弦巻こころの兄が秀知院学園に通って過ごす話(完結) 作:春はる
今回はアニメ三期最終回の武道館ライブの話と、劇場版ぽっぴんどりーむの本当に始めの部分で描かれていた武道館ライブ終了後の打ち上げ的なエピソードを書いています。
いつもと同じになりますが、ライブシーンなどは期待しないでください。
では、本編をどうぞ。
~優心視点~
温泉宿に行った日からあっという間に時間が過ぎた。
BanG Dream!チャレンジの結果が出て、決勝はポピパとロゼリアとラスの3バンドがやる事になった。
決勝の場所は武道館だ。
開場時間に間に合う様に愛と行くと、沙綾の家族の山吹家の皆を見つけた。
純「あ、兄ちゃんだー!」
沙南「ほんとだー。お兄ちゃんとお姉ちゃん!」
山吹家の皆を見つけると同時に、純と沙南が叫びながらやってきて、純は俺に沙南は愛に抱きついてきた。
二人の頭を撫でてあげてると、二人と沙綾の両親の千紘さんと亘史が近くにきた。
千紘「あら、優心くんもきてたのね」
亘史「お、優心も見に来たのかい?」
優心「千紘さん、亘史さん。……そうなんですよ。武道館でのライブで、知り合いの皆が出るから必ず見ないとって思って」
千紘「そっか。……それで隣にいる沙南が抱きついてる子は……?」
優心「あ、俺の彼女で、早坂愛っていいます」
千紘さんの質問に俺が答えると、千紘さんは愛に声をかけて話を始めた。
その後に武道館の観客席に入れるようになったので、観客席に向かった。
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~武道館・観客席~
観客席に行く途中に、デスギャラクシーのメンバーだったますきの父親とラーメン銀河の店主をしている女性と、宇崎空さんを見つけた。
俺は、山吹家の皆を観客席に先に行ってもらってから、愛と一緒に三人の所へ向かった。
店主「お、
優心「あ、はい」
三人に近づくと、ラーメン銀河の店主から先に声をかけられた。
俺は、店主から優坊と呼ばれている。
初めて会った時は坊っちゃんなんて呼んできてたから、流石にそれは嫌だったから呼び方を変えてとお願いすると、優坊と呼び方に落ち着いたんだ。
でも、ますきの父親と宙さんは普通に"優心"と呼んでくれてる。
そんな事を考えながら、店主とますきの父親の二人に愛の事についても聞かれつつ、色々と話をして一区切りついた時に、宙さんから声をかけられた。
宙「優心。年明けにグアムで開催するチャリティーフェスのSave the Dreamに来るか?」
優心「あ、はい。行く予定ですよ。うち……弦巻家もそのフェスに関わっていますし、関係者や出演者の方々には挨拶をしに行かないといけませんから」
宙「……それと、あごあしまくらはどうする?」
優心「それは、今回もいつも通り弦巻家の自費で賄うので、俺とかに使う分の金額はフェスの運営費やらチャリティーの活動やらに回してください」
宙「分かった。そういう事で話を進めておく」
優心「あ、あと、今回はお父様の代わりに俺が行く事になったので、その事も関係者の方々に伝えてもらえますか?」
宙「珍しいな。大体は父親の誠心だけか、二人で来たりしてたのにな」
優心「将来、代理とはいえトップを継ぐので、経験として出来る物を今から少しずつやってもらうと言われたんで」
宙「そうか。じゃあその事も含めて伝えておく」
優心「お願いします」
宙さんにお願いしてから、自分の所の観客席に愛と向かった。
観客席の所に行くと、有咲の祖母とおたえの母親もいたので挨拶もしつつ話をした。
他にも愛とグアムのフェスについて話をした。愛も来るかどうかの話などをしばらく話をしていると、ライブが始まる事が知らされた。
一番最初に演奏をするのはポピパで、二番目はラス、三番目はロゼリアの順番だった。
演奏の順番を確認していると、ポピパの皆が武道館の中心にあるステージで掛け声を掛け合っているのが聞こえた。
そその声が聞こえて俺と愛も含めた観客の皆もやった。
そしてポピパからのライブが始まった。
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~3バンド演奏終了後~
ポピパから始まり、ラスとロゼリアも演奏をやり終えて決勝での結果が発表されるのを待っていた。
愛「ポピパとラスも凄かったけど、ロゼリアが凄かったね。演奏の所もステージ上にろうそくを持ちながら行く所とかロゼリアの世界観が出てたよね」
優心「だね。……それにポピパの曲とかも……」
と、三バンドの演奏や曲などの感想を言い合ってると、結果が出たそうなので、ステージを見た。
ちょうど三バンド全員がステージ上に出ていて、少しして一人の女性がステージに向かっているのが見えた。
優心「……あれはオーナー?」
愛「オーナーだね。今回の大会に関わってた感じなのかもね」
オーナーがいた事について一言二言ぐらいを話をすると、オーナーが結果を発表した。
グランプリはロゼリア。
ステージ上ではロゼリアが喜んでて、ラスとポピパ……特にラスは落ち込んでる感じに見えた。
けど、オーナーは続けて発表をしたので聞いてみると、パフォーマンス賞はレイズアスイレンで、ベストバンド賞はポピパという事が発表された。
オーナー「皆、いいライブだった」
優心「……オーナーらしいな」
と、結果を聞いた俺は小さく呟いて、ステージ上で喜んでる皆を眺めてた。
そしてオーナーがステージから降りると、ギターとベースのメンバーは自分の楽器を持ち、ドラムとキーボードは一つだけ出てきたのが見えた。
愛「もう一曲する感じだね、優心くん」
優心「そうだね。……新曲かもね」
香澄「もう一曲、聞いてください」
と、愛と一言だけ会話をすると、香澄がそう言って来たからすぐに耳を傾けた。
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~ライブ終了後~
愛「最後の曲、凄く良かった!」
優心「本当にね!あの曲、好きかも」
愛「それ私も分かる。皆、それぞれ歌った曲も良かったけど、3バンド全員で歌った最後の曲が一番好きかもしれない」
二人で感想を言ってると、近くを歩いていた純と沙南が話しかけてきた。
純「なぁ、兄ちゃん。ポピパ良かったよ」
優心「確かにね。沙綾も楽しそうに演奏してたしね」
沙南「お姉ちゃんもライブ良かったよね」
愛「ポピパの曲とかも良かったと私も思ったよ」
そんな感じで、千紘さん亘史さんとも感想を言い合いながら武道館の外に出た。
外に出ると、スマホが震えたから画面を見ると、香澄からのメッセージだった。
内容を見ると、この後ギャラクシーで打ち上げをやるからギャラクシーへ先に言ってて欲しいという事だった。
今回のポピパとロゼリアとラスだけではなく、ハロハピとパスパレとアフターグロウも参加する事も書かれていた。
そのメッセージを見た俺は愛に伝えて行くか確認をした。愛は即答で"行く"と答えたから、香澄に行く事を伝えた。
千紘さん達の山吹家の皆と武道館前で分かれて、俺と愛はギャラクシーへ向かった。
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~ライブハウス・ギャラクシー~
ギャラクシーに着いて中に入ると、ギャラクシー店長の美子さんが打ち上げの準備をしていた。
美子「あれ、優心くん?どうしたの?」
優心「ポピパの香澄からこの打ち上げに誘われたんです。それで先に行っててと連絡があって、ギャラクシーに来ました」
美子「あ、そうなんだ。それなら、打ち上げの準備を手伝ってくれない?皆が来るまでに終わらせたいから、いい?」
優心「勿論、手伝いますよ」
二つ返事で打ち上げの準備を愛と一緒に手伝った。
その最中に愛の事を聞かれて、彼女だと教えると美子さんは驚いてたが、俺に彼女が出来た事に喜んでいた。
そうこうしている内に準備が終わり、少し待っていると皆がやってきて打ち上げが始まって、それぞれ話を始めた。
こころ「お兄様!」
優心「こころ、今日の幼稚園でのライブどうだった?」
こころ「皆を笑顔に出来たから、ライブは大成功よ!」
優心「流石、こころだね」
と、俺はこころと話を始めた。
しばらくここりと話をして、こころが他の所に行くとチュチュがやってきた。
チュチュ「……あなたの忠告通りだったわ」
優心「と言う事は、ラスはバラバラになりかけたって認識でいい?」
チュチュ「……そうよ」
優心「でもさ、バラバラになりかけたけど、皆がなんとか繋ぎ止めてくれたから、今バンドを続けられてメンバーがいる」
チュチュ「そうね。それに私一人で突っ走って周りを見てなかった……」
優心「別にリーダーが突っ走るのが全部が全部悪い訳じゃないよ。ハロハピとポピパがいい例だと思う。……せめて皆が同じ方向を向いてれば、バンドが出来れば何があってもなんとかなると思うから頑張ってね」
俺がそう言うと、チュチュは友希那の方へ行ったから、俺はポピパが集まってる方へ向かった。
レイヤ「あごあしまくらは、出してくれるって話だったよね」
香澄「あご……あし?」
優心「あごは食事代、あしは交通費でまくらは宿泊費の事だよ」
レイヤの言葉にピンと来ていなかった香澄達ポピパに意味を教えてあげながら、レイヤ達の会話に参加した。俺の説明に有咲が"業界用語で説明すんなよ……"と愚痴ってた。
皆が話してた内容はグアムのチャリティーチャリティーフェスのSave the Dreamについて話をしていたそうだ。
チュチュ「ロゼリアは出ないの!?」
と、チュチュの声が響いてから、ここに集まってる6バンド全員がグアムのチャリティーフェスとロゼリアがFWF関係のライブについての話になった。
ロゼリアはフェスが開催される日がFWF関係のライブが重なっており、フェスに出れない為に辞退をするという事にしたと、友希那が言っていた。
チュチュは蘭に少し煽られてはいたが出る事にしているそうで、残りのポピパはまだ決めてないという事だった。
優心「ポピパも宙さんから出て欲しいって頼まれたの?」
沙綾「そうなんです。私達ポピパとラスとロゼリアに声が掛かりました。……それで出るかどうかを話してた所なんです」
優心「それでどうするの?」
と、俺が聞くと、ポピパの皆は一言二言を話をして行く事を決めて、"行く"と宣言した。
俺は"そっか"と呟いた後に愛に声をかけた。
優心「愛は、どうする?ロゼリアの方のライブを見るか、俺と一緒にチャリティーフェスの方に行くかどうする?」
愛「……ん~、やっぱりロゼリアのライブ行きたいかな。……ずっと一途に一つの大会に向けて頑張ってたロゼリアの姿を見てみたいから」
優心「オッケー。じゃあ俺はグアムに行くってことで」
と、愛と確認をすると、香澄が誰よりも早く話に食いついてきた。
香澄「優心先輩!優心先輩もグアムのフェスに来るんですか?」
と、香澄を筆頭に皆が凄く気になると言わんばかりに見てきたから、色々と説明をいた。
そもそも、グアムで開催されるチャリティーフェスのSave the Dreamには、弦巻家が関わっている事とそのフェスには必ず弦巻家の人が行って関係者や出演者の人達と会っている事を教えた。
そして、今回は俺がお父様から頼まれて弦巻家代表みたいな形で行くという事も教えた。
愛はその事も知っていたが、愛は愛でロゼリアのライブの事も気になっていたの、ついさっきどうするかの確認をしたという事も皆に伝えた。
その事に皆は"へぇ~"となっていた。
りみ「それじゃあ、優心先輩は舞台袖とかで会うかもしれないって事ですか?」
優心「そういうことになるかもね。でも本番の演奏もちゃんと見るからね」
香澄「じゃあ頑張ってる所を見ててくださいね!」
優心「うん。応援してるよ」
そんな感じで話をしていると時間が過ぎていき、凄く濃かった一日が終わった。
次回はぽっぴんどりーむの話を書いてもいいんですが、1話丸々を劇場版の内容を書ける程の技量もないです。
それに、そもそも優心がガッツリ物語が介入する程の展開はないので、映画はほぼ原作のままなので書く必要はないと判断したので書きません。
その為、次回は一気に話を飛ばし、秀知院学園卒業式の前後の話を書くつもりです。
ただし次回が最終回ではなく、次回を入れてあと3話か4話ぐらいは続きますので、もうしばらくお付き合いしてくれたら嬉しいです。