ハイスクールD×D〜白龍皇になった赤龍帝 凍結中 作:ドラGW
誤字報告等あったら感想で教えてください。後アドバイスももらえると嬉しいです。
第一話 私と俺は憑依したみたいです
レイヴェルside
「うーん...」
私はイッセーさまと次元の狭間にあいた穴に吸い込まれて気づいたら、見たことのない天井が目の前にありました。どうやら私は見知らぬ部屋のベッドで寝ていたようです。
とりあえず体を起こしてまわりを見渡してみようとしてみるといつもと体の勝手が違い何故か倦怠感を感じましたがなんとかベッドからでて見るといつもより視点が低く近くにあった姿見の前に行くと...
「な、なんですかこれは...」
そこには髪の色が銀色であること以外が私の幼少期の頃のような姿に似た姿が映っていました。これはどういう事なのでしょうか。まさか過去に戻った影響で体が小さくなったわけではないでしょう。何故なら髪の色が違うのだから。
「...ならこれは過去の世界の誰かに憑依したと考えればいいのでしょうか?」
でもここまで私に似ているとそう言う事でも無いような気がしますし...。いやそんなことよりイッセーさまは大丈夫でしょうか。
「っ!」
私がイッセーさまのことを考え始めた瞬間に急に頭が割れるかとと錯覚するくらいの痛みが私の頭を襲いました。痛みが収まると私の中に私の知らない記憶がありました。多分それはこの体の持ち主の記憶でしょう。
「私の名前はレイヴェル・ルキフグス...ルシファー家に仕える悪魔...」
私は自分の記憶を思い出すようにつぶやく。
ルキフグスと言えば最強の『女王』と言われているグレイフィアさまと同じ名前…。なるほどだから私の髪はグレイフィアさまと同じ銀色だったのですね。そしてグレイフィアさまとは違い未だにルシファー家に仕えているという事ですか。私はそこで考えることをやめて着替えて私が仕えている方の所に向かいましょう。
――――――――――――――――――――――――
コンコンと私は扉をノックし
「お早うございますルシファーさま。お部屋に入ってもよろしいでしょうか」
と挨拶しました。
イッセーside
俺は過去に戻った...んだと思う。俺は目を開けるとボロボロな天井がすぐに目に入った。ここはどこだろうと少し体を起こすと急に胸のあたりが紅く光だしそこから紅いチェスの駒が飛び出してどこかへ消えてしまった。俺は唖然としていてそれが『
「うぐっ!」
ここがどこなのかを把握するために起き上がろうとすると身体中が痛くて蹲ることしかできなかった。俺は服をめくって腹をみるとそこには青いあざがたくさんあるのを確認した。なんでこんなにあざがあるのかわからなかったけどなんとか痛みに耐えて立ち上がってまわりを見回すとあまり綺麗とはいいにくい部屋だった。俺はどうやらこの部屋の床に横になっていたようだ。痛みが強くて気がつかなかったけどいつもより視点が低い?どういうことだろうかと周りを見ると姿見がありその前にたって姿見をみると...
「お、おいこれはどうことなんだ」
そこにはダークカラーが強い銀髪で蒼い目をしたまるで俺の死んでしまったライバルのヴァーリ・ルシファーを彷彿とさせる子どもの姿が映っていた。
「っ!」
そう思った時に急に頭が割るような痛みに襲われ意識を手放した。
――――――――――――――――――――――――
あれから1ヶ月近くたった。あのあとに起きた時に俺はヴァーリの小さい時の記憶があった。この体は子どものときのヴァーリのものだったみたいだ。そりゃヴァーリを彷彿とさせるよな。だってヴァーリ自身なんだからさ。俺は多分ヴァーリに憑依してるようなものなんだと思う。でもこの体にはヴァーリの意識はないみたいだ。
『正直俺にはお前の話は理解できないがこの体や神器の中にもそれらしい意識はないぞ』
いまのはアルビオンだ。俺はこの1ヶ月で『
親には神器のことはかくしてある。何故なら俺の体にあったあざは父親による虐待が原因だとわかったからだ。まあこれはヴァーリの記憶からなんだけどな。だから俺はヴァーリの父親とはできるだけ接触しないように気をつけている。もしかしたらリゼヴィムの野郎もいるかもしれないがいまの俺ではかなわないことくらいわかっている。だから俺はルシファー家から出たいと思ってる。出来るなら俺に仕えてくれているレイヴェル・ルキフグスっという女の子も連れて。正直俺は最初彼女の名前がレイヴェルで見た目もレイヴェルに似ているということから、俺の知っているレイヴェル・フェニックスなのではないかと思ってそれとなく探ってみたけど、どうやら彼女はレイヴェルの記憶はないようなので俺の知っているレイヴェルではないのだろう。それでも彼女はレイヴェルのようにやさしい娘なのでこんなところで生活して欲しくはない。そういえばそろそろあの子が俺の部屋に来る頃かな?
俺がそう思ったタイミングでコンコンと扉をノックする音のあとに
「お早うございますルシファーさま。お部屋に入ってもよろしいでしょうか」
と言う声が聞こえた。俺はそれに対して
「ああ、構わない」
と答えた。