弦巻こころの兄が秀知院学園に通って過ごす話(完結)   作:春はる

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文化祭(奉心祭)の準備期間の話です。

では、本編をどうぞ。


第52話

 

優心がこころと樹と鋼の三人と、北高の文化祭に行った日から時間が過ぎていって、文化祭準備期間になった。

 

 

~優心視点~

 

 

今日は準備期間になってから、数日が経ったある日。

 

数日経って学校全体で文化祭の準備が着々と進んでいたが、つばめ先輩……文化祭実行委員会から生徒会から手伝いがほしいという要請がきた。

 

会長「明日にヘルプで来てほしいと、子安先輩が言ってきた」

 

優心「石上とミコだけの二人でも足りないの?」

 

会長「足りない訳じゃないみたいだが、弦巻は子安先輩の指名だ」

 

優心「指名ですか?」

 

会長「先輩曰く、委員会で話を進める時にどうしてもなぁなぁで進んで決まらない場合があるから、流れをズバッ!と止めたり、強引に指示や結論を出せる人が一人は欲しいと言ってきたからな」

 

会長の言葉に、俺は断らずに手伝いに行くことにした。

 

石上は面倒だと思って行くのを渋ってたけど、かぐやさんからつばめ先輩が文実の委員長だと聞いた瞬間に、"行きます!"と言ったから最終的に三人で行く事になった。

 

 

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~翌日・放課後~

 

 

~文化祭実行委員会・委員会室~

 

 

つばめ「それじゃあ、みんなアゲていくよー!ウェーイ!!」

 

「「ウェーイ!」」

 

俺とミコ以外の石上を含めた委員の皆がつばめ先輩と一緒に盛り上がっていた。

 

ミコ「弦巻先輩……私、このテンションに付いていけないです……」

 

優心「……無理して付いていかくてもいいと思うよ。他のメンバーが盛り上がってるし」

 

つばめ「それでは文化祭会議の方を始めます!まず前回お願いしてた、文化祭のスローガン案を持って来た人はいますか?」

 

ミコと話していると、つばめ先輩が委員会の会議を進行を始めた。

 

最初はスローガンの事についてに話すみたいで、案を持ってきた人達がどんどん発表していた。

 

ミコ「皆さん、悪ふざけしないで、真面目にやってください!」

と、スローガンの発表を聞いていたミコが机を叩きながら、そう叫んだ。

 

麗「じゃあ伊井野はいい案を持ってきてるの?」

 

ミコ「そ、それは……」

 

麗に聞き返されたミコは、あがり症が直ってないみたいで、周りの人の目線が気になっていた。

 

その間も麗からは色々と言われている。石上とつばめ先輩の方を見てみると二人で話をしてたから、助け船を出すことにした。

 

優心「つばめ先輩、スローガンについては最後に決めることにした方がいいと思いますよ。今決めると、ただただインパクトだけの良く分からない変なスローガンになると思うので」

 

つばめ「確かに今の所、純粋な感じのはないもんね。皆、もっと純粋にさ、私達がやりたい文化祭をそのまま言葉にしてみようよ!」

 

委員「つばめ先輩と弦巻先輩がそう言うならばそうですね」

という、文実の委員の一人がそう言うと、皆も頷いて理解してくれた。

 

その様子を、見たつばめ先輩は文実にきている質問に答えるという時間になった。

 

そこでは、価格設定の事と食材についての質問がきていて、文実の担当が答えて石上が補足するというやり取りをしていた。

 

まぁ、石上の補足で改善できるという話になり、次の質問になった。

 

つばめ「これが最後だね。……えっと、キャンプファイヤーの実施を望む」

 

ミコ「キャンプファイヤーやりましょう❗」

 

最後の内容をつばめ先輩が言うと、いち早く反応したのはミコだった。

 

ただ、ミコが"やりましょう"と言ったが、皆は乗り気じゃなかった。

 

委員「それは難しいと思いますよ。それこそ生徒会選挙の際に伊井野さんが言ってた事ですよ。条例も厳しくなり火災対策や治安の問題などで、自治体の許可が降りなくなったと」

 

優心(確かに難しい。……けど)

 

ミコ「それは、説得すれば」

 

麗「理想論を語るのはいいけど、それをやるのは誰なの?人手不足だから、伊井野達も駆り出されてるのに」

 

優心「……説得をやるのは、ミコでしょ」

 

ミコ「え?」

 

優心「説得に関しては、ここにいるメンバーだと風紀委員のミコかやるのがいい。これまでの風紀活動で地域住民から信用されてるから説得はできる。あと俺もサポートとして行くから」

 

麗「……弦巻先輩もですか?」

 

優心「うん。俺もミコの手伝いをしてるからね。その時に町内会長はじめ町内会の方々や、町内会の奥様方達と仲良くなってる。顔馴染みだから説得はしやすい」

 

委員「……なるほど」

 

優心「それに理想論を語って実行しようとする人間は、いた方がいいよ。皆が皆、一緒だったらつまんない文化祭になるからね」

 

俺がそう言うと、皆は黙ってしまった。

 

つばめ「じゃあキャンプファイヤーに関しては二人に任せるという事で。……優心くん、他にやっといた方がいいことがあったら言ってくれるかな」

 

優心「あ、はい。まず、価格設定と食材の件について。……石上と経理担当と安全管理担当の二人は、教師と一緒に話をして再検討をするように。そして最終的に文実と各クラスに決定事項を通達するように」

 

俺の言葉に、石上と担当の男子が返事をしてきた。

 

優心「そして、スローガンについては残りのメンバーで決めてほしい。……俺が言いたいのは、これだけです。つばめ先輩」

 

つばめ「分かった。じゃあ、それぞれ作業を進めて」

 

俺の言葉の後につばめ先輩も指示を出して、皆が動き出した。

 

優心「つばめ先輩。俺とミコは説得しに行きますね」

 

つばめ「うん。よろしくね」

 

優心「はい。……ミコ、行くぞー」

 

ミコ「あ、はい」

 

俺はミコと一緒に町内会の関係者に会うために、町内会が使っている建物まで向かった。

 

その時に何故か、麗がついてきたのは気になったけど、今は気にせずにいた。

 

 

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町内会に理解をしてもらい、次は学校周辺の住民に周知……説明をする事になった。

 

それは俺と麗とミコの三人でしていた。因みに麗もキャンプファイヤーをやりたかったみたいで、自分から説得しに俺達に付いてきたと言っていた。

 

 

そんなこんなで、近隣住民に説明を進めていた。

 

 

「よろしくお願いします!」

と、また一軒終わると、麗がミコに振り向いた。

 

麗「あと何件?」

 

ミコ「マンション含めたら32……」

 

麗「うわ、キッツ~……」

 

二人の会話を聞いていると、スマホにメッセージの着信があった。咄嗟に画面を見るとメッセージの差出人の相手はかれんだった。

 

かれん【今、エリカと各部の取材をしています。次に天文部の取材をしたいんですが、龍珠さんが怖いので抑えの役割をしてほしいです。すぐに屋上に来てください!!】

 

かれんのメッセージに呆れつつも、向かおうと思った。

 

ここで行かないでいると、かれんの態度が面倒になるからだ。

 

その為に、麗とミコに至急で他に頼まれた事が出来たからそっちに言ってくると伝えた。

 

二人は承諾して、"残りの住民への周知をやっておく"と自信満々に言ってくれたから、"よろしく"と伝えて屋上へ向かった。

 

 

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~屋上~

 

 

かれん「遅いですよ、優心さん!」

 

優心「いきなり呼んでおいて文句言わないでよ」

 

かれんの言葉にそう返しつつ龍珠の側に近づいた

 

優心「よっ!龍珠」

 

龍珠「……弦巻。なんの用だ?」

 

優心「俺は用はないけど、後ろにいるこの二人が用があるんだ」

と、かれんとエリカに指を指しながら、龍珠に教えた。

 

かれん「取材をしてもよろしいですか?」

 

龍珠「取材?お断りだ」

 

かれん「せめて、文化祭で何をするかだけでも……」

 

龍珠「決めてねぇし考えんのもダルい」

 

エリカ「か、かれん……!なんで龍珠さんを取材するの?この人の親は、ヤクザなんだから殺されるかも……」

 

かれん「だってヤクザの娘だよ。いいネタになるかと思って」

 

龍珠「聞えてんぞ、コラ。既にモロクソ失礼だし、それに親がヤクザだからって私が人を殺すわけないだろ!!……ブッ殺すぞ!」

 

かれん・エリカ「「どっち!?」」

 

優心「こら」

と、言って龍珠の頭にチョップをした。

 

龍珠「イテッ……なにすんだよ……」

 

優心「二人を怖がらせたら、駄目」

 

龍珠「こいつらが勝手に怖がってるだけだろうが」

 

優心「確かにそうだけど、それでもだよ。それが分かってる上で、さらに怖がらせてどうすんのさ」

 

俺はそう言って、両手をグーにして龍珠のこめかみ辺りをグリグリとした。

 

龍珠「痛い痛い!!!!」

 

俺は龍珠と関わってると、かれん達は俺達の方には目をくれずに会長と話をしていた。

 

優心(会長近くにいたんだ……)

と思いながら、頭から手を離してあげた。

 

龍珠「……ほんっと……いてーな……。頭がジンジンする……」

 

優心「ねぇ、龍珠。会長が作ってるあれって何?」

と、痛がる龍珠に会長の作ってるものを聞いてみた。龍珠は俺に睨み付けながらだけど教えてくれた。

 

龍珠「……あれは、歴代の会長達が毎年ゲリラ的に作ってるハリボテみたいなやつだよ。……私が知ってんのはそれぐらいだ」

 

優心「ふーん。……じゃあ、俺はやってた作業に戻るよ」

 

龍珠「私に言うなよ。あいつらに言え」

 

優心「龍珠が、俺の代わりにかれん達に伝えといてよ。他の仕事に戻ったって……。じゃーね」

と、龍珠に伝言をお願いして校内に戻る階段へ向かった。

 

会長「男らしくいく」

 

階段を降りる時に、ふと会長のそんな言葉が聞こえてきた。

 

優心(……男らしく……。何かしらの覚悟を決めたって事なのかな?……それが告白とかするって事なら嬉しいけど……)

 

会長の言葉にそう思いながら、ミコと麗の元に戻って残ってる仕事を手伝った。

 

 

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屋上でのかれんとエリカ、龍珠と会長たちとやり取りをしてから更に数日が過ぎた。

 

今日はA組でクラスの女子達に着せ替え人形にされていた。

 

女子A「うん。弦巻くんは執事姿が似合うね♪」

 

優心「……そう?」

 

女子C「愛は~?」

 

愛「うん。……似合ってるよ」

 

優心「そっか、ありがとう」

 

俺が着せ替え人形にされてた理由は、文化祭開催が近づいた頃に、俺だけまだ衣装を決めてなかったからだ。

 

衣装の採寸とかは結構前からやっていたから、あとはどの衣装を着るかという事だった。

 

それで、クラスの皆……特に愛を中心とした女子陣が、俺に似合いそうな数種類の衣装を俺に着させて、最終的に選ぶという話になっていた。

 

愛「じゃあ、優心くんは執事の衣装で決定ね」

 

そして今、愛の一言で俺が文化祭に着る衣装は執事の服になった。

 

俺が着る衣装が決まった後は、出し物……コスプレ喫茶の最終確認をしてから、帰ることになった。

 

俺と愛は一緒に帰ろうとしたが、その時にかぐやさんに声をかけられた。

 

かぐや「愛さん、弦巻くん。この後の予定はありますか?」

と、かぐやさんに聞かれたので、"予定ない"と伝えた。

 

俺と愛に予定がないと分かったかぐやさんは、"二人に別邸に来てほしい"と言ってきた。まぁ、予定がないし断る理由がないので、行くことを承諾した。

 

 

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~四宮家・別邸~

 

 

かぐや「二人とも、こういう柄のハンカチをどこかで探してきて欲しいの!明日までに!!」

 

別邸に着いてかぐやさんの部屋に入ると、いきなりハンカチを探してくれと言いながらハンカチの絵を見せてきた。

 

自分で書いたであろうそのハンカチの絵はかぐやさん自身が書いたみたいで、絵の側に説明文も書かれていた。

 

俺と愛はその絵を見てみたが、思った以上に凄い要求が書かれていた。

 

愛「要求がエグい」

 

優心「確かに……。かぐやさん、それを探すのは難しいと思うよ。水玉のハンカチで、水玉の柄の一つだけハートっていうハンカチないと思うよ。仮にあるにしても、明日までに探すのは難しいよ」

 

愛「そうだよ。もう夕方……というより、ほとんど夜だもん。これは業者に発注して作った方が早いと思うよ」

 

かぐや「それじゃあ、当日に間に合わないわよ!」

 

俺と愛の言葉に、そう叫んできた。俺の隣ではかぐやさんの言葉に、愛が少し考え込んでいた。

 

愛「これってもしかして奉心伝説のこと?文化祭……奉心祭でハートの形の物を送ると、永遠の愛がどうとかの……」

 

優心「そういうのあるんだ……」

 

愛「私もすばる達が話してたのを聞いた程度だから、詳しい事は知らないんだけどね」

 

愛が言った奉心伝説の事を聞いて、そういうのがあるのに驚いた。

 

愛「でもこれって、告白するって言ってるもんだけど」

 

優心「……かぐやさん会長が好きって事を認めるってこと?」

 

かぐや「えぇ、好きよ。会長の事が……」

と、顔を赤くさせながら、かぐやさんが会長の事を好きだと認めた。

 

その言葉を聞いた俺と愛は顔を見合わせた。

 

愛「やっと、かぐやが好きだって認めくれたよ。優心くん!」

 

優心「やったね、愛!いや~長かったね。認めてくれるまで……」

 

かぐや「あの!お二人は何故……奉心祭の、伝説の事を教えてくれなかったんですか?」

 

愛と喜んでると、かぐやさんがそう言ってきた。

 

優心「……そう言われても……ね」

 

愛「うん……。だって去年の時の私は、彼氏どころか好きな相手がいなかったし、そもそも四宮の使用人で恋愛どころじゃなかったもん。だから、興味という気にしてなかったよ」

 

優心「俺の場合は、恋愛相談はされたりしてたけど、俺自身にはそういうの縁がなかったから、そういうの気にしてなかったね」

 

愛「優心くんもそうなんだ」

 

優心「うん。それに今、愛と付き合ってるから、そもそもそんなの必要ないもんね」

 

愛「確かにね。付き合ってるから余計にそういうのは必要ないよね」

 

かぐや「……もういいです。二人はもう帰っていいですよ」

と、かぐやさんが言ってきた。

 

愛「あ、うん。……帰るけど、告白をするならストレートに告白をしてね。変にプライドを優先すると必ず後悔するからね。あと、必ず手伝うから言ってよ」

 

優心「俺も手伝うよ。だから、告白をする時は本当に後悔しないでね」

と、かぐやさんに伝えてから、俺と愛は家に帰った。

 

 

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~弦巻家・優心の部屋~

 

四宮別邸から家に帰った俺と愛は、すぐに晩御飯を済ませお風呂も入った。

 

お互いに寝る準備は済ませたので、俺と愛は自分の部屋で過ごしていた。

 

愛は自室に行く時に"すぐに寝る"と言ってたから、もう寝てると思うけど……と思いながら、俺も部屋に戻って寝ようとした。……が、スマホに着信があった。画面を見ると会長からの電話だった。

 

優心「どうしたの、会長?」

 

会長『……いや、弦巻に先に伝えときたいことがあってな』

 

優心「伝えたいこと?」

と聞き返すと、会長は少し深呼吸してから教えてきた。

 

会長『俺、スタンフォード大学に行くつもりなんだ。それで、合格通知表が届いて合格した。飛び級でスタンフォードに入学する』

 

優心「スタンフォードに行くんだね。それだと来年の今ごろはアメリカにいる事になるね」

と、そこまで驚かなかった俺は、会長にそう言った。

 

会長『そ、そうなるが、弦巻……なんか落ち着いてるな。もっとショックを受けるとか、動揺するとかを予想してたんだけど』

 

優心「三者面談の時に、会長が今まで以上の真剣な顔をしてたし、ただならぬ雰囲気を出してたから、大きい決断したのかなって思ってたんだ」

 

会長『……だから、そんなに驚かなかったってことか?』

 

優心「うん。それに永遠の別れって事じゃないし、会いに行こうと思えばいつでも行けるし」

 

会長『そうか……』

という、会長の一言で少し無言の状態が続いたが、一つ質問をした。

 

優心「さっき、先に俺に話すって言ってたけど、俺の次に話そうと思ってる人は誰なの?」

 

会長『あ、あぁ。四宮に話すつもりだ。それでだな……俺、文化祭で四宮に告白をするつもりだ。それで、四宮とスタンフォードに来てほしいと伝えるつもりだ』

 

優心「……マ、マジ?」

 

会長『お、おう。マジでそのつもりだが……』

 

俺は大学の事よりも、かぐやさんの事についての会長の言葉の方に驚きを隠せなかった。

 

優心(マジか~……。かぐやさんも告白するつもりだから、とうとう結ばれるか……。こりゃ成功するな)

と、驚きながらも、成功間違いなしと思ってしまった。

 

会長『弦巻は成功すると思うか?』

と、会長が聞いてきた。

 

多分、不安になってるからそんなことを聞いてきたんだと思うが、お互いに同じ心境になっているから大丈夫なはずだ。

 

優心「(ここは背中を押さないと)……会長。自信を持って自分の気持ちに正直になってかぐやさんに気持ちを伝えて。絶対に大丈夫。成功するよ」

 

会長『ほ、本当か……弦巻』

 

優心「うん。……会長、ここだけの話をするよ。他の人には言わないでね」

 

会長『……あぁ』

 

優心「かぐやさんの進路は、大学は決めてないけど外部進学をするつもりだよ。それに、雁庵さん……かぐやさんの父親も後押ししてくれてるから、大学の方も大丈夫なはずだよ」

 

俺がそう伝えると、会長の息を飲む音が聞こえた。しばらく会長は黙ったままだったが、"よし"と呟いてから俺に言ってきた。

 

会長『弦巻と話をして決心が出来た。しっかりと自分の気持ちを伝えるよ』

と言ってきたから、俺は応援しといた。

 

会長『因みになんだが、なんで弦巻は四宮の進路の事を知ってるんだ?』

 

優心「一応、かぐやさんとは同じクラスだし、三者面談が終わった後にかぐやさんに教えてもらったんだ。(実際はお父様から聞いたけど……)」

 

会長『なるほど、そういうことか。……取り敢えず、今日はありがとう』

 

優心「うん。当日頑張ってね」

と、会長に伝えてから電話を切った。

 

 

電話を切った後の、俺はベッドに潜って、目蓋を閉じて寝た。

 

 





次回は文化祭当日の話を書いて投稿予定です。
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