弦巻こころの兄が秀知院学園に通って過ごす話(完結)   作:春はる

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前回の後書きで遅くなると書きましたが、早く書きあがったので前回から一週間で投稿ができました。

今回は、バンドリアニメ第二期の第二話のロゼリアの主催ライブの話です。

ただし、ライブシーンは書いていません。ライブ前やライブ後などの部分を書いています。

そして最後の方にチュチュを登場させてますが、原作の口調が上手く書けなかったので、全然違う口調になっていると思いますので、ご了承ください。

では、本編をどうぞ。



第66話

 

 

~休日~

 

 

~優心視点~

 

 

会長達とボーイズトークをした日から、しばらく日が経ち休日になった。

 

今日の休日までのしばらくの間に色々とあった。

 

例えば、かぐやさんと会長が生徒会メンバーである石上とミコと千花に付き合ってる事を伝えて、千花がギャアギャアと叫ぶという出来事があった。

 

その後には、石上経由で校長からフランス校からの預かり物を受け取り、内容を確認をした。その内容は交流会の件での事だった。

 

なんでも前回はこちら側が主催したということで、今年は去年のお返しにフランス校が主催で交流会を開くのと、催し内容がダンスパーティーという内容だった。

 

その時に会長と千花が暗い顔をしていた。

 

会長は運動音痴なのは知っているから、暗い顔をするのは分かるが、でもなんで千花が暗い顔をするのかは分からなかった。

 

俺はそれに不思議に思いながらも、すぐに考えるのをやめて"ダンスパーティーに愛を誘おう"と思い、愛にすぐにスマホを出してメッセージを送った。

 

そしてすぐに返事がきて"OK"と返事がきたから、内心嬉しかった。

 

そんな日の帰り道に、リサから愛に主催ライブの件……、日時やチケット、ライブをやる会場などについての連絡がきたんだ。

 

 

そして今日の休日にロゼリアの主催ライブがあるので、愛と一緒にライブハウスへと向かっていた。

 

 

ーーーーーーーーー

 

愛と一緒にライブハウスへと向かっている間、今回の主催ライブの事で話をしていた。

 

ロゼリアがメインだけど、他のバンドも出るのでそのバンドの演奏も楽しみだ。

 

しかも今回はポピパも出演するとリサからのメッセージに書かれていたので、ポピパの演奏も凄く楽しみだ。

 

そして、今はライブハウスに向かっている。

 

愛「楽しみだよね。まさかポピパも出るとは思わなかったよ」

 

優心「確かに。他のバンドも出るのは知ってたけど、俺もポピパが出るとは思わなかったよ」

 

そんな感じで話をしていると、ライブハウスに着いた。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ライブハウスに入った。チケットは取り置きをしてくれてるみたいなので、俺と愛は自分の名前を受付に告げた。

 

受付の準備が終わった後はライブ会場に入り、ライブが始まるまで待っている時だった。

 

「弦巻先輩?」

と、後ろから名前を呼ばれたので後ろを見ると、香澄の妹の明日香だった。

 

隣にはメガネをかけた女子がいたので、"友達かな?"と思いながらも、先に明日香に声をかけた。

 

優心「あっちゃんだ。もしかして香澄に誘われたの?」

 

明日香「あっちゃんって呼ばないでください……!」

 

優心「え~いいじゃん。香澄も呼んでるんだからー」

 

明日香「駄目です!」

 

優心「香澄は"あっちゃんって呼んでいいよー"って、言ってたんだよー」

 

明日香「その呼ばれる本人が駄目って言ってるんですー」

と、顔を赤くしながら文句を言ってくる明日香に、そう言われた俺は"分かった分かった"と伝えた。

 

ちょっとした掛け合いが一区切りついた時に、愛に服を引っ張られた。

 

愛「ねぇ、この二人とは知り合いなの?」

 

優心「メガネをしてる子は知らないけど、隣にいる明日香って子は一歳年下で香澄の妹だよ」

 

愛「そうなの?……でも言われてみれば、確かに雰囲気とかが香澄に似てる」

 

優心「性格は違うけどね。明日香はしっかり者で真面目な性格だよ」

 

愛「そうなんだ」

 

俺は愛に聞かれた事を答えてから、メガネの子と話をしていた明日香に"隣の子は誰?"と質問した。

 

明日香「同じクラスで、友達の朝日六花です」

 

六花「朝日六花です!」

 

優心「弦巻優心です。よろしく、六花」

 

六花「は、はい……!」

 

明日香「それで弦巻先輩の隣にいる人も、教えて欲しいですけど」

 

明日香からメガネをかけた子を紹介してもらって、お互いに自己紹介を終えると当然だけど愛の事を聞かれた。

 

優心「えっと、俺と同じ学校で、彼女の早坂愛だよ」

 

愛「早坂愛です」

 

明日香「お姉ちゃんが言ってた弦巻先輩の彼女って、この人だったんだ」

 

優心「香澄から聞いてたんだ」

 

明日香「まぁ……はい。自分の事みたいに自慢してきたので、実際会ってそこまで驚かなかったですよ」

 

明日香の言葉に"そっか"と言ったのと同時に、愛と話してた六花から話しかけられた。明日香は愛と話を始めているのを横目に見ながら、六花との会話をした。

 

六花からの話は当然、今日のライブの事だった。六花は特にポピパファンらしく、スペースの閉店ライブのポピパの演奏を見てファンになったそうだ。

 

しかもわざわざ岐阜からそのスペースのライブを見にきたと、それで今はバンドをするために岐阜から上京して、羽丘に入学した事も教えてくれた。

 

俺も自分の事、秀知院に通ってる事とかこころの事を聞かれて答えたりした。

 

そうしてると、ステージの照明が明るくなり音楽が鳴り始めたので話すのをやめて、ステージを見る事に集中した。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~明日香視点~

 

 

六花と一緒にロゼリアがやる主催ライブを見にライブハウスへと向かっていた。

 

明日香「六花、大丈夫?」

 

六花「ま、まさか人混みに流されるなんて……。けど、もう大丈夫だよ、明日香ちゃん」

 

ライブハウスに近くなった辺りで六花が人混みに流されたので心配して声をかけると、"大丈夫"と返してくれた。

 

そうこうしている内に、ライブハウスに着いたので受付で一悶着があったけど、お姉ちゃんが取り置きしてくれてるチケットで会場内に入った。

 

中に入ると、入り口近くにいるお客さんに見覚えがあった。

 

明日香「(あの人は……)弦巻先輩?」

 

優心「あっちゃんだ。もしかして香澄に誘われたの?」

 

私がそう名前を呼ぶと、確かに弦巻先輩だった。けど、弦巻先輩の第一声が"あっちゃん"だった。

 

いきなりお姉ちゃんが呼んでくる呼び方で、私を呼んできたから、弦巻先輩にやめてもらうように強く言っといた。

 

その問答が落ち着くと、六花から話しかけられた。

 

六花「明日香ちゃん。仲良さそうだけど、どんな人なの?」

 

明日香「隣の女性は分からないけど、私と話をしてた人は二個上の先輩で弦巻優心さん。ハロハピのボーカルをしてるこころ先輩のお兄さんだよ」

 

六花「え、そうなの!?」

 

明日香「うん。因みにあの秀知院に通ってるよ」

 

六花「えっ!あの幼稚園から大学まである学校に!?……前に言ってた明日香ちゃんがいい大学行きたいって言ってたけど、もしかして秀知院の大学に行きたいの?」

 

六花にそう聞かれたけど、すぐに否定した。

 

明日香「それはないよ。弦巻先輩からはやめてた方がいいって言われてる。私的には慶鵬女子大学か四ツ葉女子大学のどっちかにしようと思ってるから」

 

六花「あ、そうなんだ。そこでも凄いと思うけど……」

 

六花の質問に答えた辺りで、弦巻先輩から六花の事を聞かれたので教えて、その代わりに隣にいる女性の事を質問した。

 

話を聞くと、お姉ちゃんから自分に恋人が出来たかの様なテンションで聞かされた彼女さんだった。

 

その事を伝えたりして話をした。

 

それで一区切りついた辺りで六花が弦巻先輩に話しかけたので、私は早坂先輩に話しかけた。

 

しばらく話をしていると、ライブが始まったの話を終えてライブに集中した。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~ライブ中・ポピパ終了後直後~

 

 

~優心視点~

 

 

六花「ポピパさんの演奏、いい演奏やった~」

 

俺の隣にいた六花がそう呟いていた。ライブ前にも語ってた通りに、相当な……筋金入りのポピパファンという事を理解した。

 

そんな事を考えつつも、俺は愛達三人に声をかけた。

 

優心「三人とも。あっちの壁側に移動しよう」

 

明日香「なんでですか?」

 

優心「次はロゼリア。つまりロゼリアのファンが一気に入ってきて余裕を持ってライブ見るのがキツくなるから」

 

そう説明をして壁側に移動したタイミングで、ゾロソロとロゼリアファンが入ってきた。

 

六花「凄い人の量……!」

 

ファンの人数に六花と明日香は驚いているのを見てから、ステージの方へ目を向けた。

 

その瞬間に、ロゼリアが登場し観客の歓声が響いた。

 

観客が静かになってからメンバー紹介に入って、最後にリサが友希那を紹介をした。

 

友希那「BLACKSHOUT」

 

リサからのメンバー紹介を受けた友希那は一礼してから、曲名だけを伝え、演奏が始まった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~ライブ終了後~

 

 

~ライブハウス入り口前~

 

 

~優心視点~

 

 

ライブが終わり、愛と明日香と六花の三人とライブハウスの入り口前でポピパが出てくるのを待っていた。

 

しばらくして、ポピパが出てきて六花がすぐにそばまで言って感想を言っていた。

 

その光景を見ていると、ポピパの後ろの方にライブ衣装を着ている友希那がいるのを見かけた。

 

優心「愛。あそこにいる友希那の所に言ってくる」

 

愛「うん、分かった。私は香澄達と話しとくね」

 

愛の言葉を聞いてから、俺は友希那の所に向かった。

 

優心「友希那、お疲れ。ライブ良かったよ」

 

友希那「それなら良かったわ。今日の演奏に問題とかあったかしら?」

 

「あなたが湊友希那さん?」

 

友希那にライブの感想を一言を言って、演奏とかの問題点とかを聞かれたので答えようとした時に、友希那を呼ぶ声がして声がした。

 

その為、声をした方を向くと、中々見ない形をしたヘッドホンをしている女子がいた。

 

友希那「誰?……優心はこの人知ってるかしら?」

 

優心「いや、俺も知らない」

 

友希那「……そう」

 

友希那に知らない事を伝えてから、目の前の子の制服を見てみた。

 

優心(着ている制服はセロシア。あの学校はインターナショナルスクールの女子校だから、この子は帰国子女って事かな……)」

 

俺がそんな事を考えてると、相手が名乗ってきた。

 

チュチュ「私、プロデューサーのチュチュと申します」

 

優心(プロデューサーなんだ。……ロゼリアをスカウトしに来たとかかな?まぁ、決めるのは友希那だけど、断るだろうな)

 

友希那の事だから断るだろうと思いながら二人の話を聞いてると、案の定チュチュはロゼリアをプロデュースする為にスカウトしてきたと話し始めた。

 

そしてチュチュの話を聞いた友希那はすぐに断っていた。

 

チュチュ「なぜ!?」

 

友希那「私達は自分達の力で頂点に行く。だから、プロデューサーは必要ない。……優心、私は楽屋に戻るわ」

 

友希那はそう言って、俺が頷いたのを見てから楽屋へと戻って言った。

 

チュチュ「~~~!!なんなのよ!……はぁ」

 

友希那が居なくなってから、目の前にいたチュチュが叫んだが、すぐにため息をついていた。

 

チュチュ「……それよりあなたは?ロゼリアのマネージャー?」

 

優心「違うよ。仲がいい友達。……あ、自己紹介してなかったよね。俺は弦巻優心です」

 

チュチュ「さっき言った通り、プロデューサーのチュチュよ。……マネージャーでは無いなら、あなたに頼んでも意味ないわ。また友希那に言うしかないわね」

 

優心「……自分でメンバーを集めてバンド結成したらいいんじゃない?」

 

俺がそう言うと、チュチュは"え?"という声をキョトンとした感じで出していた。

 

優心「そうすれば自分の音楽を奏でられると思うし、チュチュも楽器演奏するとか演奏が無理でもDJするとかでもいいと思うよ」

 

チュチュ「……」

 

俺の言葉にチュチュは少し考えこんだ。

 

チュチュ「まぁ、候補の一つとして覚えておくわ」

 

そう言って帰っていくチュチュに俺は一つだけ伝えた。

 

優心「……今の友希那は……ロゼリアはプロデュースとかは受けないのも覚えておいてよ。チュチュ」

 

その言葉に一瞬動きを止めたが、そのまま帰っていった。

 

 

チュチュの後ろ姿が見えなくなったのを確認してから、愛の方へ戻った。

 

愛の元に戻ると、ポピパは居なかった。一足先に帰ったと愛は教えてくれた。

 

六花と明日香は俺と愛の四人で帰ろうと思ってたみたいで、待ってくれてたみたいなので、お礼を伝えた。

 

お礼を言った後は駅まで向かった。

 

愛「友希那の後に話をしてた人は誰なの?」

 

歩き始めた辺りで愛からそう聞かれたので、プロデューサーの人でロゼリアをプロデュースしたいから友希那に声をかけてきた事を教えた。

 

他にもその時に話した事を愛に教えてあげた。

 

愛「そんな話をしてたんだ。……チュチュって名前、芸名とういうか活動名的なものだよね」

 

優心「多分ね」

 

六花「優心先輩!」

 

愛と話をしていると、六花が声をかけてきた。

 

優心「ん?」

 

六花「やっぱりポピパさんの演奏良かったですよね!」

 

優心「うん。ポピパらしくて良かった」

 

明日香「私はロゼリアが良かったです」

 

愛「私はどっちも良かったって思った」

 

六花「愛先輩は一つに選べない感じですか?」

 

愛「そうかも」

 

家に着くまでの道で、皆と今日のライブの感想を言い合いながら歩いた。

 

因みに、休日にロゼリアのバンド練習を見に行った時に主催ライブでの演奏についての気になった事や感想をロゼリアの皆に伝えた。





優心はチュチュとは初対面です。

ただ、チュチュの母親で世界的バイオリニストの珠手美羽(たまでみう)と知り合いです。

優心がチュチュの母親と知り合いの理由は、数回程度、誠心と心美が弦巻家でプライベートで会っている際に出会ったからです。

その際にチュチュとは出会ってませんので、今回の出来事で初対面という事です。


次回の投稿は遅くなるかもしれません。
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