弦巻こころの兄が秀知院学園に通って過ごす話(完結)   作:春はる

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お待たせしました。前回の続きです。

本編をどうぞ。



第74話

 

 

~放課後~

 

 

~優心視点~

 

 

朝、学校の屋上で会長と調査会社の人間についての話をしてから時間が経ち、放課後になった。

 

放課後になると、俺は愛と一緒に千花の元へ行き、空き教室で千花に四宮家の警備システム関連の話をした。

 

その際に千花は、なんで愛が四宮家の警備に一瞬とはいえ手を出せるのかという当然な疑問に思って、質問をしてきた。

 

千花の質問に、愛の事を教えると千花は納得してくれた。

 

納得している千花に、愛が四宮家の知っている内部情報をまとめた物を渡していた。

 

愛に話を聞くと、昨日の内に愛自身が知ってる情報……特に四宮本邸の見取り図と各派閥の情報をまとめといたそうだ。

 

それに千花は凄く喜んで、愛にお礼を言ってから手持ちの情報を見始めた。

 

しばらくして、千花は俺に声をかけてきた。

 

千花「優心くん。明日の放課後に時間をください。情報はこれで大丈夫ですので、どうやって助けるかを話しましょう」

 

優心「了解。愛も一緒に参加するよね?」

 

愛「勿論。かぐやの為だから」

 

愛の言葉に俺は頷いた後は、解散となった。

 

 

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帰りの道中に俺は、かぐやさん救出の件の事を考えて歩いていた。

 

優心(助けの話をする時に、お父様達が進めていた作戦を千花達に話すか。……帝に話そうと思ったけど、やめておいた方がいいかも)

 

帝は、会長がかぐやさんと付き合っているのを知っているから、会長が助けに動くのは理解している。

 

だから、帝は自分自身が進めている救出作戦を最終手段として認識している。

 

だとすると、多少なりとも俺達の方に手助け……かぐやさんが外に出るきっかけぐらい作ると思うから、帝には騒動についての話はしなくてもいい。

 

……そう思ったけど、念のための対策もしといた方がいいな。

 

優心(……千花達と話を終えた後にも雲鷹に話をしとこう。本邸のシステムに異常発生後に、かぐやさんが外へ出ていこうとしてなかったら、さりげなく誘導してもらおう)

 

そんな事を考えながら、愛と一緒に家へと帰った。

 

 

そして一日を終えた。

 

 

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~翌日・放課後~

 

 

~空き教室~

 

 

翌日、授業が終わり放課後になったので、俺は千花と愛の二人と空き教室にいた。

 

千花「それじゃあ、かぐやさんをどうやって助けるかの話をしましょう」

 

愛「……助けたとしてもその後のかぐやを守る方法も考えなくちゃいけない。助けたから、"はい、終わり"じゃ駄目だよ」

 

千花「そうですね。それも含めて考えなくちゃいけません」

 

優心「その助けた後の事で話したい事があるんだけど、少しいい?」

と、二人が話を始めたのを見た俺は、二人の会話に割り込んで伝えたい。

 

千花「どうしたんです?」

 

愛「うん、どうしたの?」

 

優心「かぐやさんを助けた後の事で二人に伝えたい事があるんだ。凄く大事なこと」

 

俺がそう言うと、すぐさま二人は"教えて"と言ってきた。

 

その二人を見た俺は、雁庵さんとお父様が進めていたかぐやさんを最終的に四宮家トップにする話を始めた。

 

修学旅行で曇鷹と話をしていた内容やお父様達と話をしていた内容など、事細かに伝えた。

 

俺も夏休みからずっと協力していた事や曇鷹とかぐやさんも知っていて、かぐやさんが当主に継げる時期になるまでは曇鷹が当主になる事も教えた。

 

それに、雁庵さんと曇鷹もかぐやさんがトップになる事を承諾して、遺言書にも四宮かぐやをトップにする事などを書いてあり、それを公正遺言書として役所で受理された事などを教えた。

 

俺が話し終わると、しばらく二人は黙ったままになったが、千花が口を開いた。

 

千花「……さっきの話で言ってましたけど、本当に四宮黄光と四宮青龍派閥の人間は知らないんですね?」

 

優心「勿論知らないよ。……四宮家で知ってるのは、まず発案者の一人である雁庵さん、曇鷹とかぐやさんだけ。弦巻家はお父様にお母様、俺の三人だけだよ」

 

千花「という事は、私達がすべき事はかぐやさんを外に連れ出して助けることだけですね」

 

千花の言葉に俺は頷いた。すると愛が声をかけてきた。

 

愛「……それは私も含めた生徒会メンバーやそれ以外の人達は知らないんだよね……?」

 

優心「うん、さっき言った人達だけが知ってるから、他の人は知らない」

 

愛「なんで教えてくれなかったの?」

 

優心「……まぁ、修学旅行の前までは完全に話がまとまってはなかったのが理由だね。まとまってからも、時期がくるまでは話さない方がいいと思って」

 

愛「いつどこで、誰に伝わるか分からなかったから?」

 

優心「まぁね」

 

愛「私にも言わなかった理由もそれなの?」

 

優心「うん。俺が愛に教えて、愛が他の生徒会メンバーに教えるとか、その逆もしかり。その教える過程で聞かれる場合があった。現に調査の人間がいるしね」

 

俺がそう言うと、愛が黙ってしまったが少しして"分かった"と渋々納得してくれた。

 

千花「私に護衛を付けたのは、それが理由だったんですね」

 

優心「あ、気づいてた?」

 

千花「そりゃ気づきますよ。……私の話は置いといて、かぐやさんを助け出す方法を話しましょうよ」

 

千花が護衛に気がついていたのを驚いたが、すぐにかぐやさんを助け出す話になったけど、愛が"待って"と言ってきた。

 

愛「話す前に一つ確認したい。……優心くん、四宮曇鷹は本当に協力してるんだよね?」

 

優心「本当だよ。じゃなきゃ、この話は無かった事になってるし、俺がここで話をしてないよ」

 

愛「……分かった。優心くんを信じるよ」

 

優心「ありがと、愛。……じゃあ気を取り直して、話をしようか」

 

愛の言葉に俺はお礼を言ってから、そう切り出して二人が頷いたのを見てから話をした。

 

 

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まず、会長と石上とミコの三人は今ここには居ないし話をしていないが、その三人を含めた生徒会メンバーと愛で、かぐやさんを助け出すという前提で話を進めた(当然だけど)。

 

優心「まず、愛は当然だけど四宮本邸近くまで行ってもらう事になるよ。警備システムをどうにか出来るのは愛だけだから」

 

愛「分かってる」

 

優心「で、本邸に近付くと四宮の使用人……黄光、青龍派閥の人間が追ってくると思うから、気をつけてね」

 

千花「なんでです?弦巻家が情報統制をしてる筈ですよね?」

と、俺の言葉に千花が質問してきた。

 

優心「いくら情報統制をしてたとしても、四宮の本拠地がある京都に行けば、四宮家の監視の目があると思うよ」

 

千花「あ~、なるほどです。……そうなると、長男か次男のどっちかが来たりしそうですね?」

 

千花の言葉に、俺は"多分、次男の方が来ると思う"と答えた。

 

愛「なんでそう思うの?」

 

優心「……黄光は家の事と、かぐやさんの事でどうにかしたいと考えてる筈だから、動かないと思う。次男は黄光の腰巾着と言われている」

 

愛「……長男が対処している部分以外を次男がしているってこと……」

 

愛の言葉に俺が頷いた。すると千花が声をかけてきた。

 

千花「じゃあ、私も早坂さんと一緒に行動をさせてください」

 

優心「どうして?」

 

千花「次男は女癖が悪く、問題が起きると常に金で揉み消してます。その女性問題で追い込みます。その方法は当日までに準備をしときますよ」

 

優心「分かった。……あとは、かぐやさん救出メンバーは、俺と会長と石上にミコになるか……」

 

俺がそう呟くと、千花が"その事で一つ提案がある"と言ってきたから、どんな内容か聞いた。

 

千花「まず、皆が各々連絡するより、共有できるアプリを使って連絡を取った方がいいと思うので、そのまとめ役をミコちゃんにやってもらうのは?」

 

千花の提案に、やれるものは全部はやった方がいいと思った俺は、二つ返事でオッケーを出した。

 

優心「じゃあ、かぐやさん本人を救出は男性陣でやるって事にして、より詳しい事は皆で話すって事で」

 

俺がそう言うと二人は頷いてくれたので、話は終了した。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

家に着いた後に、自室で俺は曇鷹にかぐやさんの本邸の外に連れ出しの誘導についてのメッセージを送った。

 

少ししたら曇鷹から"分かった"と一言だけの返事がきた。

 

その返事を見てから、愛とこころの所に行き晩ごはんまでの時間を潰した。

 

こうして一日が終わった。

 

 

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優心と千花と愛の三人が話をした日から、少しだけ時間が経ったある日。

 

 

~放課後・生徒会室~

 

 

~石上視点~

 

 

四宮先輩が居なくなってから半月、伊井野がストーカー被害まがいにあって少し日が経ったある日。

 

会長「四宮が居なくなってから、半月以上が経ったか……」

 

僕と伊井野が座っている生徒会室のソファーのすぐ近くに、会長が空を眺めながらそう呟いていた。

 

すると、いきなり着信音が響いた。どうやら会長のスマホに電話があったみたいだ。

 

会長「……!(四宮から電話!)」

 

会長が明るい顔になり、慌てて生徒会室から出ていった。

 

ミコ「あの電話って、もしかしなくても四宮先輩なのかな?」

 

石上「多分そうだと思う。会長の反応……特に表情を見ると嬉しそうにしてたから」

 

ミコ「やっぱりそうだよね」

 

伊井野はそう言って少し黙ったが、"あのさ"と声をかけてきた。

 

ミコ「……会長と四宮先輩って別れちゃうのかな……」

 

伊井野の発言に咄嗟に"いきなりどうした?"と言った。

 

ミコ「だって、四宮先輩って半月以上も学校に来てないんだよ。そうなると、二人の関係も上手くいかない感じがして……」

 

伊井野の言葉に僕は少し考えた。

 

石上(……半月以上、学校に来てない。あの四宮先輩が自分の意思で学校に来ないなんてありえない気がする。……だとすると家がそうさせてる?黒服の人間が連れ戻してたし)

 

伊井野「石上?」

 

石上「……もしかして、四宮家は二人を別れさせるのが目的かも知れないよな……」

 

伊井野「なんで、そんな考えになるわけ?」

 

石上「いやだってさ、昔からある家って古い考えっていうかそういったのがあるというか……。それに交流会後の黒服も有無を言わせずに連れていってたからさ」

 

俺がそう言うと、伊井野が黙ってしまった。

 

石上「……こういうのに詳しそうな人に聞いた方がいいかもな。さっきのは僕の勝手な想像だから」

 

伊井野「誰に聞くの?」

 

石上「パッと思い付くのは弦巻先輩や藤原先輩だけど、あまり生徒会室に来てないし、会っても忙しそうにしてるからその二人以外だな」

 

伊井野「……じゃあ柏木先輩は?生徒会メンバー以外で私達とよく話してた相手だから、聞きやすいと思うよ」

 

石上「じゃあ柏木先輩に聞くか」

と、僕が言うと伊井野はスマホを取り出して操作を始めた。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

伊井野が柏木先輩の連絡先を知ってたから、"聞きたい事がある"と連絡して柏木先輩に生徒会室に来てもらった。

 

柏木「それで聞きたい事って?」

と、柏木先輩が聞いてきたので、四宮先輩の事を聞いた。

 

四宮先輩が半月以上も学校に来てない。

 

でも、四宮先輩が自分の意思で学校に来ないなんてあり得ない筈だから四宮家が関係してるんじゃないか……、二人を別れさせようとしてるんじゃないかと思っている事を伝えた。

 

その上で、実際はどうなのかと質問してした。

 

柏木「そうだね……、四宮家はかぐやさんを別れさせようとしてるのは間違いないよ。……家が決めた相手と結婚させる為にね」

 

柏木先輩の言葉に、伊井野と顔を見合わせてしまった。

 

石上「……ほ、本当にそんな感じなんですか?家が決めた相手と結婚するってことが……」

 

柏木「本当よ。ああいった家はおじいちゃん世代が強くてね。資本力が強い相手との結婚とか、皇族と親族になって箔をつけたいとかね」

 

ミコ「……」

 

柏木「女の人を社交界の道具としか考えてないのよ。おじいちゃん世代達はそれが正しいと思ってるから。……男性中心の封建制は根強いよ」

 

石上「四宮先輩も……」

 

柏木「その認識で間違いはないと思う。……私だって翼が病院長の息子じゃなかったら、付き合ってなかった」

 

柏木先輩の説明と本音らしき独白に、僕と伊井野は何も言えなかった。

 

そのまま皆で黙ったままになってると、柏木先輩が口を開いた。

 

柏木「話は終わりみたいだし、私は教室に戻るね」

と、言ってきたから"分かりました"と言おうと思ったけど、一つだけ聞きたい事が出来たから質問をした。

 

石上「あの、弦巻先輩の家はどうなんですか?前に弦巻先輩の誕生日パーティーや家に遊びに行った際に、そんな事は無さそうに見えましたけど……」

 

柏木「弦巻家?……なんで弦巻家の事を聞くの?」

 

僕の言った事に、本当に"なんで?"という感じで聞いてきた。

 

石上「柏木先輩が言った家同士の結婚っていうものに、弦巻先輩が無縁な感じでしたし、実際はどうなのかと思いまして」

 

柏木「そういう事ね。確かに弦巻家はそういう家同士での結婚というのはしてないの。現に弦巻くんと早坂さんは惹かれあって付き合ったから、家は関係ない」

 

ミコ「なんで弦巻家は、古い考えじゃないんですか?」

 

柏木「元々、弦巻家の初代当主兼社長は女性で、"男だから"とか"女だから"を嫌ってた人。だから、自分がトップの会社を興して、男女の片方に偏る至上主義じゃないのを目指した」

 

石上「……それで、四宮家や他の名家が持つ古い考えを持たない、今の弦巻家になったって事ですか?」

と聞くと、柏木先輩は頷いた。

 

柏木「そう、だから男女関係なく交互にトップになり、現在は弦巻くんの父親がトップになってるって訳だよ」

 

柏木先輩の説明を聞いて、伊井野も質問も始めた。

 

ミコ「他の家が弦巻家みたいな考えになったら、どうなると思いますか?」

 

柏木「どうもならないと思うよ。今までのイメージがついてるからどんなに足掻いても、弦巻家の地位になることはあり得ないよ」

 

ミコ「そうなんですか?」

 

柏木「弦巻家はコツコツとそういったものを築き上げて今の地位になったの」

 

石上「問題起きると会社とか弦巻家の信頼とか信用とかは落ちますよね?」

 

柏木「それは落ちないと言えるわよ。弦巻家は問題が起きても必ず調査して即座に対応するし、一般人に影響が出た場合は謝罪やその時の状況による対応もしている」

 

ミコ「即座に動くってこと……?」

 

柏木「うん。だから、弦巻家の信用を落とすなんてあり得ないよ。むしろ逆、落とそうとする方が落ちるわよ」

 

柏木先輩は淡々と説明してくれた。

 

柏木「それも永遠と続くよ。優心くんとこころちゃんがいるし、その二人か片方が結婚して子供が生まれるとして、その子供も絶対弦巻家の考えを持つ子になるはずだからね」

 

その言葉に、"確かに"と僕は思った。

 

柏木「じゃあ、今度こそ教室に戻るね」

という、柏木先輩に頷いた。

 

そして生徒会室から柏木先輩が出ていって、しばらくはお互いに黙ったままになった。

 

石上「……そんな事、無いよな。あの四宮かぐやだよ。家の連中に丸め込まれるなんて……。弦巻先輩の状態になっててほしいよな……」

と、僕が一言だけ言っていたから、お互いに静かになってしまった。

 

ミコ「……ねぇ、石上。さっきの話で気になったんだけど、柏木先輩って何で弦巻家初代の事に詳しかったんだろう……」

 

石上「言われてみれば何でだろう。……別の日に他の人に聞いてみるか……」

と、簡単に話をした後に、生徒会室から出て、家へと帰った。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~夜~

 

 

~弦巻家・優心の部屋~

 

 

晩ごはんを食べ終わりお風呂も入り終わった俺は自室で過ごしていた。

 

そんな中、曇鷹からメッセージが届いたので、内容を確認した。

 

その内容が"かぐやが別れを告げた"事と"かぐやが兄貴の青龍に白銀にお金を渡す事を頼んで、青龍が白銀と接触した"という事だった。

 

優心(別れたというのは作戦通りだけど、お金を渡すとは思わなかった)

と内心で思いながら、どれくらいの金額が会長に渡されたのかを曇鷹にメッセージを送った。

 

するとすぐに返事のメッセージが来た。

 

内容を見ると、驚愕した。飲み物を飲んでたら吹き出してたかも知れなかった。

 

まず会長の手に渡った金額は10億円。

 

最初は、一千万円だったらしいが、会長が四宮雁庵の遺産から、相続されるのが1%だったらいくらなのかなどを言って、最終的に青龍に10億円を要求したらしい。

 

しかも、青龍のポケットマネーとのこと。

 

俺が驚愕した部分は、金額よりもその要求の仕方になんだけど、でもまぁ……流石は四宮かぐやの彼氏で生徒会長の白銀御幸だ。

 

優心(……会長が助けに動くとしたら、明日とかかな。受け取ったお金を使って助ける感じかも……。それにしても青龍から10億を取ったのは良かった)

 

青龍のポケットマネーはまだあると思うけど、いきなりの10億という出費は痛い筈だから、今後の騒動をポケットマネーを使って黙らせたり証拠隠滅をさせる行動を、ある程度は制限できる。

 

優心(まぁ、会長がどう動くのかは明日以降になってみないと分からないし、今日はもう寝ようかな……)

と思って、俺はベッドに入ろうとした時に、またスマホが震えた。

 

画面を見ると今度は会長からのメッセージだった。

 

メッセージ内容は、明日の放課後に四宮の事で話したい事があるから、生徒会室に集まってほしいだった。

 

優心(生徒会メンバー全員で助け出す方法を決める時に、四宮家の情報を言うと、集めた方法を聞かれるかもな。千花と愛にその辺りの事をどうするか話し合うか)

 

メッセージを読み終わって内心でそう考えてると、廊下から足音が聞こえて、ドアからノック音がした。

 

愛「優心くん、起きてる?」

 

優心「起きてるよ」

 

愛「入っていい?」

 

優心「うん、いいよ」

 

愛の言葉に答えて愛が入ってきたけど、入ってくるなりスマホ画面を見せてきた。その画面には、会長からのメッセージ画面だった。

 

愛の方にも、同じような文面であるかぐやさんについて話したい事が書かれていた。

 

愛「優心くんに会長からメッセージは届いた?」

 

画面を見せてきたままで、そう聞いてきたから、連絡が来たことを押してながらスマホを見せた。

 

愛「かぐやを助けるためになのかな?」

 

スマホを見た愛は、呟くように言ってきた。

 

優心「多分……いや、確実にそうだよ」

 

愛「……だよね」

 

優心「愛、一つ決めておきたい事がある」

 

愛「どんなこと?」

 

優心「千花も含めて三人で決めたい事だから、千花に連絡するから待ってて」

と、愛に言ってから千花に電話を掛けた。

 

少しして千花が出たからスピーカにして、千花に説明をしてから決めたいことを話をした。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

しばらくして決め終わったので、通話を切り寝ることにした。

 

そうして一日を追えた。

 





会長とかぐやさんの電話のシーンは、本小説でも原作と殆ど一緒の内容なのでカットしました。

次回も、早く投稿が出来ればしますが、今回同様に期間が開くかもしれません。

待ってくれたら幸いです。
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