさん達に会いたいって事だった。

 

そのお願いを聞いた俺は、お母様に"行ってもいい?"と聞いてみた。

 

心美「もちろん行っていいわよ。さっきの話の続きは、夜にでも家で話すわ」

 

優心「うん、分かった」

 

お母様からオッケーをもらった俺は、こころと手を繋いで千花達がいる方へ向かった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

会長達の方へ行くと、雁庵さんとかぐやさんがお互いにぎこちなさはありつつも、話をしていた。

 

所々、かぐやさんに笑顔が見えて、雁庵さんも話を聞いて少し微笑んでるように見えた。

 

その二人の近くでは、お父様と大地さんと白銀父が話をしているのが見えたが、俺はひとまず石上と話をしている会長に声をかけた。

 

優心「会長、石上」

 

石上「弦巻先輩、それにこころさんも……」

 

会長「お、弦巻くん。こころも来てたのか」

 

優心「家族全員、来てくれたよ」

 

千花「あ、こころちゃん!」

と、こころの名前を呼んでやってきた千花が、こころと話を始めたから俺は手を離して会長と話を続けた。

 

石上は千花とこころの話に付き合っていた。

 

優心「かぐやさん、嬉しそうだね」

 

会長「俺は、元々の二人の仲が知らないが、四宮が喜んでいるなら良かったぞ。……けど今回、四宮の父親に初めて会ったが、結構年が離れてる様に見えたから驚いた」

 

優心「その辺は、訳ありみたいだよ」

 

俺がそう言うと、"そうか……"と呟いて静かになってしまった。

 

優心「……雁庵さんに何か言われた?」

 

会長「……四宮の父がうちの家の事で言ってきた」

 

優心「白銀製薬工場の事か……」

 

会長「あぁ、もし会社を取り戻したいなら協力すると言われたよ。そう言われた時は、驚いて咄嗟に答えられなかったし、すぐに親父と誠心さんと藤原書記の御父様が話をするって事になって、俺との話は終わったが……」

 

優心「……ここだけの話、会長の家の件は、雁庵さんは関与してないからね。四宮の長男が独断でやったみたいだから」

 

会長「そうなのか?」

 

優心「詳しくは知らないから、それしか言えないけどね。……だから、雁庵さんは言い方が上からだけど、助けようとしてるのは事実だから悪く思わないであげてよ。そんな言い方しか出来ない人なんだ」

 

会長「……」

 

優心「まぁ、あとはお父様達、大人の人達に任せておいて、俺らは体育祭を楽しもうよ」

 

俺がそう言うと、会長は"……おう"と答えてくれて、そのあとに体育祭の事を聞いてきた。

 

会長「弦巻が出る競技はあとなんだ?」

 

優心「俺が出るのは、あとは午後の競技だけだよ。200m走と棒引きと選抜リレーだよ」

 

会長「弦巻って100m走も走ってたが、午後も走る競技にでるんだな」

 

優心「そうなんだよね。クラスの皆が、"運動神経がいいから走る競技に出てくれ"って頼んできたんだ。それで100と200と選抜リレーに出ることになった訳だよ。……会長は?」

 

会長「まぁ確かに、弦巻は運動系の成績もいいから当たり前か。……俺はあとは棒引きと対抗リレーの方だな」

 

優心「なるほど。出るのはあと二つなんだね」

と、会長と話をしていると愛が走ってやってきて、しばらくした後にお母様が歩いてきてた。

 

愛は、雁庵さんが来てる事とかぐやさんと仲良く話してる事に驚いてたけど、その二人の元へと行って話に加わった。

 

あとから来たお母様は、お父様達の所へ行って話をしていた。

 

 

そうしているとお昼になった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~愛視点~

 

 

体育祭が始まって、少し経った。

 

今やっている競技は100m走だ。優心くんが出る競技だったから、優心くんの走る番を待ってると、ちょうど優心くんの番になった。

 

スタートの合図で使うピストルが鳴ったと思うと、優心くんは一気に他の走者の差を離していって、あっという間に100mを走りきり一位でゴール。

 

それでゴールして順位が書かれてる所に、優心くんが着いた時に、私は優心くんと目があった(気がするだけかもしれないけど)。

 

目があった気がすると思っていると、優心くんが私にピースしてきた。それを見た私はピースで返しといた。

 

すばる「相変わらずラブラブだね。愛達は」

 

三鈴「うんうん。羨ましい限りだよ」

 

優心くんにピースを返した時に、すばると三鈴がラブラブ・羨ましいと言ってきた。すぐ近くにいたクラスメートの他の女子も頷いていた。

 

愛「いきなりどうしたの?そんな事を言ってきて……」

 

すばる「いや~、単純にそう思っただけだよ。ね、三鈴」

 

三鈴「そうそう。……それにしても弦巻くん走るの早かったよね。圧倒的だったし、あれで運動部に入ってないの不思議だよ」

 

愛「でも、その運動神経がいいから、走りの競技は出るんだよね。優心くんは」

 

すばる「100m走以外の走る競技で弦巻くんが出るやつって、あとは200m走に選抜リレーだよね」

 

愛「そうだね。クラス全員とか男子全員以外の競技だと、200と選抜の二つだね。優心くんが出るのはね」

と、話をしていると優心くんが帰ってきた。

 

優心「戻ったよー」

 

愛「あ、おかえり」

 

優心「うん。……あれ、かぐやさんは?見かけないけど……」

 

優心くんに"お帰り"と伝えると、かぐやの事を聞いてきた。

 

愛「かぐやは会長のところに行ったよ。ほら、優心くんの前に会長が100m走って一位取ったでしょ。それで会いに行った感じだよ」

 

優心「そうなんだ」

 

こころ「お兄様!」

 

かぐやがここにいない理由を、優心くんに伝えるとこころの声がした。……と思ったら、こころが優心くんの背中に抱きついていた。

 

そこからは二人で会話を続けてた。

 

私以外のクラスメートは、こころがいきなり現れてから、少しついていけていない感じだった。

 

けど、一人の女子が勇気を出して声をかけると、こころがいつものキラキラで純粋すぎる満面の笑顔で、自己紹介を始めた。

 

その笑顔に、この場にいたA組の男子全員、女子陣も"可愛い"と言っていた。

 

愛(皆、こころにイチコロされちゃってる)

 

すばる「ねぇねぇ!こころは弦巻くんの事は好きなの?」

 

こころ「えぇ、大好きよ!お兄様は、いつもあたしのしたい事を一緒にしてくれたり、お願いを聞いてくれたりするの。それに、すごく優しくてかっこいいもの!」

 

こころはそう言って優心くんに抱きついて、優心くんは優しい笑みで、こころの頭を撫でていた。

 

すばる「……今の言葉と光景を見て、お兄さんの弦巻くんの事が大好きなのは凄い伝わったし、仲がいいのが凄く分かる……」

 

女子A「確かに……。私は弟がいるけど、こんな風に慕ってくれないから、弦巻くんが羨ましい……!」

 

二人の様子を見た女子が"羨ましい"と言ったり、すばるの言葉にクラスの皆は頷いていた。

 

こころ「あ、鋼と樹じゃない!」

と、優心くんに抱きついていたこころが、優心くんと仲がいい男子二人に気が付いて、二人の名前を呼んでいた。

 

名前を呼んだ後のこころは、優心くんから離れて二人の側まで近付いた。

 

鋼「よ!中学以来ぐらいだな」

 

樹「久しぶり、こころ」

 

こころ「えぇ、久しぶりね。今度一緒に遊びましょう!久しぶりに、お兄様と鋼と樹の三人と遊びたいわ」

 

樹「予定が合えば行きたいね。……そういえば楓ってまだ東京に戻ってきてないんだよね?」

 

鋼「その話は俺らは聞いてないし、弦巻からも何も言ってきてないとなると、まだ帰ってきてないんだろ。でもまぁ、あいつ言った事は破らないし、常に有言実行で行動してたし」

 

こころ「あたしも楓に会いたいわね。それに遊びたいわ」

 

鋼「だな。冬休みとかに五人で出掛けられたら、いいよな」

と、しばらくこころが優心くんの男友達二人と話を始めた。

 

愛(新川くんと古川くんは、中学時代からの優心くんの友達だから、こころと知り合いなのは当たり前か。……楓ってここに居ない別の友達なのかな……?)

 

そんな事を思ってると、クラスの三鈴に声をかけられた。

 

三鈴「弦巻くんとこころって、凄く仲がいいね」

 

愛「ね。小さい頃からあんなに仲がいいらしいよ」

 

すばる「二人の仲が良さを見ると、喧嘩したことないって勝手に思うけど、愛は実際その話は聞いたことある?」

 

愛「ううん、その話はないよ。いつもあんな感じだって。私も優心くんとは喧嘩した事ないし……」

 

すばる「そうなんだ。……てか、ちゃっかり惚気の部分を言ってきたね」

 

すばるの言葉に私は"あ……"となった。そんな私の様子を見たすばると三鈴は、"本当にラブラブな二人"と苦笑いして言っていた。

 

二人のそんな言葉を聞いてると、優心くんとこころが手を繋ぎながら赤組の方へと向かっているのが見えた。

 

愛(会長とかかぐや達に会いに行ったのかな?)

と思いながら二人を見ていると、クラスの男子陣の声が大きめの声が聞こえた。

 

男子A「この裏切り者ー!なんで弦巻の妹とあんなに仲良く話してるんだー!」

 

他男子達「「そうだー!」」

 

男子陣の方を見ると、優心くんの友達の新川くんと古川くんに、こころと仲良く話をしてた事を問いただしていた。女子陣の方は、私弦巻兄妹の仲の良さとかで盛り上がっていた。

 

私は、"男女でこんなに違うんだな……"と思っていると、"愛ちゃん"と心美さんに名前を呼ばれた。

 

愛「心美さん?なんですか?」

 

心美「奈央のことで教えときたい事があってね」

 

愛「ママがどうしたんですか?」

 

心美「午前中はここに来るのは無理みたいのよ。でも、お昼にはちゃんと来れるからね」

 

愛「ほんとですか!?」

 

心美「ふふ、本当よ」

 

私は心美さんの言葉に……ママがお昼からとはいえ、見にきてくれるのが嬉しかった。

 

すばる「ねぇ、愛ってお母さんの事を"ママ"って呼んでるの!?」

 

嬉しがってると、すばるが私が言ったママという単語に食いついてきた。

 

他の皆も話に食いついてきたのを見て、私は内心"しまった"と思ってしまい、"どうしよう"と悩んで、今は逃げることにした。

 

愛「……ちょっと優心くんとこころの所に行ってくる!」

 

私はそう言って、走って向かった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~弦巻母・心美視点~

 

心美(優心がいるクラスの皆は、華が言う通り仲がいいわね)

と、愛ちゃんが走って優心の所へ向かってから、優心のクラスの皆を見て私はそう思っていた。

 

心美「……皆は本当に仲がいいわね。こういった学校だと色々と確執があったりしそうだけど」

 

男子A「……それは弦巻のお陰ですよ」

 

私が呟いた言葉に、優心の友達に問い詰めていた子の一人が言ってきた。

 

心美「あら、そうなの?」

 

男子A「あ、はい。最初は確執が少なからずありましたけど、弦巻が動いて次第にそういうのが無くなった感じですね」

 

三鈴「確かにそんな感じだよね」

 

すばる「うん。それに何か問題が出たら、いつも解決するために動いてくれるし、クラスの皆のサポートに入ってくれたり支えてくれたりしてるし」

 

女子A「それに笑顔のために頑張ってる姿とか、平等に接する姿とかを見てると、差別だとかをするって考えにならなくなるしね。そもそも、それは駄目な事なんだけどね」

 

男子B「そうそう。自然と純院だとか混院だとか、関係なくなっちゃうよな」

 

女子B「そうだよね。皆で仲良く過ごす方が楽しいって気づかせてくれたって言う感じ?……かな。だから自然と仲がいいクラスになったよね」

 

皆から出てくる優心のいい言葉を聞いて、親として嬉しくなった。

 

心美「そう言ってくれると、親としても凄く嬉しいわね。これからも、優心と仲良くしてくれると嬉しいわ」

 

私がそう言うと、"もちろん"といった感じで頷いてくれたりした。

 

その光景を見た私は、愛ちゃんの後を追いかける形で、優心達の方へ向かった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~愛視点~

 

 

すばる達から逃げて優心くん達の方へ着いた。

 

ただ、着いた時に見た光景に目を疑った。その光景は、雁庵様とかぐやが話をしているからだ。私が目を疑ったのは、雁庵様が学校に来ているという事にだ。

 

前に、かぐやから新学期が始まった日の夜に電話がかかってきたと聞いた事があった。その後も夜に電話をしているとも教えくれてた。

 

私自身は雁庵様の印象は変わってはないが、かぐやが嬉しがってたり、二人の仲が良くなってるのなら別にいいかと思っている。

 

だけど、まさか学校に来るとは予想はしていなかった。

 

かぐや「あ、愛さん」

 

愛「え、えっと……、お久しぶり?ですか……雁庵様」

 

色々と考えてると、私に気づいたかぐやに名前を呼ばれ、咄嗟に変な感じに雁庵様に声をかけてしまった。

 

しかし雁庵様は、特に気にする素振りを見せてこなかった。

 

そのまましばらく話をしていた。話をして分かったことは、雁庵様は意外と娘に甘い感じだと分かった。

 

 

そうして時間が過ぎて、お昼になった。

 





男友達二人の名前は、男友達A➡️新川鋼(しんかわこう)・男友達B➡️古川樹(ふるかわいつき)です。

45話以前に男友達が出てきた話で"男友達A・男友達B"と表記してたり、優心の台詞に男友達と書いてた部分などを鋼・樹に修正しました。(変わってない箇所があったらメッセージなどを送って教えてくれたら幸いです)

設定集その1に、友人二人の名前とキャラ設定などを記載しました。

次回は、この話の続きの体育祭の書きます。
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